カジハラエム
2018年08月16日
イキ戻り!-∞すんどめ催眠-
2018年02月に発売されたサークルカジハラエムの作品。
チクニーと女体化ばかりやってたサークルがようやく方向転換してきた。
セルフなしでの寸止めに挑戦してる。
自分の得意ジャンルを持つのはもちろんいいことなんだが
カジハラ氏の場合はむしろ足枷になってきた気がする。
この作品は謎の女性に催眠をかけられエッチしながら寸止めを繰り返す。
彼女によるとイキ戻りは射精の直前から一瞬で平常時に戻ることを意味するらしい。
男は射精直前に刺激を控えれば普通は収まるからそれを催眠でやってみようって寸法だ。
普通にオナニーしたら効果がわからないんでいじらずに行う。
催眠は深呼吸→分割弛緩→カウントによる深化と続く。
深呼吸は4分くらい続けながら彼女が暗示をちょこちょこ入れる。
分割弛緩も右腕→左腕→右脚→左脚→頭→心の順に深呼吸と同時にやっていた。
いかんせん時間が短いからこうでもしないとトランス誘導が難しくなる。
深化は3カウントダウンを3セット数えてから落ちる暗示を何度も言う。
同じセリフを使い回すんじゃなく表現を色々変えていた。
ことね様の演技も相変わらず安定していて心地いい。
オリジナリティに乏しいが入りやすい催眠であった。
エッチは彼女が体を撫でフェラやセックスをする。
その間に10カウントアップをちょくちょく挟み、9まで数えたら0に戻すのを繰り返してた。
カウントを連呼するだけだとつまらんし興奮しないだろうってことで効果音をガンガン鳴らし喘ぎまくる。
エロボイスと催眠を半々くらいにしたエッチであるな。
感度を上げたりプレイを主観的に楽しませる暗示がほとんどないので
催眠の効果でイクのとはちと違うかもしれない。
でも催眠音声ってエロくないよなーと思ってる人にはこれくらいがよさそうだ。
良し悪しってよりは好みの問題じゃないかねぇ。
一通り続けた後10カウントアップで射精する。
エッチが催眠からちと離れてる点を除けば概ね良好な作品だ。
催眠は時間とやることをできるだけ削ってエッチを長くしてある。
イキ戻りが目的の作品でエッチがしょぼかったら話にならんし良い判断だと思う。
だがチンコに手を一切触れずに射精するってのはハードルが高いわな。
ってなわけでまずまずの満足感が得られた。
カジハラ氏は妙なこだわりがあるせいで品質が落ちてることが割とあるから
それを見直せば少なくとも今よりはいい作品ができると思うぞ。
出演:紅月ことね
時間:50分
属性:ややM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
体験版はこちらから
saiminsusume at 20:00|Permalink│Comments(2)
2017年08月21日
すんどめない -射精管理官の射精管理-
2017年07月に発売されたサークルカジハラエムの作品。
サークルの代表作「超寸止め催眠」とは真逆のテーマを持ってきた。
カジハラエムはこのところ不振が続いてて3桁すらなかなか届かない。
その打開策として過去の人気作からヒントを得たものを作ったのだろう。
どんな感じか気になったんでとりあえず聞いてみた。
この作品はBeBeと名乗る射精管理官とセックスする。
何でも主人公のいる世界はオナニーが禁止されてるらしく
性欲解消のために彼女が派遣されたそうだ。
美味しい展開とも取れるが男にとってオナニーできないのはさすがにきついわな。
催眠はプレイルームへの移動→軽いペッティングと続く。
移動は足音のSEを鳴らしながら握った彼女の手が温かいとかドキドキすると言う。
まあ事前の準備もなしに暗示を入れたところで効果はお察しだ。
ペッティングは同じベッドにくっついて座り顔を寄せて息を吹きかける。
深化と思しき暗示を入れずに何度もふーふーやっていた。
サークルには悪いがこれじゃ催眠と呼ぶには不十分だわな。
トランスとは程遠い素の精神状態でエッチを聞く羽目になった。
エッチはチンコを手で勃起させ、チンコや耳を舐め、軽く感度を上げてからセックスする。
状況説明を割と頑張ってるが感覚支配の暗示がほぼなくどうにも味気ない。
だが舐め音や喘ぎ声の量は催眠音声の中だと多いほうにあたる。
エロボイスをベースに暗示をちょこちょこ入れる感じだった。
最後の最後に彼女のイキ声に合わせて絶頂する。
催眠ボイスドラマと呼ぶにも抵抗のある作品だ。
催眠が催眠になってないしエッチも催眠を考慮してるとはとても言えない。
サークルはもしかしたら催眠音声じゃないものとして作ったのかもしれないな。
Mっ気を感じるプレイもまったくなく大して興奮できなかった。
ってなわけであまりおすすめできない代物だ。
カジハラエムは特定のテーマに固執する傾向が見られるから
こういうものを作るのならいっそ未開拓のジャンルに挑戦したほうが実を結ぶと思う。
出演:紅月ことね
時間:57分
属性:ノーマル
催眠:★☆☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★☆☆☆☆
体験版はこちらから
saiminsusume at 20:00|Permalink│Comments(0)
2017年07月17日
ヒーリング☆癒し添い寝催眠2-夢精誘いボイス:立体音響編-
2012年04月に発売されたサークルカジハラエムの作品。
2とあるように以前発売された作品の続編だ。
催眠で眠らせて夢精させるのをコンセプトにしてる。
夢精はエロトランスや他のサークルがちらほらやってるくらいで数はえらく少ない。
前作がわりかしよかったんで同じくらいのものを期待し聞いてみた。
この作品は謎の女性が疲れた主人公を寝かしつけついでに夢精させる。
オナニーする時間が取れないくらいリアルが忙しいのだろう。
仕事中にムラムラすることはさすがにないが溜め込んでるのはよろしくない。
寝たまま射精させるのも彼の体力を消耗させない思いやりなのかもな。
催眠は深呼吸→カウントによる深化と進む。
深呼吸はすーはー言う中にリラックスする暗示をちょこちょこ入れる。
寝かせるのが目的なんで暗示の量は控えめにして呼吸を数多くこなしてた。
これだけでもそれなりに眠くなること請け合いだ。
深化は10カウントダウンを2セット数える。
前暗示を入れ、カウント中に短い暗示を入れ、後追い暗示を入れる基本に沿ったものだ。
すとーんと落ちる感覚や脱力感はさほどないが意識は結構ぼやける。
下手な小細工を使わずすんなり落とす割といい催眠であった。
そういや催眠をかけた後に波の音が1時間くらい流れる。
人間は寝ると90分周期でレム睡眠とノンレム睡眠を行き来するからだろう。
セリフがまったく入ってないんで心置きなく眠れる。
エッチは引き続き波の音を鳴らし体全体が揺られてるイメージで射精させる。
チンコが波に揺られぶつかる様子を言葉で表し感度を高めてた。
そんなにエロくないんで本当に射精できるかは保証しかねる。
特定のワードで射精させそのまま再度眠りにつかせておしまいだ。
無難な夢精作品ってところだな。
とりあえず寝かせて暗示が無意識に届きそうな時間帯に再度話しかける。
前作は寝る時間が取られてないのが問題だったがそこもきちんとクリアしてる。
何はともあれ眠りやすいのは間違いない。
ってなわけでまあまあの満足感が得られた。
エロに過度な期待さえしなければ寝ながら聞く候補に考えてみてもいいだろう。
出演:紅月ことね
時間:103分
属性:ノーマル
催眠:★★★☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★☆☆
体験版はこちらから
saiminsusume at 20:00|Permalink│Comments(0)
2017年05月23日
TS催眠!-あなた→私-
2015年09月に発売されたサークルカジハラエムの作品。
カジハラ氏では毎度お馴染みの女体化ものだ。
これを出した1ヶ月前にほぼ同じタイトルのチクニー作品を出している。
この2ジャンルに執着してるってことは好きなんだろうな。
半額キャンペーンで安かったんでとりあえず聞いてみた。
この作品は五木はるらなる女性に女体化催眠をかけられる。
彼女が何者なのか、主人公との関係はどうなのかは何も語られてない。
というか音声が始まって1分後にはもう催眠が始まる。
催眠音声ならもうちっとラポール構築を頑張ったほうがいいと思うのだがな。
催眠はストレッチ&深呼吸→深化&女体化と進む。
ストレッチは右足→左足→右腕→左腕→頭の順にひとつずつ軽く持ち上げ合図で下ろす。
暗示を軽く入れてくるがどれも1回しかやらんし効果はほんの僅かってところだ。
深呼吸は自分のペースで3分やるだけなんで言うことはない。
深化は最初に時計の音を5回鳴らし彼女の声に心地よさを感じる暗示を入れる。
深呼吸で空っぽになった頭に声を注ぎ込んで言いなりにするって寸法だ。
さらに彼女と体を共有し女性になったことを受け入れるよう言われる。
最後に「トランスセクシュアル、大好き」をキーワードにトランスを深めて終了だ。
まあなんだ、女体化が随分と手抜きっつうか配慮に欠ける催眠であるな。
彼女の体を借りるって発想はいいんだけどその手法が強引過ぎてついていけない。
ていうか2人の体が通じ合ってるならエッチシーンで一緒に気持ちよくなるのが妥当なのに
実際するのは普通のレズプレイでコンセプトとかなりずれている。
あべこべな部分が多いと疑問が生まれ、それが思考を活性化させることにつながり催眠は解ける。
そんな基本的なことすら押さえられてないのだから困ったものだ。
お世辞にもいい催眠とは言えない。
エッチはローターで乳首を責め、電マでマンコを責め、ディルドで処女を奪う。
女体化した主人公が処女ってことは五木さんも処女なんだろうな。
その割にエッチが手慣れていてここにも違和感がある。
流れは個別に効果音を流しながら気持ちよくなる暗示を入れ
10カウントダウンで絶頂するのを繰り返す。
音がリアルだからどんな風に責めてるかは割かし掴みやすい。
だが女体化催眠があべこべなせいで自分がやられてるってよりは他人の行為を見てるようだった。
催眠音声で催眠がダメだとエッチもダメになるいい見本だな。
ドライとは程遠い状態で聞き終える羽目になった。
催眠はダメダメ、エッチはそれなりの作品だ。
ローターや電マを使う催眠音声は珍しく、音も入っていてイメージしやすい。
暗示の入れ方もそれほど悪くないしトランスや女体化に成功してればまあイけたんじゃないかって思う。
だがしかし、その土台となる催眠がよろしくないのですべてがおじゃんになってる。
女体化催眠を10分そこそこでこなすのがそもそも難しいのだから順当とも言える。
カジハラ氏は以前はいいものを作ってたのにこのところ雑さが目立つ。
本人がそう自覚してなくとも作品の色んな部分にそんなものを感じた。
大手のサークルは夏冬に向けてじっくり練り上げてるし一度それに倣ってみてはどうだろうか。
このままでは品質が悪い→売れない→やる気が出ないの悪循環を生むだけだ。
ってなわけで半額でもお勧めしたいとは思わない代物だった。
着眼点は面白いのだからそれをなんとか形にして欲しいものである。
出演:誠樹ふぁん
時間:45分
属性:ややM
催眠:★☆☆☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★☆☆☆
体験版はこちらから
saiminsusume at 20:00|Permalink│Comments(0)
2017年04月17日
チクミン。-乳首DOKIDOKI催眠-
2016年10月に発売されたサークルカジハラエムの作品。
チクニー催眠シリーズの第6作目であるな。
カジハラエムは以前から乳首や女体化に関する作品をよく作ってる。
催眠音声の多くが作者の嗜好を反映してるのを見るとやっぱり好きなんだろう。
乳首系のエッチは好きだし気になったんでとりあえず聞いてみた。
この作品はサチカと名乗る謎の女性にチクニー催眠をかけられる。
主人公は元々乳首ジャンキーなのだが彼女の支援を受ければもっと気持ちよくなれるそうだ。
まあチクニーは気づかない限りやらないプレイだし誰かの助けは必要かもしれない。
乳首をいじるだけでは収まらず母乳まで漏らすキワモノだ。
催眠は深呼吸→脱力→暗示と進む。
深呼吸は間を長めに取って8セットやり脱力は寝転んで彼女の暗示を聞く。
最初は「す~~~っと」を何度も言いながら力が抜ける暗示を入れ
しばらく経つと頭と首→右腕→左腕→胸と腹→腰と股間→右足→左足の順に掃除機で力を吸い上げる。
掃除機のシーンは効果音もちゃんと鳴る。
ちと珍しいタイプの分割弛緩だわな。
意識のぼやけはさっぱりだがそこそこの重さを感じる。
だが普段のカジハラ氏に比べると暗示の量が少ないとも思える。
暗示は乳首が気持ちよくなる→乳首から母乳が漏れ出すの順に入れる。
感度強化は10カウントを8セット数えながら行い母乳は「ドキドキ」を何度も言っていた。
感度はともかく母乳はこれじゃさすがに無理があるだろう。
いきなり言い出すから疑問しか湧かず催眠が解けてしまった。
こういう描写を出すのなら催眠を始める前に言っておいたほうがいい。
エッチは彼女が乳首を吸い、チクニーに切り替わり、掃除機責めが加わる。
チクニー以外の2つは唾液音と効果音に感覚支配の暗示を絡めていた。
催眠がさっぱりだったんでぶっちゃけ殊更気持ちいいとも思わない。
普段やってるチクニーと大して変わらずげんなりだった。
掃除機責めが始まったあたりに10カウントダウンを合計4セット数えて感度をさらに高め
仕上げに10カウントダウンからの寸止め、再度の10カウントダウンで絶頂する。
サークルには悪いがこれでドライ絶頂できるユーザーはほとんどあるまい。
なんつうか微妙な作品であった。
テーマに従い乳首だけをとことん責めてくれるのだが催眠との噛み合わせが悪い。
その最たる原因は主人公が母乳を出す描写があるからだ。
トンデモ設定をベースにエッチを組み立ててるんでついていくのがえらく難しい。
そもそもなぜ男のまま母乳を出す設定にしたのかがわからない。
母乳を出すのは女の役目なのだからすんなり女体化させればいいだろうに。
チンコをいじらないエッチなんだし男にこだわる理由が見当たらない。
男と母乳を無理矢理くっつけようとして見事に失敗してる。
催眠パート最後の暗示を入れるシーン以降がぐだぐだであった。
ってなわけでお世辞にも良い作品とは思えない。
催眠をかけるにあたり被験者に疑念を抱かせる行為はできるだけ避けるべきだ。
出演:紅月ことね
時間:49分
属性:ややM
催眠:★☆☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★☆☆☆
体験版はこちらから
saiminsusume at 20:00|Permalink│Comments(0)
2016年11月16日
ヒーリング☆添い寝催眠-夢精誘いボイス-
2011年06月に発売されたサークルカジハラエムの作品。
サークル内で今のところ5番目に売れてる作品だ。
催眠で眠らせた後に感覚支配の暗示を入れて夢精させる。
女体化や乳首好きなカジハラ氏では珍しい正統派の癒し路線だ。
こういうのもたまにはよかろうと思い遅ればせながら聞いてみた。
この作品は謎の女性に眠くなる催眠をかけられ夢精する。
普通の催眠音声とは違い催眠とエッチの間に約20分間のインターバルがある。
この間に眠ってくださいねってことだ。
効率よく眠らせるために催眠も深呼吸や脱力を主軸にしている。
催眠は深呼吸→カウントによる脱力&深化と進む。
深呼吸は彼女の声に合わせて9分くらい行う。
最初は呼吸するだけにして少し経つと吐いたときにのみリラックスする暗示を入れていた。
通常の催眠音声の倍近い長さだな。
これだけやってれば人間なら誰しも多少は眠くなるってもんだ。
そういや音声が始まるのと同時に波の音のBGMが流れる。
ループの割に切れ目や不自然さがなく音もクリアで実に良い。
これを聞きながら深呼吸するのだから余計癒されるに違いない。
脱力&深化は10カウントダウンで軽く深化し
直後にも10カウントダウンを数えて全身を脱力する。
どちらも1カウントごとに短い暗示を入れていた。
ことね様の優しい演技もあって眠くなること請け合いだ。
エッチは海に体を浮かべ海水の暖かさと波の揺れを感じる。
寝てる聞き手とエッチするのは不自然だろうってことでイメージを使っていた。
暖かさは強くすればエッチの時に感じる熱に変わるし、揺れも突き詰めれば快感へと変わる。
催眠で使った素材をできるだけ活用する凝ったプレイだ。
私は途中で寝てしまい気づいたら音声が終わってたんで効果はよくわからない。
催眠パートでもうちっと手加減してくれれば浅い眠りになってたのかもな。
まあ申し訳ないが夢精はできなかった。
狙ってできるもんじゃないしこればかりは仕方あるまい。
感度強化を一通り終えた後にカウントではなく追加の暗示で絶頂する。
エッチが人を選ぶ点を除けばなかなかに良い作品である。
催眠パートのまったりした雰囲気やリラックスだけを追い求めた技法の数々が眠りを誘う。
金曜日の夜なんかに聞いたら効果覿面であるな。
波の音もカジハラ氏がよく使っている素材で扱いが上手い。
エッチはおまけとまでは言わないにせよ催眠に比べると存在感が薄いわな。
悪くはないんだがもう一工夫欲しいってところだ。
夢精を目指すのなら3日以上はオナ禁しないと難しかろう。
ってなわけで私は結構満足できた。
ドM要素は皆無なんで変態じゃない人のほうが楽しめるだろう。
出演:紅月ことね
時間:51分
属性:ノーマル
催眠:★★★★☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★★☆
体験版はこちらから
saiminsusume at 20:00|Permalink│Comments(0)
2016年11月04日
すんどめ☆超寸止め催眠
2011年04月に発売されたサークルカジハラエムの作品。
現在までに11本出てるシリーズの元祖だ。
手を使わず暗示によって寸止めさせ射精へと追い込む。
2011年頃はまだ作品も少なかったはずだしノータッチで射精させるエッチは珍しかったろうな。
これの3ヵ月後にことね様のバージョンが出て大ヒットした曰くつきの作品でもある。
この作品は街で逆ナンしてきた女性の家でオナニーを披露する。
何でも彼女は男がオナニーで感じる姿や射精するところを見るのが好きらしい。
それをより華々しく飾るために催眠をかけるって寸法だ。
寸止めは最後のほうにちょろっと出てくるくらいで超をつけるほどでもない。
催眠は深呼吸→カウントによる深化と進む。
深呼吸は掛け声に合わせて呼吸し吐いたときだけ暗示が入る。
声優の経験が浅く演技にちと難があるがセリフはなかなかに良い。
カジハラ氏はどの作品も基本ができてるんで実に聞きやすい。
深化は10カウントダウンを数え1カウントごとに短い暗示が入る。
深呼吸でリラックスさせた背景を踏まえて脱力を入念にやっていた。
催眠パートの時間が10分もないし深いトランスに入るのは難しかろう。
でもこの作品でするエッチはそんなに深く誘導する必要があるとも思えない。
まあ時間を延ばし内容を充実させるのが一番なんだがな。
この時間内にかけるってことならまずもって妥当な催眠と私は考えてる。
エッチは全身の熱をチンコに集めカウントを何度も刻む。
お腹→腰→脚→太もも→ひざ→ふくらはぎ→足→足の指の順に全身をさらりとなぞり
その前後に体が熱くなる暗示を入れる。
彼女が体を近づけたり手で触れてくることはない。
聞いてて全然エロくないんでそれがかえって感覚の変化をわかりやすくしてる。
カウントは0になるたびに感度が高まると暗示を入れてから7セット
次に0で射精すると断りを入れてから4セット数える。
これを8分近くかけてやるから寸止めだよってことだ。
つうても普段のオナニーでする寸止めよりも快感はずっと弱い。
多少気持ちよくなるかな程度の人が多いんじゃなかろうか。
ここでも時間の短さからくる準備不足が足を引っ張ってる。
無理に射精を目指さずセルフなりドライなりにしとけば随分良くなっただろう。
可もなく不可もないサークルの実力相応な作品だ。
30分近くしかない中で催眠音声になるように纏め上げてる。
1時間クラスの作品には及ばないがサクッとリフレッシュするのに役立つ。
だが最後に射精できるとは思わないで欲しい。
催眠音声って奴は最低限やるべきことがあって
エッチも含めてそれらを無難にこなすとどうしても40分くらいはかかってしまう。
一部のサークルが出してる短時間の作品はだいたいが安眠目当ての非エロだ。
エロ有りで短くまとまってるのはすくりぷとかの大手しかいない。
だからカジハラ氏の力量を考えればこれは十分な作品だと思う。
ってなわけでまあまあな作品であった。
昔の作品なんで他に聞くものがなくなった時にでも検討してくれ。
出演:一之瀬りと
時間:30分
属性:ややM
催眠:★★★☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
体験版はこちらから
saiminsusume at 20:00|Permalink│Comments(0)
2016年08月08日
大人の耳かき催眠専門店・青葉
2015年06月に発売されたサークルカジハラエムの作品。
同人音声で相変わらず猛威を振るっている耳かきとのコラボ作品だ。
催眠は専門に作っているサークルが多く違う畑の要素を取り入れた作品が少ない。
両方作ってるカジハラエムらしいテーマであるな。
自作と思しき数多くの効果音を使って耳かきをリアルに作り上げている、
この作品は青葉なる店員に耳のマッサージと耳かきをされる。
耳マッサージを軽く済ませた後に催眠をやってそれから耳かきに進む流れだ。
そして耳かきから耳舐めやオナニーへと徐々にシフトさせている。
癒しが充実している一方エッチはなんとも物足りない。
催眠は耳マッサージの音を聞きながら約3分間深呼吸し
軽い分割弛緩をしてから10カウントで深化、最後にもう一度深呼吸をする。
カジハラ氏がよく使っている古典的な催眠技法を簡略化したタイプだな。
強いて違うところを挙げるとするなら効果音が鳴るところなのだが
効果音と暗示に関連性が無く催眠においてプラスに働いてるとは思えない。
ごくごく軽い催眠に入った気分になる程度で終わるだろう。
エッチは35分くらいの時間をかけて耳かきや耳舐めをしてからオナニーに進む。
私は耳かき音声をほとんど聞いたことがないのであまり強くは言えないのだが
効果音が結構リアルで耳に軽くくすぐられるようなこそばゆさがあった。
耳舐めはエロを意識した結構下品な音を鳴らしてくれる。
しかしそれらを一生懸命頑張ってるからなのか催眠に必要な暗示がえらく少ない。
サークルが催眠・耳かきいずれを重視しているのかはよくわからないが
この内容では催眠に入ったとしても途中で解けてしまうだろう。
催眠状態を維持しようとする動きが特に無いから仕方ない。
終盤で固めて入れてくるシーンがあるものの、その前の時点で解けていたら意味が無い。
せっかく催眠と耳かきを掛け合わせたのに催眠の影がほとんどなくなっている。
オナニーは3分間竿や亀頭を刺激し10カウントで射精する、これだけだ。
おちんちんを数回言う程度で舐めたり喘いでくれたりもしない。
ただでさえ耳かきをやりまくった直後でエロい気分になりにくいというのに
これでは短時間で射精するのは難しかろう。
極端にエロく下品にしたほうがメリハリがあって良かっただろうな。
非催眠の部分に力を入れすぎてほとんど催眠になっていない作品である。
耳マッサージや耳かきの部分はよくできていると思う。
だがそれと催眠を絡めるところがうまくいってないからほとんど催眠に入れない。
これならわざわざ催眠誘導などせず普通に耳かきしたほうがいいだろう。
催眠誘導後も引き続き耳かき重視で催眠暗示が意味を成していない。
実力以上のことに挑戦し、その結果空中分解しているように思えてならない。
エロトランスみたいに催眠をかけながら耳かきしろとは言わない。
だが催眠に一定以上の力点を置き、それを維持しながら耳かきしなければ
そもそも催眠をかけたこと自体が無駄になってしまう。
これならいっそ耳かきまでは素の状態でやって
エッチの直前に催眠をかけてもよかったんじゃなかろうか。
耳かきという求心力のあるテーマを持て余している感がある。
さらにエッチはオナニーだけだからやっぱり消化不良になっている。
ってなわけで気になる部分が多々ある作品であった。
だが問題を見つめなおし改善できれば良作に化ける可能性も十分にある。
サークルにはもう一作くらい挑戦してみて欲しいものである。
出演:紅月ことね
時間:77分
属性:ノーマル
催眠:★☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
癒し:★★★★☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★☆☆☆
体験版はこちらから
2016年05月16日
乳首道 -Chi-Qo-Bi-Do-
2016年03月に発売されたサークルカジハラエムの作品。
サークルがよく作っている乳首がテーマの作品だ。
ことね様が上品な声であれこれリードしてくれる。
そういやこのサークルはことね様とふぁん氏をずっと起用してきたのだが
ふぁん氏が音声活動をやめたこれからはどうするのだろうな。
この作品はお姉さんにエッチな催眠をかけられ乳首道を習得する。
彼女によると乳首だけでイける体になれば男の格がぐっと上がるらしい。
エッチでも隅から隅まで乳首だけを責め続ける完全ドライ仕様だ。
催眠は深呼吸→分割弛緩*2→乳首の感度強化と続く。
深呼吸は自分のペースで行い彼女の言葉を聞くよくあるやつだ。
分割弛緩は1回目が肩、上腕、肘、手首、手の指先、頭、目、耳、鼻、口、顎、首、胸、お腹、腰、太もも、膝、ふくらはぎ、足首、足の指先の順に軽く流す感じで意識を向け
同時にそれらが軽くなったり心地よく感じる暗示が入る。
2回目は右腕→左腕→肩→背中→胸→腹→腰→太もも→ふくらはぎ→足首と部位を少し減らし
今度は言われた部分が重くなる暗示を入れている。
たぶんサークルは分割弛緩に揺さぶりを加えて深化を狙ったのだろう。
暗示の重ね方が上手く、ことね様の演技も良好で結構な重さを感じた。
独創性には欠けるが堅実な誘導を心がけていて良い。
乳首の感度強化は彼女に乳首を見られる、触られる様子をイメージし
勃起したりドキドキすると言ってくる。
以前のサークルならここで淫語をじゃんじゃん言ってたのに今回はまったくなかった。
暗示を入れる順番が勃起→興奮じゃなく逆の方が効果的だったかもしれない。
この段階では言われたとおりの変化は特に現れなかった。
エッチは乳首だけを指で擦られ、つままれ、舐められる。
前の2つは専用の効果音と暗示を交互に使い、舐めはちゅぱ音を固めて鳴らす。
彼女のテクで乳首の快感に目覚めさせようって寸法だ。
彼女の責め具合に関する描写が多い反面
催眠音声のエッチに必要な感度操作の暗示がどうにも少ない。
イメージができても気持ちよくなりにくいプレイだわな、これは。
乳首をとことん敏感にしてからじっくり責めたほうが催眠を有効活用できただろう。
催眠が結構良かったんでかなりもったいないことをしている。
乳首を舐め始めてから約6分後に10カウントアップで1回目の絶頂を迎え
そこから先は軽く責めてイク動作を4、5回繰り返す。
最後に和太鼓の音に合わせて再度絶頂して終了だ。
よくできてるんだがもうちょい改善して欲しくもある作品だ。
催眠パートはカジハラ氏の実力が発揮されていて入りやすい。
エッチも乳首まみれでテーマ性があるんだが如何せん気持ちよくする暗示に欠ける。
せっかく催眠誘導したのにこれでは片手落ちである。
焦らずじっくりエッチを進めてくれていたらと思えてならない。
だが催眠の醍醐味や多少なりとも乳首の快感を味わえるのも事実だ。
なんで催眠音声としてダメだとはこれっぽっちも思わない。
チンコに一切触れずイメージもさせない潔さも好感が持てる。
もし機会があれば改良された次回作を聞いてみたいものだ。
ってなわけで割といい作品だと思ってる。
ドライオーガズムに興味のある人は安めなんで検討してみてくれ。
出演:紅月ことね
時間:68分
属性:ノーマル~ややM
催眠:★★★★☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★☆☆
体験版はこちらから
2015年11月10日
チクニー催眠!-あなた→私-
2015年08月に発売されたサークルカジハラエムの作品。
サークルが地味に力を入れているチクニーシリーズの一作であるな。
チクニーなのに自分で乳首をいじらないものもあるのが玉に瑕だが
乳首に傾倒した作品が少ない状況を考えれば多少は許せる。
こいつもリアルで乳首をいじらないイメージプレイが中心だ。
この作品は七生夏なる女性にチクニーの何たるかを催眠込みで教わる。
エッチシーンが催眠の倍近くある力の入れようだ。
しかも今回はローターと電マを使った機械責めときている。
個々の動きに合わせて対応した音をきちんと鳴らしているのもなかなかによい。
催眠は手足の運動→深呼吸→暗示による深化と進む。
運動は寝たまま手足の片方ずつと頭を順に上げ「はい」の合図で下ろす。
ほぼストレッチだから暗示もほとんど入れてこない。
深呼吸は4分近くゆっくりペースでやらせていた。
深化は深呼吸の途中から意識がぼやける暗示を入れ始め
ゼロを何度も言いながら頭が真っ白になると言ってくる。
そして彼女の乳首の感度がそのままこちらに伝わるとも言っていた。
要は乳首だけでも女に変えてしまおうってことなんだろう。
女体化を結構作っているカジハラ氏らしさがある。
だが展開が唐突過ぎて実際そう感じる人はほとんどおるまい。
最後に「チクニー大好き」と言われたトランスが深まる暗示を入れて終了だ。
このキーワードはエッチの最中にちょこちょこ挟んでくる。
エッチはミニローター→電マで乳首をいじる、これだけだ。
彼女にそれをされるのだからチクニーと呼ぶのはどうもしっくりこない。
だが女性に乳首を責められるプレイと考えるのなら割としっかりしている。
あとプレイ中に鳴る電動音が地味に心地いい。
ミニローターは乳輪を片方ずつ外側からいじり始め
次第に乳首へと近づき、最終的には左右両方を同時に責められる。
そして彼女が乳首に快感が走る暗示を入れていた。
先の深化に失敗しているからか私はちっとも気持ちよくなれなかった。
普通は乳首が熱くなったりむずむずするのだがな。
それすらなかったということは催眠のかかりが浅かったのだろう。
しばらく経つと10カウントダウンに合わせて絶頂指示が入る。
電マも基本的な流れはローターとほぼ一緒だ。
何でもこいつを10秒乳首に当て続けると絶頂するらしく
3秒→5秒→7秒ってな具合に時間を少しずつ伸ばしてドライに追い込んでくる。
そして最後に長めに鳴らし、10カウントダウン+追い込み暗示で絶頂する。
催眠はあまりよくないがエッチで結構頑張ってる作品だ。
ローターと電マの効果音を適度にオンオフさせながら上手に暗示を入れている。
ことね様ってことで演技も概ねよかった。
これで乳首をいじるシーンがあればもっと気持ちよくなれたのだがな。
催眠はいつものカジハラエムに比べると手抜き感が否めない。
導入も深化もあっさりし過ぎて深めにくさがある。
彼女の感度が伝わると言っていながらエッチの最中はノーリアクションだし
これなら乳首の感度が高まる暗示を普通に入れたほうがまだよかっただろう。
エッチは優しい態度で激しく責めてくれる。
だが催眠のかかりがよろしくないのでイメージするにも大変そうだ。
いいところと悪いところがはっきりしてる作品だと思う。
ってなわけであんまり満足できない内容であった。
相当な乳首好きでもない限りは他の作品を聞くのがいいだろう。
出演:紅月ことね
時間:42分
属性:ノーマル~ややM
催眠:★★☆☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★☆☆☆
体験版はこちらから