ベスティオフォビアサウンド
2014年05月18日
幽霊さんの露出調教催眠
2014年2月に発売された、サークルベスティオフォビアサウンドの作品。
新規だが露出メインなのが気になって買ってみた。
小粋なる声優も初めて聞く名前である。
エロボイスの方では割と有名らしいが催眠で登場するのは初めてのはずだ。
ことね様とふぁん氏ばかりではなく
もっと色々な声優に催眠を読んでもらいたいものである。
この作品は女性の幽霊にそそのかされて露出プレイをする。
エッチが100%露出なのが実に清々しい。
まあよく露出だけでここまで長くシナリオが書けたなと感心した。
供給の薄そうな部分を突く良いジャンル設定だと思う。
催眠は深呼吸をしてから彼女が露出の醍醐味を語ってくれる。
スク水氏の作品みたいに深層心理に語り掛ける現代催眠型の催眠かと思いきや
聞いている限りではどうもそうとは思えない。
その後は風呂場に入っている際に裸を覗かれる可能性を指摘してくる。
「露出においてキーになるのはズバリ意識である。」
露出における見られる側の心理的メカニズムについて力説してくれた。
ためにはなったのだがこの時点で催眠には入れていない。
お次は練習として左右の腕を軽く持ち上げて見られているのを意識する。
彼女も言っているように露出プレイの練習のようなものだ。
そのままお腹→太もも→股間→足の先→顔と順に追っていきながら
「見られている」と暗示をかけてくる。
なるほど、見られているのか。だから何?
彼女が結局のところ何を伝えたかったのかがわからないままエッチに移る。
エッチは上着をたくし上げてお腹を見せる所から始まり
さらに上げて乳首を見せる→下半身をずり下げてチンコを見せる
→全裸でオールオープン→M字開脚でアナル披露
といった感じに後になるほど露出レベルが上がる。
その様子を彼女及び他にいる架空の人々に見られる設定だ。
一応彼女も一緒にやってくれているらしいが目をつぶるからこちらからは見えない。
ここでも見られていることをかなり強調しているおかげで
そういった感覚は得やすいだろう。
体が勝手にむず痒くなったり火照るかもしれない。
幽霊は何も感覚についての暗示をかけてこないし、好きにやればいいだろう。
M字開脚の後は四つん這いになってアナルを見せる。
そして最後に好きな体勢でのオナニーだ。
結構動き回る作品であるな。
幽霊が視姦も大好きなおかげで息をはぁはぁ荒くして興奮してくれる。
そのへんをオカズにしながら抜くのがいいだろう。
この内容ならエロボイスと呼んだ方が妥当である。
エッチの際の表現が概ね聴き手視点でされていたことを考えると
サークルに催眠の知識がまったく無いようには思えない。
だがその先の部分、つまり聴き手にかける暗示が色々と欠落している。
最終的に露出プレイを通じて聴き手に何をどう感じてほしいのか
そこを声で伝えて実感させるのが催眠音声なのだ。
「私が君の視点で色々語ってあげるから、あとは勝手に感じてね」
これでは催眠とは呼べないだろう。
面白いコンセプトを生かし切れていない残念な作品である。
出演:小粋
時間:87分
属性:ややM~M
催眠:★☆☆☆☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★☆☆☆
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