blood_cloak
2015年02月05日
催眠耳奴隷~メイドのご主人様調教~
2014年12月に発売されたサークルblood_cloakの作品。
2013年に引き続き2014年も夏以降に新規サークルの参入が絶えなかった。
コミケで触発されたのか、単に偶然なのかはわからない。
だが聴き手としては製作者が増えるのは嬉しい限りである。
もっとも、まともな催眠音声を作れるサークルに限っての話だが。
この作品は屋敷に仕えるメイドに拘束されて耳を弄ばれる。
メイドが耳かき棒を咥えているから耳かきされまくるのだろうと思いきや
ほとんどが耳舐めや耳いじりで耳かきらしき行為はされていない。
まあ調教と耳かきは属性的に相反するものだから仕方あるまい。
催眠はまず彼女の目を見ながらキスをする。
それから「安心してください。何も怖い事なんてありませんよ。」
みたいなことを手足を拘束しながら何度も言っていた。
随分と荒唐無稽な催眠導入であるな。
これで心身をリラックスさせることなど到底できまい。
私はこの段階でこいつが催眠音声じゃないと確信した。
お次は体がエッチな熱さに侵されるとか
彼女の声を聞いていると気持ちが良くなるなどのセリフを言ってくる。
どうも先ほどのキスと拘束で深い催眠状態に入ったことになってるらしい。
言い回しも催眠の技術を考慮しない稚拙極まりないものばかりであった。
これで本当に彼女の言う通りになったら精神科にでも行った方がいい。
それから唐突に彼女と聴き手は一心同体だと言い
強力なエフェクトをかけながらそのことを何度も何度も刷り込んでくる。
いつものボリュームで聞いていたら頭が痛くなるほどの強さであった。
最後にこちらの耳がチンコやマンコであると断じて終了する。
エッチは耳かきに即して舌を使いながら耳垢を取っていく。
つうても普段よく聞く耳舐めと大差ない。
舐めっぷりがちと激しく感じたくらいだろうか。
それを1分くらいの間隔で左右に位置を切り替えながら延々とやってくる。
当然のように暗示は一切登場しない。
耳舐めが20分くらい続いたところでカウントダウンが始まる。
10カウントを全部で5回、最初の4回は普通に数えて1でストップ。
最後の1回は1カウントごとに舐めてる様子を実況していた。
0カウントの瞬間に左右同時に耳舐め音が鳴って絶頂を迎える。
この作者は催眠の入門書すら読んでないのだろうと思えるくらいにひどい作品である。
催眠に関する根本的な部分が破たんしてるし
進め方も滅茶苦茶で聞けたものじゃない。
ならいっそエロボイスとして役立てようかと考えたがそうもいかない。
下手に催眠音声の真似をしているからこれっぽっちもエロくないのだ。
エッチでのプレイが耳舐めや耳いじりに終始してるのもそうだが
内容がひたすら左右にちゅぱちゅぱするだけのワンパターンなのもある。
一応耳舐めは2種類のちゅぱ音を使用してくれているものの
大した淫語も無しにそれだけを聞かされたところで誰も興奮などするまい。
私は心身共に一切勃起することなく終わりを迎えた。
久しぶりに金返せと思った超絶核地雷作品である。
処女作なんで私もそこまで大きな期待を抱いていたわけじゃあない。
だがいくらなんでも催眠にすらなってないのはまずいだろう。
諸君に同じ思いをさせないために徹底的に叩かせていただいた。
出演:柚木桃香
時間:64分
属性:M
催眠:☆☆☆☆☆
エロ:☆☆☆☆☆
コスパ:☆☆☆☆☆
総合:☆☆☆☆☆
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