KUKURI

2017年08月11日

夢の終わりに

夢の終わりに

2017年06月に発売されたサークルKUKURIの作品。

KUKURIにしては珍しく人外の出てこない作品だ。
しかし援助交際を女性の立場で聞くとは面白い。
同じ行為でも男と女では見方が随分変わるからな。
ドM向けのエッチじゃないだろうと予想しつつとりあえず聞いてみた。

この作品は星野美亜なる女子になりきりエッチする。
なんでも入れ込んでるバンドがいてチケット代を稼ぎたいそうだ。
その程度のものならバイトで済ませればいいのにな。
まあ色んな男を相手にすれば自分を変えられるとでも思ったのかもしれない。

催眠は鉄球のイメージ→凝視法→深呼吸と脱力→深化と女体化の順に進む。
鉄球のイメージは寝たまま両腕を天井に伸ばし少しの間維持する。
そこへ手のひらに鉄球が乗ってるイメージをさせて重くしようって寸法だ。
準備運動だから重さを感じなくても気にすることはない。

凝視法は天井の一点をしばらく見つめ合図で目を閉じる。
KUKURI作品の序盤に必ずと言っていいほど出てくるやつだ。
その後に瞼が開かなくなる暗示も入れてトランスに入った気分にさせてくれる。

脱力は両足→両手→両肩の順に暗示を復唱しながら意識を向け
深化は腹→両手→両足→体全体の順に光で照らされるイメージをする。
現代っぽい言い回しも少し入ってるが土台は古典だな。
深化をもうちっと入念にやったほうがより万人向けになると思う。

女体化は美亜の容姿をイメージしてから
胸→尻→腰→喉仏→髪の毛→肌→全身の順にそれぞれ5カウントを数えて体を変える。
そして最後にマンコやクリトリスの感度をちょこっと上げて終了だ。
サークルの過去作で聞いた技法ばかりでちと面白味に欠けるが効果は見込める。

エッチはたかしなるスーツ姿の男とホテルに行き1時間くらい責められる。
汗臭い体が好きらしく足の指や腋の下を美味しそうに舐めてた。
まあちゅぱ音は入ってないんで吐き気がするほどひどくはない。
ほとんどのセリフを美亜視点で実況するのもある。

触手プレイなどとは違い絶頂シーンがえらく少なく
その代わり感度上昇の暗示をこれでもかってくらい入れてくる。
女性を完全受け身にしたのも聞きやすさを優先したのだろう。

足舐め、乳首舐め、腋舐め、ローター責めと続いて彼女がイきそうになったとこで寸止めし
イラマチオっぽいフェラを少しやって口内射精、それからバックと騎乗位のセックスに励む。
序盤のプレイがちと珍しいが以降は概ねよくあるやつだな。
人間同士のエッチではっちゃけたことをするのは無理があるから仕方あるまい。
ひとしきりやった後10カウントダウンで1回だけドライ絶頂する。

いつものKUKURIに比べると大人しい作品だ。
催眠はごく普通だしエッチも取り立ててハードなことはしていない。
そしてドラマパートやエッチが最初から最後までちと重苦しく感じた。
エッチをそのまま楽しむってよりは若い女性の苦悩や葛藤を身近に味わうことを見越してる。
結局は好みの問題なんだろうがもうちっと明るくしてもよかったんじゃなかろうか。

ってなわけで満足感はまずまずであった。
女体化作品で聞くものが少なくなってきたときに検討するといいだろう。

出演:西浦のどか
時間:120分
属性:ややM

催眠:★★★☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★☆☆


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2017年06月20日

露出レッスン

露出レッスン

2008年07月に発売されたサークルKUKURIの作品。

痴漢レッスンとほぼ同時期に出ためちゃめちゃ古い作品だ。
KUKURIは催眠音声サークルの中でも最古参で未だに新作を出し続けてる。
最近のはファンタジー色の強いものばかりだが当時は疑似体験モノが多かった。
30分で聞ける手軽さに引かれて今さらながら紹介する。

この作品は用事があって家に来た妹に催眠をかけられる。
主人公が何か隠し事をしてるのが気になり最近習った催眠の実験台にするって寸法だ。
つうても催眠は今のものとは随分違ってえらく短い。
いくらKUKURIの作品でも5分程度しかない催眠でトランスに入れる人はそうそうおるまい。

催眠はカウントによる深化→女体化と進む。
目の前に出されたペンダントを凝視し20カウントに合わせて目を閉じ
追加の10カウントダウンで深化の暗示を入れる。
そして好きなアイドルの体にこちらの心が入るイメージをするだけだ。

まあなんだ、深化はともかく女体はこれだとさすがにきついわな。
女体化の技法が確立されてなかったのもあるんだろうがいくらなんでも短すぎる。
多少リラックスできた程度でエッチを聞く羽目になった。

エッチは夜の公園をイメージしおっぱいやマンコを晒してオナニーに耽る。
女体化で体をいじる指示が出るのは珍しいな。
それと並行して体が熱くなる暗示と感度が増す暗示を小まめに入れる。
催眠部分はいい加減だったのだがこっちは丁寧でなかなかによい。
それだけに催眠をもうちっと頑張ってほしかったと悔やまれる。

オナニーで一回絶頂した後はライバルの女性が現れバイブで責めてくる。
女体化の対象が人気アイドルってことでそれを汚すシチュにしたかったのだろう。
プレイをしながら短いカウントを何度も数え十分に高まったところで絶頂指示が出る。

良くも悪くも古い作品だ。
誘導の技術からエッチの展開までKUKURIっぽさがよく出てる。
でも時代が進んだ今となってはどうにも味気ない。
トランスにも入りにくいしバーチャル体験には程遠い感覚で聞くことになるだろう。

あと妹の声とエッチパートから入る主人公の声がよろしくない。
催眠は落ち着けるようにトーンを下げてぼんやり話しかけるのが定石だ。
それを破って幼さを出す声を徹底してる。
もしトランスに入れたとしてもエッチの序盤で自然に解けてしまうだろう。

ってなわけでとりたてて薦められる部分はなかった。
根っからのKUKURIファンでもない限りこれよりも新しいものを聞いたほうがいい。

出演:夕凪音
時間:28分
属性:ノーマル

催眠:★☆☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆

総合:★☆☆☆☆


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2017年03月24日

えくすぺりえんす 妹レズ体験

2008年9月に公開されたサークルKUKURIの作品。

催眠音声が今の賑わいを見せる少し前に作られた大変古い作品だ。
女体化オナニーと妹とのレズプレイを順に楽しむ。
当時は催眠音声もまだメジャーとは言えなかったしユーザーも驚いたんじゃなかろうか。
何はともあれ無料ってことで今更ながら聞いてみた。

この作品は土偶や古鏡を扱う妖しい店で催眠をかけられる。
主人公には好きな女性がいてプレゼントを買いに来たそうだ。
そしてオルゴールの音色をきっかけにずるずると引き込まれていく。
まあ高い壷とか買わされることはないんで普通の催眠音声とさして変わらない。

催眠は深呼吸→オルゴール→分割弛緩→イメージによる温度上昇→女体化と進む。
オルゴールは2分近く実際に曲が流れ店員が眠くなる暗示を入れる。
音楽がもたらす効果はトランスに通ずるものがあるし取っ掛かりとしてなかなかに良い。
でも音催眠っていうほどこれを使ってもないのは昔の作品だからだろう。
分割弛緩は左手→両足→頭の順に重くなると何度も言っていた。

温度上昇は光の玉に手を差し伸べて掴むイメージをする。
その際に頭の中だけで手を上げさせ体と意識を切り離していた。
女体化が幽体離脱っぽい内容なのを考慮してのことだろう。
ほどほどの熱が感じられると思う。

女体化は舞台を好きな女性の家に移し彼女の中に入り込む。
現在の女体化よりずっとあっさりしていてどうにも感覚が掴みにくい。
目の前の鏡で容姿を確認しておしまいだ。

エッチはオナニー→妹とのレズプレイと進む。
オナニーは胸、乳首、マンコを順にいじり9分後に10カウントダウンを数えて絶頂する。
店員の感度強化暗示以外に女性の喘ぎ声も結構流れてた。

レズプレイはキス、乳首舐め、クンニ、貝合わせを順にこなす。
こっちも妹がしゃべったり喘ぐボイスドラマに近いものだ。
催眠音声で登場人物にしゃべらせるのはよくないのだがプレイの様子はわかりやすい。
11分くらいイチャイチャしてから10カウントダウンで絶頂する。

初期の女体化催眠って感じの作品だ。
古典催眠の技法と作品の世界に沿ったイメージで落としてくれる。
催眠はKUKURIの持ち味が出ていて結構うまい。
反面エッチはセリフや喘ぎ声に違和感を覚えた。

でも私のように催眠音声を色々聞いてる者からしてみればなかなかに興味深い。
こういう作品を試行錯誤しながら製作し、ユーザーから意見をもらって成長してきたのだ。
催眠を楽しむ限りは問題なく使える。
オルゴールをもうちっと上手に使ってればより良くなったかもな。

ってなわけでまずまずの満足感が得られた。
何より無料なんで軽い気持ちで聞いてほしい。

出演:大山チロル
時間:39分
属性:ノーマル~ややM

催眠:■■■□□
エロ:■■□□□

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http://www.melonbooks.com/index.php?main_page=product_info&products_id=IT0000116914


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2017年01月07日

ブラッドアイズ~聖女セレナ~

ブラッドアイズ~聖女セレナ~

2016年08月に発売されたサークルKUKURIの作品。

巫女のメス化をテーマにした新シリーズだ。
製品の中に次回作の予告がひょっこり入ってたんでしばらく続くのだろう。
KUKURIの作品は名前がまるで違っても世界観を共有してる場合がある。
国や登場人物をいちいち設定し使い捨てるのももったいないからな。

この作品は聖女セレナが性欲に負け堕落する。
彼女は男女との性交はおろかオナニーすらできない禁欲生活を送ってる。
しかし神殿の近くでセックスを覗き見てしまいムラムラするって寸法だ。
これだけいい体を持ってるのにオナニーすら未経験とはけしからん女性であるな。
まあ女体化音声なんで結局は彼女になりきりエッチするわけだが。

そういや言い忘れてた。
この作品は三部構成になってて私はまだ一部しか聞いてない。
というか時間があまりに長くて全部聞いたとしてもまとめられる自信がない。
二部と三部は聞いてのお楽しみってことにさせてくれ。
幸いなことに催眠と女体化は全部一緒だ。

催眠は凝視法→深呼吸→復唱による脱力と深化→女体化と進む。
凝視法は天井を見つめて彼女の瞼が重くなる暗示を聞く。
KUKURIでは必ずと言っていいほど出てくる技法なんで大して書くこともない。
軽く疲れさせたほうが目を閉じた時にリラックスしやすくなるってくらいか。

復唱による脱力と深化は両足→両肩の順に脱力し
直後に腹→両手→両足→体全体の順に光を浴びて暖かさを感じる。
これらをすべて彼女が言ったセリフに続いて口に出す。
めんどくさい場合は心の中で呟くだけでも問題なかろう。
脱力具合が良好だからか意識のぼやけをそれなりに感じた。

女体化は扉の先にある世界に進みセレナと心臓の鼓動を重ねる。
それからいつの間にか抱かれてる赤ん坊を眺めながら
乳房→お尻→ウエスト→喉仏→髪の毛→肌→体全体の順に1回1回カウントを数えイメージする。
普段のKUKURIに比べると強引さが目だってあまりよろしくない。
ここよりも次に入るドラマパートのほうがセレナになりきるのに適した内容だった。

エッチはしばらくオナニーに没頭し、その様子を見ていた見習い巫女のクロエに犯される。
彼女にチンコはついてないんで乳首責めと手マンが主なプレイだ。
プレイの実況と感度上昇の暗示をバランスよく配置し絶頂しやすく進める。
オナニーシーンは乳首を開発してるなら胸くらいはいじるのもいいかもしれない。
30分くらいイチャイチャした後10カウントダウンで絶頂する。

女体化からのレズものとしては普通の作品ってところだ。
エッチよりも催眠に力点を置き女体化できるように誘導する。
第一部のエッチはKUKURIとは思えないほど甘いがハードなものも後々出るらしい。
今後への期待を膨らませるプレイと考えれば満足できる内容である。

催眠は善く言えばオーソドックス、悪く言えば没個性だ。
大手のレベルがこのところまた上がって独創的な誘導が増えてる。
KUKURIほどのキャリアがあるならもうちっと捻った催眠を聞かせてくれてもいいはずだ。
編集ミスが二箇所ほどあり作りの粗さも気になる。

ってなわけで普通の満足度であった。
時代が進んだせいか古いサークルほど時代に取り残されてるように感じる。
漫画家も絵柄が古くなると売れないらしいし、現状に満足せず向上心を持ち続けてほしいものだ。

出演:分倍河原シホ
時間:210分
属性:M

催眠:★★★☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★☆☆


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2016年12月26日

RE-PRIVATE LESSON~義姉調教~

2011年07月に公開されたサークルKUKURIの作品。

KUKURIが公開している数少ない無料作品の一つだ。
毎度おなじみ女体化がテーマなのだが他の作品と違う部分が随分と多い。
無料の女体化作品自体が相変わらず少ないんで紹介しておく。

この作品は義弟のアキラが最近勉強している催眠術の相手をする。
主人公と彼は普段あまり会話をしないらしい。
まあ男としては義理の家族とはいえ年頃の女性が同じ家にいたら気になるわな。
最終的にエッチな展開に持ち込んでいるところを見ると異性として好きなんだろう。

催眠はいきなり彼の姉になると前暗示を入れられ10カウントダウンする。
色んなタイプがある女体化音声の中でもここまで唐突なのは珍しい。
そして直後に自分が女になったことを軽く確認させる。

お次は凝視法→深呼吸→イメージ+カウントによる深化の王道展開だ。
弛緩を入れていないのはエッチである程度体を動かすからだ。
最後の深化は階段を降りるイメージをしながら10カウントを3回数える。
お決まりのやり方だしKUKURIなんである程度の催眠には入れるだろう。

エッチは乳房をいじり、乳首をいじり、マンコをいじる。
前の2つはともかく股間を実際にいじれと言われる女体化音声はそうそう無い。
チンコをいじらないよう会陰部あたりをマッサージするのがよさそうだ。
アナルの方が膣に近いが衛生上の問題であまりおすすめできない。

そしてアキラはプレイをする指示を出しながら3、5、10カウントを刻んで何度も感度を上昇させる。
乳首をいじるシーンからは彼にいじられているのをイメージさせてもいた。
わざとイメージにしたのはそのほうが聴き手に都合がいいからだろう。
セルフでありイメージプレイでもある変わった趣向をしている。
最後は10カウントに合わせて0を連呼し絶頂する。

奇想天外と言うのが相応しい女体化作品である。
術者が弟、開幕に女体化を行う、セルフプレイがあるなど独自の要素がいくつもある。
それ以外の催眠誘導やエッチの暗示の入れ方は至って普通なんだが
これらがあるからえらく新鮮に感じた。

しかしどれもニッチなんで楽しめる人が限られるきらいもある。
最後のセルフなんかは無茶振りもいいところであるな。
まあそういったところも込みでの無料なんだろう。
アキラの声は中性的だから聞くこと自体は問題ない。

ってなわけで普通の女体化作品に飽きた人向けの作品だ。
それ以外の人はもう少し鍛錬を積んだ後に聞いてみて欲しい。

出演:狭霧京
時間:50分
属性:ややM~M

催眠:■■■■□
エロ:■■■□□

ダウンロードはこちらから
http://b.dlsite.net/RG07897/archives/1463392.html



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2016年10月31日

FOURSIS

FOURSIS

2009年02月に発売されたサークルKUKURIの作品。

現在のKUKURIはファンタジーやら和風なストーリーを扱う作品をよく作っているが
設立当初はチカン、露出といったフェチズムを題材にした作品が多かった。
こいつもその一つで女装に着目している。
物珍しさと時間の手ごろさが気に入ったので聞いてみた。

この作品は男子校に通うアキラに保険医の春香が女体化催眠をかける。
何でもアキラは男よりも女に近い可憐な少年でクラスメイトに目をつけられてるらしい。
彼が登場した時点で既にセーラー服を着ている設定だ。
女装したくないキャラにこの手の催眠をかけても無意味だから適正を持たせているわけだ。

催眠は簡易的な漸進的弛緩法→凝視法→深呼吸を絡めた分割弛緩と進む。
前の2つはカウントに合わせて力を入れたり目を閉じ
分割弛緩は両手→両足→頭→首→背中→足首の順に力を抜く。

準備運動のつもりなんだろうがこれらをたったの8分でやろうとしているのはいただけない。
リラックスさせるためにやってるのだから時間に余裕を持たせてのんびりやるべきだ。
やり方は問題ないのだが組み合わせ方でちと損をしている。

お次は10カウントに合わせて深化し、続いて3カウントを4回数える。
後ろの3カウントはそれぞれに女装用の衣装をイメージするよう言われ
その中から好きなものを選んで手を伸ばし掴む動作までする。
そして掴んだ衣装を抱えたまま30秒ほどの沈黙が入る。
逆算法や沈黙法を作品に合わせてアレンジしているわけだ。

最後は選んだ衣装を着るのと同時に女の子になる様子をイメージする。
しかし変化させるのは胸とマンコだけで女体化と呼ぶには色々不足している。
アキラが元から女っぽいから端折ったのかもしれんが
聴き手がみんなそうとは限らないわけで、他の部位や内面も変化させるのが無難だろう。
古い作品特有の粗さや配慮の不足がそれなりに見られる。

エッチは最初は春香に胸やマンコを指と舌で責められ
途中からは男の子をイメージし彼とセックスをする。
春香をふたなりにしなかったのは変態チックなプレイにしたくなかったのかもしれない。
ともあれ、今のKUKURIからは想像もつかないほどのプレーンなものばかりだ。

そういやエッチに入る前に感度強化と称して5カウントを14セットも数えていた。
数え終わった後に軽い暗示を入れているんだがどうにも心に響かない。
そんな暇があるなら催眠を深めるとかシチュを描写するとか他にやればいいのに。
ここだけは蛇足に思えてならない。

春香とのエッチは責めながら乳首に熱を感じる、股間に快感が走ると暗示を入れていく。
相手が女性だからかすんなり受け入れられてえらく心地いい気分が味わえた。
淫語やちゅぱ音がほとんどないのに興奮できるのが催眠音声の面白いところだ。
ただし喘ぎ声だけはプレイ中にアキラが何度か漏らすシーンがある。

その後の男の子とのエッチも春香の暗示とアキラの喘ぎ声を聞きながら雰囲気に浸る。
処女設定が無くアキラが素直に感じてるんで普通の男女のセックスに近い。
ここでも5カウントダウンを合計10セット数えて感度上昇を頑張っていた。
最後は中出しかと思いきや自分でクリトリスをいじって絶頂する。

発売された当時の視点で見るならなかなかの作品である。
催眠誘導は定番の技法を手順に沿って丁寧に繋ぎながら進めているし
エッチはノーマル向けのあまあまなプレイで揃えている。
女装モノなんだからもうちっと変態的な要素が登場すると予想していたのだが
催眠に取り入れてるくらいで他は至って普通だった。

だがこれだけ名作が出揃っている現在ではどうにも厳しい。
個性と呼べるのはテーマの女装くらいでそれ以外はあっさりし過ぎている。
催眠はもっと技法を絞って密度を高めるべきだし
エッチもプレイのバリエーションを増やしすぎて中途半端感が漂っている。
結局は女装を活かしたプレイをしてなかったのが問題なんだろうな。

ってなわけでイマイチな作品であった。
内容が悪いっていうより有料なのに没個性なところが引っかかる。
女体化作品を一通り聞き終えまだ何かを求めているのなら聞いてみるのもいいだろう。

出演:桃華れん
時間:41分
属性:ノーマル

催眠:★★☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★☆☆☆☆

総合:★★☆☆☆


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2016年08月12日

百鬼撩乱~怪の章~

百鬼撩乱~怪の章~

2012年01月に発売されたサークルKUKURIの作品。

お札を使って戦う退魔少女になる作品だ。
つうても派手なバトルは特にせずほのぼのした雰囲気を持っている。
命を懸けて戦うのは端から見るもので自分じゃやりたくないものだ。
エッチで襲ってくる妖怪も敢えて小物にしている。

この作品は天津ミツハなる女の子になり垢舐めに全身を舐められる。
彼女が所属する学園で最近妖怪による事件が多発してるらしく
神社の家系を継ぐ彼女が封印を手伝うって寸法だ。
妖怪は昔の書物で出てくるものの所詮は空想の産物に過ぎない。
イメージ力を高める催眠には打ってつけのテーマであるな。

催眠は全身に力を入れてから抜く運動を3回繰り返し
案内役のお姉さんが語る神社の祭りに参加するイメージをする。
時間が夜だから提灯に明かりが灯りしばらくすると花火まで打ちあがる。
なんてことない風景だがリラックスさせる暗示をちょこちょこ忍び込ませている。

その後は奥にある大きな行灯の前に行き火車なる妖怪と戦う。
ミツハになる前の準備運動ってところか。
つうてもうちらがやるのは2回頭を下げ、2回手を叩き、最後に1回頭を下げる動作と
お札を投げつけて封印するイメージくらいのもんだ。
最後に10カウントダウンを数え行灯の火を消すと共に深化の暗示を入れる。

本作の催眠はストーリー形式になっていて中に結構多い種類の技術が込められている。
いちいち説明すると字数が無駄に増えるんで流れだけを説明した。
この内容なら中程度くらいのトランスには無理なく入れるだろう。
KUKURIの他作品よりも物語の舞台を強くイメージさせている。

深化後の女体化はミツハと心身を融合させ階段を下りる。
10カウントダウンの1つごとに体のパーツが女性になっていることや
膣とクリトリスが敏感になる暗示を入れていた。
ちと強引にも思えるがイメージ力がある程度高まってるのを見越してこうしたのかもしれない。

エッチは垢舐めに風呂場で襲われ全身を舐められる。
唇、口の中、両脇の下、乳房と乳首、腹と臍、足の指の間、尻穴と内部、膣とクリトリスの順だ。
ミツハを気持ちよくするっていうより垢を舐め取るプレイだわな。
お姉さんがプレイを実況し何度か感度強化の暗示を入れてくる。
実際に舐める音はまったく鳴らなかった。

汚い部分も積極的に舐めてくるんでちと人を選びそうな内容である。
だがイメージはしやすくだんだんと気恥ずかしくなってくる。
シチュに悶える部分も持ったエッチとでも言えばいいのだろうか。
性的快感はそこそこなんだが舐められた部分がピリピリしてくすぐったく感じた。
純粋な気持ちよさとは何かが違う。

絶頂は乳首舐め、臍舐め、クンニで1回ずつある。
最後の1回が直前の感度強化もしっかりしていて最もイキやすかろう。

KUKURIらしい独自の世界観を持つ結構優れた作品だ。
神社や妖怪退治をちゃんと催眠にも反映させている。
まったく関係ない技法で誘導するとキャラになりきらせる部分を他に用意する必要が生まれるし
両方同時にできるのならそうしたほうが聞き手にとってもありがたい。

エッチはエッチで舌に犯されるプレイに終始している。
レズプレイの中でも一際ソフトなんでドMには物足りないだろう。
女性が舐められたら恥ずかしがる部分を徹底的に責めてるのが良い。
催眠もエッチもイメージ力を引き出すアプローチを心がけていた。

ってなわけで私は満足できた。
触手とかのハードな女体化作品が苦手な人はこのへんから聞いてみるといいだろう。

出演:葉市憂
時間:97分
属性:ややM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


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2016年06月29日

リリムの悪戯~贄少女~

リリムの悪戯~贄少女~

2016年06月に発売されたサークルKUKURIの作品。

KUKURIお得意の触手プレイが登場する作品だ。
しかも今回は触手がぎっしり詰まった壷の中に入り全身を愛撫される。
聞いたことないプレイだったが同人マンガやCG集で似たものを見かけたってことは
それなりの需要があるのを見越して投入したのだろうな。
ドMホイホイな内容だしKUKURIなら大丈夫だろうってことで聞いてみた。

この作品は謎の女性に催眠をかけられて別世界に行きリリムなる子悪魔に触手壷責めの刑を受ける。
催眠パートの途中でいちじくを食べるシーンがあり
それが彼女の上司の逆鱗に触れて滅茶苦茶にされるって展開だ。
つうても快楽漬けなんでうちらにしてみればご褒美だわな。

そういやサークルが音声を聞くときに毛布を用意してくれと言っていた。
触手壷の臨場感を出すための演出らしい。
布団くらいならみんな持ってるはずだし手元に置いておくといいだろう。

催眠は凝視法→深呼吸→分割弛緩(復唱)→いちじくを食べる→女体化と進む。
凝視法は天井を見つめて視神経が多少疲れたあたりに目を閉じ
意識を額に向けたまま目を開けるように言われる。
やってみればわかるが人間は額に目線を向けた状態で瞼を開けられない。
それをいかにも彼女の言う通りになったと錯覚させるのが狙いだ。
失敗したときのフォローもされてて抜け目ない。

分割弛緩は胸→両足→両腕→両肩の順に彼女の言った暗示を復唱する。
これらを一通りやった後に同じく光に照らされて温かくなる暗示も入れていた。
暗示の入れ方が軽めなんで効果もそこそこであるな。

いちじくを食べるシーンは草原にある小高い丘に生えてる木からもいでいただく。
この木を管理してるのがリリムだ。
腕浮揚の暗示を入れていたのを見ると深化後の確認が目的だろう。
いちじくは始まりの果実と呼ばれていて食べると女体化するらしい。

女体化は右手を心臓の上に置いて全体像をイメージ
それから5カウントダウンに合わせて尻→ウエスト→喉仏→髪の毛→肌→体全体の順に変化させる。
生まれ変わるってよりは変化させるタイプの女体化だわな。
最後におっぱいやマンコの感度を上げて終了だ。
KUKURIらしい隙のない良い催眠であった。

エッチは丘の近くにある神殿に移動し触手壷に入る。
何でもこの壷に生贄を捧げると願いが叶うらしい。
その材料に主人公が選ばれたって寸法だ。

触手壷の中にはピンク色の媚薬が満ちていてまずはそれを楽しむ。
足から入り膝や太もも、腰、腹や胸、肩に至るまで浸かり
それらの様子を描きながら体が火照る、感度が高まると丁寧に入れていた。
事前の催眠がしっかりしてるからだろうがとにかく体が熱くなる。
感度の方は触手プレイが始まった後に実感できるだろう。

触手プレイは最初に毛布で体を包み込み覆われてる感触を楽しむ。
もこもこした質感が触手とは随分違うが雰囲気作りにはなるだろう。
毛布を材料に暗示を入れてくることが特になかったことからもその意図が窺える。

ここでも彼女が部位を指定し熱が集まるとか感度が高まる暗示をガンガン入れてくる。
皮膚がピリピリしたり股間がゾワゾワしてなかなかに気持ちよかった。
プレイのほうも乳首、乳房、マンコ、アナルを中心に激しく責めてくる。
首から下が壷に入っていて逃げられない状況もドMにはたまらない。
中盤に5カウントダウンでの絶頂が2回、終盤に10カウントダウンでもう1回絶頂指示が出る。

今まで聞いてきたKUKURIの触手作品に比べると大人しさを感じる作品だ。
語り手以外の登場人物をリリムだけにしてストーリー部分もかなり薄めてある。
でも催眠の内容は素晴らしいしエッチもきちんと触手でイかせてくれる。
余計な部分が無いから今のサークルの実力がそのまま作品に反映されている。

予想していたものとは若干違って心に隙ができたのもあるのだろうが
最後の絶頂シーンは腰が抜けたかと思えるくらいに大きなオーガズムが得られた。
終盤にさしかかると心を侵食する暗示が加わって頭が真っ白になる。
もうちっとハードさが欲しい気もするが気持ちよくなれたのだからよしとしよう。

ってなわけで大いに満足できる内容であった。
KUKURIはこのところ新しい要素を取り入れ試す動きが見られる。
老舗サークルにありがちな頭の固さをうまく解してこれからもいい作品を作って欲しいものだ。

出演:東めぐみ
時間:96分
属性:M

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★★


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2016年05月04日

EUPHORIA~夏の誘惑~

EUPHORIA~夏の誘惑~

2016年01月に発売されたサークルKUKURIの作品。

サークルがこのところシリーズ化してる作品であるな。
仮想世界に身を置き女性キャラになりきってエッチを楽しむ。
生身の体で女性になるよりも受け入れやすい設定だからかもしれない。
何にせよKUKURIほど女体化催眠に情熱を燃やしているサークルはそうそうおるまい。

この作品はフェアネスなる仮想世界で従兄弟の少年とエッチする。
夏に帰省したJDの太ももに彼が欲情するって展開だ。
それをわざわざJDの側で楽しむのだから面白い。
精通したばかりの年頃の少年は女性の裸ばかり考えてるからな。

催眠は深呼吸→カウント&分割弛緩→イメージによる深化→女体化と進む。
深呼吸は自分のペースで行い適度にリラックスさせる暗示が入る。
その次は最初にこちらに頭の中で数えるように言ってから300カウントダウンを始め
案内役のお姉さんが心→頭→首と肩→背中と腰→胸と腹→両手→両足→体全体の順に重くなる暗示を入れる。

カウントを数えさせてるのは混乱を誘うのが目的だろう。
人の脳は2つのことに意識を向けるのが難しい。
なんでカウントに気を向けさせて脱力しやすくするって寸法だ。
まあカウントなどしなくても暗示だけですんなり脱力できるがな。

深化はフェアネスの入り口に位置する海に体を沈める。
10カウントアップを数えて沈む→一旦海面に上がる→また沈むを繰り返す。
深化によく使われる揺さぶりを作品なりにアレンジしている。
時間が長めだしがっつり催眠に入れるだろう。

女体化はセラフィムアバターステージなる場所で自分の好きな女性をイメージし
セラフィムコネクトステージで女性と一緒に螺旋階段を下りる。
2人でぐるぐる回っているうちに一緒になってましたって流れだ。
並行してトランスがより深まる暗示も入れてくる。

エッチは2パートあり最初は部屋で、次はお風呂でイチャイチャする。
部屋でのプレイはキス、フェラ&クンニ、セックス
風呂は乳責め、クンニ、セックスだ。
被ってる部分が多いが内実はかなり異なる。

どのプレイでも案内役のお姉さんが状況を説明し感覚操作の暗示を入れ
節目に5カウントダウンを数えて感度が高まる暗示を入れる。
KUKURIではお馴染みのパターンであった。
だがパートごとに責め手をJDと少年で入れ替えている。

部屋のパートは少年が中出ししたところで終了
風呂は乳首責めで1回、セックスで2回のドライ絶頂がある。
部屋パートも雰囲気はいいんで慣れていればドライは可能だろう。

KUKURIにしてはキワモノ臭がまったくしない作品だ。
夏の日に歳のやや離れた男女が積極的に絡み合う。
少年の方が欲望が強いようでJDが押されに押されていた。
催眠音声のエッチは攻めより受けの方が楽しみやすいってのもある。
何にせよ値段分の満足感は得られた。

しっかしこのところのKUKURIは催眠が随分とよくなった。
昔はありきたりな古典技術を淡々とやるものばかりだったのが
作品に合わせて工夫しトランスに入りやすくしている。
それでも古典偏重なのはそのほうがやりやすいんだろうな。
ずっと同じやり方を貫いてきたら方向転換なんてそうそうできまい。

ってなわけで満足できる内容であった。
時間に対する価格が安いのもありがたい。
触手もいいがたまにはマイルドなエッチも楽しんでみてはいかがだろうか。

出演:涼貴涼
時間:120分
属性:ややM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★★

総合:★★★★★


体験版はこちらから



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2016年04月26日

ONE SELF

ONE SELF

2009年07月に発売されたサークルKUKURIの作品。

KUKURIが有料作品を作り始めて1年後あたりの作品だ。
2009年は今の大手サークルがこぞって作品を世に送り始めた記念すべき年である。
しかしそれは裏を返せば製作者も聴き手もまだ未熟だったことを表す。
そんなわけでこの作品も色々粗があるんだが一応紹介させていただく。

この作品は治験のアルバイトで女体化する薬の実験台になり
担当研究員の川上菜月や2人の男に犯される。
KUKURIお決まりの簡単なストーリーや設定がありボイスドラマらしさを持っている。
催眠において集中力は大事な要素だし、面白く聞ける配慮は大いにプラスに働く。

催眠はいきなり20カウントを数えて瞼が重くなる暗示を入れられる。
凝視法の一種だと思うんだが天井を見つめろとは言われなかった。
0で目を閉じ、開始前に飲んだ薬の効果として全身に温かさを感じる。

その後熱さで寝付けない主人公を気遣って菜月が登場
水と錠剤を飲ませて今度は両手両足に重さを感じる。
薬の効果を暗示を使って実感させようってスタイルだ。
そして10カウントダウンを3回刻んで催眠をさらに深くする。

女体化は胸が膨らみチンコがクリトリスに変化、最後に膣が形成されておしまいだ。
髪が長くなるみたいなことを言ってたが外見の描写はほとんどされない。
いくらなんでも聞き手のイメージ力に任せすぎだろとは思うな。
まあKUKURIの初期の作品は総じて詰めの甘さが目立つ。

エッチは菜月に乳や乳首を指で責められてからローター責めで1回絶頂
それから入室してきた男性に同じく乳を弄ばれチンコをぶち込まれる。
いきなり男性を相手にさせなかったのは心の準備みたいなものだろう。
どのプレイでも客観的な描写をしながら感覚操作系の暗示を入れてくる。
プレイ中に主人公の可愛い喘ぎ声が流れるのがちと珍しい。

SEXの最中は要所と考えたのか5カウントダウンを何度も行い
その都度感度が上昇すると言ってくる。
しかしカウントの数え方が平凡手なりで気持ちが籠ってない。
前暗示と後追い暗示もテキトーだしこれで実際に感度が上がる人はほとんどいないだろう。
最後に10カウントダウンを刻み0の連呼に合わせて絶頂する。

初期の作品だから大したことないだろうと思って聞いたらその通りだった。
催眠はごくごく浅いレベル止まりだったしエッチでの満足度もイマイチである。
暗示を入れる、カウントを数える時の声の使い方がこれではまずい。
暗示は落とすシーンも絶頂シーンも同じ口調だし
カウントに至っては感度を上昇させるシーンで非常にいい加減な数え方をしている。
絶頂シーンも無感情にゼロを言うだけの何とも締まらない終わり方であった。

作品のテーマやストーリーは結構面白い。
だが催眠音声である限りそれを主人公視点で楽しめなければ意味がない。
大して催眠に入れなかったからエッチの最中はボイスドラマを聞いているようだった。
ナレーションの声が終始朗読するような平坦極まりない口調だったのもある。

ってなわけで私は結構損に感じた作品であった。
改善すれば化けそうな作品だけに惜しい気もする。
今更1200円出してこれを聞くよりもっと後の作品を選んだ方がいいだろう。

出演:霜月優
時間:44分
属性:ややM~M

催眠:★☆☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆

総合:★☆☆☆☆


体験版はこちらから



saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)