人外

2018年05月28日

ドレインサキュバスダンジョンーパフュームサキュバスの芳香催眠ー

ドレインサキュバスダンジョンーパフュームサキュバスの芳香催眠ー

2016年6月に発売されたサークルabnormal fantasyの作品。

今のところ処女作にして唯一の作品だな。
初っ端から3時間オーバーの催眠音声を作るとは大したものだ。
だがどんなに長くても出来が良くなければユーザーの支持は得られない。
とりあえず地雷じゃないことだけを願いつつ今さらながら聞いてみた。

この作品はエレナなるサキュバスに匂い責めされる。
彼女は匂いを放つ特性があるらしく体よりもそっちを使ったプレイがとても多い。
リアルでも魅力的な女性は妙に良い匂いが漂ってるからそれを応用したのだろう。

催眠は深呼吸→分割弛緩→カウントとイメージによる深化と続く。
深呼吸は合図に従ってするだけだから特に言うことはない。
分割弛緩は右腕→左腕→胸→腹→尻→脚の順に重い沈むと暗示を入れる。
テーマ性は皆無だが多少は勉強したと思われる程度の技量を持ってた。

深化は彼女と一緒にベッドごと落下するイメージに合わせて暗示を入れる。
最初は5カウント、次に7カウントダウンを数えておしまいだ。
総時間が長いのにこんな催眠で大丈夫か?って言いたくなるほどあっさりした催眠であった。

エッチは彼女の体の匂いを嗅ぎながらドライやウェットを繰り返す。
匂いを体内に吸い込んで内側から気持ちよくなる暗示を入れて感度を高め
少しの休憩や授乳を挟み抱き合ったまま連続絶頂を決める。
さらに顔面騎乗で連続射精までする結構ハードなものだ。

匂い推しってことで匂いを意識させるセリフが異常に多いのも個性があって良い。
でも催眠が如何せん弱くエッチ中の暗示も少ないんでイメージできても気持ちよくなれない。
頑張ってるのは認めるがこれだと二人のエッチを端から見る感じになるだろう。
絶頂シーンはほぼすべてでカウントに合わせて行う。

まあなんだ、アイデアが一人歩きしすぎて手足が伴ってない作品だ。
パフュームサキュバスの魅力を出そうと匂い絡みのプレイを多くしたところまではよかったのだが
それを支える催眠の技術が不足してて結局どれも空回りしてる。
もうちっと勉強してから作っていれば今よりずっといいものになっただろう。
惜しいことをしたものだな。

ってなわけであまりよろしくなかった。
題材は面白いから頑張り次第で今後化ける可能性が大いにあるサークルだ。

出演:桃華れん
時間:183分
属性:M

催眠:★★☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★☆☆☆


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2018年05月08日

ディーナのバーチャル催眠

ディーナのバーチャル催眠

2018年05月に発売されたサークルF・A・Sの作品。

催眠音声は名前の通りほぼすべての作品が声と音でできてる。
しかし少し前に画像を見せながらトランス誘導をする作品がちょろっと出てた。
その系譜を継ぐのがこの作品である。
結構楽しみにしてたんで早速聞いてみた。

この作品はディーナなるサキュバスに映像催眠をかけられる。
彼女は普段夢の中にしか現れないのだがこれによってそれ以外の時も相手できるようになったらしい。
我々も座ったまま目を開けて聞くように言われる。
催眠で目を開け続けるのはあまりよくないんだがきちりとカバーしてある。

催眠はリラックス運動→深呼吸&凝視法→カウントによる深化→暗示と続く。
リラックス運動は立ったまま腕をぶらつかせるだけなんで説明は不要だろう。
凝視法は目を開けさせたまま瞼が重くなる暗示を入れ2セット開閉する。
最初から最後までずっと開けたままじゃトランスに入りにくかろうってことで一旦閉じてた。

深化は彼女が2人に分裂し双子形式で暗示やカウントを入れる。
このシーンは目を閉じて聞くから催眠音声とほぼ同じだわな。
相変わらず双子の扱いが上手でするすると入っていける。

暗示は3つのキーワードを設定しそれらを聞くと別の反応を示すようにする。
映像の行為を実体験に感じる、彼女の目を自然と凝視する、声に集中するってな具合に
トランス状態が途中で解けないための保険をかけていた。
これ無しでも別に維持できると思うんだがF・A・Sは慎重な誘導をすることが多い。
イレギュラー要素を武器にできてるなかなかいい催眠であった。

エッチは彼女が1人に戻り乳首責め、手コキ、セックスをする。
乳首責めは通しでやって前半は手コキ、後半はセックスで1回ずつ絶頂する流れだ。
催眠の最後に目を開ける指示が出てこれ以降は映像を見ながら聞く。

乳首責めとセックスをする時に自分の手で乳首とチンコをいじる指示が出る。
映像でいじってるのにイメージで代用したら齟齬が出るからこうしたのだろう。
感度を上げる暗示も小まめに入れてきて気持ちいい。
映像も責める様子をフルアニメーションでやっててえらく凝ってた。

絶頂は手コキが10カウント、セックスは50カウントの後に0を連呼する。
当然追い込み暗示も入れてくるんでドライ経験者ならあっさりイけるだろう。
エッチな音も積極的に鳴らしてて全体のバランスが取れてる。

新しい形式の割によくできてる作品だ。
催眠はサークルが得意としてる運動、音楽、双子でサクッと落とし
エッチは映像と暗示を連携させて両方から興奮させる。
目を開けたまま聞いても集中力の維持が簡単でとても気持ちよくなれた。
M向けのことをあまりしてこないから誰でも聞けるんじゃなかろうか。

ってなわけで期待通りの逸品であった。
こういう作品をコンスタントに作るのは難しいだろうがまたいつか聞いてみたいものだ。

出演:沢野ぽぷら
時間:86分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★★
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★★


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2018年04月28日

ヒプノアドベンチャーII

ヒプノアドベンチャーII

2018年04月に発売されたサークルDot-Spaceの作品。

サークルで2番目に売れてる作品の続編だな。
キャラは引き継いでやることを大幅に変えてる。
続編ってやつは完全新作より構想を練るのは簡単だが前作を超えるクオリティを要求される。
少なくとも駄作ではないだろうってことでとりあえず聞いてみた。

この作品はナビゲーターのお姉さんに案内された世界でサキュバスとエッチする。
本当は彼女と一緒に冒険するはずだったのがサキュバスに邪魔されるって寸法だ。
魅了、時間停止+即死、生命吸収ってな具合にえげつないものが揃ってる。
つうてもやることはかなーりソフトなんで残虐な印象はまったく受けない。

催眠は深呼吸→音による揺さぶり→イメージによる深化→分割弛緩→魅了の魔法と続く。
深呼吸は5回くらいやるだけなんで取り立てて書くことはない。
音による揺さぶりはヘミシンク音を流しながら沈む暗示と浮く暗示を入れる。
音が近づいた時は沈む、遠ざかったら浮くと連動させていた。
この後も音をちょくちょく鳴らすからそれに慣れさせたかったのかもしれない。

深化は白くて丸い光をイメージし「真っ白」と何度も言ったりカウントを数える。
冒険する世界を構築する様子に合わせた深化ってところか。
よくある手法だが作品の世界観に合わせてかけてくる。
分割弛緩は右足→左足→腹→右腕→左腕→頭の順に意識を向ける。
あちらの世界に移動した後だから白い絹糸に包まれるイメージを使ってた。

魅了の魔法はナビゲーターからバトンタッチしたサキュバスがキスをする。
それによって生まれたピンクの魔力に白い体が侵食されるって流れだ。
最後のほうに絶頂指示も出てたが思い切り催眠寄りだしエッチに分類するのは気が引ける。

技術は割とスタンダードなもので揃えて物語の流れを重視してる催眠だな。
異世界に赴き魔法を受ける様子に色んな技法と暗示を絡めてる。
安定感のあるサークルだからトランスに入るのは容易かろう。

エッチはサキュバスに時間停止と即死の魔法をかけられ、ナビゲーターと2人がかりで責められる。
最初がドライ、次はセルフからのウェットでこれらは片方だけでも両方でもいいそうだ。
25分と40分あるから時間を考えれば1つのほうが聞きやすいように思える。

ドライは効果音からストップの合図で感覚を止め、指を鳴らして解除するのを繰り返す。
催眠音声なんで最中の暗示もかなり多い。
対面でならやるそうだが催眠音声だと滅多に出てこない誘導だな。
時が止まったというか意識が軽く飛んだ気分がしてなかなか気持ちよかった。
即死の魔法はそれプラスキスをしてくる。

セルフは最初サキュバスを食い止めようとしてたナビゲーターが魔法で言いなりにされ
それ以降は2人が協力して体をいじってくる。
ナビゲーターは手コキ、サキュバスはおっぱいでの挟み込みを続け
主人公にも暗示で手を支配してオナニーさせる凝ったものだ。
最長構成だと2時間近くしてから初めてチンコに触るからなかなかに気持ちいい。
最後に10カウントダウンを3セット数えてそのたびに射精する。

もうちっと短いほうが聞きやすい気もするが内容は概ね満足できるものだった。
催眠は深化までを割かしスムーズに済ませてその後の暗示を頑張ってる。
エッチはドライとウェット両方を採用してどちらも別のプレイに勤しむ。
最後に死ぬとか言われるが精を使い果たした結果によるものなのでヤバさは感じない。

ってなわけで値段分は楽しめる代物だった。
できることならこの調子でマインドイーターの続編も出して欲しいもんだ。

出演:彩音まりか
時間:134分
属性:M~ドM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★☆


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2018年04月13日

セイレーンの檻

セイレーンの檻

2017年12月に発売されたサークルAtelier Honey*の作品。

聞いたことないサークルだなーと思って調べてみたら野上菜月氏の個人サークルらしい。
同人音声は7作あって催眠はこれが初めてだそうだ。
スクリプターのほうはVOICE LOVERってサークルの人で催眠だと完全に無名だな。
野上氏の人脈ならF・A・Sとか帽子屋にスクリプトを依頼したほうがいいと思うんだがねぇ。
例によって参入のお祝いを兼ねて試しに聞いてみた。

この作品はセイレーンとシレーヌなる女性にエッチな責めを受ける。
シレーヌはフランス語でセイレーンと同じ意味だから彼女の正体もうすうすわかる。
パートごとに彼女らを切り替えて別のことをやっていた。
双子以外で催眠話者をころころ変えるのはラポールの面でよろしくない。

催眠は深呼吸→分割弛緩法→カウントを使った深化と進む。
深呼吸は声に合わせてすーはーしながら暗示をちょろっと入れ
分割弛緩は左腕→右腕→右足→左足→腹→頬から首の順にセイレーンが体を撫でる。
そして一個ずつ脱力する暗示をちょこちょこ入れていた。
野上氏が演技を頑張ってるおかげで手足が割と重くなる。

深化はこれまでの記憶をすべて忘れる暗示を入れてから5カウントを数え
そこでも1カウントごとに同様の暗示を入れる。
暗示の入れ方やカウントの数え方は特に問題ないんだがここで忘却の暗示を入れるかねぇ。
大手の催眠音声でも滅多にやらないことをぱっと出の人間がやったところでうまくいくはずがなかろうに。
すくりぷとかエロトランスみたいに威光があるならまだしも暴挙だと思うぞ。
結局脱力感がそこそこ味わえたところまででエッチに進む羽目になった。

エッチはシレーヌに介抱され、睡眠中にセイレーンに甘やかされ、起きてからシレーヌともイチャイチャする。
介抱するパートは体を拭いたり裸で抱き合うくらいでそこまで突っ込んだことはしない。
セイレーンとは赤ちゃんプレイにとても近いことをやっていて結構濃厚だった。
「~でちゅね」とか言っておっぱいを吸わせチンコをしごくところとか甘えん坊にはたまらんだろう。
しかし催眠音声なのにそれに関するアプローチがびっくりするほど少ないのは困ったものだ。

セイレーンパートの最後のほうで波の音を流しそれに暗示を込めてドライ絶頂させるシーンがある。
で、催眠パート終了後からそこに着くまでの30分は概ね催眠と無関係のエッチをしていた。
催眠と関係ないエッチをするなら最初から催眠なんてかけないほうが時間の節約になると思うんだがね。
催眠とエッチがバラバラだと作品全体のバランスも悪くなってトランスを維持できない。

シレーヌとのエッチはキス、手マン、手コキ、フェラ、セックスとスタンダードなプレイを一通りやる。
効果音がよく鳴るのでイメージはしやすいのだが感度強化は特にしてこない。
セックスシーンの前半に3回、後半に4回連続で絶頂させていた。
やり方はさっきと同じく波の音を流し絶頂の合図を出すのを繰り返す。
絶頂シーンだけ催眠っぽいことをやってるから聞いててどうにも波に乗れなかった。

野上氏には悪いがスクリプトが力不足だな、これは。
催眠音声ではベタ中のベタな技法をちょっとだけ変えて順番にこなしてる。
そこまでは別にいいんだが深化と同時に忘却の暗示を入れるのはさすがにきついっしょ。
分割弛緩法がもっと入念で優れたものだったら入ったのかもしれないが私にはさっぱりだった。

ぶっちゃけこのエッチに忘却って別に入れる必要ないのよね。
記憶を失ってる状態を活用したプレイをしてるわけじゃないので入っても入らなくても違いが出ない。
それをわざわざ催眠の一番重要なところでやってる理由がわからなかった。
彼女たちは彼を赤ちゃん扱いしてるがそれなら忘却じゃなくて幼児退行の暗示を入れたほうがいい。
もしくは普通に深化させてから波の音を聞くと気持ちよくなる暗示を入れたほうがずっと気持ちよくなれたと思う。
催眠からかけ離れたエッチをやってるし不可解なところがいくつか見られた。

ってなわけで私は消化不良であった。

出演:野上菜月
時間:100分
属性:ややM

催眠:★★☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★☆☆☆


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2018年01月13日

天使と悪魔の相反催眠

天使と悪魔の相反催眠

2018年01月に発売されたサークルF・A・Sの作品。

この前やった冬コミ合わせの作品であるな。
1月と9月は大手が新作をこぞって出す祭りの季節である。
今回は帽子屋が落としたがそれ以外はだいたい間に合ってくれて何よりだ。
このサークルならきっと楽しめるだろうってことで早速聞いてみた。

この作品は天使と悪魔が主人公を取り合いながらエッチな催眠をかける。
彼のことを気に入った悪魔が魂を堕落させようと仕掛けそれを天使が防ぐって寸法だ。
双子系なんだが従来のやつとは大幅に違ってなかなか面白い。
技術面も催眠に心理学のアプローチを加えてあってハイレベルだ。

催眠はリラックス運動→深呼吸→脱力→カウントを使った深化と進む。
リラックス運動は腕をぶらぶらさせるいつものやつなんで説明は不要だろう。
深呼吸は最初だけ彼女たちが合図を出しその後は自由にやりながら話を聞く。
自分の声に興味を引くように呼びかける事が多かった。
私はMなんで野上氏の悪魔が好きだが天使に集中しても問題なくリラックスできる。

脱力は足先→足首→脹脛→太もも→下半身→腰→背中→両手の指先→両腕→肩→首と頭の順に悪魔が脱力する暗示を入れ
そのたびに天使が脱力しないでねと言っていた。
セリフの表現を見るからに天使も真逆の手段で脱力を応援させるのを狙ったのだろう。
案の定体の末端を中心に結構な脱力感があった。

深化は悪魔が30カウントダウンで落ちる暗示を
天使は30カウントアップで浮き上がる暗示をどっちも小まめに入れる。
二重の意味での混乱法ってことでどっちの声を聞いてもがっつり来る。
ベースの技術は無難にして題材との整合性をかなり頑張ってた。

エッチは引き続き真逆のカウントを連続で数える連続ドライと別のやり方のオナニーに取り組む。
連続ドライは1回目が悪魔1人で30カウントダウン、2回目は天使1人で30カウントアップ
3回目と4回目は2人同時に30カウント、5回目は同じく50カウントってな具合にころころ変えていた。
事前に感度を上げるシーンは特にないんだがカウント毎に暗示をちょこちょこ入れてくるんで
回数が増えるたびにどんどん快感が増していくのがわかる。
深化がうまくいったのならさして苦労せずに気持ちよくイけるだろう。

オナニーは腕だけ脱力を解除し悪魔が手を動かす暗示、天使は射精を我慢する暗示を入れる。
連続ドライは共闘っぽいやり方だったからこっちのほうが相反催眠らしいわな。
淫語はおちんちんをちょろっと言うだけで天使の言うことを破り射精する快感に焦点を当ててる。
ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックも取り入れた巧妙な射精誘導であった。

今までの双子とは明らかに一線を画す作品である。
2人の術者が協力してやる方針を崩し天使を悪魔の妨害役に置いてる。
でも悪魔のやることを完全に否定するんじゃなくって協調路線を歩みところどころで進路を変えてくる。
サークルはまだ実験段階とか言ってるが現時点でよくできてると思うぞ。

ってなわけで冬コミの先鋒にふさわしい大満足のものだった。
しっかしこの作者は毎年色んなことをやってくるよな。
今年も独自路線の作品で我々を楽しませてくれるに違いない。

出演:野上菜月/花笠れい
時間:103分
属性:ややM~M

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★★


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2017年11月24日

悪魔催眠~射精直後の苦痛を強制的に何度も強いられる音声~

悪魔催眠~射精直後の苦痛を強制的に何度も強いられる音声~

2017年08月に発売されたサークルデラックスパンの作品。

エロボイスを色々作ってるようだが催眠は初めてのサークルだ。
コミケの前後は毎度のごとく新規が処女作を出してくる。
そのほとんどが1年後には消えてるんだがここはどうなるだろうな。
題材が面白そうだったんであまり期待せずに聞いてみた。

この作品は女の悪魔に奴隷化催眠をかけられる。
彼女がペットを欲しがってたのか、はたまた彼が単にドMだったのかはわからんが
痛みと苦しみを躊躇なく加え続けるえらくハードなプレイをしていた。
催眠音声でこの手のことをやる作品はだいたい名作か核地雷のどっちかだ。

催眠は深呼吸&イメージ→深呼吸→深化→契約と進む。
イメージは真っ暗な空間を思い浮かべて安らぎ、浮遊感、体の暖かさを感じる。
安らぎはともかく後の2つは暗闇とあんまし関係ないわな。
深呼吸はすってーはいてーの合図でひたすら呼吸しある程度経つと少し止めて大きく吐く。

深化は落ちる、沈む、緩む、従う、動けないってな暗示を淡々と言い続ける。
小石川氏の経験が浅いのもあるんだろうが深化と見るにはなんとも締まらない。
暗示を繋げて深化させる作品もそれなりにあるが大抵は大手のものなんだよな。
新規がそれの真似をしたところで失敗する可能性が高いからカウントや揺さぶりでやったほうがいい。
案の定トランスにまったく入れなかった。

契約は命令を破ったら友人との縁を切る、全財産を放棄する、食べ物を口にしないなどを復唱する。
どういう意図があってこんなことを言わせてるのかわからんが催眠で脅しをかけるなど下策もいいところだ。
せめて従えば気持ちよくなれるとかいい方向に伸ばせばよかったものを。
私がよく言う「新規の処女作は地雷」を地で行ってる催眠であった。

エッチは彼女の指示に従ってチンコをひたすら扱く。
暗示で感度を強化したりせず運動支配の暗示を多めに入れていた。
まあこの催眠じゃトランスに入れないからどの道無駄なんだがな。
エロいことも全然言ってくれず興奮できなくて抜けやしない。

まあでも20分以上休憩なしにチンコを扱き続けるあたりは確かにドM向けだな。
射精が最低3回あって潮吹きまでついてくる。
催眠がうまく機能してればもっと面白いエッチになったと思うぞ。

催眠に対する理解と技術が圧倒的に足りない作品だ。
聞き手の気持ちを推し量らず悪魔のやりたいことだけをただただ押し通す。
こういうプレイをすること自体を否定する気はない。
だが催眠とは何かを少しでも知ってればここまで突き放したことをやろうとは思うまい。

とにかくセリフが鋭すぎて聞けば聞くほど嫌になってくる。
自分から進んで痛みや苦しみを味わいたい人間なんてそうそうおるまい。
そこをうまくオブラートに包んでやる気にさせるのがサークルの腕の見せ所なわけで
何も配慮しないならこの題材は催眠になりゃせんよ。

ってなわけで不満ばかりの内容であった。
サークルはひとまず催眠の本をちゃんと読んでこの作品の何がまずいかを理解したほうがいい。

出演:小石川うに
時間:69分
属性:ドM

催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:☆☆☆☆☆


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2017年11月19日

エルフと深い森

エルフと深い森

2017年10月に発売されたサークル催眠音声研究所の作品。

こいつも夏コミ作品であるな。
調整が難航してたのか、はたまた他サークルと被せないためにわざと遅らせたのかはわからんが
とりあえず全部出揃ったのは何よりだ。
サークルでは珍しくファンタジーを題材にしてる。

この作品は謎の女性に催眠をかけられ森の奥に住むエルフにオナニーを披露する。
主人公の少年は色々知りたい年頃らしく大人達に内緒で森へ出かけたそうだ。
そして本来なら命の危険にされされるところが逆に美味しい思いをする。
大人達もこのことを広めたくなくて森へ行くのを禁じたのかもしれないな。

催眠は森の探索→甘い匂いを嗅ぐ→深化と進む。
探索は森のイメージから入りそこを少年が歩く様子を聞き手の目線で語る。
癒しや脱力の暗示もそこそこ入れてたがイメージのほうが多かった。

甘い匂いは近くから漂ってくる匂いやそれを嗅ぐと気持ちよくなる暗示を入れる。
花や果実の匂いとだけ告げてあとはこちらのイメージに任せてた。
少し経つと深呼吸も始めて体いっぱいに吸い込む。

深化はそこへ現れたエルフにいくつか質問を受ける。
森に入った理由を知りたいのに少年は「何も知らない」と言うばかりだ。
それもそのはず、彼は大人達に何かあったらそう言うように教えられてる。
結局彼女は罰として10カウントダウンを4セット数えて深化させるって寸法だ。
お仕置きといっても快楽責めなんで痛いシーンはまったくない。

エッチは引き続き質問しながら服を脱がせ、体をいじらせ、オナニーする。
サークルがNo Set+混乱法を狙ったそうで「何も知らない」と言うほど快感を覚える暗示を入れる。
復唱の指示は出さずに質問するんで言うかどうかは聞き手任せだ。
しばらく経つとチンコを握り好きなやり方でオナニーする指示が出る。

そこから先は興奮した彼女がおっぱいやマンコを見せつけオナニーに参戦する。
エルフは長命だからエッチしたがる男がおらず悶々としてるそうだ。
尋問するつもりが相互オナニーになるってのも変わってるな。
最後に60カウントを数えて0になったら一緒に絶頂する。

近頃流行ってる物語系の大人しい作品だ。
催眠はイメージ法を中心に会話調の暗示を入れて手堅く落とし
エッチは「何も知らない」を何度も言わせて興奮させる。
感度の上げ方が特殊なんで好みが分かれそうだが悪いとは思わない。
オナニーはほぼフリースタイルなんで途中の暴発さえ注意すれば気楽にできる。

ってなわけでは私はまあまあ満足できた。
活動歴の長いサークルは思考が硬直して似た作品を出すことが往々にしてある。
でも催眠音声研究所は試行錯誤してるのがわかるんで今後も品質を維持してくれるだろう。

出演:紅月ことね
時間:64分
属性:ややM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


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2017年09月10日

催眠でオナニーのお手伝い SなAI佐渡レム

催眠でオナニーのお手伝い SなAI佐渡レム

2017年08月に発売されたサークル愛熊屋の作品。

夏コミが終わった直後にひょっこり現れた新しいサークルだ。
この漢字でアクマヤと読むらしい。
初っ端にこういう作品を出してきたってことはM向けでいくのだろう。
声がふぁん氏なんで多少期待しながら聞いてみた。

この作品は佐渡レムなるAIにセルフ系の催眠をかけられる。
諸注意から解除までを合わせても20分に届かない。
有料の18禁でここまで短いのはみじんこのスピードコースくらいだな。
まああれはスクリプトをAtA氏が担当してるからできたことなのだが。
作品内容に時間を書いてないのは割高なことを悟られないためだろう。

催眠はストレッチ→分割弛緩→深呼吸と続く。
ストレッチは手を握ったり開く動作と肩の上げ下げを2回ずつやる。
時間が短いのだから暗示を多めに入れるのだろうと思いきやほとんど言ってこない。
この時点で碌な作品じゃないのがわかった。

分割弛緩は右手→左手→右足→左足の順に重いと数回言う。
今時無料でもここまでひどい暗示文は見かけないぞ。
ふぁん氏は頑張ってるがスクリプトのひどさを補うのは無理であった。
深呼吸はストレッチと同じく暗示を入れずにすーはーさせるだけだ。

極めつけにひどいのはこれらをやっただけでエッチに進むことだ。
数年前ならいざ知らず今のご時勢でこんな薄っぺらい催眠を有料で出すとかどうかしてる。
一作目ならお試しで買う人もいるだろうがそれ以降は悪評が先行して売れるわけがない。

というか催眠音声はサークルの信頼度が大きく響くからこういうことをやった時点で終わりなんだよな。
それすら理解してないからこんな地雷を1000円で売ろうとするのだろう。
目先のたかが数万円のために後の数十万、数百万円を捨てるなど短慮も甚だしい。

エッチは乳首をいじって、チンコをいじって射精するだけだ。
案の定催眠をかけたはずなのに暗示をちっとも入れてこない。
催眠を活用する気がないなら最初からオナニーさせたほうがずっとましだ。
一通りいじった後5カウントダウンで射精する。

まあなんだ、犬も食わない作品だな。
催眠もエッチもいいところが何一つ見当たらない。
内容が薄っぺらく、技術が稚拙で、ちっともエロくなく、おまけにクソ高い作品なんて誰が聞きたがるんだ?
もうこのサークルの作品を聞くことは二度とあるまい。
お返しに私からはオール0点をプレゼントしよう。

出演:まさきふぁん
時間:18分
属性:M

催眠:☆☆☆☆☆
エロ:☆☆☆☆☆
コスパ:☆☆☆☆☆

総合:☆☆☆☆☆


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2017年04月05日

催眠迷宮 -Hypnotic Maze-

催眠迷宮 -Hypnotic Maze-

2017年03月に発売されたサークルDot-Spaceの作品。

名義はこのサークルだがF・A・Sとの合作らしい。
ここ数年でコラボ作品をそこそこ見るようになったのは業界が成熟したからかもしれないな。
複数の製作者が参加してひとつにまとめるのはなかなか難しい。
どっちも有力なサークルだし面白そうなんで聞いてみた。

この作品はとある地方にある神殿へ乗り込み神様と出会う。
主人公の目的は明らかにされてないが大方お願いでもするのだろう。
一人で入ると危険だからってことでシスターも同行する。
そのせいで彼女もとばっちりを食うのだから気の毒なことだ。

催眠はリラックス運動→神殿探索と続く。
リラックス運動はF・A・Sでよくやってる腕をぷらぷらさせるやつだ。
音楽も流れるし従来のDot-Space作品と随分違う。
被暗示性の低い人はやっておくと後々入りやすくなるだろう。

神殿探索はシスターがあらすじを説明し天の声が催眠をかける。
中盤から悪魔も登場するから女性は全部で3人だ。
落下する部屋→階段がある部屋→深海の部屋→心の部屋を順に通り抜け最深部へ向かう。
そしてどの部屋も説明と同時に深化させる暗示をこれでもかってくらい入れてくる。

時間が長いし暗示の入れ方も上手くて聞けば聞くほど頭がくらくらしてきた。
扉を開けて部屋に入るのを繰り返すだけなのに内容が多彩で結構面白い。
合作の弱点である作風の違いによる違和感もないしがっつり入れること請け合いだ。

エッチは悪魔のささやきに乗ってその領域へ侵入してしまい
逃げ出そうにもうまくいかず屈服させられる。
主人公とシスターの魂を順に黒く染め上げ最後にオナニーで射精する寸法だ。

悪堕ちするまでの経緯を楽しむエッチだわな。
暗示で感度を上げたりオナニーの動きを制御するところもあるが
神様に会うはずが悪魔にそそのかされて気持ちよくなる状況再現に最も力を入れている。
シスターを同行させたのも清らかな心と体を精液でどろどろにするためだ。
私には合わなくてあんまし気持ちよくなれなかったが好みの人ならはまるのかもしれない。

催眠は上々、エッチはぼちぼちの作品だ。
神殿探索をそのままトレースし暗示を無難に散りばめている。
リラックス運動や音楽も組み合わせて随分と手堅い誘導であった。

エッチはまあ人によるとしか言えない。
寝取られや悪堕ちは作品説明に書いておいたほうがいいと思うんだがな。
流れは良くても嗜好が合わなきゃ催眠も解けちまうわけでどうにも危うい。

ってなわけでそれなりに楽しめた。
サークルが力を合わせれば新しいタイプの名作が生まれるかもしれないな。

出演:柚木朱莉
時間:95分
属性:ややS~M

催眠:★★★★★
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★☆


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2016年10月27日

エイリアンの侵略催眠

エイリアンの侵略催眠

2016年10月に発売されたサークルRubCraftの作品。

久しぶりの新規サークルであるな。
つうても製作者はF・A・Sと同一人物なんでかなりのベテランである。
個人だと企業と提携できないからわざわざ会社を作ったらしい。
最終目的はバーチャル空間でサキュバスを呼び出すことだそうだ。
よく聞いてる人だし内容にも引かれたんで早速聞いてみた。

この作品は遠い宇宙に住む異星人の船に乗り込み条約を結びに行く。
彼らは事故で母星を失ったらしく新たに住める場所を探してるらしい。
水棲の宇宙人ってことで水が豊かな地球に白羽の矢が立ったわけだ。
しかしエロから程遠い行為に主人公は身悶え絶頂してしまうことになる。

催眠はリラックス運動→深呼吸&分割弛緩→イメージ&カウントによる深化→暗示と進む。
リラックス運動は立ったまましばらく腕をぶらぶらさせるだけだ。
例によって催眠開始から解除までの間はBGMがいくつか流れる。

深呼吸と分割弛緩は異星人の船に乗り込み大きく2回呼吸し
20カウントの間全身に力を入れ一気に抜く。
さらに両足→足首→脹脛→膝→腿→腰→背中→両手の指先→手首→二の腕→肩→首→口→頬→目→頭の順に再度脱力する。

リラックス運動も合わせて随分と念入りな準備であるな。
途中から異星人の声が二手に分かれ分担しながら暗示を入れ始める。
暗示の量が多く入れ方もスピーディーでなんとも心地いい。
ありきたりな技法を作品なりにアレンジし面白くする工夫も大したものだ。

深化は母艦へと続くワープゲートをくぐるイメージをする。
宇宙船が加速するにつれてセリフのスピードが速くなり
暗示も「深い」「落ちる」「心地いい」と催眠の仕上げを匂わせるものが多い。
ワープゲートをくぐる時は50カウントを数えつつ絶え間なく暗示を入れ続ける。

暗示は心に隙ができたのをいいことに異星人が脳内へ種を植え付ける。
それには背徳感を快感に摩り替える効果があるそうだ。
客観描写はほとんどぼかし主人公視点で植えられる感覚を暗示として入れる。
感度の強化を軽くやるのもエッチに向けての布石であるな。

エッチは宇宙船内で10個の条約に承認し、母艦でオナニーしながら承認の宣言をする。
条約は異星人の移住を認める、地球人の自由を制限する、地球人が兵器を持つのを禁ずるなど
地球側にとって圧倒的に不利なものが多い。
そのいちいちに「承認しますか?」「はい」のやり取りを行い直後に気持ちよくなる暗示を入れる。

エッチとは無関係なことでイかせようって寸法だ。
種を植えるシーンの暗示がもうちっと欲しいところだが多少は気持ちよくなれる。
10個全部に承認したところで絶頂指示が入りドライオーガズムを迎える。

オナニーは運動支配の暗示から入り自由にしごきながら異星人の射精許可を待つ。
5分も経てば出すシーンになるので寸止め地獄を味わうことはない。
追加の感度強化をしてから50カウントダウン開始、最中も承認による快感をたっぷり刷り込み0で射精する。

エッチが変わってるがどれも理に叶ってる良い作品だ。
宇宙を移動するシーンに技術を埋め込みすんなり深化させる。
エッチはエッチでストーリーを崩さずきちりと絶頂まで追い込んでる。
フェラやセックスといった既存のエッチではなく状況を通じて気持ちよくしてくれる。

だが敢えて文句を言わせてもらうとRubCraftらしさがもっと欲しい。
今のままではF・A・Sとの違いがまったく見られない。
製作者が同じであっても名義が違うのならそれぞれに別の良さを創出すべきだ。
まあ活動を始めたばかりなんでこれから出てくるのかもしれないな。

ってなわけで作品自体は大いに満足できるものだった。
背徳感にまみれながら気持ちよくなりたい諸君は是非聞いてみてくれ。

出演:白雪碧
時間:86分
属性:M~ドM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★★


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saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)