人外

2018年08月01日

インプの無限湧きバグ催眠

インプの無限湧きバグ催眠

2018年07月に発売されたサークルF・A・Sの作品。

コミケを目前に控えた時期にひょっこり出てきた作品だ。
F・A・Sは確か夏コミでも2作品出す予定だった気がする。
スケジュール管理が上手いのか知らんがよくここまでぽんぽん出せるものだ。
しかもそのすべてが十分以上の品質を持ってるのだから尚更驚く。

この作品はナイトメアクエストなるVRRPGのデバッガーになりインプに襲われる。
軽い戦闘とアイテムの効果確認をするだけだったのがえらいことに巻き込まれるわけだ。
まあ仮想世界での出来事だからこっちは別段被害を受けるわけじゃない。
連続ドライ責めをしてもらえるんだからむしろお得と言っても差し支えあるまい。

催眠はリラックス運動→漸進的弛緩法→冒険しながらの深化→デバッグと続く。
リラックス運動は立ったまま10分くらい腕をぶらつかせるだけなんで説明は不要だろう。
漸進的弛緩法は10カウントアップで全身に力を入れ10カウントダウンで抜くのを三度繰り返す。
カウントを数える役と暗示を入れる役が分かれていて双子っぽくなってる。
体の脱力を二段構えでやるってのが慎重なF・A・Sらしいな。

冒険はRPGのスタート地点から城下町を経由しデバッグルームに移動する。
城下町からデバッグルームに行く方法が独特だが何か元ネタがあるのかもしれない。
BGMも曲の雰囲気を大作RPGに近づけてあって随分と凝ってる。
このシーンで多くのユーザーが中程度以上のトランスに入れるだろう。

デバッグは下級悪魔のインプの攻撃を受け続ける。
つうても相手は歌声に似た声を発するだけで体へのダメージはほぼ0だ。
その代わりフェロモンを放射してエッチな気分にさせてくる。
あとここ以降は案内役のAIが3人に増え暗示の密度が上がる。

エッチはインプの巣に移動してからフェロモン責めや体の愛撫を受ける。
インプは引き続き声を出すだけで実況や絶頂誘導は専らAIが担当する。
20→30→50とカウントを増やし感度強化の暗示を入れる簡素な作りだ。
しかし演出を色々頑張ってるおかげで聞けば聞くほど快感がこみ上げてくる。

特に面白いのが終盤の連続絶頂シーンだ。
カウントを1まで減らし0と往復させる動作を延々繰り返す。
ひとつひとつの快感は弱めでも積み重なれば結構な気持ちよさになるって寸法だ。
F・A・Sにしてはえぐいことをやってるなって思う。

期待通りの優れた作品だ。
催眠は古典系の技法にRPGのイメージを交えて無難にこなしてるし
エッチも基本部分はシンプルにして周りを面白くしてる。

こういう作品はテーマで個性を十分出せてるのだから骨組みまで複雑にする必要はない。
力を入れる部分をきちんと見定めクオリティアップを図る手腕はさすが大手と言える。

ってなわけでMな諸君なら満足できるであろう一品だった。
この調子なら夏コミ作品も大いに期待できそうだ。

出演:そらまめ。
時間:100分
属性:M

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


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2018年07月27日

サキュバスお姉さんのしこしこレッスン

サキュバスお姉さんのしこしこレッスン

2017年12月に発売されたサークルすたじお ちぇりーの作品。

DMM専売サークルの4作目であるな。
お姉さん、妹と続いて今度はサキュバスに挑戦してる。
音声作品ではお馴染みのキャラを選んで色々探ってるのだろう。
活動を始めてからまだ一年も経ってないし試行錯誤するのはいいことだ。

この作品はサキュバスに精液をご馳走する見返りにオナニーを手伝ってもらう。
セルフ系作品によくある感度を上げてからしごく流れに多少の指示を盛り込んでる。
最初の11分は催眠と関係ないから総時間は実質38分だな。
ここまで短い場合傑作か核地雷のどっちかに分かれる。

催眠は深呼吸&脱力→揺さぶりによる深化と進む。
脱力は寝そべったまま手→足→手足の順に脱力する暗示を入れる。
大して長くもないのに同じセリフを使いまわしててどうにも薄っぺらい。
暗示を入れる段取りもあんまし合理的とは言えずいい加減だった。
初歩的なことをきっちりこなせない作品はその先もだいたいぐだぐだになる。

揺さぶりは3カウントダウンで目を開け同じく3カウントダウンで閉じる。
閉じる前に暗示を多少入れてたがカウントの後は無言だった。
10分ちょいしか誘導の時間がないんだからここは前後に入れるべきだろう。
催眠をあまり勉強してないのか、はたまた自分を過信してるのか知らんがよろしくない催眠だった。

エッチは媚薬を飲まされ寸止め気味にオナニーする。
シコシコしていいよが開始の合図、ストップを停止の合図に定め小まめに言ってくる。
というか開始から停止の時間が短すぎて1回あたり2~3コキしかできやしない。
オナニーする時間を碌に用意せずどうやって射精させるんだっつうの。
終盤ですら固めてしごく時間がちょろっとあるだけだしなんとも不満の残るプレイだった。
ぴゅっぴゅしていいよのセリフに合わせて射精する。

定価が100円だとしてもこれはさすがにまずいっしょ。
催眠が全然入れないしエッチも気持ちよくなれない。
せめてどちらかに偏ってたら少しは楽しめるんだがそうでもないし抜くのは難しいな。

ベッタベタな技法をこの程度でしか使えないってなると
やっぱり時間を延ばしてリラックスを強化するか暗示を増やすしかなかろう。
短時間の誘導は大手でも苦労するものだからこのサークルがやっても結果は目に見えてる。
せめてトラック2のプロローグが少しでも催眠になってたら違ったんだろうが今更言っても遅いか。

エッチはエッチで媚薬のイメージを使って感度を上げるとか
2種類の合図を短時間のうちに何度も言って練習するとかの前準備がえらく長い。
感度強化はこの作品のトランス誘導じゃまず入るまい。
いいとこ運動支配が限界だな。
効果が見込めない暗示に時間を割いてエッチがおざなりになったら本末転倒である。
ものすごく簡単なプレイにわざわざ練習を挟むのも意味がわからない。

ってなわけで安かろう悪かろうな代物であった。
催眠音声は曲がりなりにも人の心を扱うものだから低価格でもいい加減なのは許されない。
そのへんを理解して作らない限りまともな作品は永遠に生まれまい。

出演:かなせ
時間:49分
属性:ややM

催眠:★☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★☆☆☆

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2018年07月17日

淫魔リリンの催眠遊び

淫魔リリンの催眠遊び

2018年04月に発売されたサークルナイトフレンドの作品。

新規だと思ってたら同人音声を3年以上作ってるサークルらしい。
あちらで頑張ってたほうが楽だと思うんだが催眠に興味を抱いたのかもしれないな。
まあ思惑はどうあれ勉強してなきゃいい作品は絶対に生まれないわけだが。
声がことね様だったんで様子見がてら聞いてみた。

この作品はリリンなるサキュバスに寸止めオナニーをさせられる。
精液が目当てかと思いきや彼女には必要ないらしい。
男をいじって遊ぶのが好きでその役が主人公に回ってきたわけだ。
確かに射精は一番最後に1回しかしない。

催眠は漸進的弛緩法→カウントとイメージによる深化と続く。
漸進的弛緩法は両腕にだけ力を入れ3カウントダウンで脱力するのを3セットやる。
脱力した直後に軽い暗示を入れてるところを見るとド素人ではなさそうだ。

しかし何をするにもカウントカウントで聞けば聞くほど嫌になってくる。
とりあえずカウント数えときゃ催眠になるだろーっていう安易な考えは如何なものか。
カウントを数えるのを頑張ってて暗示が少なくトランスにちっとも入れやしない。

深化は今いる場所から真っ暗な世界に移動する。
10カウントを2回数えて温かさを感じさせ、3カウントで頭の中に映像が流れると言い
10カウントをまた2回数えて月が近づいてくる様子を実況する。
なんでこんなにカウントばっかり数えるのか私にもよくわからん。
ことね様は頑張ってたのだがトランスの入り具合はごく浅いあたりであった。

エッチは彼女に顔面騎乗され、寸止めオナニーする。
顔面騎乗は10カウントで股間を顔に近づけて1回絶頂し、直後に5カウントでもう1度絶頂する。
そして今は視覚と嗅覚が遮断されてる状態だといきなり言い出し
5カウントでそれを戻し同時に3回目のドライを迎える。
読んでて不可解に思う人もいるだろうが本当にこういう流れなのだから仕方ない。

寸止めオナニーはチンコを握ってからまたカウントで感度を上げ
精液が勝手に増産されたと言い、射精を我慢し、イったふりをする。
途中で手が動くとか感情が意識とは無関係に変わるとか言ってたが
エッチの序盤でトランスがほぼ解けてたから変化はまったく感じなかった。

オナニーを結構長くやるから気持ちいいっちゃ気持ちいい。
でも普段やってるのと同じでこの音声をわざわざ聞いた結果そうなったとは思えない。
30分くらいカウントを数えまくりながらだらだら続けてからようやく射精の許可が出る。

まあなんだ、カウントが思いっきり悪影響を及ぼしてる作品だ。
何も考えずにやたら数えてくるから気が散って暗示に集中できない。
技術的に有効とも思えんしサークルは何を考えてこういう内容にしたのだろうな。
勉強不足なのか、はたまたカウント大好きなのかは知らんがこれのおかげでボロボロになってる。

催眠をよく知らない人にとってはカウントを数えることに催眠らしさを感じるのかもしれない。
でも技術で見ればカウントは刺激に過ぎずその前後最中に入れる暗示が肝になるのだ。
まあカウントそのものに暗示を込めていっぱい数える特殊なやつもあるがね。
カウントを数えれば数えるほど暗示の総量は減るのだから
そのへんのバランスを考えて誘導を組み立てるのが催眠音声の妙味ではなかろうか。

ってなわけでお世辞にもよろしくない代物だった。
今の御時世で催眠音声を作るのならせめてカウントの意味や使い方くらいは理解しておいてほしいものだ。

出演:紅月ことね
時間:79分
属性:M

催眠:★☆☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★☆☆☆


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2018年05月28日

ドレインサキュバスダンジョンーパフュームサキュバスの芳香催眠ー

ドレインサキュバスダンジョンーパフュームサキュバスの芳香催眠ー

2016年6月に発売されたサークルabnormal fantasyの作品。

今のところ処女作にして唯一の作品だな。
初っ端から3時間オーバーの催眠音声を作るとは大したものだ。
だがどんなに長くても出来が良くなければユーザーの支持は得られない。
とりあえず地雷じゃないことだけを願いつつ今さらながら聞いてみた。

この作品はエレナなるサキュバスに匂い責めされる。
彼女は匂いを放つ特性があるらしく体よりもそっちを使ったプレイがとても多い。
リアルでも魅力的な女性は妙に良い匂いが漂ってるからそれを応用したのだろう。

催眠は深呼吸→分割弛緩→カウントとイメージによる深化と続く。
深呼吸は合図に従ってするだけだから特に言うことはない。
分割弛緩は右腕→左腕→胸→腹→尻→脚の順に重い沈むと暗示を入れる。
テーマ性は皆無だが多少は勉強したと思われる程度の技量を持ってた。

深化は彼女と一緒にベッドごと落下するイメージに合わせて暗示を入れる。
最初は5カウント、次に7カウントダウンを数えておしまいだ。
総時間が長いのにこんな催眠で大丈夫か?って言いたくなるほどあっさりした催眠であった。

エッチは彼女の体の匂いを嗅ぎながらドライやウェットを繰り返す。
匂いを体内に吸い込んで内側から気持ちよくなる暗示を入れて感度を高め
少しの休憩や授乳を挟み抱き合ったまま連続絶頂を決める。
さらに顔面騎乗で連続射精までする結構ハードなものだ。

匂い推しってことで匂いを意識させるセリフが異常に多いのも個性があって良い。
でも催眠が如何せん弱くエッチ中の暗示も少ないんでイメージできても気持ちよくなれない。
頑張ってるのは認めるがこれだと二人のエッチを端から見る感じになるだろう。
絶頂シーンはほぼすべてでカウントに合わせて行う。

まあなんだ、アイデアが一人歩きしすぎて手足が伴ってない作品だ。
パフュームサキュバスの魅力を出そうと匂い絡みのプレイを多くしたところまではよかったのだが
それを支える催眠の技術が不足してて結局どれも空回りしてる。
もうちっと勉強してから作っていれば今よりずっといいものになっただろう。
惜しいことをしたものだな。

ってなわけであまりよろしくなかった。
題材は面白いから頑張り次第で今後化ける可能性が大いにあるサークルだ。

出演:桃華れん
時間:183分
属性:M

催眠:★★☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★☆☆☆


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2018年05月08日

ディーナのバーチャル催眠

ディーナのバーチャル催眠

2018年05月に発売されたサークルF・A・Sの作品。

催眠音声は名前の通りほぼすべての作品が声と音でできてる。
しかし少し前に画像を見せながらトランス誘導をする作品がちょろっと出てた。
その系譜を継ぐのがこの作品である。
結構楽しみにしてたんで早速聞いてみた。

この作品はディーナなるサキュバスに映像催眠をかけられる。
彼女は普段夢の中にしか現れないのだがこれによってそれ以外の時も相手できるようになったらしい。
我々も座ったまま目を開けて聞くように言われる。
催眠で目を開け続けるのはあまりよくないんだがきちりとカバーしてある。

催眠はリラックス運動→深呼吸&凝視法→カウントによる深化→暗示と続く。
リラックス運動は立ったまま腕をぶらつかせるだけなんで説明は不要だろう。
凝視法は目を開けさせたまま瞼が重くなる暗示を入れ2セット開閉する。
最初から最後までずっと開けたままじゃトランスに入りにくかろうってことで一旦閉じてた。

深化は彼女が2人に分裂し双子形式で暗示やカウントを入れる。
このシーンは目を閉じて聞くから催眠音声とほぼ同じだわな。
相変わらず双子の扱いが上手でするすると入っていける。

暗示は3つのキーワードを設定しそれらを聞くと別の反応を示すようにする。
映像の行為を実体験に感じる、彼女の目を自然と凝視する、声に集中するってな具合に
トランス状態が途中で解けないための保険をかけていた。
これ無しでも別に維持できると思うんだがF・A・Sは慎重な誘導をすることが多い。
イレギュラー要素を武器にできてるなかなかいい催眠であった。

エッチは彼女が1人に戻り乳首責め、手コキ、セックスをする。
乳首責めは通しでやって前半は手コキ、後半はセックスで1回ずつ絶頂する流れだ。
催眠の最後に目を開ける指示が出てこれ以降は映像を見ながら聞く。

乳首責めとセックスをする時に自分の手で乳首とチンコをいじる指示が出る。
映像でいじってるのにイメージで代用したら齟齬が出るからこうしたのだろう。
感度を上げる暗示も小まめに入れてきて気持ちいい。
映像も責める様子をフルアニメーションでやっててえらく凝ってた。

絶頂は手コキが10カウント、セックスは50カウントの後に0を連呼する。
当然追い込み暗示も入れてくるんでドライ経験者ならあっさりイけるだろう。
エッチな音も積極的に鳴らしてて全体のバランスが取れてる。

新しい形式の割によくできてる作品だ。
催眠はサークルが得意としてる運動、音楽、双子でサクッと落とし
エッチは映像と暗示を連携させて両方から興奮させる。
目を開けたまま聞いても集中力の維持が簡単でとても気持ちよくなれた。
M向けのことをあまりしてこないから誰でも聞けるんじゃなかろうか。

ってなわけで期待通りの逸品であった。
こういう作品をコンスタントに作るのは難しいだろうがまたいつか聞いてみたいものだ。

出演:沢野ぽぷら
時間:86分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★★
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★★


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2018年04月28日

ヒプノアドベンチャーII

ヒプノアドベンチャーII

2018年04月に発売されたサークルDot-Spaceの作品。

サークルで2番目に売れてる作品の続編だな。
キャラは引き継いでやることを大幅に変えてる。
続編ってやつは完全新作より構想を練るのは簡単だが前作を超えるクオリティを要求される。
少なくとも駄作ではないだろうってことでとりあえず聞いてみた。

この作品はナビゲーターのお姉さんに案内された世界でサキュバスとエッチする。
本当は彼女と一緒に冒険するはずだったのがサキュバスに邪魔されるって寸法だ。
魅了、時間停止+即死、生命吸収ってな具合にえげつないものが揃ってる。
つうてもやることはかなーりソフトなんで残虐な印象はまったく受けない。

催眠は深呼吸→音による揺さぶり→イメージによる深化→分割弛緩→魅了の魔法と続く。
深呼吸は5回くらいやるだけなんで取り立てて書くことはない。
音による揺さぶりはヘミシンク音を流しながら沈む暗示と浮く暗示を入れる。
音が近づいた時は沈む、遠ざかったら浮くと連動させていた。
この後も音をちょくちょく鳴らすからそれに慣れさせたかったのかもしれない。

深化は白くて丸い光をイメージし「真っ白」と何度も言ったりカウントを数える。
冒険する世界を構築する様子に合わせた深化ってところか。
よくある手法だが作品の世界観に合わせてかけてくる。
分割弛緩は右足→左足→腹→右腕→左腕→頭の順に意識を向ける。
あちらの世界に移動した後だから白い絹糸に包まれるイメージを使ってた。

魅了の魔法はナビゲーターからバトンタッチしたサキュバスがキスをする。
それによって生まれたピンクの魔力に白い体が侵食されるって流れだ。
最後のほうに絶頂指示も出てたが思い切り催眠寄りだしエッチに分類するのは気が引ける。

技術は割とスタンダードなもので揃えて物語の流れを重視してる催眠だな。
異世界に赴き魔法を受ける様子に色んな技法と暗示を絡めてる。
安定感のあるサークルだからトランスに入るのは容易かろう。

エッチはサキュバスに時間停止と即死の魔法をかけられ、ナビゲーターと2人がかりで責められる。
最初がドライ、次はセルフからのウェットでこれらは片方だけでも両方でもいいそうだ。
25分と40分あるから時間を考えれば1つのほうが聞きやすいように思える。

ドライは効果音からストップの合図で感覚を止め、指を鳴らして解除するのを繰り返す。
催眠音声なんで最中の暗示もかなり多い。
対面でならやるそうだが催眠音声だと滅多に出てこない誘導だな。
時が止まったというか意識が軽く飛んだ気分がしてなかなか気持ちよかった。
即死の魔法はそれプラスキスをしてくる。

セルフは最初サキュバスを食い止めようとしてたナビゲーターが魔法で言いなりにされ
それ以降は2人が協力して体をいじってくる。
ナビゲーターは手コキ、サキュバスはおっぱいでの挟み込みを続け
主人公にも暗示で手を支配してオナニーさせる凝ったものだ。
最長構成だと2時間近くしてから初めてチンコに触るからなかなかに気持ちいい。
最後に10カウントダウンを3セット数えてそのたびに射精する。

もうちっと短いほうが聞きやすい気もするが内容は概ね満足できるものだった。
催眠は深化までを割かしスムーズに済ませてその後の暗示を頑張ってる。
エッチはドライとウェット両方を採用してどちらも別のプレイに勤しむ。
最後に死ぬとか言われるが精を使い果たした結果によるものなのでヤバさは感じない。

ってなわけで値段分は楽しめる代物だった。
できることならこの調子でマインドイーターの続編も出して欲しいもんだ。

出演:彩音まりか
時間:134分
属性:M~ドM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★☆


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2018年04月13日

セイレーンの檻

セイレーンの檻

2017年12月に発売されたサークルAtelier Honey*の作品。

聞いたことないサークルだなーと思って調べてみたら野上菜月氏の個人サークルらしい。
同人音声は7作あって催眠はこれが初めてだそうだ。
スクリプターのほうはVOICE LOVERってサークルの人で催眠だと完全に無名だな。
野上氏の人脈ならF・A・Sとか帽子屋にスクリプトを依頼したほうがいいと思うんだがねぇ。
例によって参入のお祝いを兼ねて試しに聞いてみた。

この作品はセイレーンとシレーヌなる女性にエッチな責めを受ける。
シレーヌはフランス語でセイレーンと同じ意味だから彼女の正体もうすうすわかる。
パートごとに彼女らを切り替えて別のことをやっていた。
双子以外で催眠話者をころころ変えるのはラポールの面でよろしくない。

催眠は深呼吸→分割弛緩法→カウントを使った深化と進む。
深呼吸は声に合わせてすーはーしながら暗示をちょろっと入れ
分割弛緩は左腕→右腕→右足→左足→腹→頬から首の順にセイレーンが体を撫でる。
そして一個ずつ脱力する暗示をちょこちょこ入れていた。
野上氏が演技を頑張ってるおかげで手足が割と重くなる。

深化はこれまでの記憶をすべて忘れる暗示を入れてから5カウントを数え
そこでも1カウントごとに同様の暗示を入れる。
暗示の入れ方やカウントの数え方は特に問題ないんだがここで忘却の暗示を入れるかねぇ。
大手の催眠音声でも滅多にやらないことをぱっと出の人間がやったところでうまくいくはずがなかろうに。
すくりぷとかエロトランスみたいに威光があるならまだしも暴挙だと思うぞ。
結局脱力感がそこそこ味わえたところまででエッチに進む羽目になった。

エッチはシレーヌに介抱され、睡眠中にセイレーンに甘やかされ、起きてからシレーヌともイチャイチャする。
介抱するパートは体を拭いたり裸で抱き合うくらいでそこまで突っ込んだことはしない。
セイレーンとは赤ちゃんプレイにとても近いことをやっていて結構濃厚だった。
「~でちゅね」とか言っておっぱいを吸わせチンコをしごくところとか甘えん坊にはたまらんだろう。
しかし催眠音声なのにそれに関するアプローチがびっくりするほど少ないのは困ったものだ。

セイレーンパートの最後のほうで波の音を流しそれに暗示を込めてドライ絶頂させるシーンがある。
で、催眠パート終了後からそこに着くまでの30分は概ね催眠と無関係のエッチをしていた。
催眠と関係ないエッチをするなら最初から催眠なんてかけないほうが時間の節約になると思うんだがね。
催眠とエッチがバラバラだと作品全体のバランスも悪くなってトランスを維持できない。

シレーヌとのエッチはキス、手マン、手コキ、フェラ、セックスとスタンダードなプレイを一通りやる。
効果音がよく鳴るのでイメージはしやすいのだが感度強化は特にしてこない。
セックスシーンの前半に3回、後半に4回連続で絶頂させていた。
やり方はさっきと同じく波の音を流し絶頂の合図を出すのを繰り返す。
絶頂シーンだけ催眠っぽいことをやってるから聞いててどうにも波に乗れなかった。

野上氏には悪いがスクリプトが力不足だな、これは。
催眠音声ではベタ中のベタな技法をちょっとだけ変えて順番にこなしてる。
そこまでは別にいいんだが深化と同時に忘却の暗示を入れるのはさすがにきついっしょ。
分割弛緩法がもっと入念で優れたものだったら入ったのかもしれないが私にはさっぱりだった。

ぶっちゃけこのエッチに忘却って別に入れる必要ないのよね。
記憶を失ってる状態を活用したプレイをしてるわけじゃないので入っても入らなくても違いが出ない。
それをわざわざ催眠の一番重要なところでやってる理由がわからなかった。
彼女たちは彼を赤ちゃん扱いしてるがそれなら忘却じゃなくて幼児退行の暗示を入れたほうがいい。
もしくは普通に深化させてから波の音を聞くと気持ちよくなる暗示を入れたほうがずっと気持ちよくなれたと思う。
催眠からかけ離れたエッチをやってるし不可解なところがいくつか見られた。

ってなわけで私は消化不良であった。

出演:野上菜月
時間:100分
属性:ややM

催眠:★★☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★☆☆☆


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2018年01月13日

天使と悪魔の相反催眠

天使と悪魔の相反催眠

2018年01月に発売されたサークルF・A・Sの作品。

この前やった冬コミ合わせの作品であるな。
1月と9月は大手が新作をこぞって出す祭りの季節である。
今回は帽子屋が落としたがそれ以外はだいたい間に合ってくれて何よりだ。
このサークルならきっと楽しめるだろうってことで早速聞いてみた。

この作品は天使と悪魔が主人公を取り合いながらエッチな催眠をかける。
彼のことを気に入った悪魔が魂を堕落させようと仕掛けそれを天使が防ぐって寸法だ。
双子系なんだが従来のやつとは大幅に違ってなかなか面白い。
技術面も催眠に心理学のアプローチを加えてあってハイレベルだ。

催眠はリラックス運動→深呼吸→脱力→カウントを使った深化と進む。
リラックス運動は腕をぶらぶらさせるいつものやつなんで説明は不要だろう。
深呼吸は最初だけ彼女たちが合図を出しその後は自由にやりながら話を聞く。
自分の声に興味を引くように呼びかける事が多かった。
私はMなんで野上氏の悪魔が好きだが天使に集中しても問題なくリラックスできる。

脱力は足先→足首→脹脛→太もも→下半身→腰→背中→両手の指先→両腕→肩→首と頭の順に悪魔が脱力する暗示を入れ
そのたびに天使が脱力しないでねと言っていた。
セリフの表現を見るからに天使も真逆の手段で脱力を応援させるのを狙ったのだろう。
案の定体の末端を中心に結構な脱力感があった。

深化は悪魔が30カウントダウンで落ちる暗示を
天使は30カウントアップで浮き上がる暗示をどっちも小まめに入れる。
二重の意味での混乱法ってことでどっちの声を聞いてもがっつり来る。
ベースの技術は無難にして題材との整合性をかなり頑張ってた。

エッチは引き続き真逆のカウントを連続で数える連続ドライと別のやり方のオナニーに取り組む。
連続ドライは1回目が悪魔1人で30カウントダウン、2回目は天使1人で30カウントアップ
3回目と4回目は2人同時に30カウント、5回目は同じく50カウントってな具合にころころ変えていた。
事前に感度を上げるシーンは特にないんだがカウント毎に暗示をちょこちょこ入れてくるんで
回数が増えるたびにどんどん快感が増していくのがわかる。
深化がうまくいったのならさして苦労せずに気持ちよくイけるだろう。

オナニーは腕だけ脱力を解除し悪魔が手を動かす暗示、天使は射精を我慢する暗示を入れる。
連続ドライは共闘っぽいやり方だったからこっちのほうが相反催眠らしいわな。
淫語はおちんちんをちょろっと言うだけで天使の言うことを破り射精する快感に焦点を当ててる。
ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックも取り入れた巧妙な射精誘導であった。

今までの双子とは明らかに一線を画す作品である。
2人の術者が協力してやる方針を崩し天使を悪魔の妨害役に置いてる。
でも悪魔のやることを完全に否定するんじゃなくって協調路線を歩みところどころで進路を変えてくる。
サークルはまだ実験段階とか言ってるが現時点でよくできてると思うぞ。

ってなわけで冬コミの先鋒にふさわしい大満足のものだった。
しっかしこの作者は毎年色んなことをやってくるよな。
今年も独自路線の作品で我々を楽しませてくれるに違いない。

出演:野上菜月/花笠れい
時間:103分
属性:ややM~M

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★★


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2017年11月24日

悪魔催眠~射精直後の苦痛を強制的に何度も強いられる音声~

悪魔催眠~射精直後の苦痛を強制的に何度も強いられる音声~

2017年08月に発売されたサークルデラックスパンの作品。

エロボイスを色々作ってるようだが催眠は初めてのサークルだ。
コミケの前後は毎度のごとく新規が処女作を出してくる。
そのほとんどが1年後には消えてるんだがここはどうなるだろうな。
題材が面白そうだったんであまり期待せずに聞いてみた。

この作品は女の悪魔に奴隷化催眠をかけられる。
彼女がペットを欲しがってたのか、はたまた彼が単にドMだったのかはわからんが
痛みと苦しみを躊躇なく加え続けるえらくハードなプレイをしていた。
催眠音声でこの手のことをやる作品はだいたい名作か核地雷のどっちかだ。

催眠は深呼吸&イメージ→深呼吸→深化→契約と進む。
イメージは真っ暗な空間を思い浮かべて安らぎ、浮遊感、体の暖かさを感じる。
安らぎはともかく後の2つは暗闇とあんまし関係ないわな。
深呼吸はすってーはいてーの合図でひたすら呼吸しある程度経つと少し止めて大きく吐く。

深化は落ちる、沈む、緩む、従う、動けないってな暗示を淡々と言い続ける。
小石川氏の経験が浅いのもあるんだろうが深化と見るにはなんとも締まらない。
暗示を繋げて深化させる作品もそれなりにあるが大抵は大手のものなんだよな。
新規がそれの真似をしたところで失敗する可能性が高いからカウントや揺さぶりでやったほうがいい。
案の定トランスにまったく入れなかった。

契約は命令を破ったら友人との縁を切る、全財産を放棄する、食べ物を口にしないなどを復唱する。
どういう意図があってこんなことを言わせてるのかわからんが催眠で脅しをかけるなど下策もいいところだ。
せめて従えば気持ちよくなれるとかいい方向に伸ばせばよかったものを。
私がよく言う「新規の処女作は地雷」を地で行ってる催眠であった。

エッチは彼女の指示に従ってチンコをひたすら扱く。
暗示で感度を強化したりせず運動支配の暗示を多めに入れていた。
まあこの催眠じゃトランスに入れないからどの道無駄なんだがな。
エロいことも全然言ってくれず興奮できなくて抜けやしない。

まあでも20分以上休憩なしにチンコを扱き続けるあたりは確かにドM向けだな。
射精が最低3回あって潮吹きまでついてくる。
催眠がうまく機能してればもっと面白いエッチになったと思うぞ。

催眠に対する理解と技術が圧倒的に足りない作品だ。
聞き手の気持ちを推し量らず悪魔のやりたいことだけをただただ押し通す。
こういうプレイをすること自体を否定する気はない。
だが催眠とは何かを少しでも知ってればここまで突き放したことをやろうとは思うまい。

とにかくセリフが鋭すぎて聞けば聞くほど嫌になってくる。
自分から進んで痛みや苦しみを味わいたい人間なんてそうそうおるまい。
そこをうまくオブラートに包んでやる気にさせるのがサークルの腕の見せ所なわけで
何も配慮しないならこの題材は催眠になりゃせんよ。

ってなわけで不満ばかりの内容であった。
サークルはひとまず催眠の本をちゃんと読んでこの作品の何がまずいかを理解したほうがいい。

出演:小石川うに
時間:69分
属性:ドM

催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:☆☆☆☆☆


体験版はこちらから

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2017年11月19日

エルフと深い森

エルフと深い森

2017年10月に発売されたサークル催眠音声研究所の作品。

こいつも夏コミ作品であるな。
調整が難航してたのか、はたまた他サークルと被せないためにわざと遅らせたのかはわからんが
とりあえず全部出揃ったのは何よりだ。
サークルでは珍しくファンタジーを題材にしてる。

この作品は謎の女性に催眠をかけられ森の奥に住むエルフにオナニーを披露する。
主人公の少年は色々知りたい年頃らしく大人達に内緒で森へ出かけたそうだ。
そして本来なら命の危険にされされるところが逆に美味しい思いをする。
大人達もこのことを広めたくなくて森へ行くのを禁じたのかもしれないな。

催眠は森の探索→甘い匂いを嗅ぐ→深化と進む。
探索は森のイメージから入りそこを少年が歩く様子を聞き手の目線で語る。
癒しや脱力の暗示もそこそこ入れてたがイメージのほうが多かった。

甘い匂いは近くから漂ってくる匂いやそれを嗅ぐと気持ちよくなる暗示を入れる。
花や果実の匂いとだけ告げてあとはこちらのイメージに任せてた。
少し経つと深呼吸も始めて体いっぱいに吸い込む。

深化はそこへ現れたエルフにいくつか質問を受ける。
森に入った理由を知りたいのに少年は「何も知らない」と言うばかりだ。
それもそのはず、彼は大人達に何かあったらそう言うように教えられてる。
結局彼女は罰として10カウントダウンを4セット数えて深化させるって寸法だ。
お仕置きといっても快楽責めなんで痛いシーンはまったくない。

エッチは引き続き質問しながら服を脱がせ、体をいじらせ、オナニーする。
サークルがNo Set+混乱法を狙ったそうで「何も知らない」と言うほど快感を覚える暗示を入れる。
復唱の指示は出さずに質問するんで言うかどうかは聞き手任せだ。
しばらく経つとチンコを握り好きなやり方でオナニーする指示が出る。

そこから先は興奮した彼女がおっぱいやマンコを見せつけオナニーに参戦する。
エルフは長命だからエッチしたがる男がおらず悶々としてるそうだ。
尋問するつもりが相互オナニーになるってのも変わってるな。
最後に60カウントを数えて0になったら一緒に絶頂する。

近頃流行ってる物語系の大人しい作品だ。
催眠はイメージ法を中心に会話調の暗示を入れて手堅く落とし
エッチは「何も知らない」を何度も言わせて興奮させる。
感度の上げ方が特殊なんで好みが分かれそうだが悪いとは思わない。
オナニーはほぼフリースタイルなんで途中の暴発さえ注意すれば気楽にできる。

ってなわけでは私はまあまあ満足できた。
活動歴の長いサークルは思考が硬直して似た作品を出すことが往々にしてある。
でも催眠音声研究所は試行錯誤してるのがわかるんで今後も品質を維持してくれるだろう。

出演:紅月ことね
時間:64分
属性:ややM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


体験版はこちらから

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