女体化

2017年08月11日

夢の終わりに

夢の終わりに

2017年06月に発売されたサークルKUKURIの作品。

KUKURIにしては珍しく人外の出てこない作品だ。
しかし援助交際を女性の立場で聞くとは面白い。
同じ行為でも男と女では見方が随分変わるからな。
ドM向けのエッチじゃないだろうと予想しつつとりあえず聞いてみた。

この作品は星野美亜なる女子になりきりエッチする。
なんでも入れ込んでるバンドがいてチケット代を稼ぎたいそうだ。
その程度のものならバイトで済ませればいいのにな。
まあ色んな男を相手にすれば自分を変えられるとでも思ったのかもしれない。

催眠は鉄球のイメージ→凝視法→深呼吸と脱力→深化と女体化の順に進む。
鉄球のイメージは寝たまま両腕を天井に伸ばし少しの間維持する。
そこへ手のひらに鉄球が乗ってるイメージをさせて重くしようって寸法だ。
準備運動だから重さを感じなくても気にすることはない。

凝視法は天井の一点をしばらく見つめ合図で目を閉じる。
KUKURI作品の序盤に必ずと言っていいほど出てくるやつだ。
その後に瞼が開かなくなる暗示も入れてトランスに入った気分にさせてくれる。

脱力は両足→両手→両肩の順に暗示を復唱しながら意識を向け
深化は腹→両手→両足→体全体の順に光で照らされるイメージをする。
現代っぽい言い回しも少し入ってるが土台は古典だな。
深化をもうちっと入念にやったほうがより万人向けになると思う。

女体化は美亜の容姿をイメージしてから
胸→尻→腰→喉仏→髪の毛→肌→全身の順にそれぞれ5カウントを数えて体を変える。
そして最後にマンコやクリトリスの感度をちょこっと上げて終了だ。
サークルの過去作で聞いた技法ばかりでちと面白味に欠けるが効果は見込める。

エッチはたかしなるスーツ姿の男とホテルに行き1時間くらい責められる。
汗臭い体が好きらしく足の指や腋の下を美味しそうに舐めてた。
まあちゅぱ音は入ってないんで吐き気がするほどひどくはない。
ほとんどのセリフを美亜視点で実況するのもある。

触手プレイなどとは違い絶頂シーンがえらく少なく
その代わり感度上昇の暗示をこれでもかってくらい入れてくる。
女性を完全受け身にしたのも聞きやすさを優先したのだろう。

足舐め、乳首舐め、腋舐め、ローター責めと続いて彼女がイきそうになったとこで寸止めし
イラマチオっぽいフェラを少しやって口内射精、それからバックと騎乗位のセックスに励む。
序盤のプレイがちと珍しいが以降は概ねよくあるやつだな。
人間同士のエッチではっちゃけたことをするのは無理があるから仕方あるまい。
ひとしきりやった後10カウントダウンで1回だけドライ絶頂する。

いつものKUKURIに比べると大人しい作品だ。
催眠はごく普通だしエッチも取り立ててハードなことはしていない。
そしてドラマパートやエッチが最初から最後までちと重苦しく感じた。
エッチをそのまま楽しむってよりは若い女性の苦悩や葛藤を身近に味わうことを見越してる。
結局は好みの問題なんだろうがもうちっと明るくしてもよかったんじゃなかろうか。

ってなわけで満足感はまずまずであった。
女体化作品で聞くものが少なくなってきたときに検討するといいだろう。

出演:西浦のどか
時間:120分
属性:ややM

催眠:★★★☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★☆☆


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2017年07月22日

Best work for Sissy boi 〜女々しいボクにピッタリのオシゴト〜

Best work for Sissy boi 〜女々しいボクにピッタリのオシゴト〜

2017年07月に発売されたサークルキャンドルマンの作品。

およそ2年2ヶ月ぶりの新作であるな。
昨年末の冬コミに出す予定だったのが随分遅れたらしい。
キャンドルマンは以前から遅筆で有名だが今のところ今作が最長である。
まあ締め切りのない活動なんで中の人の納得できるものを作るのがよかろう。
あまり馴染みのないテーマだが期待を胸に聞いてみた。

この作品はベータなる男性がフタナリにアナル開発される。
アナルセックスと女装が好きなドMのことを海外ではSissyと呼ぶそうだ。
催眠音声では女体化が定着してるし案外合ってるんじゃなかろうか。
トランス誘導がえらく個性的なのもキャンドルマンらしい。

催眠は予行演習→物語の順に進む。
予行演習は案内役の女性が「あぁん」と喘いだら力を入れ、「んふぅ」と言ったら力を抜く。
その際にアナルへチンコを挿入されてるイメージをするように言われた。
この作品に合わせた漸進的弛緩法とでも言えばいいのだろうか。

物語はベータが仕事場でSissyに関する違法なブツを見つけて興味を持ち
国境付近にある地区のそういう風俗店に赴く。
それで顔のメイクやウィッグの装着、女性の服を着て楽しむって寸法だ。

これだけだとまったく催眠になってないようにも思えるんだが
台詞の言い回しがことごとくユーザー目線になってて主観的に捉えやすい。
物語を話しながら自然とその世界に引きこむ高度な誘導だ。
お話も結構面白くて熱中しながら聞けるだろう。

エッチはアルファなる風俗嬢にアナルを掘られ、別の風俗店のスタッフになり、薬物プレイを楽しむ。
風俗通いがやめられず借金を背負った彼が辿った末路をそのままなぞるってわけだ。
キメセクっつっても効果音を色々鳴らして擬似幻覚を味わわせるだけだから後遺症はまったくない。
アナルを中心に強い熱や筋肉の痙攣が続いてえらく気持ちよかった。
どのパートもフタナリたちの射精に合わせてドライ絶頂する。

なんというか言葉では説明が難しい類の高度な作品だ。
トランス誘導が既存の作品とはまるで違うしエッチもアナルセックスをガンガンやってくる。
ノーマルな諸君が聞いたらドン引き間違いなしだがドMなら満喫できるだろう。
陵辱するんじゃなくて愛情を込めて優しく開発してくれる。

ってなわけで私は相当に満足できた。
今回は私の説明が下手なせいでわかりにくかったと思う。
誰にでも聞けるってわけじゃないから興味を持った人だけ検討してみてくれ。

出演:井上果林
時間:135分
属性:ドM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★★★
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★★


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2017年07月02日

姉妹による二人がけ男の娘催眠 3P女装姉妹レズ~三姉妹の肖像~

姉妹による二人がけ男の娘催眠 3P女装姉妹レズ~三姉妹の肖像~

2017年06月に発売されたサークルしりあるヒプノの作品。

女装や女体化が好きなサークルの3作目だ。
今回は思い切って双子システムを導入したらしい。
双子は成功すればヒットする可能性を秘めてるんだがとにかく作るのが難しい。
現実世界の催眠じゃ普通やらないことなんだから当り前だ。
ジャンルが好みだったんで久しぶりに聞いてみた。

この作品は現在付き合ってる女性とその姉にエッチな催眠をかけられる。
女体化してのレズと輪姦、男の娘で写真撮影と野外露出、それからNTRの5種類だ。
製品版のファイルを見たらなぜかレズだけ共通パートの中に入ってたんで
たぶんサークルは最初にこれを聞けって言ってるのだろうと思い私もひとまずレズを選んだ。
選択したパートによっては女体化しないのも珍しい。

催眠は凝視法+肩の運動→深呼吸+暗示→女装+深化と進む。
凝視法と肩の運動は最初に天井を見つめたまま2回肩を上げ下げし
そこで目を閉じ同じことをもう1回する。
暗示もそこそこ入れてくるが姉だけがしゃべるからまだ双子にはなってない。

深呼吸と暗示は2人が手分けして呼吸のリズムと癒しの暗示を入れ
ついでに息を吸うとエッチな気分が高まると同時にしゃべって入れてくる。
セリフを結構被せてキーワードだけ揃うように調節してあった。
単純な動作を双子風にアレンジして効果を上げている。

女装と深化は姉のセーラー服を着て女の子になりきる。
ストッキングをはき、スカートとセーラー服を身につけ、着け爪や化粧までする凝ったものだ。
それに脱力や意識がぼやける暗示を混ぜて両方同時に行う。
結構無茶なことをやってるんだが双子システムがうまく機能してて成り立ってるのに驚いた。

双子前提で催眠を組み立ててるのは双子を勉強してるいい証拠だな。
彼女らに力を吸い取られたかのごとく力が入らなくなった。
双子催眠と呼べるものをちゃんと持ってるなかなかな催眠だ。

エッチはレズの場合オナニーとレズプレイの順にこなす。
オナニーはイメージの中で鏡に向かいマンコやクリトリスを思うさまいじる。
まあ実際にいじったらトランスが解けることは言うまでもない。

状況説明、感度上昇の暗示、プレイの快感を与える暗示を2人で無理なく分担していた。
オナニーだけで絶頂が2回あるしトランスのかかり具合の確認もできるだろう。
ここだけでもかなーり気持ちよかった。

レズプレイは耳舐め、ペニバンセックス、クリいじり、クンニを全部受けで味わう。
姉妹でのエッチって設定なんでMっぽさは全然なくとても穏やかであった。
ぬちゅ音やちゅぱ音もそれなりに鳴って結構エロい。
暗示を入念に入れてから10カウントダウンと追い込み暗示でドライ絶頂する。

女装とか女体化に抵抗がなければかなり楽しめる作品だ。
恋人とするエッチの域を超えさせずにたっぷり慰めてくれる。
1回ごとの実時間はさほど長くないが双子システムのおかげでえらく濃い。
最低でも5回聞けることを考えればこの価格でも問題なかろう。
エッチはレズだと甘すぎるんでMなら他から当たったほうがいいかもな。

ってなわけで予想以上に満足できた。
サークルにはこの調子で女体化催眠に新しい風を吹き込んで欲しいものだ。

出演:霜月優
時間:130分
属性:ややM~M

催眠:★★★★☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★☆


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2017年06月20日

露出レッスン

露出レッスン

2008年07月に発売されたサークルKUKURIの作品。

痴漢レッスンとほぼ同時期に出ためちゃめちゃ古い作品だ。
KUKURIは催眠音声サークルの中でも最古参で未だに新作を出し続けてる。
最近のはファンタジー色の強いものばかりだが当時は疑似体験モノが多かった。
30分で聞ける手軽さに引かれて今さらながら紹介する。

この作品は用事があって家に来た妹に催眠をかけられる。
主人公が何か隠し事をしてるのが気になり最近習った催眠の実験台にするって寸法だ。
つうても催眠は今のものとは随分違ってえらく短い。
いくらKUKURIの作品でも5分程度しかない催眠でトランスに入れる人はそうそうおるまい。

催眠はカウントによる深化→女体化と進む。
目の前に出されたペンダントを凝視し20カウントに合わせて目を閉じ
追加の10カウントダウンで深化の暗示を入れる。
そして好きなアイドルの体にこちらの心が入るイメージをするだけだ。

まあなんだ、深化はともかく女体はこれだとさすがにきついわな。
女体化の技法が確立されてなかったのもあるんだろうがいくらなんでも短すぎる。
多少リラックスできた程度でエッチを聞く羽目になった。

エッチは夜の公園をイメージしおっぱいやマンコを晒してオナニーに耽る。
女体化で体をいじる指示が出るのは珍しいな。
それと並行して体が熱くなる暗示と感度が増す暗示を小まめに入れる。
催眠部分はいい加減だったのだがこっちは丁寧でなかなかによい。
それだけに催眠をもうちっと頑張ってほしかったと悔やまれる。

オナニーで一回絶頂した後はライバルの女性が現れバイブで責めてくる。
女体化の対象が人気アイドルってことでそれを汚すシチュにしたかったのだろう。
プレイをしながら短いカウントを何度も数え十分に高まったところで絶頂指示が出る。

良くも悪くも古い作品だ。
誘導の技術からエッチの展開までKUKURIっぽさがよく出てる。
でも時代が進んだ今となってはどうにも味気ない。
トランスにも入りにくいしバーチャル体験には程遠い感覚で聞くことになるだろう。

あと妹の声とエッチパートから入る主人公の声がよろしくない。
催眠は落ち着けるようにトーンを下げてぼんやり話しかけるのが定石だ。
それを破って幼さを出す声を徹底してる。
もしトランスに入れたとしてもエッチの序盤で自然に解けてしまうだろう。

ってなわけでとりたてて薦められる部分はなかった。
根っからのKUKURIファンでもない限りこれよりも新しいものを聞いたほうがいい。

出演:夕凪音
時間:28分
属性:ノーマル

催眠:★☆☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆

総合:★☆☆☆☆


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2017年05月27日

魔鏡のいざない ~痴女化体験~

魔鏡のいざない ~痴女化体験~

2017年04月に発売されたサークル魔転狼の作品。

またしても新規のサークルであるな。
洗脳もののCGを作ってたのがこっちに手を出してきたようだ。
催眠と洗脳は販売サイトでよくセットになってるジャンルだが似て非なるものだ。
まあ催眠音声を作るならそれくらい知ってて当たり前だわな。
シチュが好みだったんでご祝儀がてら聞いてみた。

この作品は謎の女性に女体化洗脳され男とエッチする。
触手や複数同時責めはせず至ってノーマルなものばかりだ。
痴女になりきるあたりはいささか変態チックだがな。

催眠は廊下を歩くイメージ→女体化と進む。
イメージは左右に多くの扉がある長い廊下をズンズン進む。
足音がリズミカルでメトロノームを聞いてるようであった。
だが彼女は状況を説明するばかりで催眠らしきことを何もしてこない。

女体化は到着した扉の先にある等身大の鏡をじっと見つめる。
そこへ「あなたは女」と何度も何度も言ってきた。
最後に申し訳程度の10カウントダウンをしておしまいだ。

こんな薄っぺらいセリフで女体化できたら催眠なんざ必要あるまい。
廊下のイメージも催眠を碌に勉強してないのが丸わかりなレベルのひどい代物であった。

トランス誘導する気のない作品を催眠音声と呼ぶのはやめていただきたい。
催眠音声を真面目に作ってる方々に迷惑だ。

エッチはオナニーして、衣装を着替えて、男にフェラとセックスをする。
状況描写は割としっかりしてるんだがトランスに入れない時点で無意味だわな。
変な音楽や喘ぎ声をやたら垂れ流すのも耳に障る。
一通りイチャイチャした後中出しに合わせて絶頂する。

まあなんだ、予想を遥かに上回る超絶地雷作品であった。
催眠が催眠になってないしエッチも音楽や喘ぎ声がひどすぎてセリフをうまく聞き取れない。
何をどう考えたらこれが催眠音声になるのか本気で理解できなかった。

ってなわけで値段分の価値があるとはとても思えない。
今回は催眠音声じゃない作品のレビューなんでいつも以上にざっくり書かせていただいた。
この様子だとサークルがまともな作品を作れるようになるまで数年はかかるだろう。

出演:口谷亜夜
時間:85分
属性:ややM

催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:☆☆☆☆☆


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2017年05月23日

TS催眠!-あなた→私-

TS催眠!-あなた→私-

2015年09月に発売されたサークルカジハラエムの作品。

カジハラ氏では毎度お馴染みの女体化ものだ。
これを出した1ヶ月前にほぼ同じタイトルのチクニー作品を出している。
この2ジャンルに執着してるってことは好きなんだろうな。
半額キャンペーンで安かったんでとりあえず聞いてみた。

この作品は五木はるらなる女性に女体化催眠をかけられる。
彼女が何者なのか、主人公との関係はどうなのかは何も語られてない。
というか音声が始まって1分後にはもう催眠が始まる。
催眠音声ならもうちっとラポール構築を頑張ったほうがいいと思うのだがな。

催眠はストレッチ&深呼吸→深化&女体化と進む。
ストレッチは右足→左足→右腕→左腕→頭の順にひとつずつ軽く持ち上げ合図で下ろす。
暗示を軽く入れてくるがどれも1回しかやらんし効果はほんの僅かってところだ。
深呼吸は自分のペースで3分やるだけなんで言うことはない。

深化は最初に時計の音を5回鳴らし彼女の声に心地よさを感じる暗示を入れる。
深呼吸で空っぽになった頭に声を注ぎ込んで言いなりにするって寸法だ。
さらに彼女と体を共有し女性になったことを受け入れるよう言われる。
最後に「トランスセクシュアル、大好き」をキーワードにトランスを深めて終了だ。

まあなんだ、女体化が随分と手抜きっつうか配慮に欠ける催眠であるな。
彼女の体を借りるって発想はいいんだけどその手法が強引過ぎてついていけない。
ていうか2人の体が通じ合ってるならエッチシーンで一緒に気持ちよくなるのが妥当なのに
実際するのは普通のレズプレイでコンセプトとかなりずれている。

あべこべな部分が多いと疑問が生まれ、それが思考を活性化させることにつながり催眠は解ける。
そんな基本的なことすら押さえられてないのだから困ったものだ。
お世辞にもいい催眠とは言えない。

エッチはローターで乳首を責め、電マでマンコを責め、ディルドで処女を奪う。
女体化した主人公が処女ってことは五木さんも処女なんだろうな。
その割にエッチが手慣れていてここにも違和感がある。

流れは個別に効果音を流しながら気持ちよくなる暗示を入れ
10カウントダウンで絶頂するのを繰り返す。
音がリアルだからどんな風に責めてるかは割かし掴みやすい。
だが女体化催眠があべこべなせいで自分がやられてるってよりは他人の行為を見てるようだった。

催眠音声で催眠がダメだとエッチもダメになるいい見本だな。
ドライとは程遠い状態で聞き終える羽目になった。

催眠はダメダメ、エッチはそれなりの作品だ。
ローターや電マを使う催眠音声は珍しく、音も入っていてイメージしやすい。
暗示の入れ方もそれほど悪くないしトランスや女体化に成功してればまあイけたんじゃないかって思う。
だがしかし、その土台となる催眠がよろしくないのですべてがおじゃんになってる。
女体化催眠を10分そこそこでこなすのがそもそも難しいのだから順当とも言える。

カジハラ氏は以前はいいものを作ってたのにこのところ雑さが目立つ。
本人がそう自覚してなくとも作品の色んな部分にそんなものを感じた。
大手のサークルは夏冬に向けてじっくり練り上げてるし一度それに倣ってみてはどうだろうか。
このままでは品質が悪い→売れない→やる気が出ないの悪循環を生むだけだ。

ってなわけで半額でもお勧めしたいとは思わない代物だった。
着眼点は面白いのだからそれをなんとか形にして欲しいものである。

出演:誠樹ふぁん
時間:45分
属性:ややM

催眠:★☆☆☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★☆☆☆


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2017年05月07日

女体化☆露出催眠倶楽部

女体化☆露出催眠倶楽部

2017年03月に発売されたサークルミントチョコレートの作品。

またしても新規のサークルであるな。
3月~6月はコミケの波が収まり結構暇な時期なんでいいタイミングだと思う。
女体化露出プレイってのもなかなかにそそるわな。
好みに合いそうな内容だったんで少し期待しながら聞いてみた。

この作品は露出催眠倶楽部に所属する女性に催眠のサービスをしてもらう。
1回1000円で1時間30分楽しめるのなら風俗よりずっとお得だ。
肝心の露出も近所の散歩コースに溶け込ませてリアリティを出してる。
まあ催眠音声は催眠をかけられなきゃ始まらないんだがな。

催眠は深呼吸→分割弛緩→カウントによる深化と女体化の順にやる。
深呼吸は吸って吐いての言葉に合わせてやるだけなんで書くことは何も無い。
分割弛緩は足の裏→ふくらはぎ→太もも→尻→腹→肩→腕→手→唇→首→唇→頬→目元→眉→額の順に脱力する。
分割具合が細かいのは結構なことだがどれも暗示表現が同じなのは困ったものだ。

重感を伝えるといってもやり方は色々あるわけで
もうちっと工夫しないと重くなる以前に聞き手に飽きられる。
話しぶりが単調で暗示の量も少ないとあってはどうしようもない。
このサークルも他の新規と同じく地雷への道をまっすぐ辿っている。

深化は10カウントダウンに合わせて髪、顔、胸、全身の変化を実況する。
カウントの前に意識が闇に落ちると暗示を入れてるのに最中の暗示が女体化では無茶苦茶だ。
深化させたいならそれに専念すべきだろうに。
両方片付けようとしてどちらも中途半端になってる悪い例だ。
まあなんだ、ちっともトランスに入れないし女体化もできない薄っぺらい催眠だった。

エッチは部屋で露出の訓練をし、住宅街の自販機や街灯の前でオナニーし
公園で露出催眠倶楽部の女性にオナニーを見せつけ、自宅前でもう一回オナニーする。
オナニーの回数がやたら多いのは乳首とマンコをいじり分けるからだ。

どのパートでも何をするかや周りの状況がどうか丁寧に教えてくれるのはありがたい。
でも催眠音声なんだから暗示で気持ちよくして欲しいもんだ。
イメージプレイにしても感度強化が弱すぎるし絶頂も「イクゥ」と言うだけでなんとも味気ない。

股間をいじったらどうせ催眠は解けるんだから最初からかけなきゃよかったのにな。
その場合は女装プレイになるわけだがやむを得まい。
催眠からかけ離れたエッチをしていては酷評されても仕方ない。

もうちっとまともな作品だろうと思ってたのにがっかりした。
催眠はテンプレ技法をまともに行使できてないお粗末なもので女体化もてんでなってない。
エッチはエッチで催眠そっちのけの内容で違和感がありすぎる。

催眠はよく知らない人からすれば何でもできる魔法に見えるのだろうが
実際はなぜその技術を使うのか、その暗示を入れるのかがいちいち理に叶ってる。
そのことを碌に考えず作るからこういう支離滅裂なものが生まれるのだ。
やりたいことはわかるんだがそれを音声化する技術が明らかに不足してる。
製作はひとまず後回しにして催眠と催眠音声の勉強を頑張ったほうがいい。

ってなわけで毎度お馴染みの地雷作品であった。
催眠音声の平均レベルは上がってるのに粗悪な作品は依然後を絶たない。
諸君もこの手の作品を掴まないように気をつけてくれ。

出演:柚木桃香
時間:97分
属性:ややM~M

催眠:★☆☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★☆☆☆☆


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2017年01月07日

ブラッドアイズ~聖女セレナ~

ブラッドアイズ~聖女セレナ~

2016年08月に発売されたサークルKUKURIの作品。

巫女のメス化をテーマにした新シリーズだ。
製品の中に次回作の予告がひょっこり入ってたんでしばらく続くのだろう。
KUKURIの作品は名前がまるで違っても世界観を共有してる場合がある。
国や登場人物をいちいち設定し使い捨てるのももったいないからな。

この作品は聖女セレナが性欲に負け堕落する。
彼女は男女との性交はおろかオナニーすらできない禁欲生活を送ってる。
しかし神殿の近くでセックスを覗き見てしまいムラムラするって寸法だ。
これだけいい体を持ってるのにオナニーすら未経験とはけしからん女性であるな。
まあ女体化音声なんで結局は彼女になりきりエッチするわけだが。

そういや言い忘れてた。
この作品は三部構成になってて私はまだ一部しか聞いてない。
というか時間があまりに長くて全部聞いたとしてもまとめられる自信がない。
二部と三部は聞いてのお楽しみってことにさせてくれ。
幸いなことに催眠と女体化は全部一緒だ。

催眠は凝視法→深呼吸→復唱による脱力と深化→女体化と進む。
凝視法は天井を見つめて彼女の瞼が重くなる暗示を聞く。
KUKURIでは必ずと言っていいほど出てくる技法なんで大して書くこともない。
軽く疲れさせたほうが目を閉じた時にリラックスしやすくなるってくらいか。

復唱による脱力と深化は両足→両肩の順に脱力し
直後に腹→両手→両足→体全体の順に光を浴びて暖かさを感じる。
これらをすべて彼女が言ったセリフに続いて口に出す。
めんどくさい場合は心の中で呟くだけでも問題なかろう。
脱力具合が良好だからか意識のぼやけをそれなりに感じた。

女体化は扉の先にある世界に進みセレナと心臓の鼓動を重ねる。
それからいつの間にか抱かれてる赤ん坊を眺めながら
乳房→お尻→ウエスト→喉仏→髪の毛→肌→体全体の順に1回1回カウントを数えイメージする。
普段のKUKURIに比べると強引さが目だってあまりよろしくない。
ここよりも次に入るドラマパートのほうがセレナになりきるのに適した内容だった。

エッチはしばらくオナニーに没頭し、その様子を見ていた見習い巫女のクロエに犯される。
彼女にチンコはついてないんで乳首責めと手マンが主なプレイだ。
プレイの実況と感度上昇の暗示をバランスよく配置し絶頂しやすく進める。
オナニーシーンは乳首を開発してるなら胸くらいはいじるのもいいかもしれない。
30分くらいイチャイチャした後10カウントダウンで絶頂する。

女体化からのレズものとしては普通の作品ってところだ。
エッチよりも催眠に力点を置き女体化できるように誘導する。
第一部のエッチはKUKURIとは思えないほど甘いがハードなものも後々出るらしい。
今後への期待を膨らませるプレイと考えれば満足できる内容である。

催眠は善く言えばオーソドックス、悪く言えば没個性だ。
大手のレベルがこのところまた上がって独創的な誘導が増えてる。
KUKURIほどのキャリアがあるならもうちっと捻った催眠を聞かせてくれてもいいはずだ。
編集ミスが二箇所ほどあり作りの粗さも気になる。

ってなわけで普通の満足度であった。
時代が進んだせいか古いサークルほど時代に取り残されてるように感じる。
漫画家も絵柄が古くなると売れないらしいし、現状に満足せず向上心を持ち続けてほしいものだ。

出演:分倍河原シホ
時間:210分
属性:M

催眠:★★★☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★☆☆


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2016年11月28日

【女体化】臨界ダクダクあま百合えっちローションなぶり!!【催眠】

【女体化】臨界ダクダクあま百合えっちローションなぶり!!【催眠】

2013年01月に発売されたサークルエコーズの作品。

エコーズは2012年、13年と作品をコンスタントに出していたのが
それ以降男性向けはとんとご無沙汰になっている。
女性向けのほうでいくつか出しているからそちらに転向したのだろう。
女体化百合作品が得意のサークルなんでそっちのほうがやりやすいわな。

この作品は日頃の性生活に活を入れるべく彼女がローションプレイをしてくれる。
敢えて女体化させてからエッチをするのはサークルなりのこだわりなのだろう。
エッチの一部だけかと思ったら作品全体がとにかくローションまみれになっている。

催眠は頭の中でローションの入った瓶をイメージし
それを彼女が手に取り両手に垂らす様子をじっと見守る。
ローションにはこちらの姿が映っていて、液を移動させるたびに歪むのを利用し
意識や体がとろける暗示を何度も入れていた。

下準備も無くいきなりイメージから入るのはあまりよろしくないのだが
初っ端からローション催眠を仕掛けてくる心意気は大いに買いたい。

しばらくすると今度は液に映っている容姿に目を向け
頬→目→唇→鼻→胸→腰→足→髪の毛ってな具合に一つずつ女体化していく。
碌な深化もさせず女体化に突入しているのは自分の腕を過信しているのだろうか。
物語の至るところでこんな風に強引な進め方をしているのがどうも鼻につく。
女体化サークルらしからぬいい加減な催眠であった。

エッチは体のあらゆる部分を30分近く入念にローションまみれにし
それから手マンで3回、セックスで1回ドライ絶頂する。
セックスはディルドとかじゃなく彼女が生やした生のチンコを挿入していた。
催眠ならなんでも有りと思ってるのかトンデモ展開まで登場してしまう。

ローションプレイは肩、腹、太もも、胸を一通り揉んでから
彼女と胸をくっつけて擦り合ったりキスをする。
陵辱っぽいプレイは最後のセックスくらいで他は結構和やかだ。
そしてローションを塗られたところの力が抜け、とろける快感がすると暗示を入れる。

しかし大抵のプレイはオノマトペを言うばかりで暗示は極めて少ない。
催眠がイメージ主体だったからそれに倣ってこういう風にしたのだろう。
なんつうかあまり見かけないタイプの表現なんで私は受け付けなかった。
どこをどう塗ってどう気持ちいいのかを素直に言ったほうがイメージしやすいと思うんだがな。

絶頂はよくある10カウントを刻むやつだ。
そして0と同時に「ぐっちゃぐっちゃ きゅーっ」ってなセリフを毎回言ってくる。
前がマンコをかき回す音、後がクリトリスを指でつまむ音だそうだ。

それはわかったからそうされるとどう気持ちいいのかきっちり伝えてくれ。
中途半端な状況描写に終始している様子に何度もイライラした。
セックスも「がんがん」を連呼しながらカウントするだけなんで説明は省略する。

久々に聞いてて苦痛を感じた作品だ。
最初から最後まで彼女が自分のペースでずんずん進んでいくばかりで
こちらのことをちっとも省みないしケアもしてくれない。
今の状況をいちいち考えなければならないからちっともトランスに入れなかった。
催眠音声ってやつはもっと頭を空っぽにして聞くものだと思うんだがな。

エッチも体をローションで塗るだけだから大してエロくもないし
暗示も散発的で身を入れて聞くのに努力を要する。
エコーズはもうちっと腕のあるサークルだと思ってたのだが間違いだったようだ。
オノマトペなんぞで誤魔化そうとせずもっと暗示を勉強したほうがいい。
ローションプレイをだらだら進めてから絶頂させようとしても無意味だ。

ってなわけでボロクソに叩かせていただいた。
いくらなんでもこれはないだろってくらいにひどい。
女体化作品は他に山ほどあるんで限りある資金を有効に使うことをお勧めする。

出演:紗藤ましろ
時間:63分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆

総合:★☆☆☆☆


体験版はこちらから



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2016年10月31日

FOURSIS

FOURSIS

2009年02月に発売されたサークルKUKURIの作品。

現在のKUKURIはファンタジーやら和風なストーリーを扱う作品をよく作っているが
設立当初はチカン、露出といったフェチズムを題材にした作品が多かった。
こいつもその一つで女装に着目している。
物珍しさと時間の手ごろさが気に入ったので聞いてみた。

この作品は男子校に通うアキラに保険医の春香が女体化催眠をかける。
何でもアキラは男よりも女に近い可憐な少年でクラスメイトに目をつけられてるらしい。
彼が登場した時点で既にセーラー服を着ている設定だ。
女装したくないキャラにこの手の催眠をかけても無意味だから適正を持たせているわけだ。

催眠は簡易的な漸進的弛緩法→凝視法→深呼吸を絡めた分割弛緩と進む。
前の2つはカウントに合わせて力を入れたり目を閉じ
分割弛緩は両手→両足→頭→首→背中→足首の順に力を抜く。

準備運動のつもりなんだろうがこれらをたったの8分でやろうとしているのはいただけない。
リラックスさせるためにやってるのだから時間に余裕を持たせてのんびりやるべきだ。
やり方は問題ないのだが組み合わせ方でちと損をしている。

お次は10カウントに合わせて深化し、続いて3カウントを4回数える。
後ろの3カウントはそれぞれに女装用の衣装をイメージするよう言われ
その中から好きなものを選んで手を伸ばし掴む動作までする。
そして掴んだ衣装を抱えたまま30秒ほどの沈黙が入る。
逆算法や沈黙法を作品に合わせてアレンジしているわけだ。

最後は選んだ衣装を着るのと同時に女の子になる様子をイメージする。
しかし変化させるのは胸とマンコだけで女体化と呼ぶには色々不足している。
アキラが元から女っぽいから端折ったのかもしれんが
聴き手がみんなそうとは限らないわけで、他の部位や内面も変化させるのが無難だろう。
古い作品特有の粗さや配慮の不足がそれなりに見られる。

エッチは最初は春香に胸やマンコを指と舌で責められ
途中からは男の子をイメージし彼とセックスをする。
春香をふたなりにしなかったのは変態チックなプレイにしたくなかったのかもしれない。
ともあれ、今のKUKURIからは想像もつかないほどのプレーンなものばかりだ。

そういやエッチに入る前に感度強化と称して5カウントを14セットも数えていた。
数え終わった後に軽い暗示を入れているんだがどうにも心に響かない。
そんな暇があるなら催眠を深めるとかシチュを描写するとか他にやればいいのに。
ここだけは蛇足に思えてならない。

春香とのエッチは責めながら乳首に熱を感じる、股間に快感が走ると暗示を入れていく。
相手が女性だからかすんなり受け入れられてえらく心地いい気分が味わえた。
淫語やちゅぱ音がほとんどないのに興奮できるのが催眠音声の面白いところだ。
ただし喘ぎ声だけはプレイ中にアキラが何度か漏らすシーンがある。

その後の男の子とのエッチも春香の暗示とアキラの喘ぎ声を聞きながら雰囲気に浸る。
処女設定が無くアキラが素直に感じてるんで普通の男女のセックスに近い。
ここでも5カウントダウンを合計10セット数えて感度上昇を頑張っていた。
最後は中出しかと思いきや自分でクリトリスをいじって絶頂する。

発売された当時の視点で見るならなかなかの作品である。
催眠誘導は定番の技法を手順に沿って丁寧に繋ぎながら進めているし
エッチはノーマル向けのあまあまなプレイで揃えている。
女装モノなんだからもうちっと変態的な要素が登場すると予想していたのだが
催眠に取り入れてるくらいで他は至って普通だった。

だがこれだけ名作が出揃っている現在ではどうにも厳しい。
個性と呼べるのはテーマの女装くらいでそれ以外はあっさりし過ぎている。
催眠はもっと技法を絞って密度を高めるべきだし
エッチもプレイのバリエーションを増やしすぎて中途半端感が漂っている。
結局は女装を活かしたプレイをしてなかったのが問題なんだろうな。

ってなわけでイマイチな作品であった。
内容が悪いっていうより有料なのに没個性なところが引っかかる。
女体化作品を一通り聞き終えまだ何かを求めているのなら聞いてみるのもいいだろう。

出演:桃華れん
時間:41分
属性:ノーマル

催眠:★★☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★☆☆☆☆

総合:★★☆☆☆


体験版はこちらから



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