暗中模索
2018年09月10日
催眠音声-ヤンデレ後輩ちゃんと甘々子作りレイプ
2018年08月に発売されたサークル暗中模索の作品。
年に二度あるコミケ作品ラッシュがいよいよ始まった。
この時期は大手を始め実力のあるサークルが新作をこぞって出すから心躍る。
一番手は暗中模索とみもり氏の定番タッグである。
作風からしてM度は低めだろうと予想したうえで聞いてみた。
この作品は最初から高感度MAXな後輩が先輩と子作りセックスに励む。
学校の仕事を手伝い音楽の好みを話し合ってるのだから仲はそれなりに良いのだろう。
でもそれだけじゃ他の女に取られるかもしれないから既成事実を作ろうって寸法だ。
つうてもヤンデレの王道に比べて随分手ぬるくしてある。
催眠は深呼吸→脱力→暗示と続く。
深呼吸は緑豊かな場所で後輩と共に寝転ぶイメージをしながら呼吸する。
6秒吸い、2秒止め、6秒吐き、1秒止めると言ってたが好きにやってもいいそうだ。
脱力は心と体の両方にバランスよく暗示を入れてくる。
元々実力のあるサークルだからこれだけでも軽いトランスに入れるだろう。
暗示は彼女の声を聞くほど幸福感が増す暗示を入れ
3カウントダウンを3セット数えてそれを膨らませ、最後に彼女が好き好き言ってくる。
ヤンデレによくある強引な愛情の押しつけを避けていた。
そういや催眠中は音質がモノラルに変わる。
彼女が事前に録音した音声を聞かせることになってて生声との違いを出すためだ。
好き好き言うところで音質が一気に上がってちと驚いた。
モノラルとバイノーラルをこういう手段で使い分ける作品はそうそうあるまい。
総合すると安定感のある催眠だな。
エッチは脳と乳首に快感を送って二度イかせてから念願の子作りに進む。
最初のプレイはピンク色の泡が弾けるイメージをし
そこへ口から発する音を立て続けに鳴らして感度を上げる珍しいものだ。
口を閉じてから空気を送り込んで開けると「ぽっ」という軽い破裂音が鳴るだろう?
それに暗示を込めて快感を積み重ねていくことになる。
ヤンデレらしさはあまりないがドライ誘導としてなかなか良い責めである。
ターゲットが上半身に絞られてるから純粋なドライが迎えられるだろう。
子作りセックスの前にこれを持ってきたのは催眠らしさを維持するためだろうな。
セックスはチンコを取り出し、手コキでもうちょっと硬くしてから挿入する。
体を器具で拘束してくるかと思いきやそんなこともなく主人公はずっとなすがままであった。
トランス誘導時に脱力させてるから不要と踏んだのかもしれない。
こっちは喘ぎ声や効果音を鳴らすエロボイスに近いプレイをしてた。
中出しによるスリルや背徳感もくすぐってこず普通に抜かせようってことだな。
もうちっとヤンデレに寄せてほしかった気もするが女性向けにわざと手控えた可能性がある。
私はどっちかというと最初のプレイのほうが満足できた。
コミケに合わせて出すだけのことがある良い作品だ。
後輩の愛の深さを強調する代わりにヤンデレ色を軽くしてある。
ゾクゾク感は薄めだがトランスやドライの感覚は十分満喫できるだろう。
出演:みもりあいの/和水創太
時間:71分
属性:ややM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★☆
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2017年08月16日
淫らな従属の黒魔術
2017年08月に発売されたサークル暗中模索の作品。
去年の夏コミで出た作品の第二弾であるな。
あっちはソフト路線だったんだがこっちはドM向けのプレイをやってる。
元が女性向けサークルなんでどぎついってほどじゃないんだがえらく思い切ったもんだ。
みもり氏なら演技も期待できそうだってことで早速聞いてみた。
この作品は黒魔術を嗜んでる女性にSMプレイをされる。
ベル、縄、鞭の3種を使い分けてその中に黒魔術っぽい要素が入ってる。
まあ黒魔術を本当にやってもほとんどの人は着いて来れないからこれでよかろう。
でもエッチはなかなかにハードでドMほど楽しめる。
催眠は深呼吸&ベルを使った深化→服従の契約と進む。
深呼吸は好きなペースで呼吸しながら彼女が鳴らすベルの音と暗示に耳を傾ける。
ベルを聞くほど気持ちいい、ベルを聞くほど深くなるってな具合に音を強調していた。
音も結構リアルで耳に程よく響く。
やることはシンプルだが暗示の入れ方が上手ですんなりトランスに入れた。
契約は彼女に従う喜びや快感を色々教えてもらう。
SMは双方が協力することでより大きな快感が得られるとか催眠からちと離れたことを熱心に語ってた。
まあSMをいきなりやるぞーとか言われても困惑するだけなんでこういうシーンも必要だろう。
最後にベルを1回鳴らし再度深化して終了だ。
エッチは縄で体を縛られ、背中を鞭で叩かれ、キスを挟んでから尻も叩かれる。
アレなプレイのオンパレードだが彼女の声は普段通り優しい。
黒魔術を実践したいからやってるだけで本人はそれほどSじゃないんだろうな。
でもその魅力にはまったのか後半に入ると結構ハードに叩いてくる。
セリフで実況するのが難しいプレイだからどのプレイにも効果音を入れてある。
ベルの音ほどではないにせよ音をトリガーに気持ちよくする意図らしい。
暗示は体を縛られる圧迫感や鞭で打たれる痛さはスルーし快感だけを入れていた。
だからSMってよりはSMを扱ったイメージプレイに近い。
そういや尻を鞭でぶたれる前に四つん這いになる指示が出てた。
雰囲気を出すためだろうがエッチの最中に体を動かしたくない人も多いだろうし
従うよりもイメージで補完したほうがドライしやすいかもしれんな。
SMも含めて難しい分野に敢えて挑む気概を感じる。
ひとしきり楽しんだ後連続絶頂でフィニッシュを迎える。
今までのサークルのイメージとは随分違う作品だ。
催眠はともかくエッチがはっちゃけてる。
でもラポールの維持や気持ちよくする配慮がきちりとされててなかなかに良い。
現実世界でやると色々大変なことを疑似体験させるのに成功してる。
ってなわけで割とおすすめしたい内容だった。
口枷を装着するシーンなんかもあるんで興味のある諸君は検討してみてくれ。
出演:みもりあいの
時間:90分
属性:M~ドM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★☆
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2016年08月20日
淫らな蜜の黒魔術
2016年08月に発売されたサークル暗中模索の作品。
この前あったコミケ向けに製作された作品だ。
今年は音声島ができるほど盛況だったらしい。
ちょっと昔はエロトランスやes_labあたりが出る程度だったのだがな。
製作者にはユーザーと直接会ってエネルギーをもらえるのがいいのだろう。
ド安定のサークルなんで期待しながら聞いてみた。
この作品は黒魔術師を名乗る女性に催眠をかけられる。
彼女によると主人公を使ってエッチな実験がしたいらしい。
媚薬代わりの蜜を除けばおどろおどろしい描写は特に見られない。
催眠をかける時点で聞き手が嫌がる手段は使えないし妥当なとこだろう。
催眠は深呼吸&暗示→凝視法→深化と続く。
深呼吸はペースや回数の指定をせず自由にやらせ並行して暗示を入れる。
暗示は「頭の中が黒に覆われる」とか黒魔術っぽいものが多かった。
暗黒面に落ちるってよりは黒い霧に包まれ安心するって具合だ。
この作品固有の暗示文が多くどうにも説明が難しい。
凝視法は瞬きや目の開閉をしながら閉じた時にのみ気持ちよくなる暗示を入れる。
天井の一点を見つめるんじゃなく瞬きをトリガーにしていた。
目を閉じたら視界が暗くなるのを利用し暗闇に安心感を与える。
催眠音声でよく使われる「頭の中が真っ白」に近いニュアンスの誘導だな。
深化は冒頭で彼女と結んだ契約の内容を確認した直後に命令口調で深化の暗示をいくつか言ってくる。
「深く落ちなさい」ってストレートに言ってくるのにはちと驚いた。
だが催眠慣れしてるMならむしろこうしてくれたほうが入りやすく思える。
すとーんと落ちるのに近い良い気分が味わえた。
エッチは耳の感度が上がる暗示を最初に軽く入れてから耳をしこたまいじる。
彼女が極秘に手に入れたサキュバスの蜜なるものをまぶした指で両耳を撫で
にちゃにちゃした音を鳴らしつつ耳から脳にエッチな熱が流れ込む暗示を入れる。
イメージ的には脳姦に近いわな。
プレイが進むほど耳をいじる効果音が激しくなり気持ちいい。
淫語をほとんど言わないんであんましエロくないんだがこの音が結構効いてくる。
少し経った後に出る脳イキの指示でピリッとした痺れが頭のあたりに走った。
その後は脳の快感を下半身に移動させチンコでドライする。
こっちのほうが色んな作品に出てくるスタンダードなプレイでやりやすい。
絶頂指示を出してから2分近く連続絶頂させておしまいだ。
黒魔術から来る先入観よりもずっとソフトな作品だ。
ありきたりの技術を使うテンプレ型の誘導を捨てこの作品独自の催眠をかけてくる。
こういう催眠ができるのは技術が優れてる証拠だ。
トランスに入りやすくすべてにおいて文句を言いたい部分が思い当たらない。
ドMには物足りないがそれ以外の人なら問題なく楽しめるだろう。
エッチは前半が耳いじりに特化してて独創的であるな。
それだけやるのは自信がないのか後半は王道のドライプレイに転換する。
後半の方が完成度が高いが前半あってのプレイだとも思う。
オーガズムの時間が長めに取られてるのもありがたい。
ってなわけで結構な満足感が得られた。
どぎついプレイにさえ期待しなければ催眠もエッチも大いに楽しめるだろう。
出演:みもりあいの/想
時間:45分
属性:ややM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★☆
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2016年02月22日
催眠音声-自然体彼女
2016年02月に発売されたサークル暗中模索の作品。
前作からほぼ1年ぶりの新作であるな。
今回も男性向けは三森愛乃氏を起用している。
サークルの作風が癒しなんで彼女の声が合っているのだろう。
仲睦まじい恋人を自然に演じている。
この作品は夜を共に過ごす男女のやり取りを彼氏になって楽しむ。
短時間の耳かきと会話を経てエッチするんだがえらく独特であった。
ノーマルな人でも受け付けられる前立腺マッサージをしている。
それ以外もソフトなスキンシップが多くてとにかく甘い。
催眠は深呼吸→額を撫でられるイメージ→抱き合いながらの深化と進む。
深呼吸は無理のないペースで催眠中はずっと行う。
イメージは額に人差し指を置きゆっくりと回転させる様子に暗示を絡める。
催眠音声では脳を直接かき混ぜるイメージで深化させる作品がある。
それに近い表現で意識の力を弱めていた。
何もしなくとも頭の中が軽く揺れる感覚がしてくるのだから面白い。
深化は太ももを絡ませ胸を腕に押し付けるほどに密着し
彼女がやや上気した声で体が疼いていると訴える。
彼女の興奮を伝えて感度を強化しようって寸法だ。
これだけだと深化としては弱いんだが、エッチの最中も深化の暗示を何度も入れてくる。
後になるほど催眠が深まるだろう。
エッチは耳舐め→股間の愛撫→前立腺マッサージと進む。
股間の愛撫はチンコとアナルの間あたりを彼女が指で優しく撫でる。
なんでもそこを刺激すると前立腺がむず痒くなるらしい。
そんなことを言いつつ感覚操作の暗示も入れて股間を熱くする。
前立腺マッサージは彼女のエネルギーが前立腺を直接掴み
コリコリしたり指で軽く叩いてダイレクトに気持ちよくする。
チンコにあまり意識を向けさせないようにエッチを進めてるんで
チンコよりも股間の奥に熱や痺れを感じるだろう。
それを後押しするイメージにこういうプレイを採用している。
10分近く行った後に絶頂指示の暗示に合わせて絶頂する。
男性向けの中ではこれ以上ないほどエッチが弱い作品だ。
チンコには指一本触れず前立腺だけを時間をかけて責めている。
責め具合も指で撫でたり指先で少し叩くことがほとんどだ。
少なくともドMだとこの内容でドライでイクには物足りないだろう。
もうちっと強い刺激が欲しかった。
だが恋人に甘やかされ気持ちよくなる充実感は結構味わえる。
催眠音声だから肉体の快楽に拘らなかったのかもしれない。
心のリフレッシュ目当てに聞くべき作品なのだろうな。
その観点でいくと他にはない優れたものを持っている。
ってなわけで私はちとアレだったんだが良い作品だと思う。
属性で好みが分かれる内容であるな。
エロエロなエッチにさえ期待しなければ値段分くらいは楽しめるだろう。
出演:三森愛乃
時間:48分
属性:ノーマル
催眠:★★★★☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★☆☆
癒し:★★★★★
総合:★★★☆☆
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2015年03月10日
催眠音声時の天使
2015年02月に発売されたサークル暗中模索の作品。
2015年は1月2月と続けて催眠音声の新作が数多く発売されている。
すくりぷ、エロトランス、Es_lab、Hypnotic_Yanh、ホワイトピンク等々
いずれも独自色を持った秀作ばかりである。
そこへしばらくご無沙汰だった想氏まで参戦してきた。
今年は催眠音声にとって記念すべき節目になるのかもしれない。
この作品は時を自由に操る天使に霊力を吸いとられる。
本来別の時代に飛ぶはずだったのが間違えたらしい。
そこで主人公に一度天界に来てもらい補給するって寸法だ。
催眠は深呼吸→分割弛緩→イメージ&カウントによる深化へと進む。
分割弛緩は左右の腕と足、唇、額へと軽くキスをし
そのつど結構厚めに暗示を入れていた。
古典式の催眠法に頼らず暗示で攻めてくる催眠にも思える。
イメージは体の中の悪いものを洗い流す粉末を全身にふりかけ
黒い液体として出ていくそれらを意識しながら心と体を軽くする。
天界に行く浮遊感を催眠として表現したかったのだろう。
溜飲が下がる思いがするかもしれんな。
最後に20カウントを数えて心をまっさらにする。
天界についた後はおよそ200秒待機する。
何でも天界に入るには入り口で200年間光を浴びなければいけないらしく
それだと死んでしまうから200秒まで時間を凝縮するそうだ。
これが彼女が時の天使と呼ばれる所以である。
待機といっても無音になるわけじゃあない。
バイノーラルビートのような不思議な効果音が鳴り響き
その間彼女は息つく暇もなく様々な暗示を入れてくる。
暗示と音で深化させるなかなかにレベルの高い一幕であった。
浮遊感とは打って変わって心地よい重感が全身を覆う。
エッチはふたなりの天使と致すためにまず女体化する。
時間を巻き戻して母親の胎内に戻り、そこから女の子としての人生を歩むのだ。
記憶操作になるんで結構難度は高い。
だが波に乗れれば男であるのを一時的にすっぱり忘れられる。
女に対して言われるようなことでもすんなり受け入れられるってところか。
その後はピンク色のもやがかかった手で体を撫でられ、クリをいじられ、挿入される。
感度を強化してから本格的なプレイへと移る定番の流れだ。
癒すためにやるエッチなんでM度はほとんどないのだが
聞いているとなんだか妙に心が高ぶってくる。
天使の荒い息遣いが伝播したのかもしれない。
クリ責めで1回絶頂した後はノンストップでセックスへと突入する。
客観的な描写よりも快感の描写に力を入れていた。
催眠に引き続き暗示を使ってイカせようとしてくる。
最後は長めの追い込み暗示で2回連続絶頂する。
冒頭に挙げたサークルたちの作品に比べるとおとなしいのだが
それがかえって安心し落ち着いた気分を与えてくれる。
三森氏の大らかな天使っぷりが汚れた心を浄化してくれた。
キャラに適した催眠を施すその手腕は常人に真似できるものではない。
ご無沙汰でも想氏の実力に衰えは無いようだ。
だが催眠の癒し効果が強すぎるおかげかエッチはなんとも味気ない。
セックス以外にふたなりらしいプレイが特になく
描写もソフトだからえらくまったりしているように思える。
癒すためのエッチといってももうちっとハードさが欲しいものだ。
催眠は良かったのだが結局イケず仕舞いで終わりを迎えた。
ってなわけで催眠は上々、エッチはやや難ありな作品だ。
とことん癒してくれるんでそういう要素を求めるのなら存分に楽しめるだろう。
出演:三森愛乃/ROCKL
時間:60分
属性:ノーマル
催眠:★★★★☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★★☆
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2014年02月08日
催眠音声愛の器
2012年3月に発売された、サークル暗中模索の作品。
この作品は甘えん坊の恋人にいつものお礼として甘えさせてもらう。
テーマが愛なのに加えて女性向けサークルだからとてつもなく雰囲気は甘い。
心が渇いている人なんかが聞くといいかもしれない。
催眠は深呼吸の後自分の体を浮き輪に見立てて分割弛緩をしていく。
右手→左手→右足→左足→おなか→右肩→左肩→顔の順に
「ぷしゅー」と空気が抜けるのに合わせて脱力する感じだ。
イメージを絡めた脱力は通常より効果的に行えるから良い。
お次はその浮き輪が水中に沈んでしばらくしたら浮き上がる様子をイメージする。
水中に沈む感覚を催眠に入る感覚にリンクさせていくやつだ。
とても落ち着いて進めてくれるおかげで意識は沈めやすいと思われる。
浮き上がった浮き輪は浜辺に打ち上げられ
そこで彼女に愛の言葉をとことん注入される。
人間は嘘でも「好き」とか「愛してる」と言われると心が浮足立つものだ。
なんとなくきゅっと心が締め付けられるような感覚に出会えるに違いない。
エッチは恋人らしくキスから始まって、乳首を愛撫してから繋がる。
もちろん前述の歯が浮くような言葉も大いに浴びせかけてくれる。
聞いているうちに幸せになった気になり、幸せを感じ、幸せになるだろう。
チンコだマンコだを連呼するようなエロエロなものではないから
愛に溢れたシチュで心を満たしてイク感じだろうか。
まあ女性向けだしメルヘンチックな描写になるのは頷ける。
最後は10カウントに合わせてドライで絶頂する。
作品の雰囲気に合ったイメージ誘導と愛のあるエッチが長所の作品だ。
催眠の本質である心への干渉をこれらで行うことによって
聴き手に適度な幸福感を与えてくれるだろう。
反面肉体的な満足度は低めだからそこまで期待しないでほしい。
催眠が40分近くとかなり長いおかげでじっくりと聞ける。
エッチに過度な期待さえしなければまず楽しめるだろう。
出演:生田薫
時間:70分
属性:ノーマル
催眠:★★★★☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★☆☆
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2013年12月22日
催眠音声~首枷~
2011年5月に発売された、サークル暗中模索の作品。
「首枷などという言葉を使っているのだから、さぞハードなプレイなのだろう」
そんな期待に胸を膨らませてしまうこの作品は
名前の通り首枷をつけられ、さらに手足までも手錠で固定されてしまう。
聴き手は一切抵抗できないまま滅茶苦茶にされてしまうわけだが
お姉さんの声が非常に優しいおかげで手厳しさはあまり感じられない。
そんなプレイと雰囲気のギャップが激しい作品である。
催眠は何度も繰り返し行う脱力がやや珍しい。
どうもこの作品の場合、脱力は催眠の手段というより目的になっている気がする。
脱力すると当然体が動けなくなるから、結果的に体の自由を奪われる。
そこにとどめとして首枷と手錠をはめるわけだ。
心の方は雲の上に浮かんでいるのをイメージする。
ふわふわと空に漂う雲のように心も浮かび上がりぼんやりとしてくる。
身体的な拘束に対してこちらは非常に柔らかい表現だ。
エッチは体を完全に拘束された状態で
お姉さんに愛の言葉を投げかけられながら騎乗位で犯される。
彼女の言動がまるで一致していないのがなかなか面白い。
最後はカウントに合わせて絶頂する形で
何度か寸止めをすることで感度を高めていく流れとなっている。
なんというか、結果的には美味しい思いをしているのに
自分が主導権を一切握れないことに敗北感を感じさせられてしまった。
純愛ものと勘違いするほどの甘い雰囲気に
拘束具というアクセントを加えることで心と体に催眠的な縛りを加えた作品だ。
単に「体が動かなくなる」と言われるよりも
実際に拘束されている様子をイメージさせた方がずっと効果は高い。
実に催眠に適したアイテムだと思う。
女性に愛されながら屈服させられてしまう珍しいコンセプトの作品である。
出演:生田薫
時間:40分
属性:ノーマル~M
催眠:★★★☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
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2013年11月16日
催眠音声魔界ステージ
2012年8月に発売された、サークル暗中模索の作品。
女性向けメインながら男性向けも作っている珍しいサークルだ。
全体的にエッチが淡白なものが多いおかげで人を選ぶ部分はあるが
催眠に関しては割と手堅く作られている印象がある。
一般的な男性向け作品とは色々視点や方向性が違って面白いから
どれか1作品くらいは聴いてみることをおすすめする。
この作品は聴き手がステージに立ち
多くの観衆から見られるプレイが中心となっている。
言ってしまえば見世物小屋の動物みたいな感じだ。
人間というやつはプライバシーがなくなるとえらく不安になる。
しかも今回は素っ裸でオナニーまでするとあっては
湧きあがる羞恥心はなかなかのものだろう。
そのへんをイメージすることができればできるほど楽しめるはずだ。
催眠は魔族に左右から話しかけられながら、魔界の沼へと沈んでいく。
深呼吸、脱力、落ちる、これだけの非常に単純な作りだ。
双子スタイルであることを利用して
声の聞こえてくる位置に意識を向けるようにすると
より催眠にかかりやすくなるだろう。
エッチは視姦されながらのオナニーといったところ。
カウントを数えるごとに観衆が増えていくようにしている点は面白い。
周りの視線が気にならなければただのオナニープレイになってしまうから
やはりそのへんを意識できるかどうかが興奮を高めるカギになるだろう。
冒頭で触れたように、プレイそのものは割とソフトで
それが行われている環境や雰囲気を重視している作品である。
女性は男性より感受性が強いらしいから
こういったシチュにも効果的に反応できるのかもしれない。
男性として見れば刺激がもう少し欲しいところである。
出演:野上菜月
時間:43分
属性:ノーマル~ややM
催眠:★★★☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
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