MASOINWASH
2013年11月04日
湖のサキュバスのマゾ犬調教催眠
2013年11月に発売された、サークルMASOINWASHの作品。
「新規サークルの1作目は地雷」
私の中でそんな脳内ルールが定着しつつある昨今だが
サキュバスによる調教でことね様と、色々無難な印象がしたので買ってみた。
独自性を打ち出したところでほぼ成功は見込めないのだから
それならこういう型にはまったジャンルの方が買う側としては安心感がある。
元々エロボイスを作っているサークルだから
さすがにノイズがひどくて聴けないとかは無いだろう、そんな見込みもあった。
内容はサキュバスによる言葉責めと寸止め。
題名にある「マゾ犬」など相手を貶める言葉を投げかけられながら
射精できない苦しみに悶えることになる。
催眠はリラックスからイメージにつなぐ無難なパターン。
イメージは予想通り湖に行くことになる。
そこで霧に包まれて意識を失いながら、サキュバスのいる夢の世界へ行く流れだ。
導入パートの最後の最後、1回のカウントダウンのみで催眠にかけてくる。
そこでトランス状態に入れなかったら基本的にはアウトだ。
その後の深化パートは負け犬根性を植え付けてくるだけだから
特に催眠を深化させるような感覚は受けなかった。
エッチは罵声と寸止めで焦らしに焦らして最後に1回射精することになる。
サキュバスが汚い言葉を使って色々と罵ってくるのだが
よく聞いてみると同じ表現を何度も使いまわしていることに気付く。
特に序盤で「お前は私に射精を管理されて、許可無しではイけない」
みたいな内容を2分以上かけて2回連続で説明されたのには閉口した。
寸止めはお姉さんの声に合わせてチンコを扱くのと
カウントに合わせて扱くので2パターンある。
プレイの時間はそれなりに長いから、暴発しないように気を付けてほしい。
カウントでの寸止めは一定のリズムで数えるだけではなく
色々なタイプがあるのはなかなか面白い。
ことね様の演技は素晴らしかったのだが
それ以上にスクリプトの粗が目立つ作品である。
残念ながら私はトランス状態に入れなかった。
序盤に「人間の男はサキュバスには勝てない」と言っておきながら
エロでは「女に負けるなんて情けない」とサキュバスは言ってくる。
内容に矛盾が発生しているのは、流れを重視する催眠音声には致命的だ。
「催眠なめんな」とまではさすがに言わないが
もっと頑張ってほしいと切に願うところである。
出演:紅月ことね
時間:67分
属性:ややM~ドM
催眠:★★☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆
総合:★★☆☆☆
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