フラワー症候群
2016年12月06日
小っちゃい系催眠ボイスドラマ~悪戯銭湯~
2014年10月に発売されたサークルフラワー症候群の作品。
今のところこのサークル唯一のシリーズ作品だ。
前作が1000DLを突破し味を占めたのだろう。
結果は散々だったようだが星野ゆん氏が出演してるのは貴重だ。
ロリ趣味はまったくないがなんとなく興味が湧いたんで聞いてみた。
この作品は近所の銭湯に行った兄妹がたまたま居合わせた女子とエッチする。
つうても妹は催眠誘導と案内役に徹しエッチには参加しない。
彼女まで混じるとセリフや催眠の組み立てが難しくなるからだろう。
中堅どころのフラワー症候群がそれをやっても自爆するだけだ。
そういや催眠をかける前に13分くらいの説明パートが入る。
音声の諸注意から催眠の豆知識まであれこれ語っていた。
近頃の催眠音声はいきなりかけるものもあるしこういった試みはよいと思う。
催眠を勉強してる諸君は無理に聞かなくてもいい。
催眠は深呼吸→首のストレッチ→女子と抱き合って入浴→目の運動→深化と進む。
首のストレッチは湯船に浸かってる状況をイメージし首の運動、目の開閉、呼吸を妹に言われた通り行う。
暗示をほとんど入れてこなかったのを見ると普通にリラックスさせたかったのだろう。
催眠の序盤に軽い運動をさせる作品は多い。
入浴は寝そべって入るお風呂に女子と一緒に浸かる。
彼女は体が小さく一人だと湯船に顔を出せない、だからこちらが抱きかかえて入る。
合わせてすべすべした肌の感触と裸で密着してるシチュで興奮させてくる。
催眠の段階でエロ要素を取り入れるのはあまりよくないのだがな。
まあちょくちょく深呼吸して気持ちを落ち着かせてるのは悪くない。
目の運動は閉じて眼球を左右に動かしながら暗示を聞くだけだ。
深化は別の風呂に移り女子と抱き合う。
これも普通に入ると呼吸できなくなるのを考えてのことだ。
さらに彼女に抱かれてる感じを出そうと腕が閉まる暗示を入れる。
最後に3カウントダウンを数え意識が落ちる暗示を入れて終了だ。
テーマに沿った結構普通な催眠だ。
エッチは女子とキス、クンニ、フェラ、セックスを楽しむ。
各プレイの開始時に今の状況や女子の様子を妹が伝え
3カウントダウンでプレイ開始の合図と快感を伝える暗示を入れるのを繰り返す。
無料ならまだしも有料でこの流れはなんとも味気ない。
妹の口調がいかにも術者って感じで妹らしさがないのも響いてる。
小さな女の子が「数を3つ数えると深い催眠の世界に入ります」なんて言ったらおかしいだろうに。
プレイのイメージはしやすいのだが雰囲気の固さがどうにも気になった。
絶頂はフェラで1回、セックスで1回行う。
催眠はまずまず、エッチはどうにもな作品である。
銭湯に来た兄妹が女子とお風呂を楽しみ仲良くなる過程で催眠をかけている。
セリフに柔軟さを欠くものの技術はそれなりの水準にある。
最大で中程度くらいのトランスに入れると思われる。
片やエッチは意識して表現を抑えてるように感じた。
相手が相手なんでやりすぎたら色々まずいと思ったのだろう。
純愛系のエッチと呼ぶのがしっくりくるほどひたすら甘い。
ドMな自分には物足りないがM性の低い方々なら丁度いいようにも思える。
ってなわけでそれなりに楽しめた。
フラワー症候群は活動歴の長さに対して成長速度が著しく遅い。
自分の殻に閉じこもらず他サークルの作品をもっと聞いて腕を磨いて欲しいもんだ。
出演:星野ゆん
時間:90分
属性:ややS~ノーマル
催眠:★★★☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
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saiminsusume at 20:00|Permalink│Comments(0)
2015年12月12日
シストラ!
2014年09月に発売されたサークルフラワー症候群の作品。
妹との擬似セックスを題材にしている作品だ。
催眠音声はリアルでやったら確実にアウトな行為を
臨場感を持たせながら体験させてくれる作品が多い。
夢を叶えてくれるツールとして結構役に立つ媒体だと思う。
エロゲの妹モノとは違った心的快感や多幸感が得られるわけだ。
催眠を始める前に催眠についての小話をしてくれる。
人間が悪い習慣を改善できないのは本人の意思が弱いのではなく
それ以上に強大な無意識をコントロールできていないからだ。
そんな風に意識と無意識の力関係を丁寧に説明している。
台本を見たらラポールの形成も視野に入れているとあった。
催眠は深呼吸をしてから湖に体を浮かべ、そこに沈むイメージをする。
そして当然のようにカウントアップを始めていた。
多くの作品で見かけるある種定番の誘導法であるな。
しかししばらくの間は脱力やリラックスに関する暗示を入れていたのが
その後になると恐怖を抱かせたりエッチな気分を高めるものへと変わる。
どちらも催眠誘導初期にはあまり向かない感情だから聞き流すのがいいだろう。
カウントは最初は1ずつ、30以降は飛び飛びになって加速度的に増えていく。
催眠に落ちる感覚を強烈に味わわせたかったのかもしれない。
その後は少し深呼吸をして一旦心を落ち着け
10カウントダウンを数えながら悲しい気持ちを捨てていく。
深化でありまっさらな気持ちでエッチをする準備でもある。
言いたいことが色々あるんでコメントは後回しとする。
エッチは乳首→首筋→わき腹→唇の順に妹が舐めるところから始まる。
ソフトな責めによる感度の強化ってところだ。
乳首が硬くなる、背筋がゾクゾクする、肩が勝手に上がる、唾液があふれてくる等々
催眠のかかり具合を試すかのような様々な暗示を並行して入れていた。
だがどれも一言軽く言うくらいだからなんとも心に響かない。
これなら感覚を温感に絞って全身を徐々に火照らせたほうがまだよかった。
それからたぶん騎乗位の体制でカウントを数えながら彼女と合体する。
最中こちらに好き好き言ってくる割には痛がらなかったから処女じゃないのだろう。
チンコがマンコに飲み込まれていく様子を1カウントごとに生々しく実況していた。
ピストンは効果音を鳴らさず彼女の掛け声に合わせて腰を動かす。
事前にチンコを握っているので逆スタイルでのオナニーになるわけだ。
最後に10カウントダウンを数え0の連呼と同時に射精する。
トンデモ展開が数多く見られたこのサークルの他作品に比べると
テーマも内容も大衆向けで聞きやすさがある。
妹と近親相姦する気分を適度に煽って心を盛り上げ
さらにはエアセックスっぽいスタイルで肉体的な快感も味わえる。
催眠音声はとかくぶっ飛んだテーマを扱う作品が多いだけに
こういう普通な作品は逆に新鮮で聞いてて飽きが来ない。
だが根本的な部分というか、妹の声の使い方が全体的にかなりまずい。
まず催眠誘導をするにも関わらず声がいつもと同じく活発だし
暗示を入れる際もただ文字を読み上げているような言い方をしている。
さらには落とすときもイかせるときも同じようにカウントを数えている。
催眠音声はスクリプトも大事だが演技による声の扱いも非常に大事だ。
これがなってないと単なる朗読になってしまう。
普通はサークルが細かく演技指導するべきなのだがしてないのだろう。
催眠もエッチもなんとも締まらないふわふわとしたものになっている。
ってなわけでちと楽しみにくいところがある作品である。
テスターを募集して細部を詰めていればもっと良くなってただろうな。
素材はいいんですごく惜しいと思う。
まあ抜けるっちゃ抜けるからセルフ系が好きなら検討してみて欲しい。
出演:東雲沙紗
時間:60分
属性:ノーマル
催眠:★★☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆
総合:★★☆☆☆
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2015年07月05日
お母さんと一緒♪~幼児退行催眠~
2015年5月に発売されたサークルフラワー症候群の作品。
大手も含めて作品数のあまり多くない幼児退行を扱った作品だ。
今作では再婚相手の若い母親が義理の息子と親密度を高めるために行っている。
一度赤ん坊になってべったり甘えれば心の距離も縮まるってもんだ。
珍しいし興味のあるジャンルなので聞いてみた。
催眠はまず5カウントアップに合わせて息を少しずつ吐き
それと同時に瞬きするのを6回繰り返す。
最中特に暗示を入れてこなかったんで準備運動なのだろう。
ただし6回目だけは息を吐き終えたところで少し止めさせ
吸うのと同時に目が閉じると言ってくる。
お次は寝たままの状態で首を右へ左へと動かす。
古典催眠の身体動揺法のようにも見えるが詳しいところはよくわからない。
運動をしながら揺りかごに揺られているような気分がして眠くなると言っていた。
その直後に聴き手自身が数を数え、そこにさらに眠くなる暗示を入れてくる。
寝落ちするほどではないが癒される気分は結構感じた。
そこから先は彼女とお風呂に入り体を洗ってもらう。
背中やチンコを洗いながらおっぱいを押し付けてくるところを見ると
彼女も案外そういう関係を望んでいるのかもしれない。
同時に体が寒くなったり熱くなったりする感覚を刷り込んでいたのは揺さぶり法だろう。
最後に彼女に抱かれながら赤ん坊になりすべてを委ねる暗示を入れて終了だ。
エッチは授乳手コキをしてからセックスする。
それぞれに絶頂シーンが一つずつ用意されていて
授乳手コキはドライ、セックスはセルフによる快感を楽しむ。
授乳手コキは赤ちゃん言葉をかけられながらおっぱいを口に含み
しばらくしてから彼女がチンコを優しくいじり始める。
女性にとことんまで甘えられるシチュはMでもやはり心地よい。
彼女も素直にプレイを楽しめるようあまあまなセリフを投げかけてくれていた。
最後に10カウントダウンドライ絶頂、その後ほんの少しお掃除フェラをする。
セックスは同じく彼女のおっぱいにむしゃぶりつきながら騎乗位で合体する。
赤ちゃんなのにこういうプレイを入れているのは大人の事情なのだろう。
しかしセルフと言いながらこちらはチンコを握るだけで動かす指示が無い。
かといって腰を動かせとも言わないし何がしたいのかよくわからなかった。
こちらも最後に10カウントダウンで射精する。
幼児退行を謳っている割には大人なプレイの多い作品だ。
催眠では後半のお風呂シーンでおっぱいの感触を強調しているし
エッチは成長した男じゃないとできないセックスを盛り込んでいる。
サークルが幼児退行と赤ちゃんプレイを混同しているように思えてならない。
甘やかされる気分はしても赤ちゃん自身になるのは難しかろう。
催眠は一部不可解な部分もあるが実力相応の内容になっている。
そもそもの方針がおかしいんで赤ちゃんになりきるのは無理でも
心身のリフレッシュはそれなりの効果が期待できる。
まあ初の試みだし色々練り直してからもう一度挑戦して欲しいものだ。
エッチは射精表現のあるドライオーガズムで揃えられている。
本当に幼児退行させるのならこういうストレートなエロは避けて
授乳しながら幸福感で包み込んでイカせるとか
おしっこするのを見られる恥ずかしさでドライを促したほうがよかったかもしれない。
疑念は残るがプレイ自体は別に悪いと思わない。
ってなわけで幼児退行としてはいまいちな作品であった。
ホワイトピンクの幼児化催眠2作を聞いてないならそちらを優先したほうがいい。
その上で尚こういう作品を求めているのなら試してみるのもいいだろう。
出演:誠樹ふぁん
時間:64分
属性:ノーマル~ややM
催眠:★★☆☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★☆☆☆
総合:★★☆☆☆
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2015年03月28日
エロエロ系ねっとり催眠 サキュバスの☆童貞さんいらっしゃい♪☆
2014年2月に発売された、サークルフラワー症候群の作品。
このサークルの中で2番目に売れている作品だ。
サキュバスが童貞をおいしくいただく展開に安心感があるからだろうか。
筆おろしをしながら過激なエッチを行うエロへの期待感も外せない。
焦らして最後に爆発させるものには良作が多いので聞いてみた。
この作品は性に多感な年ごろの男の子をサキュバスが筆おろしする。
エロエロな風貌の割に物腰は柔らかくそのへんのお姉さんと大して変わらない。
敢えてサキュバスにしたのはエッチをするのが夢の中で
そこに行くための魔法として催眠を使う必要があったからだろう。
催眠は両手で首筋を覆い頸動脈を軽く押さえた状態で
合図と同時に息を吐きながら首を持ち上げ、次の合図で吸いながら下ろす。
それを何度か繰り返した後3カウントを刻んで首を枕に戻させながら
首が持ち上がらなくなる暗示を入れていた。
準備運動のようで催眠の技法を取り入れたちと面白い導入であるな。
深呼吸をして一息ついたら今度は首と目を左右に同時に動かす。
回頭法と眼球運動法を合わせているように思えないこともない。
そしてようやく目を閉じてぎゅっと力を入れ夢の世界に入る。
その後は上半身を脱いで一旦体に寒さを感じ、直後に彼女が抱き寄せて熱さを感じ
左右の手をしばらく強く握りしめてカウントに合わせて脱力し
下半身も脱いでから3カウントを刻んで深い催眠へと入る。
読んでいて脈絡がないように思えるかもしれないが実際にこうなのだから仕方ない。
時間内にやることを詰め込み過ぎていて統一感がなく慌ただしさのみを感じた。
このサークルは暗示の内容や入れ方はそんなに悪くないのだが
作り手がやたらと色々な技法を詰め込みたがる傾向にある。
中盤の閉眼させるシーンだけセリフが現代催眠式になるところなど目も当てられない。
催眠者がどっしり構えていないと入れるものも入れないだろうに。
エッチはまずキス→乳揉み→パイズリ→パイズリフェラとプレイを行いながら
その都度カウントを交えた暗示で段階的に感度を高める。
淫語を意識して連発したりはしないからそっちの興奮はイマイチだろうが
催眠に入ってさえいれば十分本番で感じられる程度のレベルには到達できる。
ここは催眠と違ってどれも時間をかけて丁寧にやってくれていた。
そしてお待ちかねのセックスを20分ほどかけてゆっくりと楽しむ。
挿入してからすぐ動かさずにマンコの感じをしっかり味わわせ
チンコが彼女の膣内にあることを時折イメージさせるセリフが心憎い。
動き出してからもあまり喘がずに感覚支配の暗示を小まめに入れていた。
最後は10カウントに合わせて射精を迎える。
催眠が中の下、エッチは中の上で合わせると中の中くらいの作品だ。
筆おろしっぽくサキュバスがこちらを優しく丁寧にリードしていて気分が良くなる。
だが途中で果てさせずきっちり手綱を持って誘導しているところに
サキュバスらしさというか性に対する貪欲さがにじみ出ていた。
エッチは暗示が疎かになるシーンもないし出来はかなりいいんじゃなかろうか。
催眠は他の作品であまり見られない催眠法を使っているところは評価したいのだが
如何せんそれらの繋ぎ目がぎくしゃくしていてあまりよろしくない。
作品のテーマに沿った催眠法を違和感なく組み合わせていくことこそ
催眠音声としての品質を高める一番の近道だろうに。
私には小細工を弄しているようにしか思えない。
筆おろしを盛り込んだテーマ性はいいんだが
イマイチ形になりきれていない作品である。
出演:霜月優
時間:80分
属性:ノーマル
催眠:★★☆☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
体験版はこちらから
2015年03月22日
お姉ちゃん催眠~お姉ちゃんに甘えよう♪~
2013年10月に発売されたサークルフラワー症候群の作品。
2年前から活動を初めて去年も6本リリースしているフラワー症候群。
今となっては粗製濫造としか言いようのない代物が多いのだが
それ以前は割とオリジナリティも内容もある凝ったものを出していた。
こいつは今の惨状に至る少し前に出た作品である。
内容は弟がお姉ちゃんにエッチをしながら癒してもらう素直なものだ。
68分に渡る総時間の最初の15分を作品と催眠の説明に割いている。
音声版催眠講座ってところか。
催眠とは科学的な知識に基づいた技術である
催眠に入るにはラポールが肝要、拒絶すればどんな暗示も入らない。
催眠の本に書いてあるごくごく初歩的な知識を披露していた。
私は全部わかってるから何とも思わなかったが
素人にとっては参考になるかもしれない。
催眠は首を上げながら目を開き、下げながら閉じる
同じ要領で息を吸いながら目を開け、吐いたら閉じる
これを何度も何度も行うところから始まる。
ちと変則的な目の開閉法と言えばいいのだろうか。
反復作業を行うと指示に従いやすくなるし序盤にやるなら悪くない。
視神経を適度に疲弊させるのも目的だろう。
それから左→右の順に腕を上げ下げするように言われる。
最後に3カウントでお姉ちゃんが弟のベッドに潜り込み
強く抱きしめてから解放し、暗示でエッチな気分にしてからズボンを下ろす。
後のは心身を温めたり冷やすのが目的だから揺さぶり法だな。
そして彼女の体温を感じて更に心を落ち着かせて終わる。
エッチは引き続きベッドの中で2人して抱き合う。
お姉ちゃんは下半身素っ裸な弟のチンコを手で優しく刺激し
弟はおっぱい好きらしく彼女の大きな胸を揉んだり乳首を舐めたりする。
催眠だとあまり見かけない相互に気持ちよくなるプレイだ。
彼女がチンコをいじる一番最初の時に自分でチンコをいじる指示も出る。
疑似プレイによるオナニーをするわけだ。
お姉ちゃんは亀頭や竿を丁寧にしごきながらとことん甘やかしてくれる。
本番は無いのだがおっぱいをある程度好きにいじっていいと言ってくれるし
焦らしや寸止めも無い至って和やかな雰囲気であった。
明らかにノーマル向けのプレイであるな。
最後は10カウントダウンで射精する。
一見するとよさげに見えるのだが実際は無茶苦茶な作品である。
その第一は催眠を行う目的や理由が不明瞭であることだ。
お姉ちゃんは弟を気持ちよくするために催眠をかけるわけだが
聞いている最中こちらにその手の暗示をほとんど入れて来なかった。
じゃあ催眠状態そのものを楽しむのかと思いきや
エッチで彼女は催眠を維持させようとする努力を一切行っていない。
つかエッチは暗示が一切無いからエロボイスとさして変わらない。
大抵の人はエッチの途中で催眠状態が解けるだろう。
何の目的も無く催眠をかけるのならやらない方が無駄な時間を使わなくていい。
60分間まるまるエッチしたほうがずっと満足できるだろう。
催眠音声でのエッチは催眠状態だからこそ気持ちよくなるように行わなければならない。
そんな大前提を考えずになんとなく催眠をかけエッチしている。
催眠音声をよく知らない作者が陥りがちなミスである。
聞いた後に改めて付属のテキストを眺めていたら
シナリオがサークルじゃなくて外注のライターに頼んでいるのがわかった。
ネットで見た限りその人は催眠音声関係のシナリオはほぼ書いたことがない。
催眠をテーマにしたゲームのシナリオは手がけているのだが
催眠エロゲの経験は催眠音声にほとんど役立たない。
そんな人物が書いたところで催眠音声として形になるわけないだろうに。
しかもDLsiteの作品説明にわざと記載していないとは極めて悪質である。
ってなわけでボロクソに叩かせていただいた。
催眠音声は何よりもシナリオライターが重要となる。
詳しくない人はシナリオ担当者で良し悪しを判断するのがいいだろう。
出演:柚木桃香
時間:68分
属性:ノーマル
催眠:★☆☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★☆☆☆☆
総合:★☆☆☆☆
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2015年01月21日
とろふわ催眠♪お姉さんとHappy Life☆
2012年08月に発売されたサークルフラワー症候群の作品。
サークルの処女作であり現在半額セール中の作品である。
1200円が600円になったんだから買っとけと言いたくなるところだが
とりあえず聞いてみたんでこれを読んでから判断してほしい。
600円あれば昼飯1回分くらいは浮く。
この作品はお姉さんに癒しの催眠をかけられる。
催眠はストーリー性も無く普通に行うよくあるやつなんだが
エッチがドライパートとセルフパートの2種類用意されている。
片方だけだと物足りない欲張りな人にはいいかもしれない。
催眠は深呼吸をした後10カウントに合わせて目を開閉する。
最初に目を閉じ、次に開き、また開くって感じに合計5回カウントを刻んでいた。
目の開閉法+凝視法ってところか、音声ではちと見かけない誘導法だ。
そして目を閉じたタイミングで瞼が重くなる暗示を入れてくる。
理詰めの技術だし結構眠くなるだろうな。
それから肩→腕→手首→手のひら→指、太もも→膝→膝の裏→足首→指先、胸→腰→背中、最後に頭の順に脱力する。
普通に脱力しながら水が体を流れ出るイメージをさせていた。
「力がすーっと抜ける」ってのをわかりやすく伝えたかったのだろう。
頭の脱力だけはそれに加えて真っ白いクリームを口にする。
甘くてふわふわでとろとろなイメージはさながら催眠時の心のようだ。
具体的な比喩を使って催眠に入る気分を伝えているのは悪くない。
エッチは最初のドライがイメージによる絶頂
次のセルフはチンコを扱いて射精する。
時間がどちらも10分くらいしかないんでプレイは1種類ずつだ。
ドライは腕→足→腰→頭の順にお姉さんが指を入れてかき混ぜる。
すくりぷがとある作品で頭の中をぐるぐるとかき混ぜていたように
意識が混濁すると自分の存在が溶けてしまったかのような錯覚を覚える。
それをそのまま利用し、同時に感度が上がる暗示を入れて絶頂させるわけだ。
最後に10カウントを数えて絶頂する。
セルフは彼女に見られながら裸になり
金玉を軽く揉んでからチンコを扱き、少しずつペースを上げていく。
腕が勝手に動くとかチンコが異常に熱くなるみたいな暗示は入れてこない。
その代わり彼女に見られていることを強調し羞恥心を高めてくれる。
露出など見られることに興奮する人が一番楽しめるだろう。
こっちはカウントを数えず「イッて!」の声に合わせて射精する。
ちと面白味に欠けるがそこそこ安定感のある作品である。
比較的成功しやすい催眠法を使っているし
エッチも催眠で使ったイメージを活かしながら行っている。
セルフがちと場違いな気もするのだがスパッと抜くには丁度いい。
何にせよ催眠音声らしくはなっている。
しかしいかんせんお姉さんの演技が壊滅的に酷い。
セリフは棒読みだし声の抑揚もほとんどなく感情もこもっていない。
明らかに催眠を全く知らない素人が読んだとしか思えない演技であった。
カウントの数え方とエッチでの絶頂時のセリフなど聞けたものじゃない。
サークルが碌な演技指導をしていないからすべてが台無しである。
ってなわけで割と惜しい作品である。
リメイクすれば案外化けるんじゃないかってくらいの可能性を感じた。
1200円は問題外だが600円ならまあ聞いてもいいと思う。
出演:松永あづ
時間:57分
属性:ノーマル
催眠:★★★☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆
総合:★★☆☆☆
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2014年09月20日
ソープランド~ヒプノ~
2014年7月に発売された、サークルフラワー症候群の作品。
音声作品における挿し絵の存在意義について皆様はどう考えているだろうか?
音声がメインなんだから関係ないと思う人もいるだろうし、重要と思う人もいるだろう。
私は後者で挿し絵の良し悪しは作品に対する力の入れようと見ている。
このサークルはしばらくの間ずっと同じ絵師を起用していたのに今回は変えてきた。
心機一転しようとする意思の表れなのかもしれない。
そういったところを注視しながら聞いてみた。
この作品はソープランドでお嬢に催眠をかけられる。
初来店で体がガチガチだからリラックスさせてやろうって流れだ。
ソープ嬢がなんで催眠を扱えるかは触れないでおくとしよう。
催眠は横になって首を上げたり下ろしたりしながら一緒に呼吸する。
合計で3回、最初の2回は普通にやって最後に追い込み暗示で落としてきた。
首が持ち上がらなくなる禁止暗示も入れてきて被暗示性テストとしては申し分ない。
お次はこちらで200から数えおろすのと同時に
彼女がおっぱいを体に押し付けて触れた部分を脱力させる。
それからローションを体に塗りたくり、金玉を撫で、亀頭をやや強く握られる。
なんだかこれだけ見ているとエッチをしているように思えるだろうが
ローションは気持ちよさを、金玉はくすぐったさを、亀頭は苦しさを味わわせている。
ソープの前座で体を洗う部分を催眠に絡めたようなものだ。
合間に適度に深呼吸をして彼女の声に従うよう暗示を入れられる。
最後に短く3カウントを刻んで終了だ。
エッチはそれぞれ事前に3カウントと「はい」の合図を入れてから
キス→胸舐め+玉揉み→亀頭マッサージ→手コキ→フェラとハードにしていく。
ボイスドラマっぽく普通の会話を多めに挟みながら
詳細なプレイの様子とその際に得られる感覚を丁寧に教えてくれていた。
フェラの段階で10カウントを数えて一度絶頂を迎える。
そのあとはプレイをほぼセックス1本に絞って暗示を少な目にし
彼女と普通に語らうような雰囲気で純粋にエッチを楽しむ。
催眠音声らしからぬシーンだがソープランドだしいいんじゃないだろうか。
騎乗位でゆっくりと挿入してお互いの性器の具合を確認してからゆっくりと動かす。
喘ぎ声が適度に漏れてそこそこ興奮できるだろう。
こっちも同じく10カウントを刻んで中出ししてフィニッシュだ。
催眠音声にしては催眠と関係ない要素を多く含んでいる作品だ。
基本的にはソープでエッチをする流れで合間に催眠を施している。
時間も力の入れ具合もエロの比重が大きく、催眠的な感覚はそこまで得られない。
その代わりエッチの描写は細かくかなりイメージしやすかった。
元々リラックス目的で催眠を行っているのだからこんなものだろう。
催眠にどっぷり浸かりたい人が聞くような作品ではないな、これは。
一部で過去作のエロエロ系ねっとり催眠 サキュバスの☆童貞さんいらっしゃい♪☆
で使っていた手法をそのまま流用しているし結構手抜きである。
エッチはプレイの構成とか暗示の表現は悪くないんだが
そもそもほとんど催眠に入れないからあまり楽しめない。
催眠に入っていて初めて感じられるし楽しめるようなセリフだった。
催眠とエッチのバランスが非常に悪く作品としてのまとまりに欠けている。
全体的に表現がいびつで単調なのも気になった。
ソープ嬢がお客に対して「フェラしてあげる」などと普通は言わないだろうに。
どのプレイでもこの表現だからおかしいことこの上ない。
他には語尾に「~してしまう」を連発していた。
私ですらある程度語尾に気を付けているのにプロがこれでいいのだろうか。
有料で販売することすらおこがましいレベルの作品だ。
挿し絵を変えたのも経費を浮かせるのが目的としか思えない。
素直に他の作品や趣味に資金を投じることをおすすめする。
出演:久佐ちあき
時間:62分
属性:ノーマル~ややM
催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★☆☆☆☆
総合:☆☆☆☆☆
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2014年08月30日
女体化系催眠ボイスドラマ 私の彼氏は女装っ娘!!
2013年9月に発売された、サークルフラワー症候群の作品。
このサークル唯一の催眠風ボイスドラマである。
催眠音声と催眠風ボイスドラマの境界線については明確じゃないのだが
私は催眠以外の要素、例えば普通のやり取りや暗示を入れないエッチなんかを
一定以上含んだ催眠音声と考えている。
催眠ってやつは術者が終始何らかのリードをしないといけないから
部分的にせよそれを放棄している作品は厳密には催眠音声と呼べなくなるわけだ。
まあ私が勝手に思い込んでるだけだから本当は違うのかもしれない。
この作品は生徒会に所属している先輩に告白した結果女体化させられる。
これだとわけがわからないだろうから説明すると、先輩は男が嫌いらしくて
普段は告白されたらすぐ断るんだけど主人公はなんだか容姿が可愛いから
女の子にしちゃえば付き合っても大丈夫だろう、こんな感じだ。
催眠はまず深呼吸してから先輩が水で冷やしたハンカチを額に当ててくれたり
彼女の淹れたコーヒーを飲んで体をリラックスさせる。
催眠に入ると思考が普段より鈍るから額は冷えて体は温かくなる。
それをイメージを通して誘発しているわけだ。
コーヒーを飲むのはお腹にある太陽神経叢を温かく感じさせるためだな。
こんな感じで催眠音声には一つ一つの行為に意味がある。
お次は額のハンカチを取り除いて先輩の手を当てる。
冷たいから温かいへ、暗いから明るいへ一気に感覚を変換させながら
催眠状態を強めていくのだ。
イメージ誘導+揺さぶり法による深化だと思うのだがあまり効果的とは思えない。
女体化は胸→お腹→手足の順でそれぞれ事前にやや長めの説明を挟んで行う。
こっちも男の硬い筋肉から女の柔らかい肌へとかなり対称的であるな。
「とろーん」を何度もセリフに混ぜて言葉に柔らかさを持たせているのが面白かった。
エッチは肝心のチンコはそのままにした状態で
ショーツと露出の多い衣装を着るところから始まる。
このへんからやや調教の色が濃くなって先輩が着替えをまじまじと観察したり
メスペットと見下した呼び名をつけてきて一気にM向けの雰囲気に変わっていった。
全部着たところでチンコをマンコに変化させ
そのまま感覚を敏感にする暗示を聞いて絶頂する。
その次は一旦半覚醒状態にして体も男に戻し
現実世界に戻って先輩の目の前でチンコを扱く。
一応奴隷化のためのプレイらしいんだが彼女は「変態」と罵るくらいで
別に奴隷になるように心を誘導しているとは思えない。
女体化に失敗した人がエッチで満足するための救済的なプレイだな。
催眠の目的が女体化なのか奴隷化なのかよくわからない作品である。
女体化だったら最終パートで男に戻すのはよくないし
奴隷化だったらわざわざ女の体にする必要性を感じない。
女の奴隷が欲しかったらもちろん男に戻さない、などなど
催眠の内容は問題ないのだが何のためにするのかが不明瞭なのだ。
すべての元凶は最終パートにある。
なぜわざわざ男の体に戻してオナニーをさせるのかが私には理解できない。
女体化したのは女としての気持ちよさを感じさせたかったんじゃないのだろうか?
それをほんのちょっとの時間ドライ絶頂、しかも1回させただけで解除ときてる。
だったら女体化の時間をそのまま暗示の強化に使えばよかったんじゃね?と言いたい。
本当に最後の最後ですべてを台無しにしている作品である。
催眠は割とまともなので普通の評価にしておいた。
出演:卯月杏奈
時間:86分
属性:ややM~M
催眠:★★★☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★☆☆☆
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2014年07月23日
小っちゃい系催眠ボイスドラマ プチエンジェルサロンへようこそ♪
2013年12月に発売された、サークルフラワー症候群の作品。
今のところこのサークルでは一番売れている作品であるな。
星野ゆん氏+ロリの安定した布陣と過激な導入とやらが気になって聞いてみた。
最近法案が制定されたりとか風当たりの強いこのジャンルも
音声作品ではまったくもって問題ない。
さすがに本物を使っていたらダメだがそんなことはまずないし
むしろ今後厳しくなるにつれて作品数が増えるものと思われる。
この作品はロリっ子専門のエッチなお店で幼女を相手にプレイをする。
主人公がそういう趣味を持っていてお店に連絡を入れ
そこに今回の案内役を務める少女がやってきた、みたいなストーリーだ。
催眠ではサロンに行ってエッチの準備をするまでを行う。
最初に横になって頭の後ろに腕を組み、200カウントを自分で数える。
これは後頭動脈圧迫法を参考にしたのだろう。
他にもいくつか種類があって血液の流れを抑えることで意識をぼやけさせるのだ。
だがこの作品においては景気づけ程度でほぼ効果は見込めまい。
つまり押さえても押さえなくても結果は一緒だ。
安全を期してわざとそのようにしたと思いたい。
お次は目の前に高いビルがあるのをイメージして
3階ごとに目を開けて軽く首を持ち上げて確認する動作を4回行う。
そして12階のサロンに到着したら一旦深呼吸して心身を落ち着け
お風呂→シャワーの順に入って体の汚れを落とす。
当然その情景を描くだけでなく熱さと寒さ、正反対の感覚を刷り込む揺さぶり法だ。
最後に案内役でない少女が現れて左→右の順で腕浮揚を使った脱力
お腹に乗って熱さと息苦しさを感じて終了だ。
エッチを始める前までの様子を違和感なく描いている点は評価したいのだが
これで深い催眠に入れるかと言うと疑問である。
目まぐるしく変化して慌ただしく個々のシーンの時間がかなり短い。
時間を延ばすかやることを減らしたほうがいいだろう。
エッチは少女のいっぱいいる部屋で無毛のマンコにむしゃぶりつくところから始まる。
刺激臭の混じった甘酸っぱい味を感じてから舌を挿入して愛液を味わい
勃起したクリトリスをいじって彼女が絶頂して放尿する姿を楽しむ。
なかなかにフェチズムに溢れたプレイでいいんじゃないだろうか。
それから2人の少女を相手に一人が膝枕、もう一人がフェラをしてくれるシーンもある。
口のサイズに合わないチンコを必死に頬張って舐めまわし
飛び出してきた精液を一生懸命に飲み込もうとする姿が健気で愛おしい。
そしてそんなことをさせている自分にどうしようもない罪悪感を感じてしまう。
2番目のパートは案内役の少女とのタイマンエッチだ。
前戯無しで入れていたところを見ると彼女も興奮していたのだろう。
初めての経験なのにあまり痛がらなかったのが残念だが
その分可愛い喘ぎ声でいっぱいサービスしてくれていた。
最後は10カウントに合わせて中出し、お掃除フェラをして終了する。
タイトル通り催眠風ボイスドラマと呼ぶのがふさわしい作品である。
催眠導入は違和感なくサロンへ連れていくところを重視していて
エッチもそこまで暗示で縛らずにある程度聴き手のイメージに任せている。
まあこういう作品に興味のある人は属性を持っているだろうし
元々持っている想像力をそのまま育てて願望を叶えるようにしたかったのだろう。
その点においては成功していると言って問題ない。
エッチは最初のパートが暗示重視、後が雰囲気重視で作風がまるで違う。
片方だけ聞くのもいいし両方入れて通すのもいいだろう。
純粋な催眠音声と思って聞かない限りは相応の満足感が得られる作品である。
出演:星野ゆん
時間:74分
属性:ややS~ノーマル
催眠:★★★☆☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
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2014年05月04日
お嬢様の射精管理催眠
2014年4月に発売された、サークルフラワー症候群の作品。
今年に入ってやや低迷状態が続いている催眠音声業界の中で
このサークルだけはコンスタントに作品を出し続けている。
ネタがあるのか、チャンスと思っているのかはわからないが聴き手としてはありがたい。
できればもう200円安くしてくれるともっと聴きやすくなるのだが。
この作品はお嬢様のペットとしてちょっとした射精管理を受ける。
サークルがエロさを追求したと言うだけあってエッチシーンは確かにエロい。
詳しくは追々話すが命令されるよりも手懐けられる感じだな。
お嬢様のキャラも女王様ではなくお姫様に近い。
催眠は最初に凝視法っぽいことをしながら首の力を抜き
その後深呼吸をしてから200カウントを数えおろすのに合わせてその都度瞬きをする。
同時に脱力系の暗示を入れてくるから疲れを伴う自然なリラックスさせたいのだろう。
お次は彼女にお手をするような要領で左→右の順に腕を持ち上げる。
3カウントの後に入る暗示が結構入念でひとりでに手が持ち上がる人もいるだろう。
運動系の暗示は割と体験しやすい。
終わったら再度カウントをして催眠をもう少し深くする。
そしてお嬢様と一緒に廊下を散歩して寒さを感じたり
部屋に戻って逆に暑さを感じて終了だ。
まるっきり正反対の感覚を暗示で入れてきているのは揺さぶり法だな。
急激な変化を加えて心身の疲弊を誘っているわけだ。
合わせてカウントを使って深化をしっかりと促してもくれる。
エッチはお嬢様の前でチンコを披露した後
どういうわけか彼女も脱ぎだしておっぱいを見せてくれる。
さらにベッドの上で大股開きになってパンツの上から割れ目をなぞり
マンコがほどほどに濡れていることまで教えてくれるのだ。
お嬢様だしどうせ罵倒されたり足を舐めさせられるのだろうと思っていたから
これはこれで驚きの展開と言える。
しばらくその綺麗な体を見て十分に興奮してからオナニー開始。
彼女も興奮したようで一緒になってマンコを慰め始める。
麗しい声のお嬢様が自分から蜜壺に指を突っ込んで愛液を掬い取り
それをクリトリスに塗りたくって感じるシーンがとても良い。
オナニーは途中で終わって彼女の足コキ→クンニ、最後にセックスと続く。
クンニをした時に熱っぽくなる彼女の声がなかなかにエロかった。
セックスの最後に10カウントダウンが入り0で絶頂。
後始末にお掃除フェラをしてもらって終了だ。
予想していた以上にエロい作品であった。
お嬢様がその裸体を披露するだけでなく目の前でオナニーまでしてくれるし
その描写が客観的ながらも要所を押さえていてイメージがしやすく興奮できる。
しかも中出し&お掃除までしてくれるもてなしっぷりだ。
かといって主従の関係がそこまで崩れているとは思えない。
彼女は暗示を使って適度に制限を加えてくるし、何度か寸止めさせるシーンもある。
催眠を純粋に調教面の強化に使っている感じだな。
色々やってはくれるけどすべて彼女の言う通り、だから調教と呼ぶのが妥当だろう。
エッチの充実っぷりに比べると催眠はやや手抜きな感が否めない。
様々な催眠法を取り入れて真新しさを出したかったのだろうが
個々の時間が極端に短く流れ作業をしているように感じられる。
色々と詰め込み過ぎているおかげで流れがちぐはぐで統一感が無い。
それぞれを基本に忠実に行ってくれているからある程度催眠に入れるとは思うが
おそらく最中はそれらについていくことで手いっぱいになるだろう。
一部で編集ミスがあるのもあまりいい気分はしなかった。
もう少し考えて催眠を作っていたら名作になっていたかもしれない。
まあ催眠に深く入っていなくても抜ける作品に仕上がっているから
そっち目当てで聞くのもいいんじゃなかろうか。
出演:山田じぇみ子
時間:78分
属性:ややM
催眠:★★★☆☆
エロ:★★★★★
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
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