LovelyTune
2014年06月05日
玩具実験室(星野ゆん)
2013年10月に発売された、サークルLovelyTuneの作品。
星野ゆん氏が運営に関わっているサークルであるな。
ゆん氏はロリ系の声でファンの多い声優である。
しかし今回はあまりロリロリせずにやや大人っぽいお姉さんを演じられている。
この作品はエッチなおもちゃの試作品を体験する。
乳首2種、チンコ1種のアイテムが登場してそれを順番にお試しするわけだ。
他の催眠音声だとYanh氏のヴァーチャルSM催眠に似たシチュだが
こっちは痛めつけるのではなく純粋に気持ちよくなるように作られている。
器具を扱う割にはプレイも雰囲気もソフトでとっつきやすい。
お話は今回行う実験の説明から始まって同意を得た後体にローションを塗る。
最中に言ってくる「体が温かくなる」とか「リラックスする」みたいなセリフを受け入れて
作品の雰囲気に浸る心構えを身に着けていくのだ。
導入や深化をしてからエッチを楽しむような催眠音声とは明らかに違う作りである。
エッチは乳首にはめてから指でいじられている感覚を思い浮かべたり
同じく乳首を舐められ、チンコを舐められる気分を器具によって味わう。
器具の形状、材質、作動した時の動き方、受ける感覚をお姉さんが言ってくれるので
その場の様子や快感をイメージしてこちらも気持ちよさを得るわけだ。
器具を動作させてからはリアルなモーター音が鳴るのも臨場感が出ていて良い。
いずれも後半になると刺激の強さが上がったり変化するシーンが登場する。
最後はお姉さんと複数の助手に囲まれて全身をそれらの器具で犯される。
といっても暗示はほとんどなく左右からモーター音が聞こえてくるだけだから
よほどの妄想力がない限りこれを聞いただけで射精はできないだろう。
それよりもモーターがえらく心地よくて私はむしろ眠くなってしまった。
まあ催眠音声ではないな。
お姉さんのセリフの内容が催眠を意識しているのはよくわかるのだが
別段こちらを催眠の世界へと引きずり込もうとはしてこないし
実験によって得られる感覚も植え付けるのではなくこちらに任せている。
だが実験風景に関する描写はどれも細かくわかりやすい。
途中で催眠音声らしく2回ほどカウントを数えたりもしてきた。
暗示の入れ方自体はきちんと考えて行われているし
作り手にある程度のレベルの催眠音声を作れそうな技量を感じる。
この作品では深い催眠状態に持っていく必要がないからそうしなかったってところか。
ちょっと変わった作風を持つエロボイスである。
作品テーマやストーリーは面白かったから
まっとうな催眠音声ではないことを理解したうえで聞く分には楽しめるだろう。
出演:星野ゆん
時間:55分
属性:ノーマル~ややM
催眠:★★☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★☆☆☆
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