キャットハウス
2016年05月24日
リリーフレンズ
2010年04月に発売されたサークルキャットハウスの作品。
言わずと知れた往年の名作であるな。
当時は女体化作品の数も少なかったしDL数から相当な反響があったのだろう。
エコーズが類似作品を出すなど製作者側にも影響を与えている。
まだレビューにしてなかったんで久方ぶりに聞いてみた。
しかし改めて見るとタイトルと作品説明文がえらく長いな。
この作品は主人公の恋人さやかの友達にあたる亜美に催眠をかけられる。
何でも彼らは付き合い始めてから半年も経つのにキスすらしてないらしく
やきもきした彼女が女性の扱い方をレクチャーするって寸法だ。
その手段に女体化催眠を用いている。
しかしこれは善意じゃなく彼女やその姉リエの打算からきている。
昼ドラほどじゃないがそれなりにドロドロした人間模様が描かれてるのが面白い。
うちらはもちろんやられる側だからM向けだ。
催眠は3つの約束をするところから始まる。
1、彼女を全面的に信頼し身も心も預ける
2、これから行うのはすべて彼女のためだから真剣に行う
3、最後まで彼女の言うことに従う
これらを確認し仕上げに復唱させるほどの念の入れようだ。
いずれも催眠を受けるにあたっての心構えに近い。
それを尤もらしくやるあたりがこの作品らしいのかもしれないな。
それから先は凝視法→イメージによる女体化と進む。
凝視法は亜美の携帯に入っていたリカの画像を見つめ、瞼の重さを感じさせる。
リカを見つめるのは彼女がさやかに熱烈なアプローチをかけている恋のライバルだからだ。
女子校なら女同士の恋愛関係も普通のことなのだろう。
深化&女体化はさやかの裸体をイメージし、それと自分の体を重ね合わせる。
2人に足りないのは心身の繋がりだから頭の中でそれをやってみましょうって流れだ。
そして2人が溶け合った直後にさやかの体を実体化させ主人公の心を閉じ込める。
気持ちはそのままにさやかの体を借りるちと見かけない女体化だ。
エッチは舞台をさやか達が通っている学校へと移し
さやかのオナニー→リエとさやかのセックスと続く。
オナニーは女体化の延長と感度上昇、セックスは本格的なレズプレイだ。
どちらも暗示を主体にしているから聞いてるだけで体がピクついてくる。
オナニーは胸と乳首を一通りいじりマンコへ手を差し伸べる。
だが場所が場所なんでパンツ越しにいじくる程度にしてあった。
直にいじると女体化が解けるきっかけになるのもある。
さやかの気分になって少しの刺激を与える前座に近いプレイだ。
リカとのセックスは濃厚なキスを交わし、抱き合いながら乳首を舐め
足を開いて指を3本入れられ、ペニスバンドを装着した彼女に貫かれる。
立ち位置はずっとリカが責め、さやかが受けだ。
ここまでのことをしてるってことは以前から随分と深い仲なのだろう。
プレイを通じて亜美がその事実を突きつけ主人公を絶望へと追い込む。
しかし女体化してさやか自身になり快感も味わってるのだから食い止めることはできない。
心と体に矛盾を抱きつつ10カウントダウンと0の連呼で絶頂する。
自分の恋人が女性に寝取られるシチュを臨場感たっぷりに描いた作品だ。
登場する4人の立場や特徴を盛り込みながら女体化催眠とエッチをしている。
普通の女体化とあらゆる部分が違うから純粋に面白いし
プレイの最中にかけられる暗示も的確で性的快感がどんどん高まるのを感じる。
これらを完璧なまでにまとめあげているキャットハウスの手腕には頭が下がる。
催眠は物語の背景に技術を違和感無く定着させている。
瞼の重さや意識のぼやけといった心の脱力に力を入れていた。
女体化は独自なんだがエッチでさらに強化してくる流れなんで受け入れやすいと思う。
エッチは正統派のレズプレイにNTRを絡めている。
ってなわけで大満足の内容であった。
価格がアレなところに目を瞑れるなら是非一度聞いてみて欲しい。
出演:川瀬ゆづき
時間:76分
属性:M
催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★☆☆☆☆
総合:★★★★☆
体験版はこちらから
saiminsusume at 20:00|Permalink│Comments(2)
2015年07月29日
18禁フェチ催眠ドラマCD-妄想実現シリーズ1彼女の匂い-
2005年03月に発売された、サークルキャットハウスの作品。
キャットハウスの中で2番目に発売された催眠音声である。
斬新な要素がめじろ押しだった処女作「赤いリボンのリコ」に比べると
学校でお姉さんに普通に催眠をかけられる展開はおとなしく感じる。
だが暗示の方向性やプレイは結構珍しいんで紹介する。
この作品は過去に主人公に助けられたお姉さんが
催眠を使って彼を自分の犬として隷属化させる。
彼はいわゆるショタな生徒らしく女性からしてみると可愛いらしい。
それを象徴するかのように彼女は催眠をかけながら彼を何度も抱きしめたり頭を撫でる。
催眠は彼女の大きなおっぱいにうずまりながら深呼吸をする。
もうこの時点で催眠抜きに羨ましいこと限りない。
しかしあまりの溺愛っぷりにやばさを感じたのだろう。
彼は逃げようとするのだが彼女は脱力の暗示でその動きを止める。
正統派の催眠音声とはちと違うドラマ仕立ての催眠であるな。
それでもなお彼女から離れようとする彼を見かねて
体の次は心の脱力を推し進めていく。
「あなたは犬です」と言って人間としての判断力を失わせてきたり
抱きしめながら意識が抜ける暗示を入れて催眠を深めようとする。
犬化は催眠日記のわんわん催眠みたいに本格的なものじゃなくて
犬になった気分にさせて彼女の声に従いやすくするようなアプローチだ。
脱力重視のオーソドックスな催眠といったところか。
エッチは自分の意志では立つこともできない彼を彼女が抱きかかえ
太ももの上にチンコを置き上からスカートを被せて前後に扱く。
素股と布コキを足して2で割ったようなプレイだな。
てっきり射精しやすいように感度を上げてくると思ってたのだが
彼女は腰が勝手に動いてチンコを刺激する暗示を入れていた。
昔の作品だからってのもあるんだがエッチがやや独特である。
3分くらいそのプレイを続けてから声に合わせて射精を迎える。
相当古い作品ってことで聞く前はうまくいくか半信半疑だったのだが
催眠に入れたし普段のオナニーより気持ちいい射精感も得られた。
脱力や体が自然に動く系統の暗示が多く体の不自由を感じやすい。
だがこれだけだと抜きにくいだろうってことで
常に彼女のおっぱいの柔らかさを意識させていた。
エッチで太ももを使っているのも彼女の肌の柔らかさを利用したかったのだろう。
ドラマ性があって作品の世界に熱中しながら催眠に入っていける。
催眠音声第一人者の実力を見せつけてくれた作品である。
音質も悪くなく品質的にも安心して聞ける作品なんで
ありきたりな作品に飽きている中級以上の人は聞いてみて欲しい。
出演:あんじゅ
時間:30分
属性:ノーマル~ややM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★☆☆☆
総合:★★★★☆
体験版はこちらから
2014年12月31日
超絶☆美少女洗脳音声-マゾ化計画vol.2 論理融解
2009年09月に発売された、サークルキャットハウスの作品。
暗示責めにして心を塗り替えられる作品の第2弾だ。
前作は色々とゴリ押しな展開で催眠音声とは呼べないものだったのだが
こいつはマゾになりやすいようにきちんと筋道を立ててある。
マゾにある程度興味があるけど属性はノーマルな人が聞くと面白いかもしれない。
元々マゾだと単なるご褒美にしかならんしな。
催眠は突然現れたお姉さんがひとまずリラックスを促してくる。
一応深呼吸はするのだが脱力はせずに言葉に耳を傾けるのだ。
彼女の声は清楚で悪いイメージには程遠く安らぎを感じるだろう。
深呼吸によってリラックスを感じていたところへ
彼女は自分の声を聞いていると幸せに感じるように暗示を使って切り替えてくる。
そして3カウントで半覚醒、「眠りなさい」で催眠と2つの状態を行ったり来たりし
ある程度催眠が深まったところで自分の大好きな女性をイメージ。
お姉さんの言葉がその女性の口から語られているように思わせ
だんだんと声に従いやすい環境を整えていく。
ちと回りくどい気もするが意識を回避する効果的なアプローチではある。
それからは彼女が「私はマゾです」と復唱させたり言葉に同意させたりしながら
マゾという単語そのものやそれになることへの抵抗を削ぐ暗示を入れる。
「マゾになると、気持ちよくなる」といった感じの表現をかなり多く使っていた。
現代催眠におけるリンキングというテクニックで非常に効果的と言える。
ここまでを見る限りかなり慎重かつ丁寧にマゾ化を進めていた。
エッチは本物のマゾになるための試験として彼女の前でオナニーをする。
しかし彼女はその様子を見て蔑んだり罵声を浴びたりしてこない。
相変わらず声に幸せを感じさせたりマゾになりたくなる暗示を入れてくるだけだ。
この時点でこのエッチは気持ちよくなるためのものじゃないと判断した。
3分ほどシコった後で「エッチな気分になったらいつでもイっていいよ」と言われる。
カウントや追い込み暗示は無く自分の力で射精しなければならない。
マゾ化なら「とっとと射精しなさい! この豚」とか言ってきてもいいと思うのだが。
とにかくあんまり厳しいことは言われずにマイルドな射精を迎える。
その後はさらにダメになってとうとう犬扱いされ
四つん這いになってワンと鳴いたり街に繰り出して散歩
その途中でご主人様の足を舐めたりする。
しかし周りの情景を描いたりしなくてイマイチ臨場感が無い。
それらを行うことよりもその結果得られる感覚を暗示として何度も刷り込んでいた。
ちなみにここでの絶頂シーンは無い。
マゾになって気持ちいいことをするのではなくて
マゾになる最中に気持ちいいことをついでにするみたいな作品だ。
深化した後にエッチを楽しむ催眠音声でおなじみのタイプとは違う。
赤いリボンのリコなんかもそうなのだが、キャットハウスの催眠におけるエッチは
暗示の内容を強く印象付ける触媒のような使われ方をしている。
まあ言われた通りにやってもそんなに気持ちよくないんじゃなかろうか。
しかし、催眠状態に入って頭の中をかき回される気分を嫌と言うほど味わえる。
マゾ化についても催眠に入りやすい環境を整えるところから入って
声を聞きたくなる→声に幸せを感じる→声に従いたくなる、と順を追って行っており
いつの間にか彼女に従うのに抵抗を感じなくなっているだろう。
このへんの持っていく流れは実に素晴らしい。
催眠を楽しみたい人ならまず満足できるに違いない。
催眠を楽しみたい、マゾになる過程を楽しみたい人に向けた作品だ。
ノーマルあたりでもある程度の属性変化が感じられるだろう。
Mなら彼女の声に従いたくて仕方なくなること請け合いである。
出演:ももた
時間:42分
属性:ノーマル~ドM
催眠:★★★★★
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆
総合:★★★★☆
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2014年06月11日
(催眠CD)裏Trance voice fan 赤いリボンのリコ外伝[古典催眠編]-催眠調教vol.1-鋼ノ拘束-
2005年10月に発売された、サークルキャットハウスの作品。
赤いリボンのリコは今から10年近く前に発売された元祖催眠音声と呼ばれる作品で
催眠音声はそこから始まったと言われている。
実際特許なんかも取られているらしいし本当なのだろう。
催眠音声が増えてきたのは4年前くらいからだからえらく昔の話に思えてしまう。
この作品はその後継にあたる。
今回は時間を半分近くまで縮めて短めにお届けする感じだ。
だが短時間と言っても侮ってはいけない。
きっちり催眠にかかるし気持ちよくもなれる優れものである。
あと今よりずっと前のことね様のお声が聞ける。
キャラを演じているからか今より随分と印象が違って実に面白い。
催眠は彼女に囁かれるような形で暗示を入れられる。
お酒に入った氷のように頭の中を溶かされたり
リコと布越しではあるが抱き合うような形になってお互いの鼓動を感じたりと
作品の舞台であるカップルバーにちなんだイメージから始まっている。
その後は水の上に寝た形でリコに押されて水面に沈みながら「沈む」感覚を養う。
頭の中を軽く突き飛ばされるような感覚を味わえるだろう。
チンコの勃起具合を水風船と形容するなどシーンに合ったイメージが心憎い。
そしてチンコの根元に暗示で軽く栓をして終了だ。
この暗示は射精後に発動するもので、ちょっとしたトラップのようなものである。
エッチはリコに手コキされるだけとかなりソフト。
今の作品のようにエロい感覚を誘発するのではなくて
暗示でチンコが熱くなるように誘導して絶頂させる感じだ。
最後の10カウントダウンも途中までは1カウントごとに長めの暗示を入れていき
そこから一旦少し戻って一気に数えおろしたりと手が込んでいる。
今主流となっている作品とは色々と違った部分も見られるが
これも立派な催眠音声である。
というか時系列的にはこれから今の作品が派生した、と言ったほうが正しいか。
暗示のかけ方が絶妙で聴いていて実に心地よい。
催眠から絶頂までの時間が20分ちょいなのにきっちり完結しているのも素晴らしい。
聴いて絶対に損はしない作品だろう。
だがいかんせんとてつもない割高感がある。
30分2000円だと1時間4000円か。
うむ、高い。
この高ささえなければ本当に良い作品なだけに残念でならない。
出演:紅月ことね
時間:35分
属性:ややM~M
催眠:★★★★★
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:☆☆☆☆☆
総合:★★☆☆☆
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2014年04月14日
美少女洗脳音声-マゾ化計画vol.1-注:決して何度も聞かないでください…
2006年5月に発売された、サークルキャットハウスの作品。
今から8年も前に発売された催眠音声黎明期の作品だ。
そもそもこいつを催眠音声と呼んではいけないのかもしれない。
ラポールの形成や催眠の導入・深化といった
こちらの被暗示性を高めていく部分を完全に端折っているからだ。
タイトルの通り聴き手を洗脳してマゾ化することを目的としている。
最初は頭の中に現在好きな人など理想の女性を思い浮かべ
その人の言うことには従ってしまう暗示を入れられる。
これだけ聞くと催眠初期に行う催眠者への興味を引く行動にもとられそうだが
暗示の内容は本当に一方的に価値を押し付けるような感じで
序盤から洗脳の匂いがぷんぷんとしている。
そして鏡をイメージし、そこに映っている理想の女性と感覚を共有する。
彼女はド淫乱だそうでエッチが大好きだ。
だから一緒にエッチな気分になって幸せになりましょう、と。
そのイメージを強化するために軽く胸を揉んだり股間を弄らせている。
この作品でのエッチシーンは基本ここだけだ。
股間を「あそこ」とわざとぼかしているのは
あまりエロに意識を向けたくなかったからなのかもしれない。
後半はメインとなるマゾ化を行う。
「マゾ」という単語を何度も言って興味を引くのと同時に
良いイメージを付随させることでマゾは良いものだと言い聞かせている。
同じような内容を色々手を変え品を変え言い続けるスタイルには
すくりぷの作品あたりに近いものを感じた。
暗示の常套手段としてマゾよりも「気持ちいい」とか「幸せ」を強調して言っている。
最後は「マゾになりたいなぁ」とこちらの口から言わせた後に
箱をイメージしてマゾにとって必要のないもの、迷いや疑いをそこに入れていく。
そして空いた分のスペースにさらにマゾへの欲求を詰め込むのだ。
お姉さんがご主人様として軽く命令をして強化するおかげで
自分がマゾとしての素養を積んだことを自覚することになるだろう。
厳密に言えば催眠音声ではないのだが、催眠っぽい感覚も味わえる作品である。
特に被暗示性が高かったり催眠音声の経験が豊富な方だと
ある程度自分で催眠状態に入ることができるだけに
彼女の暗示をダイレクトに受け入れて不思議な気分になるだろう。
マゾ化だからある程度のM適性を持っているのが望ましい。
これだけで一気にマゾになるほどの力はさすがにないが
若干の属性移動を引き起こすくらいの力は十分に持っている作品である。
出演:確認できず
時間:36分
属性:ややS~ややM
催眠:★★★☆☆
エロ:☆☆☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆
総合:★★☆☆☆
体験版はこちらから
2014年02月18日
(催眠CD)裏Trance voice fan 赤いリボンのリコ1~ドリームチャット~烙印
2004年10月に発売された、サークルキャットハウスの作品。
発売された時期を見ればわかるようにとても古い作品だ。
そして催眠オナニーのすべてはこの作品から始まっている。
キャットハウスは催眠オナニーを考案したサークルであり
現在でも多くの催眠音声に影響を与えているのだ。
この作品はリコとビデオチャットでやり取りをするような形式で催眠を行う。
そしてリコ役はなんとことね様なのだ。
もう10年近くもこの仕事をやられているとはさすがと言う他ない。
最初の7分くらいは役作りとして簡単なやり取りが行われている。
主人公の子供の頃の話をリコが熱心に聞く様子が描かれているのだが
よくよく彼女のセリフを聞いているとイエスセットを使っているように思える。
そうやって軽く無意識に働きかけてから古典催眠で落とす流れだ。
深呼吸をしてリコが高校時代の話をするところから本格的な催眠は始まる。
文化祭が終わった後の教室で好きな人と雑談をしていて
リコの用意したチョコレートを食べるのと同時に催眠へと引きずり込んでいる。
人間は話に夢中になると自分がそこにいるかのような錯覚を覚える。
今回は好きな人=主人公に持って行って間接的に催眠をかけているのだろう。
そのまま脱力させたり撫でられた体の部分が支配される暗示を入れて
20カウントを暗示を絡めて刻みながら深化を行っている。
エッチはまず主人公を小学生の意識に戻して教室でリコに手コキをされる。
相手が子供だから射精すると死ぬとか間違った知識を埋め込んで混乱させたり
トラウマになるような暗示をいれられるおかげで
女性から一方的に責められる感覚をかなり楽しめるだろう。
10カウントで1回目の絶頂を迎え、同時にとあるキーワードを心に埋め込まれる。
後半はリコのパンツを口に入れられながらのオナニーだ。
イメージ中心だった前半とは打って変わって暗示で次々と心を縛り付けてくる。
最終的に彼女の人形になることを認めてオナニーを停止。
その後はリコにパンツコキをされながら前立腺を刺激されて絶頂を迎える。
こちらも同じく10カウントを刻んでのフィニッシュだ。
つまり両方ともドライでの絶頂になる。
技術レベルが私の知識を遥かに上回っているのか、色々と謎の多い作品である。
少なくとも昨今の催眠音声とはスタイルがかなり違って
初めて聞くと新鮮な感覚を受けると思われる。
トラウマだとか洗脳だとかやや恐ろしいことを作中でリコが口走るものの
さすがにそこまで心にダメージを負うことはないだろう。
全体的に進め方が淡白というか、ほいほい暗示をかけてくるおかげで
被暗示性の低い方だとそこまで彼女の言う通りにはならないように思える。
エッチも聴き手の感度を上げるよりは責められるシチュで心を盛り上げているようだし
やや人を選ぶ内容かもしれない。
スタイルも何も日本における催眠音声自体がこれ以前に存在しなかったわけだから
きっと作り手も手探りの状態だったのだろう。
だが催眠音声としての形はきちんとできあがっている。
現在の名作に比べると品質的にはさすがに劣るが
催眠音声のジャンルを作り上げた功績は何よりも大きい。
それを称えてコスパが悪いにも関わらず最高評価をつけさせていただいた。
出演:紅月ことね
時間:62分
属性:ややM~M
催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★☆☆☆☆
総合:★★★★★
体験版はこちらから