願望消火栓

2016年09月29日

Artificial Bunny(TS)

2016年08月に願望消火栓で公開された作品。

このところ元気のない無料で一人頑張ってるサークルだ。
テスト版ってことで読み手はVOICEROIDに任せてる。
私はニコ動を観るほうなんで彼女の声に親しみを感じるのだが皆はどうなんだろうか?
東北ずん子のずんだ餅催眠とかそのうち聞いてみたいものである。

この作品は女性の姿をした機械に乗り込みお姉さんとエッチする。
乗り込むといっても巨大ロボじゃなく精神だけを移す寸法だ。
催眠音声で精神と肉体を切り離す描写はしばしば出てくるしそれをヒントにしたのかもしれない。
何にせよ女体化の中ではやりやすい部類のイメージだと思う。

催眠は深呼吸→漸進的弛緩法→女体化&深化→女体化の確認&暗示と進む。
深呼吸はお姉さんの声に合わせて2分くらいゆっくり行う。
漸進的弛緩法は右腕→左腕→右脚→左脚→全身の順に力を入れ、抜くのを繰り返す。
格別珍しい技法でもないが暗示を入れるタイミングが絶妙でえらくリラックスできる。

女体化&深化は5カウントダウンを7セット、10カウントダウンを1セット数え追い込み暗示を入れる。
基本に立ち返ってるというか奇抜なことは無理にやらず確実な深化を心がけていた。
ずーんと来る感覚が強烈に襲ってきて心地いい。
主人公の心を水に置き換え機械の体に流し込むイメージもテーマを的確に捉えてる。

確認と暗示は機械に乗り移った自分の体を再確認する。
金色の髪、大きな耳、滑らかな肌、柔らかい尻尾を持つ可愛らしい女の子だ。
書くのが遅れたがこの機械は人間の女性にウサギの耳を持つそうだ。
バニーガールあたりをイメージするのがわかりやすかろう。
最後にお姉さんの声に従いたくなる暗示を入れて終了だ。

元々それなりの腕を持ってたのに今作ではさらに磨きがかかってる。
この先のエッチを想定し耳やマンコの感度を多少上げておくとさらに良くなっただろう。
今のままでもトランスに入るのは造作も無いんで些細なことだ。

エッチはお姉さんに耳、尻、口、マンコを責められる。
耳は指とキスで両方同時に、尻は手のひらでスパンキング、口はフェラ、マンコはセックスだ。
彼女にはチンコが生えてるらしく女同士でもガチなプレイが楽しめる。
どっちかといえばM寄りだわな。

プレイ中はプレイに応じた感度強化の暗示を入れ
それと同じくらいの割合で彼女が好きと言ってくる。
これは催眠の終盤で「好き」と言われると幸福感に包まれ頭の中が蕩ける暗示を入れたからだ。
だからスパンキングされてる間も脳がドロドロになった感覚が味わえる。
どぎついプレイを精神面へのケアでカバーしている。

とりわけ後半のフェラとセックスはその要素が強く、プレイが激しくなるほど好きの量も増えてくる。
トランスの維持に気をつけて進めてくれるから心身両面に快感が走り続ける。
最後のドライも10カウントの最中に細かく言葉をかけ、0の直後にもきっちり追い込み暗示を入れる。
ゾクゾク、ビリビリする感覚が射精よりも長く続き事後は心地よい疲労を感じた。

催眠を聞いた段階では大人しいと思ってたのがエッチで一気に盛り返してきて驚いた。
レズプレイに見られるソフトなイメージを打破すべく激しめのプレイが多い。
かといってきつく感じないのは好きを含めた優しい言葉も多いからだろう。
トランスのみならずラポールもきっちり維持して責める手腕はなかなかのものと言える。

エッチがとにかく面白いんでドMも満足できるはずだ。
その前段にあたる催眠も常人以上の冴えがある。
セックスに効果音が無いのは残念だがわざと入れなかったのかもしれない。

ってなわけで大いに満足できる内容であった。
この製作者は女体化だけをずっと作り続けてるからか一作ごとにめきめき成長している。
言葉使いやイメージの選択といった細かな技術にそれがよく表れてる。
前作は5000DLまで伸びたらしいし今後もいい作品を作り続けてくれるに違いない。

出演:結月ゆかり
時間:58分
属性:M~ドM

催眠:■■■■□
エロ:■■■■■

ダウンロードはこちらから
http://blog.livedoor.jp/sublimating_d/archives/9938990.html

ftnr氏のバージョンはこちら
http://ftnr-hyp.blog.jp/archives/48496715.html


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2016年07月15日

鏡の中の触手(TS)

2016年06月に願望消火栓で公開された作品。

今年4月に処女作を書き上げてはや3作目にあたる新進気鋭のスクリプターだ。
中の人は声優じゃないんで結月ゆかりに読ませてる。
前の2作は三森氏が音声化してたしこいつもゆくゆくはそうなるだろうな。

ちと話が脱線するが私は催眠音声の製作は無料から入るのが良いと考えてる。
相当な実力者でもない限りいきなり金を払えるレベルの作品は作れないし
無料の方が色んな人に聞いてもらえて勉強になるからだ。
スク水氏の活動履歴を見るのが一番わかりやすかろう。
彼が現在成功してるのは無料での下積みがあったからだと思う。

それに催眠音声ではサークルの信用度も催眠のかかりやすさに大きな影響を与える。
「この人の作品なら大丈夫だろう」と聞き手に思ってもらうことも大事なのだ。
その点で見るとこの作者は順当な道を歩んでると言える。
今後有料化するかはよくわからんが活躍する可能性は大いにあるだろう。

まあレビューに戻ろう。
この作品は謎の女性に鏡を使ったエッチな遊びを教えてもらう。
鏡は催眠音声だと女体化するときの映しに使うことがちょこちょこあるな。
鏡に映る女性の姿をイメージさせて自分に置き換えるって寸法だ。
こいつでも深化パートで似たことをやってくる。

催眠は深呼吸→手足の脱力→手足の温感操作→深化&女体化と進む。
深呼吸は自分のペースでちょびっとやるくらいなんで特に書くことはない。
脱力は右手→左手→右足→左足の順にくどくないレベルで暗示を入れてくる。
雰囲気を和らげたかったのか許容暗示っぽい言い回しをよく使ってた。
VOICEROIDの割には結構な力の抜け具合を感じる。
温感操作も脱力とほぼ同じ要領で効果もなかなかのものだった。

深化は100段の階段を10に分け10カウントダウンを数える。
1セットごとに意識の力が弱まる暗示を入れていた。
よくあるイメージなんで催眠音声をよく聞いてる人の方が入りやすいかもしれない。
外連味のない安定した導入であるな。

女体化は鏡に映ってる少女をイメージし3カウントを7回数える。
彼女はとある迷信を信じてるらしく鏡の前で蝋燭を7本灯すのだ。
1本つけるたびに部屋が明るくなり自分の姿もはっきり見えてくる。
そして最後の瞬間で鏡に映った女性の自分を確認するわけだ。
欲を言えばもうちっと時間を長く取ってやったほうがよかったかもしれない。

エッチは鏡の世界に住む多数の触手に体を蹂躙される。
口の中に多数の毛を生やしたやつが乳首を、でこぼこしたやつがアナルを
チンコ型のやつがマンコをって具合に分担して責めていた。
マンコは最後にちょろっと出てくるくらいで乳首とアナルの方がずっと長い。

男女のエッチよりもイメージ力が必要と考えたのか状況説明がえらく丁寧だった。
それに対し感度強化はちと控えめになってる。
シチュが面白いんでMなら十分過ぎるほど興奮できるだろう。
アナルセックスで連続絶頂させてくるのもMを喜ばせたかったのかもしれない。
カウントを上げ下げしてピストン状況を伝える独特な絶頂であった。

マンコでのプレイはクリ責めと同時に行う。
少し経つと乳首とアナルも再開して結構激しい。
最後の絶頂シーンもカウントの後で全身に精液をぶっ掛けられてゾクゾクした。
KUKURIの作品が好きな人なら無条件に楽しめそうなエッチであるな。

予想通りの安心して聞ける作品である。
エッチよりも催眠の時間を長く取ってちゃんと深化させてから触手プレイに移る。
独創性は大手にかなわないがトランスに入りやすくとても癒される。
今年活動を始めた新規の中ではずば抜けた実力の持ち主であるな。

エッチは責める場所を絞りイメージと暗示のバランスが取れたセリフを言ってくる。
どう責められてるかがイメージしやすいんで勝手に気持ちよくなるだろう。
マンコやクリトリスをもうちっと長く責めてたほうが女体化らしさが出たかもしれない。

ってなわけでかなり満足できる内容だった。
このところあまり元気がない無料のいい起爆剤になりそうである。

出演:結月ゆかり
時間:51分
属性:M

催眠:■■■■□
エロ:■■■■□

ダウンロードはこちらから
http://blog.livedoor.jp/sublimating_d/archives/7222889.html


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