黒月堂
2017年09月30日
女の子のアナタが初めての女の子オナニーしちゃう催眠音声
2017年07月に発売されたサークル黒月堂の作品。
Six Sensesから改名した声優の個人サークルであるな。
催眠音声はこれが3作目にあたる。
何でも女体化させずに女の子の気分に浸ってオナニーさせるそうだ。
催眠音声なのになんでわざわざそうしたのかはわからんが事情でもあるのだろう。
コミケ前の暇な時期だったんでとりあえず聞いてみた。
この作品は天堂麻里香なる女子生徒にオナニーのレクチャーを受ける。
主人公は女性でどうやれば気持ちよくなるかすら知らないらしい。
百合っぽい展開だが絡みは全然なくひたすらオナニーに耽る。
催眠は深呼吸→分割弛緩→カウントによる深化と進む。
深呼吸は風呂に浸かってるイメージをしながら2分くらいやって
脱力はつま先→足→腕の順に重くなると一言ずつ暗示を入れる。
カウントは20から数え始めて体が敏感になる暗示を入れて終了だ。
以前の作品と比べて幾分よくなった部分も見られる。
呼吸のリズムに慌しさがなくなったしイメージを取り入れてるのは評価できる。
だが相変わらず暗示が少なくトランスに入れるとは言いがたい。
古典催眠は作りがシンプルだから作り手の実力がモロに出る。
今のご時勢にこの程度の誘導をしてたらそのうち誰も買ってくれなくなるだろうな。
エッチはストーリー通り乳首オナニーとチンコオナニーをみっちりやる。
チンコはクリトリスに例えてあったから厳密には亀頭オナニーだな。
どちらも30分くらいの時間を使ってゆっくりいじるんで気持ちいいっちゃ気持ちいい。
でも普通にいじるだけで催眠を碌に活用できてない時点で催眠音声のエッチとは呼べない。
催眠パートに引き続き暗示はとんでもなく少ないしそもそもトランスを維持する気がない。
催眠10分、エッチ70分じゃ普通にやったら途中で解けるとわからないんだろうか。
それとも自分が10分でそこまで深く落とせると勘違いしてるのかもしれない。
いずれにせよトランス状態で絶頂できないのだから催眠をかけた意味がない。
ひとしきりいじった後20カウントダウンに合わせて絶頂する。
無料でも聞くのを躊躇うレベルのひどい作品だ。
催眠がえらくしょぼくてエッチも催眠をほとんど考慮してない。
よくこんなものを催眠音声と呼べるなと感心した。
おまけのフリートークで中の人が完成するまで随分かかったと語ってたが
いくら年月をかけたところでダメなものに変わりはない。
苦労主義や努力主義に陥ってる暇があったら少しは結果を出して欲しいものだ。
ってなわけでお世辞に勧められるものじゃあない。
このサークルがまともな作品を作れるようになるまでまだまだ時間がかかりそうだ。
出演:かなせ
時間:88分
属性:ノーマル
催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:☆☆☆☆☆
体験版はこちらから
saiminsusume at 20:00|Permalink│Comments(0)