人外
2018年04月13日
セイレーンの檻
2017年12月に発売されたサークルAtelier Honey*の作品。
聞いたことないサークルだなーと思って調べてみたら野上菜月氏の個人サークルらしい。
同人音声は7作あって催眠はこれが初めてだそうだ。
スクリプターのほうはVOICE LOVERってサークルの人で催眠だと完全に無名だな。
野上氏の人脈ならF・A・Sとか帽子屋にスクリプトを依頼したほうがいいと思うんだがねぇ。
例によって参入のお祝いを兼ねて試しに聞いてみた。
この作品はセイレーンとシレーヌなる女性にエッチな責めを受ける。
シレーヌはフランス語でセイレーンと同じ意味だから彼女の正体もうすうすわかる。
パートごとに彼女らを切り替えて別のことをやっていた。
双子以外で催眠話者をころころ変えるのはラポールの面でよろしくない。
催眠は深呼吸→分割弛緩法→カウントを使った深化と進む。
深呼吸は声に合わせてすーはーしながら暗示をちょろっと入れ
分割弛緩は左腕→右腕→右足→左足→腹→頬から首の順にセイレーンが体を撫でる。
そして一個ずつ脱力する暗示をちょこちょこ入れていた。
野上氏が演技を頑張ってるおかげで手足が割と重くなる。
深化はこれまでの記憶をすべて忘れる暗示を入れてから5カウントを数え
そこでも1カウントごとに同様の暗示を入れる。
暗示の入れ方やカウントの数え方は特に問題ないんだがここで忘却の暗示を入れるかねぇ。
大手の催眠音声でも滅多にやらないことをぱっと出の人間がやったところでうまくいくはずがなかろうに。
すくりぷとかエロトランスみたいに威光があるならまだしも暴挙だと思うぞ。
結局脱力感がそこそこ味わえたところまででエッチに進む羽目になった。
エッチはシレーヌに介抱され、睡眠中にセイレーンに甘やかされ、起きてからシレーヌともイチャイチャする。
介抱するパートは体を拭いたり裸で抱き合うくらいでそこまで突っ込んだことはしない。
セイレーンとは赤ちゃんプレイにとても近いことをやっていて結構濃厚だった。
「~でちゅね」とか言っておっぱいを吸わせチンコをしごくところとか甘えん坊にはたまらんだろう。
しかし催眠音声なのにそれに関するアプローチがびっくりするほど少ないのは困ったものだ。
セイレーンパートの最後のほうで波の音を流しそれに暗示を込めてドライ絶頂させるシーンがある。
で、催眠パート終了後からそこに着くまでの30分は概ね催眠と無関係のエッチをしていた。
催眠と関係ないエッチをするなら最初から催眠なんてかけないほうが時間の節約になると思うんだがね。
催眠とエッチがバラバラだと作品全体のバランスも悪くなってトランスを維持できない。
シレーヌとのエッチはキス、手マン、手コキ、フェラ、セックスとスタンダードなプレイを一通りやる。
効果音がよく鳴るのでイメージはしやすいのだが感度強化は特にしてこない。
セックスシーンの前半に3回、後半に4回連続で絶頂させていた。
やり方はさっきと同じく波の音を流し絶頂の合図を出すのを繰り返す。
絶頂シーンだけ催眠っぽいことをやってるから聞いててどうにも波に乗れなかった。
野上氏には悪いがスクリプトが力不足だな、これは。
催眠音声ではベタ中のベタな技法をちょっとだけ変えて順番にこなしてる。
そこまでは別にいいんだが深化と同時に忘却の暗示を入れるのはさすがにきついっしょ。
分割弛緩法がもっと入念で優れたものだったら入ったのかもしれないが私にはさっぱりだった。
ぶっちゃけこのエッチに忘却って別に入れる必要ないのよね。
記憶を失ってる状態を活用したプレイをしてるわけじゃないので入っても入らなくても違いが出ない。
それをわざわざ催眠の一番重要なところでやってる理由がわからなかった。
彼女たちは彼を赤ちゃん扱いしてるがそれなら忘却じゃなくて幼児退行の暗示を入れたほうがいい。
もしくは普通に深化させてから波の音を聞くと気持ちよくなる暗示を入れたほうがずっと気持ちよくなれたと思う。
催眠からかけ離れたエッチをやってるし不可解なところがいくつか見られた。
ってなわけで私は消化不良であった。
出演:野上菜月
時間:100分
属性:ややM
催眠:★★☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★☆☆☆
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2018年01月13日
天使と悪魔の相反催眠
2018年01月に発売されたサークルF・A・Sの作品。
この前やった冬コミ合わせの作品であるな。
1月と9月は大手が新作をこぞって出す祭りの季節である。
今回は帽子屋が落としたがそれ以外はだいたい間に合ってくれて何よりだ。
このサークルならきっと楽しめるだろうってことで早速聞いてみた。
この作品は天使と悪魔が主人公を取り合いながらエッチな催眠をかける。
彼のことを気に入った悪魔が魂を堕落させようと仕掛けそれを天使が防ぐって寸法だ。
双子系なんだが従来のやつとは大幅に違ってなかなか面白い。
技術面も催眠に心理学のアプローチを加えてあってハイレベルだ。
催眠はリラックス運動→深呼吸→脱力→カウントを使った深化と進む。
リラックス運動は腕をぶらぶらさせるいつものやつなんで説明は不要だろう。
深呼吸は最初だけ彼女たちが合図を出しその後は自由にやりながら話を聞く。
自分の声に興味を引くように呼びかける事が多かった。
私はMなんで野上氏の悪魔が好きだが天使に集中しても問題なくリラックスできる。
脱力は足先→足首→脹脛→太もも→下半身→腰→背中→両手の指先→両腕→肩→首と頭の順に悪魔が脱力する暗示を入れ
そのたびに天使が脱力しないでねと言っていた。
セリフの表現を見るからに天使も真逆の手段で脱力を応援させるのを狙ったのだろう。
案の定体の末端を中心に結構な脱力感があった。
深化は悪魔が30カウントダウンで落ちる暗示を
天使は30カウントアップで浮き上がる暗示をどっちも小まめに入れる。
二重の意味での混乱法ってことでどっちの声を聞いてもがっつり来る。
ベースの技術は無難にして題材との整合性をかなり頑張ってた。
エッチは引き続き真逆のカウントを連続で数える連続ドライと別のやり方のオナニーに取り組む。
連続ドライは1回目が悪魔1人で30カウントダウン、2回目は天使1人で30カウントアップ
3回目と4回目は2人同時に30カウント、5回目は同じく50カウントってな具合にころころ変えていた。
事前に感度を上げるシーンは特にないんだがカウント毎に暗示をちょこちょこ入れてくるんで
回数が増えるたびにどんどん快感が増していくのがわかる。
深化がうまくいったのならさして苦労せずに気持ちよくイけるだろう。
オナニーは腕だけ脱力を解除し悪魔が手を動かす暗示、天使は射精を我慢する暗示を入れる。
連続ドライは共闘っぽいやり方だったからこっちのほうが相反催眠らしいわな。
淫語はおちんちんをちょろっと言うだけで天使の言うことを破り射精する快感に焦点を当ててる。
ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックも取り入れた巧妙な射精誘導であった。
今までの双子とは明らかに一線を画す作品である。
2人の術者が協力してやる方針を崩し天使を悪魔の妨害役に置いてる。
でも悪魔のやることを完全に否定するんじゃなくって協調路線を歩みところどころで進路を変えてくる。
サークルはまだ実験段階とか言ってるが現時点でよくできてると思うぞ。
ってなわけで冬コミの先鋒にふさわしい大満足のものだった。
しっかしこの作者は毎年色んなことをやってくるよな。
今年も独自路線の作品で我々を楽しませてくれるに違いない。
出演:野上菜月/花笠れい
時間:103分
属性:ややM~M
催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★★
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2017年11月24日
悪魔催眠~射精直後の苦痛を強制的に何度も強いられる音声~
2017年08月に発売されたサークルデラックスパンの作品。
エロボイスを色々作ってるようだが催眠は初めてのサークルだ。
コミケの前後は毎度のごとく新規が処女作を出してくる。
そのほとんどが1年後には消えてるんだがここはどうなるだろうな。
題材が面白そうだったんであまり期待せずに聞いてみた。
この作品は女の悪魔に奴隷化催眠をかけられる。
彼女がペットを欲しがってたのか、はたまた彼が単にドMだったのかはわからんが
痛みと苦しみを躊躇なく加え続けるえらくハードなプレイをしていた。
催眠音声でこの手のことをやる作品はだいたい名作か核地雷のどっちかだ。
催眠は深呼吸&イメージ→深呼吸→深化→契約と進む。
イメージは真っ暗な空間を思い浮かべて安らぎ、浮遊感、体の暖かさを感じる。
安らぎはともかく後の2つは暗闇とあんまし関係ないわな。
深呼吸はすってーはいてーの合図でひたすら呼吸しある程度経つと少し止めて大きく吐く。
深化は落ちる、沈む、緩む、従う、動けないってな暗示を淡々と言い続ける。
小石川氏の経験が浅いのもあるんだろうが深化と見るにはなんとも締まらない。
暗示を繋げて深化させる作品もそれなりにあるが大抵は大手のものなんだよな。
新規がそれの真似をしたところで失敗する可能性が高いからカウントや揺さぶりでやったほうがいい。
案の定トランスにまったく入れなかった。
契約は命令を破ったら友人との縁を切る、全財産を放棄する、食べ物を口にしないなどを復唱する。
どういう意図があってこんなことを言わせてるのかわからんが催眠で脅しをかけるなど下策もいいところだ。
せめて従えば気持ちよくなれるとかいい方向に伸ばせばよかったものを。
私がよく言う「新規の処女作は地雷」を地で行ってる催眠であった。
エッチは彼女の指示に従ってチンコをひたすら扱く。
暗示で感度を強化したりせず運動支配の暗示を多めに入れていた。
まあこの催眠じゃトランスに入れないからどの道無駄なんだがな。
エロいことも全然言ってくれず興奮できなくて抜けやしない。
まあでも20分以上休憩なしにチンコを扱き続けるあたりは確かにドM向けだな。
射精が最低3回あって潮吹きまでついてくる。
催眠がうまく機能してればもっと面白いエッチになったと思うぞ。
催眠に対する理解と技術が圧倒的に足りない作品だ。
聞き手の気持ちを推し量らず悪魔のやりたいことだけをただただ押し通す。
こういうプレイをすること自体を否定する気はない。
だが催眠とは何かを少しでも知ってればここまで突き放したことをやろうとは思うまい。
とにかくセリフが鋭すぎて聞けば聞くほど嫌になってくる。
自分から進んで痛みや苦しみを味わいたい人間なんてそうそうおるまい。
そこをうまくオブラートに包んでやる気にさせるのがサークルの腕の見せ所なわけで
何も配慮しないならこの題材は催眠になりゃせんよ。
ってなわけで不満ばかりの内容であった。
サークルはひとまず催眠の本をちゃんと読んでこの作品の何がまずいかを理解したほうがいい。
出演:小石川うに
時間:69分
属性:ドM
催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:☆☆☆☆☆
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2017年11月19日
エルフと深い森
2017年10月に発売されたサークル催眠音声研究所の作品。
こいつも夏コミ作品であるな。
調整が難航してたのか、はたまた他サークルと被せないためにわざと遅らせたのかはわからんが
とりあえず全部出揃ったのは何よりだ。
サークルでは珍しくファンタジーを題材にしてる。
この作品は謎の女性に催眠をかけられ森の奥に住むエルフにオナニーを披露する。
主人公の少年は色々知りたい年頃らしく大人達に内緒で森へ出かけたそうだ。
そして本来なら命の危険にされされるところが逆に美味しい思いをする。
大人達もこのことを広めたくなくて森へ行くのを禁じたのかもしれないな。
催眠は森の探索→甘い匂いを嗅ぐ→深化と進む。
探索は森のイメージから入りそこを少年が歩く様子を聞き手の目線で語る。
癒しや脱力の暗示もそこそこ入れてたがイメージのほうが多かった。
甘い匂いは近くから漂ってくる匂いやそれを嗅ぐと気持ちよくなる暗示を入れる。
花や果実の匂いとだけ告げてあとはこちらのイメージに任せてた。
少し経つと深呼吸も始めて体いっぱいに吸い込む。
深化はそこへ現れたエルフにいくつか質問を受ける。
森に入った理由を知りたいのに少年は「何も知らない」と言うばかりだ。
それもそのはず、彼は大人達に何かあったらそう言うように教えられてる。
結局彼女は罰として10カウントダウンを4セット数えて深化させるって寸法だ。
お仕置きといっても快楽責めなんで痛いシーンはまったくない。
エッチは引き続き質問しながら服を脱がせ、体をいじらせ、オナニーする。
サークルがNo Set+混乱法を狙ったそうで「何も知らない」と言うほど快感を覚える暗示を入れる。
復唱の指示は出さずに質問するんで言うかどうかは聞き手任せだ。
しばらく経つとチンコを握り好きなやり方でオナニーする指示が出る。
そこから先は興奮した彼女がおっぱいやマンコを見せつけオナニーに参戦する。
エルフは長命だからエッチしたがる男がおらず悶々としてるそうだ。
尋問するつもりが相互オナニーになるってのも変わってるな。
最後に60カウントを数えて0になったら一緒に絶頂する。
近頃流行ってる物語系の大人しい作品だ。
催眠はイメージ法を中心に会話調の暗示を入れて手堅く落とし
エッチは「何も知らない」を何度も言わせて興奮させる。
感度の上げ方が特殊なんで好みが分かれそうだが悪いとは思わない。
オナニーはほぼフリースタイルなんで途中の暴発さえ注意すれば気楽にできる。
ってなわけでは私はまあまあ満足できた。
活動歴の長いサークルは思考が硬直して似た作品を出すことが往々にしてある。
でも催眠音声研究所は試行錯誤してるのがわかるんで今後も品質を維持してくれるだろう。
出演:紅月ことね
時間:64分
属性:ややM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★☆
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2017年09月10日
催眠でオナニーのお手伝い SなAI佐渡レム
2017年08月に発売されたサークル愛熊屋の作品。
夏コミが終わった直後にひょっこり現れた新しいサークルだ。
この漢字でアクマヤと読むらしい。
初っ端にこういう作品を出してきたってことはM向けでいくのだろう。
声がふぁん氏なんで多少期待しながら聞いてみた。
この作品は佐渡レムなるAIにセルフ系の催眠をかけられる。
諸注意から解除までを合わせても20分に届かない。
有料の18禁でここまで短いのはみじんこのスピードコースくらいだな。
まああれはスクリプトをAtA氏が担当してるからできたことなのだが。
作品内容に時間を書いてないのは割高なことを悟られないためだろう。
催眠はストレッチ→分割弛緩→深呼吸と続く。
ストレッチは手を握ったり開く動作と肩の上げ下げを2回ずつやる。
時間が短いのだから暗示を多めに入れるのだろうと思いきやほとんど言ってこない。
この時点で碌な作品じゃないのがわかった。
分割弛緩は右手→左手→右足→左足の順に重いと数回言う。
今時無料でもここまでひどい暗示文は見かけないぞ。
ふぁん氏は頑張ってるがスクリプトのひどさを補うのは無理であった。
深呼吸はストレッチと同じく暗示を入れずにすーはーさせるだけだ。
極めつけにひどいのはこれらをやっただけでエッチに進むことだ。
数年前ならいざ知らず今のご時勢でこんな薄っぺらい催眠を有料で出すとかどうかしてる。
一作目ならお試しで買う人もいるだろうがそれ以降は悪評が先行して売れるわけがない。
というか催眠音声はサークルの信頼度が大きく響くからこういうことをやった時点で終わりなんだよな。
それすら理解してないからこんな地雷を1000円で売ろうとするのだろう。
目先のたかが数万円のために後の数十万、数百万円を捨てるなど短慮も甚だしい。
エッチは乳首をいじって、チンコをいじって射精するだけだ。
案の定催眠をかけたはずなのに暗示をちっとも入れてこない。
催眠を活用する気がないなら最初からオナニーさせたほうがずっとましだ。
一通りいじった後5カウントダウンで射精する。
まあなんだ、犬も食わない作品だな。
催眠もエッチもいいところが何一つ見当たらない。
内容が薄っぺらく、技術が稚拙で、ちっともエロくなく、おまけにクソ高い作品なんて誰が聞きたがるんだ?
もうこのサークルの作品を聞くことは二度とあるまい。
お返しに私からはオール0点をプレゼントしよう。
出演:まさきふぁん
時間:18分
属性:M
催眠:☆☆☆☆☆
エロ:☆☆☆☆☆
コスパ:☆☆☆☆☆
総合:☆☆☆☆☆
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2017年04月05日
催眠迷宮 -Hypnotic Maze-
2017年03月に発売されたサークルDot-Spaceの作品。
名義はこのサークルだがF・A・Sとの合作らしい。
ここ数年でコラボ作品をそこそこ見るようになったのは業界が成熟したからかもしれないな。
複数の製作者が参加してひとつにまとめるのはなかなか難しい。
どっちも有力なサークルだし面白そうなんで聞いてみた。
この作品はとある地方にある神殿へ乗り込み神様と出会う。
主人公の目的は明らかにされてないが大方お願いでもするのだろう。
一人で入ると危険だからってことでシスターも同行する。
そのせいで彼女もとばっちりを食うのだから気の毒なことだ。
催眠はリラックス運動→神殿探索と続く。
リラックス運動はF・A・Sでよくやってる腕をぷらぷらさせるやつだ。
音楽も流れるし従来のDot-Space作品と随分違う。
被暗示性の低い人はやっておくと後々入りやすくなるだろう。
神殿探索はシスターがあらすじを説明し天の声が催眠をかける。
中盤から悪魔も登場するから女性は全部で3人だ。
落下する部屋→階段がある部屋→深海の部屋→心の部屋を順に通り抜け最深部へ向かう。
そしてどの部屋も説明と同時に深化させる暗示をこれでもかってくらい入れてくる。
時間が長いし暗示の入れ方も上手くて聞けば聞くほど頭がくらくらしてきた。
扉を開けて部屋に入るのを繰り返すだけなのに内容が多彩で結構面白い。
合作の弱点である作風の違いによる違和感もないしがっつり入れること請け合いだ。
エッチは悪魔のささやきに乗ってその領域へ侵入してしまい
逃げ出そうにもうまくいかず屈服させられる。
主人公とシスターの魂を順に黒く染め上げ最後にオナニーで射精する寸法だ。
悪堕ちするまでの経緯を楽しむエッチだわな。
暗示で感度を上げたりオナニーの動きを制御するところもあるが
神様に会うはずが悪魔にそそのかされて気持ちよくなる状況再現に最も力を入れている。
シスターを同行させたのも清らかな心と体を精液でどろどろにするためだ。
私には合わなくてあんまし気持ちよくなれなかったが好みの人ならはまるのかもしれない。
催眠は上々、エッチはぼちぼちの作品だ。
神殿探索をそのままトレースし暗示を無難に散りばめている。
リラックス運動や音楽も組み合わせて随分と手堅い誘導であった。
エッチはまあ人によるとしか言えない。
寝取られや悪堕ちは作品説明に書いておいたほうがいいと思うんだがな。
流れは良くても嗜好が合わなきゃ催眠も解けちまうわけでどうにも危うい。
ってなわけでそれなりに楽しめた。
サークルが力を合わせれば新しいタイプの名作が生まれるかもしれないな。
出演:柚木朱莉
時間:95分
属性:ややS~M
催眠:★★★★★
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★★☆
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2016年10月27日
エイリアンの侵略催眠
2016年10月に発売されたサークルRubCraftの作品。
久しぶりの新規サークルであるな。
つうても製作者はF・A・Sと同一人物なんでかなりのベテランである。
個人だと企業と提携できないからわざわざ会社を作ったらしい。
最終目的はバーチャル空間でサキュバスを呼び出すことだそうだ。
よく聞いてる人だし内容にも引かれたんで早速聞いてみた。
この作品は遠い宇宙に住む異星人の船に乗り込み条約を結びに行く。
彼らは事故で母星を失ったらしく新たに住める場所を探してるらしい。
水棲の宇宙人ってことで水が豊かな地球に白羽の矢が立ったわけだ。
しかしエロから程遠い行為に主人公は身悶え絶頂してしまうことになる。
催眠はリラックス運動→深呼吸&分割弛緩→イメージ&カウントによる深化→暗示と進む。
リラックス運動は立ったまましばらく腕をぶらぶらさせるだけだ。
例によって催眠開始から解除までの間はBGMがいくつか流れる。
深呼吸と分割弛緩は異星人の船に乗り込み大きく2回呼吸し
20カウントの間全身に力を入れ一気に抜く。
さらに両足→足首→脹脛→膝→腿→腰→背中→両手の指先→手首→二の腕→肩→首→口→頬→目→頭の順に再度脱力する。
リラックス運動も合わせて随分と念入りな準備であるな。
途中から異星人の声が二手に分かれ分担しながら暗示を入れ始める。
暗示の量が多く入れ方もスピーディーでなんとも心地いい。
ありきたりな技法を作品なりにアレンジし面白くする工夫も大したものだ。
深化は母艦へと続くワープゲートをくぐるイメージをする。
宇宙船が加速するにつれてセリフのスピードが速くなり
暗示も「深い」「落ちる」「心地いい」と催眠の仕上げを匂わせるものが多い。
ワープゲートをくぐる時は50カウントを数えつつ絶え間なく暗示を入れ続ける。
暗示は心に隙ができたのをいいことに異星人が脳内へ種を植え付ける。
それには背徳感を快感に摩り替える効果があるそうだ。
客観描写はほとんどぼかし主人公視点で植えられる感覚を暗示として入れる。
感度の強化を軽くやるのもエッチに向けての布石であるな。
エッチは宇宙船内で10個の条約に承認し、母艦でオナニーしながら承認の宣言をする。
条約は異星人の移住を認める、地球人の自由を制限する、地球人が兵器を持つのを禁ずるなど
地球側にとって圧倒的に不利なものが多い。
そのいちいちに「承認しますか?」「はい」のやり取りを行い直後に気持ちよくなる暗示を入れる。
エッチとは無関係なことでイかせようって寸法だ。
種を植えるシーンの暗示がもうちっと欲しいところだが多少は気持ちよくなれる。
10個全部に承認したところで絶頂指示が入りドライオーガズムを迎える。
オナニーは運動支配の暗示から入り自由にしごきながら異星人の射精許可を待つ。
5分も経てば出すシーンになるので寸止め地獄を味わうことはない。
追加の感度強化をしてから50カウントダウン開始、最中も承認による快感をたっぷり刷り込み0で射精する。
エッチが変わってるがどれも理に叶ってる良い作品だ。
宇宙を移動するシーンに技術を埋め込みすんなり深化させる。
エッチはエッチでストーリーを崩さずきちりと絶頂まで追い込んでる。
フェラやセックスといった既存のエッチではなく状況を通じて気持ちよくしてくれる。
だが敢えて文句を言わせてもらうとRubCraftらしさがもっと欲しい。
今のままではF・A・Sとの違いがまったく見られない。
製作者が同じであっても名義が違うのならそれぞれに別の良さを創出すべきだ。
まあ活動を始めたばかりなんでこれから出てくるのかもしれないな。
ってなわけで作品自体は大いに満足できるものだった。
背徳感にまみれながら気持ちよくなりたい諸君は是非聞いてみてくれ。
出演:白雪碧
時間:86分
属性:M~ドM
催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★★
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2016年06月29日
リリムの悪戯~贄少女~
2016年06月に発売されたサークルKUKURIの作品。
KUKURIお得意の触手プレイが登場する作品だ。
しかも今回は触手がぎっしり詰まった壷の中に入り全身を愛撫される。
聞いたことないプレイだったが同人マンガやCG集で似たものを見かけたってことは
それなりの需要があるのを見越して投入したのだろうな。
ドMホイホイな内容だしKUKURIなら大丈夫だろうってことで聞いてみた。
この作品は謎の女性に催眠をかけられて別世界に行きリリムなる子悪魔に触手壷責めの刑を受ける。
催眠パートの途中でいちじくを食べるシーンがあり
それが彼女の上司の逆鱗に触れて滅茶苦茶にされるって展開だ。
つうても快楽漬けなんでうちらにしてみればご褒美だわな。
そういやサークルが音声を聞くときに毛布を用意してくれと言っていた。
触手壷の臨場感を出すための演出らしい。
布団くらいならみんな持ってるはずだし手元に置いておくといいだろう。
催眠は凝視法→深呼吸→分割弛緩(復唱)→いちじくを食べる→女体化と進む。
凝視法は天井を見つめて視神経が多少疲れたあたりに目を閉じ
意識を額に向けたまま目を開けるように言われる。
やってみればわかるが人間は額に目線を向けた状態で瞼を開けられない。
それをいかにも彼女の言う通りになったと錯覚させるのが狙いだ。
失敗したときのフォローもされてて抜け目ない。
分割弛緩は胸→両足→両腕→両肩の順に彼女の言った暗示を復唱する。
これらを一通りやった後に同じく光に照らされて温かくなる暗示も入れていた。
暗示の入れ方が軽めなんで効果もそこそこであるな。
いちじくを食べるシーンは草原にある小高い丘に生えてる木からもいでいただく。
この木を管理してるのがリリムだ。
腕浮揚の暗示を入れていたのを見ると深化後の確認が目的だろう。
いちじくは始まりの果実と呼ばれていて食べると女体化するらしい。
女体化は右手を心臓の上に置いて全体像をイメージ
それから5カウントダウンに合わせて尻→ウエスト→喉仏→髪の毛→肌→体全体の順に変化させる。
生まれ変わるってよりは変化させるタイプの女体化だわな。
最後におっぱいやマンコの感度を上げて終了だ。
KUKURIらしい隙のない良い催眠であった。
エッチは丘の近くにある神殿に移動し触手壷に入る。
何でもこの壷に生贄を捧げると願いが叶うらしい。
その材料に主人公が選ばれたって寸法だ。
触手壷の中にはピンク色の媚薬が満ちていてまずはそれを楽しむ。
足から入り膝や太もも、腰、腹や胸、肩に至るまで浸かり
それらの様子を描きながら体が火照る、感度が高まると丁寧に入れていた。
事前の催眠がしっかりしてるからだろうがとにかく体が熱くなる。
感度の方は触手プレイが始まった後に実感できるだろう。
触手プレイは最初に毛布で体を包み込み覆われてる感触を楽しむ。
もこもこした質感が触手とは随分違うが雰囲気作りにはなるだろう。
毛布を材料に暗示を入れてくることが特になかったことからもその意図が窺える。
ここでも彼女が部位を指定し熱が集まるとか感度が高まる暗示をガンガン入れてくる。
皮膚がピリピリしたり股間がゾワゾワしてなかなかに気持ちよかった。
プレイのほうも乳首、乳房、マンコ、アナルを中心に激しく責めてくる。
首から下が壷に入っていて逃げられない状況もドMにはたまらない。
中盤に5カウントダウンでの絶頂が2回、終盤に10カウントダウンでもう1回絶頂指示が出る。
今まで聞いてきたKUKURIの触手作品に比べると大人しさを感じる作品だ。
語り手以外の登場人物をリリムだけにしてストーリー部分もかなり薄めてある。
でも催眠の内容は素晴らしいしエッチもきちんと触手でイかせてくれる。
余計な部分が無いから今のサークルの実力がそのまま作品に反映されている。
予想していたものとは若干違って心に隙ができたのもあるのだろうが
最後の絶頂シーンは腰が抜けたかと思えるくらいに大きなオーガズムが得られた。
終盤にさしかかると心を侵食する暗示が加わって頭が真っ白になる。
もうちっとハードさが欲しい気もするが気持ちよくなれたのだからよしとしよう。
ってなわけで大いに満足できる内容であった。
KUKURIはこのところ新しい要素を取り入れ試す動きが見られる。
老舗サークルにありがちな頭の固さをうまく解してこれからもいい作品を作って欲しいものだ。
出演:東めぐみ
時間:96分
属性:M
催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★★★
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2016年04月30日
催眠性感マッサージ~スライム編~
2010年07月に発売されたサークル誰得催眠製作所の作品。
サークルの中で今のところ一番売れてる作品であるな。
今から5年半以上も昔となると人外系作品もかなり少なかったはずだ。
モンスターが癒す展開もなかなかに珍しい。
遠い昔に聞いてたのだが記事が無いのに気づき改めて聞いてみた。
この作品は突然現れたスライムの精にマッサージしてもらう。
彼女は人間を癒すのが好きらしく疲れた彼を見かねて声をかけたのだろう。
人間がやるような手で揉んだり叩いたりするものじゃなく
全身を包み込んで同時に揉むトリッキーなマッサージをしてくれる。
催眠は深呼吸→風呂で体を洗うイメージ→マッサージの準備と進む。
深呼吸は合図で呼吸する合間にちょこちょこリラックスする暗示を入れ
風呂のイメージは石鹸のにゅるにゅる感と温かさにスポットを当てていた。
これはスライムが持つドロドロの体に通じるところがあるな。
マッサージの準備は足から肩までを順に覆う。
臍→みぞおち→胸→乳首→肩→腕の順にそれを描写し温かくなる暗示も入れてくる。
首から上は息ができなくなるからノータッチだ。
手足や腹を中心に結構な温かさが感じられるだろう。
エッチは感度強化をし、マッサージをし、ついでに全身を舐め、前立腺までマッサージする。
性感マッサージってことで体の隅々までお世話してくれるわけだ。
スライムだから全身を同時に揉めるし舐められる。
前立腺も彼女の体なら容易に刺激できるって寸法だ。
スライムの長所を盛り込んだエッチをしているのが心憎い。
感度強化とマッサージは彼女に包まれてるイメージを継承し
体の下から上にエッチな熱と快感が走る暗示を入れていく。
人にもよるがポカポカがヒリヒリに変化するのを感じるかもしれない。
マッサージを一通り終えたところで10カウントを数回数え一度ドライ絶頂する。
全身舐めと前立腺マッサージは彼女がちゅぱ音を鳴らしまくる。
催眠音声でここまでちゅぱ音が聞ける作品もなかなか珍しい。
その分暗示が少なくなってるがイメージで興奮させる狙いなのだろう。
水分を高めにしてスライムっぽさを出している。
乳首、アナル、チンコは特に念入りに舐めてくれていた。
前立腺マッサージはアナルから入り少し経つと尿道にも体を突っ込んでくる。
さらにはチンコを舐めてとことん快感を蓄積させ、尿道から引き抜くのと同時にカウントを数えて絶頂する。
前立腺マッサージの快感は暗示を入念に入れ、舐めは引き続きちゅぱ音を鳴らす。
今までのプレイの総決算みたいなものだな。
オナニーで寸止めをしている時みたいにチンコの根元がムズムズしまくっていた。
ドライを味わいたいのなら前半よりこっちのほうが断然やりやすかろう。
人外を極限まで甘くアレンジしている変わった作品だ。
全身を包み込まれる危うい状況なのにむしろ安心感さえ覚える。
彼女が最初から最後まで優しく接してくれるからだろう。
エッチも独特なのに自然にイメージが湧いてきて体が勝手に反応してくれる。
ドライ系作品の中ではかなり高いレベルに属している逸品だ。
ってなわけで私は大満足であった。
昔の作品なのに今でも楽しめるってのは大したものだ。
M要素が低めなんでMじゃない人も興味が湧いたのなら気軽に聞いてみて欲しい。
出演:誠樹ふぁん
時間:66分
属性:ややM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★★☆
体験版はこちらから
2016年04月22日
催眠夢 -○少女のクライマックスエクスタシー体験-
2010年10月に発売されたサークルタイガーリリーの作品。
Angel Blackと並び称される悪質サークルであるな。
作品説明に誇大なことを書くとか自演レビューをしているらしい。
私も名前は知ってたんだが今まで聞かずにおいた。
だがこれらの風聞が事実なのか否かを確かめてみたくなりちと聞いてみた。
この作品は催眠夢なる世界に住むサキュバスに催眠をかけられる。
何でも主人公は思春期の子を悪戯したい願望があるらしく
妄想の力を借りて実現させようって寸法だ。
催眠音声では女体化やら脳姦やら実現が困難なプレイを取り入れることが割とある。
着眼点だけを見ればこの作品もそんなに悪くはあるまい。
催眠は深呼吸しながら彼女の暗示を聞く、これだけだ。
最初は合図を出すだけで少し経つと「手のひらから空気を吸って」などとわけのわからぬことを言い出し
もう少しすると手が重くなり手足、腹、全身が熱を帯びると言い出す。
吐いた直後にセリフを言うのはいいんだが如何せん暗示が短すぎてよろしくない。
かといって言う回数もそれほど多くなくさっぱり重くも熱くもならなかった。
最悪なのがその後だ。
何の前触れもなく温もりだけが宙に舞うと言い幽体離脱の完了を告げる。
あまりのトンデモ展開にぽかんとしてしまった。
聞き手の疑念を放置したままエッチへ突入する。
まあなんだ、これを催眠と言ったら真面目に催眠音声を作ってる連中に怒られるわな。
深呼吸しただけで催眠になったら誰も困らんし一言で幽体離脱できるなら催眠もいらない。
幽体離脱ってのがどんな気分や感覚なのかを伝え擬似的にせよ体験させてこその催眠だ。
サークルは催眠を魔法や超能力と勘違いしてるんじゃなかろうか。
そう思われても仕方ないほどに技術が拙劣である。
この時点で世間の悪評が正しいことを確信した。
エッチは電車で偶然見かけた少女の家に赴き観察する。
幽体離脱した設定なんでエッチな姿も見放題だ。
作品では彼女がお風呂で体を洗うところを観賞する。
その後は寝静まったのを見計らって片方の腕に憑依し体を堪能する。
サキュバスによるとここは夢の世界だから何でも好きなだけできるらしい。
つうてもイメージさせるだけなら催眠誘導する必要はあるまいに。
諸々の行為を聞き手が実際にしていると感じさせる言葉がまったく無い。
サキュバスが「私は無能です」と暴露してるとしか思えず滑稽だった。
プレイは乳首やマンコの愛撫、クリいじり、指を挿入するオナニー、セックスと続く。
途中から少女と主人公自身のセリフが入ってさながらボイスドラマのようだった。
でも催眠音声って普通は聞き手を楽しませるものだよな?
せっかくのエッチなのにずっと蚊帳の外に置かれて不満しか残らない。
あと少女の喘ぎ声がキンキンしていて頭が痛くなる。
もし催眠に入ってたとしてもこれを聞いた時点で瞬時に解けるだろう。
催眠をかけないばかりか維持しようと努力もしないのだからほとほと呆れる。
結局催眠とはまったく縁遠い状態でエッチを聞き続けることになった。
一番最後に主人公が射精し少女の体に精液をぶっかける。
聞かなきゃよかったと心の底から思った作品である。
他のサークルで聞いた催眠を見よう見まねでやってるとしか思えない。
まず幽体離脱に向けてサキュバスが特に何もしてこないしセリフも稚拙極まりない。
そんなスッカスカのことを数分やって催眠が完了したといきなり抜かしてくる。
サークルは催眠とは何か、そのために何をすべきかを1から勉強し直したほうがいい。
まあタイガーリリーの作品は2014年以降出てないんで活動をやめたんだろう。
そのほうが催眠音声業界にとっては幸福だ。
こんなパチモンを催眠音声だと言い張り金を取る連中は消えたほうがいい。
pure voiceと中の人が同じって噂もあるがな。
ってなわけで超絶核地雷作品であった。
これに金を出すくらいなら他の作品や飯に使ったほうが数百倍有意義だろう。
出演:涼貴涼
時間:54分
属性:ややS
催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:☆☆☆☆☆
総合:☆☆☆☆☆
体験版はこちらから
saiminsusume at 20:00|Permalink│Comments(0)