★4~....

2017年02月28日

アルラウネの芳香催眠

アルラウネの芳香催眠

2017年02月に発売されたサークルRubCraftの作品。

F・A・Sと同じ作者が早くも3本目を出してきた。
サークルを掛け持ちしてる人物がまったくいないってわけでもないんだが
ここまで安定したクオリティの作品をコンスタントに出せる人物は他に見たことない。
リアルで相当頑張ってるんだろうな。
人外モノは好物なんでハードなエッチを期待しながら聞いてみた。

この作品は研究員の男性になりきりアルラウネに弄ばれる。
彼女の巣に行くまでに催眠をかけてそれからエッチするって寸法だ。
例のごとくほとんどのシーンでヒーリングBGMが流れる。
初心者向けにしたかったのか今作も催眠パートがえらく凝ってた。

催眠はラポール構築→リラックス運動→分割弛緩→深化と進む。
ラポール構築は謎の女性がテレビあたりの影響で催眠を勘違いしてる人に催眠とは何かを教える。
このレビューを読んでる諸君ならたぶん知ってるだろうことばかりだ。
まあ催眠に対して正しい知識を得るのはよいことだわな。

リラックス運動は立ったまま腕を前後に動かすのを10分程度続ける。
この作者が毎回やってることなんで今さら書くことは特にない。
分割弛緩も足先→かかと→足首→脹脛→膝→太もも→両脚→腰→背中→両手の指先→両手→肘→二の腕→両肩→首→顔の順に意識を向けて暗示を聞くだけだ。
これだけ入念にリラックスすれば誰でも暗示を受け入れやすくなるだろう。

深化は語り手が研究員に代わりアマゾンのジャングルを探索する。
何でもネットで珍しい花の情報を掴んだそうで実際に手に入れる気らしい。
それが何かはわざわざ言う必要もあるまい。

そういやこの作品は催眠話者を研究員自身が担当する。
自分で催眠暗示を入れてかかるあまり見かけないシステムだ。
暗示ってやつは他人に入れられるより自分で入れたほうがずっとかかりやすい。
かく言う私も音声を聞いてたらあまりにサックリ入れてちと驚いた。

霧のかかった暗いジャングルをかきわけて進むうちに甘い匂いを感知し
それに吸い寄せられるようについていくイメージに暗示を忍び込ませて深化を進める。
会話調だからあんまし催眠って感じはしないだろうな。
でもエッチが始まる頃には入れてるんでそのへんは安心してほしい。
途中にある落とし穴に落ちるシーンでズーンと来るはずだ。
アルラウネの目の前に到着したところでエッチに移る。

エッチは甘い匂いを放つ琥珀色の液体に全身を浸し植物の蔦に体を撫でられる。
乳首とチンコを重点的にやってたんで触手責めに近いプレイと思ってもらえばいいだろう。
画像の女性は直接手をくださずに全裸で彼の感じる姿を嗜虐的な表情で眺める。
ドMどころかMにも物足りなく感じるレベルのあっさりしたエッチだった。

流れは状況説明と並行して感度強化の暗示を入れしばらくしたら絶頂開始の合図が出る。
それから4分ほどかけて絶頂を何度か繰り返す。
催眠はともかくエッチで自分自身に気持ちよくなる暗示を入れるってのはちと厳しいわな。
せめてセルフだったら自家発電スタイルになって変態プレイが楽しめたかもしれない。
この作者にしては珍しくドライオーガズムもかなり弱かった。

催眠は上々、エッチは消化不良な作品だ。
本編に入るまでの準備がえらく充実していて本編も入りやすさを重視してる。
これだけやってくれたら被暗示性の低い人でも少しくらいは心や体に何らかの変化があるはずだ。
一番最初に催眠の説明をしてるのも初心者を見据えてのことなのだろう。

エッチは試みは大いに買うんだが結果に結びついてないかなって思う。
催眠ボイスドラマみたいにエッチでだけアルラウネにちょろっと話させてもよかったんじゃなかろうか。
あるいはアルラウネの視線を利用した視姦プレイもよかろう。
研究員の声は確かに女性だがプレイに女っ気が乏しく暗示を入れても興奮に直結しにくい。

ってなわけでいいところと悪いところの差が目立つ内容だった。
F・A・Sと違うことをやろうって意気込みは感じるんでそれが身を結ぶ時を楽しみに待つとしよう。

出演:五行なずな
時間:102分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★★★★
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★☆


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2017年01月15日

ラビットフロスト

ラビットフロスト

2017年01月に発売されたサークルすくりぷてっどこねくしょんの作品。

こいつも冬コミに出展された作品だ。
ラビットの名を冠してるのは以前出た作品の流れを受け継いでるってことだろう。
事実乳首をいじるシーンが長く取ってある。
しかも今回はアナル系のプレイまでやるのだから思い切ったもんだ。
すくりぷならド安定だろうってことで迷うことなく聞いてみた。

この作品は謎の女性が支配する世界でウサギになりエッチする。
本物のウサギにするんじゃなくて愛玩動物っぽい接し方をされるってところだ。
ウサギは耳も特徴的がふわふわした愛らしい尻尾も持ってる。
年中発情期なのもエロ催眠にとって好都合な材料であるな。

催眠は深呼吸→腕と尻の脱力→深化と進む。
深呼吸は初めの4分が彼女の声に合わせて、30秒の休憩を挟んだ後の3分間は森のイメージをしながらやる。
暗示はちょろっと入れる程度で言葉に集中させることに力を入れてた。
すくりぷなら短時間の誘導も可能だから最初から色々やる必要がないわな。

腕と尻の脱力は呼吸に合わせて個別に力を入れたり抜いたりする。
腕はともかく尻をやらせるってのはあまり見かけない。
エッチの準備ってほどではないにせよ意識を向けさせておくのは良いことだ。
ここまでは心と体の緊張を解くことに注力してる。

深化は彼女の声を聞くと幸せになる暗示や意識が薄れる暗示をカウントや指パッチンを交えて入れる。
特定のフレーズを繰り返すことはせず表現や方向性を変えて丁寧にやってくれてた。
一番大事な部分だから時間も濃度もえらく高くてクラクラしてくる。
終了後にある無音の時間でその心地よさを大いに実感するだろう。
すくりぷの得意なところを散りばめた高レベルな催眠であった。

エッチは感度を軽く上げてから乳首オナニー→擬似アナル責めの順にやる。
アナルは直接いじらず彼女に尻尾状の器具を挿入されるイメージをするだけだ。
それをリアルにするために催眠を使ってる。
多少の異物感や圧迫感を覚えてついでに気持ちいいか?ってくらいのソフトなプレイだ。

どちらのプレイも開始の合図を出してからはある程度好きにやらせて
興奮を高めたり気持ちよくする暗示を入れるほうを頑張ってる。
暗示責めってほどではないが不慣れな人でも感じられるようにかなり厚くしてた。
こういうプレイを経験済みなら相当に気持ちよくなれること請け合いだ。
最初と最後で1回ずつドライ絶頂する。

癒し系の作品と思いきや変態チックなプレイも混じっててなかなかに楽しめた。
催眠は老舗サークルらしい文句のつけようがない品質だし
エッチもエッチで既存作品に多少の新要素を加えて大いに気持ちよくしてくれる。

チンコを意識させないタイプのプレイだから実際にドライできるかどうかは保証できない。
だが催眠が手厚くてその感覚だけでも十分幸せになれる。
リラックスやリフレッシュ目当てで聞くのもいいだろう。

ってなわけで期待通りの満足感が得られた。
変わったタイプのドライに挑戦してみたい諸君にこそ聞いて欲しいもんだ。

出演:三森愛乃
時間:55分
属性:ややM

催眠:★★★★★
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★★


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2016年12月18日

LIMIT100

LIMIT100

2016年12月に発売されたサークル催眠音声研究所の作品。

夏のコミケで出展された作品がようやく発売された。
編集に手間取ってたのか、それとも売れそうな時期を見計らってたのかはよくわからんが
力のあるサークルが新作を出してくれるのは嬉しいもんだ。
しかも今作はガチのセルフときてる。
このサークルなら少なくとも催眠は大丈夫だろうってことで聞いてみた。

この作品は謎の女性にオナニーを手伝ってもらう。
主人公が普段のオナニーだと満足できない体になってしまったのだろう。
まあ人間ってやつは刺激に慣れるとより強いもの、高いものを自然と求める。
催眠なら用法を間違えなければ安全だから打ってつけだな。

催眠は凝視法→脱力→カウント&目の開閉による深化と進む。
凝視法は部屋にある好きなものを見つめさせ瞼を閉じたくなる暗示を入れる。
誰にでも通用する技法なんであっさり重くなるだろう。
追加で10カウントダウンを数える念の入れようも良い。

脱力は左脚→右脚→両脚→腰→背中→お腹→胸→肩→首→頭の順にやる。
脚はつま先→かかと→足首→脹脛→膝→太ももってな具合にさらに細かく分けていた。
そういや腕はオナニーに使わない側だけを最後のほうでやっていた。
18分くらいかけてのんびりやるから結構な脱力感がある。

深化は3カウントアップで目を開ける→10カウントダウンで閉じるのを2セット繰り返す。
カウントの数え方がスピーディーでスルスル落ちてくのを感じた。
新鮮味に欠けることを除けば指摘したいところは特に見当たらない。

エッチはカウントの増減に合わせてオナニーと休憩を繰り返す。
作品名からなんとなくわかるだろうがカウントが100になったら射精だ。
休憩が入るとカウントがリセットされまた1から数える。

オナニーが始まってから10分くらい経つと彼女がシコシコ言い出す。
エロボイスのほうでやってるオナてつプレイによく出てくるやつだ。
催眠音声だと見かけないんで面白いっちゃ面白い。
だがこれのせいでカウントが聞き取りにくくなってるのがどうにも気になる。

それと催眠暗示がえらく少なくて催眠オナニーらしさは随分薄い。
チンコをしごくことに専念させるプレイだわな。
まあリードは上手いから最後にきっちり射精できるしかなり気持ちいい。

催眠は上々、エッチはぼちぼちな作品だ。
テーマ性はあまり考えずストレートに落としエッチへ持ち込む。
エッチはエッチで催眠をちょこちょこ交えて100まで我慢させる。

良くも悪くも地味な作品なんで奇抜なものを聞きたい人には向いてない。
でも催眠にうまく入れない人やドライにまだ挑戦する気のない人にはよさそうだ。
好みが分かれそうな作風だと思う。

ってなわけで私はそれなりに満足できた。
セルフ系の作品ならハードルも低いし催眠の経験があまりない人でも楽しめるだろう。

出演:紅月ことね
時間:68分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


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2016年10月15日

ヒプノフィルター

ヒプノフィルター

2016年10月に発売されたサークルエロトランスの作品。

夏コミから二ヶ月近くを経てようやく発売された新作だ。
音声チェックに手間取ったのか、はたまた他サークルとの競合を避けたのかは知らぬが
結構待たされた感があって喜びもひとしおである。
エロトランスなら駄作はありえまいってことで早速聞いてみた。

この作品は恋人と思しき女性と二人きりになり催眠をかけられる。
前作にあたるリアルヒプノと同じシリーズとなってるが直接の繋がりはない。
敢えて挙げるなら声優が一緒なくらいか。
20分ちょいある催眠パートでは生活観のある効果音が数多く鳴る。

催眠は深呼吸&腹に手を置く→音を聞きながらの弛緩→深化&暗示と進む。
深呼吸はその前に周囲の音へ軽く意識を向け吸う、吐くともどもゆっくり行う。
季節が夏なのか扇風機の音が鳴り洗い物や掃除機の音が別方向からも聞こえる。
彼女の母親が家事でもやってるんだろうな、実にほのぼのした空間である。

弛緩は引き続き音に意識を向けながら腕と足の力を抜く。
意識を揺さぶることで心を揺さぶりトランスに入らせるって寸法だ。
さほど疲れを感じることなく落ちていくのがわかる。
彼女の屈託のない態度も初めて会った気がせず癒しを感じた。

暗示は生活音が消えて時計音とホワイトノイズだけが流れる中
あらゆる感覚が消え彼女の言いなりになる暗示を入れる。
ライブが終わり外に出た時に感じる妙な静けさと同じく空気がえらく落ち着いている。
途中までは催眠らしさを適度にぼかし最後だけは王道タイプの誘導で落とす。

エッチは序盤に耳舐めをしてからローター責め&手コキ→フェラと続く。
耳舐めはほとんどしゃべらずひたすら舐め続け、ローター責めの前に感度強化を行い
振動音と共にチンコの敏感な部分を控えめに責める。

従来のエロトランス作品に見られる暗示重視のプレイを少しだけ崩し
エロボイスでやるようなちゅぱ音だけを鳴らすシーンがちょくちょくあった。
感度強化の暗示もクオリティが高く脳や股間がどんどん熱くなる。
プレイと暗示の配合具合がレベルアップしてるように思えた。

ローター責めの途中で彼女の合図無しではイけない暗示を入れ
同時にほんの少しの手コキをしフェラでフィニッシュさせる。
フェラは耳舐めと同じくほとんどちゅぱ音でなかなかにエロい。
プレイ時間をもうちっと長く取ってればより良くなっただろう。
フェラの最中に射精を促すセリフを言われて絶頂する。

緩くもあり緻密でもある天晴れな作品である。
サイミー氏自身が誘導にこだわったと言ってるだけあって催眠がえらく面白い。
うまく読み解けない部分があったのを鑑みると高度な技術が使われてるのだろう。
だが内実はのほほんとした日常風景に終始していてすんなりトランスに入れる。

エッチはエッチで過去作に見られる堅苦しさを払拭せんと努力してる。
技術力は元々トップクラスなのだから暗示責めにせずとも感度強化はできるわけで
舐め音と暗示を振り分けてイかせる今回のスタイルは概ね成功と言える。
ようやっとサークル名に近いエッチをしてくれたってところか。

ってなわけで私は大いに満足できた。
そらまめ。氏のナチュラルな演技も緩い雰囲気に合っている。
価格がちょい高いのに目をつぶれるならきっと楽しめるはずだ。

出演:そらまめ。
時間:53分
属性:ノーマル

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★☆☆☆

総合:★★★★☆


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2016年08月28日

スパイの快楽尋問催眠

スパイの快楽尋問催眠

2016年08月に発売されたサークルF・A・Sの作品。

こいつも夏コミ合わせの作品だ。
今年のF・A・Sはエロボイスも含めると既に4本出しててえらく勢いがある。
中の人の向上心が強いのか後に出る作品ほど目に見えて品質が良くなっている。
お姉さんに誘惑されるシチュは好物なんで期待しながら聞いてみた。

この作品は謎の組織に所属する女スパイにエッチな尋問をされる。
主人公はひょんなことから国家の重要機密を握ることになり
パスワードを知ることが叶えば彼女に大きなメリットがもたらされるって寸法だ。
大事なのは秘密をばらすことなんで事後のことは語られてない。

催眠は運動→深呼吸→漸進的弛緩法→イメージによる深化と進む。
運動は音楽を聞きながら10分近く腕をぶらぶらさせる。
サークルが以前の作品にも導入してるやつでリラックスに効果的らしい。
寝たまま体を意識する脱力より実際に動かしたほうが誰にでも通用する。
以降のシーンもずっと何らかの音楽が流れ続ける。

深呼吸はいつも通りちょろっとやる程度なんで飛ばすとして
漸進的弛緩法は10カウントの間全身に力を入れ次の10カウントでゆっくり脱力する。
最初の運動と似通ってるがこれらの間に会話がそれなりに入るんでマンネリ感は特にない。
並行して軽い深化の暗示を入れてくるのも次のステップに入ったのを物語っている。

深化は夜の暗い森に迷いこんだ自分が狭い洞窟を発見し
奥にある光に向かって進む様子をイメージする。
洞窟に入る前と後で暗示の内容を大きく切り替え揺さぶりをかけていた。
湧き出たお湯に浸かり寛ぐ最後のシーンで暖かさがじんわり湧いてくる。
リラックス系の催眠としては上々の内容であるな。

エッチは彼女にパスワードに関する尋問を受けながらオナニーする。
主人公が自分の暗示を受け入れやすくなってる状況を利用し
いきなり吐かせようとせず射精の快感と秘密を吐く快感を連動させる。
快感を囮に情報を得ようって魂胆なんだが意図が巧妙に隠されててなかなかに面白い。

その後はごくごくソフトなオナニーをさせて射精感を適度にくすぐり
一旦停止して7つの質問を投げかける。
この質問はどれもパスワードに関するものでYES、NOのどちらかを選ばせる。
ズバリ答えさせないのは強引さを回避するためだろうし催眠らしさを持たせるためでもある。
深化後に思考力を必要とするセリフを投げかけるのはあまりよろしくないのでな。
最後に100カウントを数え0で射精しパスワードを連呼する。

うーむ、まったくもって素晴らしい作品である。
秘密を吐くことをここまで盛り上げ気持ちよくしてくれた手腕に脱帽する。
世間に出回ってる催眠音声とはエッチの方向性が随分違うんで文字だと説明しにくい。
だが全体の流れや細かいところを見ていくとちゃんと高度な催眠になってる。

とりわけエッチ序盤の秘密をばらす感覚を射精に近いものへと昇華させるシーンと
終盤で少しずつ吐かせながらイかせるシーンが噛み合っててえらく気持ちいい。
射精の快感も強く普段以上の精液が飛び出てビックリした。
やってはいけないことをやらかした背徳感がそうさせてくれたのだろう。

とりあえず聞いとけレベルの大満足な内容であった。
前作のレビュー時に作者にダメ出しするよう頼まれたんだが指摘する部分は特に見当たらない。
ドMも含めて多少なりともMっ気を持つ諸君は是非聞いてみて欲しい。

出演:野上菜月
時間:80分
属性:ややM~ドM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★★
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★★


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2016年04月10日

【催眠音声】マインドイーター

【催眠音声】マインドイーター

2016年03月に発売されたサークルDot-Spaceの作品。

8ヶ月ぶりの有料作品であるな。
このサークルは有料と無料をバランスよく製作している。
催眠音声はこのところ有料作品優勢だが、ここまで栄えたのは無料があったからこそだ。
ニッチなテーマをどう扱ってるかが気になったんで早速聞いてみた。

この作品はとあるパーティー会場で女性に脳みそを吸い取られる。
つうても本当にそうするんじゃなくて類似体験をさせて楽しませようって寸法だ。
いかに催眠といえども被験者の体に害を及ぼす暗示は絶対に入らない。
彼女もそれをわかっているからえらく慎重に事を進めている。

催眠は深呼吸→漸進的弛緩法→イメージによる深化→沈黙法と進む。
漸進的弛緩法は右腕→左腕→右足→左足の順に個別に力を入れ
5カウントで力を抜くのをそれぞれ2セット行う。
これまでの作品で知識と経験を積んでいることもあり指示と暗示が的確だ。
言われた部分がだらーんとする感覚が早速湧いてきた。

イメージによる深化は3カウントダウンで目を閉じ額に意識が集中するのをイメージする。
わざわざ額を指定したのは脳に近いからだろうな。
それを維持しながら頭が重くなる、頭の中が痺れる等々深化の暗示を入れていた。
脱力感が強くなる人がいればとんでもなく眠くなる人もいる。
それらに共通するのは気持ちいいってことだ。
最後に彼女が1分近く沈黙し今の感覚を自分で確認する。

エッチは耳元に甘い吐息を吹きかけ、指で脳をくにゅくにゅかき混ぜ
左右の耳を舐め、彼女とキスをし、脳みそを吸い取られる。
最後のプレイ以外はドライ絶頂するための準備ってところだ。
彼女は主人公の脳みそを最高の状態でいただきたいらしい。

催眠音声のエッチにつきものの暗示も充実している。
どのプレイをする時もまず前暗示を入れ、短めのカウントを数え、後追い暗示を入れる。
基本形を単調に感じないレベルでアレンジしながらやっていた。
元々トランスに入りやすい作品なんで頭の中がぐるぐるする感覚がする。
もうどうにでもしてくれって思うほどよい気分が味わえて幸せだった。

脳みそを吸い取るシーンは10カウントダウンの後にあるセリフを言い
ちと激しいちゅぱ音を鳴らしてそれっぽさを出している。
まあここをリアルにイメージさせると催眠が覚めるだろうしいいんじゃなかろうか。
ドライの快感も良好で射精に負けない強さと長さを持っている。
これで物足りない人は約5分のEXパートを繋げて聴けば大丈夫だろう。

今まで聞いてきたサークルのどの作品よりも優れている作品だ。
最後の瞬間に訪れる脳イキに向けてひたすらに準備を進める。
展開が面白く女性の声とセリフも穏やかでえらく聞きやすい。
ドライ未経験の人でもこれならそれに近いものが味わえそうだ。

しかしこのサークルは以前に比べて随分と成長したものだ。
活動開始直後の2014年は色々とひどいことを言ったものだが
これだけ立派なものを作れる今となっては申し訳なく思う。

断言しよう。
「この作品は良いものだ」と。

ってなわけで大いに満足できる内容であった。
マインドブラストを受け入れられる諸君は是非聞いてみてくれ。

出演:沢野ぽぷら
時間:66分
属性:ややM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★★


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2016年02月14日

哀しみの時計少女《催眠音声》

哀しみの時計少女《催眠音声》

2016年02月に発売されたサークルHypnotic_Yanhの作品。

昨年末の冬コミでサークルが委託した作品だ。
何でも昼前には完売するほどの盛況っぷりだったらしい。
スク水氏の作風がメインターゲットのドMにマッチしてるからまあ当然とも言える。
方向性が面白いし彼ならまず期待は裏切らないだろうと思い早速聞いてみた。

この作品は謎のお姉さんに催眠をかけられ時計を扱ったエッチをする。
時計には12時を指すと装着者に絶頂を与える効果とそれまで気持ちよくなる効果があるらしい。
時限式のドライオーガズムってところか。
エッチパートは20分~40分の3種類がありどれか一つを選択する。

催眠は時計に関する物語を彼女がする。
田舎にある屋敷の少女が持つそれは母親の形見で
受け取ってからずっと彼女は時計オナニーに勤しんでるらしい。
不憫に思った執事が村の医者に診察を依頼し時計を調査する。
しかし彼もまた時計の魔力にハマってイキ地獄を味わうって寸法だ。

これらを語るだけでは催眠音声にはならないんで適度に暗示が混じる。
童話のパクリじゃないし楽しく聞けるだろう。
熱中しながら催眠にも入れる理想的な誘導だ。
終盤に入ると主人公も時計を渡され、先に説明した2つの効果を暗示として入れる。

エッチはお姉さんが指定した時間の中ひたすらドライオーガズムを耐える。
序盤から感度上昇の暗示を小まめに入れて自然に興奮させ
背後に鳴る時計の音に意識を向けさせ気持ちよく感じさせる。
彼女と何かをするんじゃなく時計の力だけでイくわけだ。
よくわからないだろうが聞いてみるとあっさりイけるから面白い。

中盤以降はカウントを数えてさらに感度を高め
同時に10カウントを1まで数えて寸止め感も味わわせる。
前後の暗示が入念だから堪えるのにちと苦労するだろうな。
絶頂までの残り時間を小まめに教えてくれるのも聞き手の心を折らないためだろう。
約束通り指定した時間を迎えたところで20カウントに合わせて絶頂する。

うーむ、実に天晴れな作品である。
エッチのカギとなる時計を催眠パートで熟知させそのまま使用している。
催眠の時間が長くどっぷり浸かれるしドライも結構な確率で味わえるだろう。
絶頂の瞬間は腰がガクガク震えるほどに強烈な快感が襲ってきた。

しかし催眠も催眠で随分凝ったことをしているものだな。
私ごときには解読できない部分がいくつもあった。
まあ催眠にはきちんと入れたんで問題はなかろう。
型にはまらずに催眠を組み立てられるのは技術力が高い証拠だ。

ってなわけで大満足の内容であった。
エッチの時間を調節すればややMくらいの人でも無理なく聞ける。
ドライオーガズム愛好家や興味のある人は是非とも試してみて欲しい。

出演:分倍河原シホ
時間:59~106分
属性:ややM~ドM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★★
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★★


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2016年01月17日

リアル術師の通話催眠体験

リアル術師の通話催眠体験

2016年01月に発売されたサークルMuseの作品。

随分前から告知されていて密かに楽しみにしてた作品だ。
3ヶ月ほど延期してクオリティアップに努めたらしい。
シナリオをうちのリンクにもある「催眠文章かけるかな」の人が担当している。
文章で落とせるくらいなら音声も素晴らしかろうと思い早速聞いてみた。

この作品はウェブで催眠をしている女性に通話催眠をかけられる。
つうても聞き方は他の催眠音声と同じく寝て目を瞑るだけだ。
しかし導入や深化を独自の方法でやっててなかなかに面白い。
持ち前の実力で真っ向から勝負している正統派の催眠だ。

催眠は被暗示性テスト→イメージによる導入&深化→追加の深化と進む。
被暗示性テストは瞼を閉じたまま目だけを右→左→下→上の順に動かし
上を向いたときにのみカウントと瞼が開けなくなる暗示を入れる。

これは錯覚を利用し催眠をかけやすくする狙いだ。
他には指固めなんかが使われてるらしいな。

イメージによる導入&深化は砂浜に横たわり彼女に砂をかけられるイメージをする。
右足→左足→腰→右手→左手→お腹→胸→顔ってな具合に進め
そのたびに体が暖かくなったり重くなる暗示を入れる。
全身を覆ったところで海底に沈み、自分の心の奥底にある部屋へと移動する。

追加の深化はここまででうまく入れなかった人のためのオプションだ。
この手前まででもきちんと落としてくれる。
内容は3カウントアップで一度目を覚ましストレッチに合わせて腕が動かなくなる暗示を入れる。
解いた後で再び3カウントでトランスに入り、5と7の間の積み木を取り上げるイメージ。
2度目の覚醒後にカウントや足し算をして数字の忘却を確認する。
そんでまたトランスに入り、今度は枕をとある動物に勘違いする暗示を入れる。

まあなんだ、テレビで見るショー的催眠を見据えた暗示のオンパレードだ。
あんなの絶対ならねーよと思っていた人ほどかかったら驚くだろうな。
実際そうなるかは被暗示性によるので何とも言えない。
私は数字の忘却を除けば概ねうまくいった。
度重なる揺さぶりも催眠に入りやすくしてくれる。

エッチは脳責め&乳首オナニー→オナニーと進む。
脳責めは彼女の指が頭の中に入り優しく撫でるイメージや
その結果耳から出てきた脳汁をすする描写がされている。

催眠による感覚を脳みそがかき混ぜられるようだと表現する催眠音声もあるし
それをこの作品なりのやり方で聞き手にも伝えたかったのだろう。
ヤバいと感じるシーンは特になかった。
少しやったら乳首オナニーに移ってしまうのもある。

乳首オナニーは自由にいじり気持ちよくなる暗示がちょくちょく入る。
しばらく経つと5カウントに合わせて引っ張る指示もありなかなかに気持ちよい。
そして次のセルフに向けて2つの変わった暗示を入れる。

オナニーは最初に脱力する暗示を入れられ
先ほどの暗示を使い少しずつオナニーしたい気分を膨らませる。
こういう人間の欲求を突いた感度強化は面白い。
しばらくすると2つ目の暗示に従いチンコを扱き始め、もうひとつの暗示で今度は射精を制限する。
そのまま射精できない状態を維持し限界まで心身を高めてから10カウントダウンで射精する。

扱く時間は6分くらいしかないんだがびっくりする量の精液が出た。
射精は肉体への刺激がトリガーでも快感の大きさは精神に依存する。
2種類の暗示を用いてそこを執拗に刺激してくれたからこうなったのだろう。
催眠をエロにしっかり役立てているのに感心した。

期待通りの素晴らしい作品であった。
催眠はダメ出しする部分がまったく見られないほどに完成されてるし
エッチも催眠ありきで行い気持ちよく射精できるようにできている。
ここまでのものを作れる人物は大手でもそこまでおるまい。
今回ばかりは私も絶賛するしか言葉が見つからない。

ってなわけでとりあえず聞いとけレベルの大満足な内容である。
ドMには物足りないだろうがそれ以外の人なら誰でも楽しめる手広さもある。
催眠にかかれないと感じてる人は騙されたと思って一度聞いてみて欲しい。

出演:沢野ぽぷら
時間:70分
属性:ややM~M

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★★



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2016年01月01日

listening for commitment and ++

listening for commitment and ++

2015年08月に発売されたサークルLast remote islandの作品。

久方ぶりの新作であるな。
今夏のコミケは催眠音声研究所も復活し数多くの催眠音声が出ている。
現在活躍しているサークル、戻ってきたサークル、これから生まれてくるサークル
色々な製作者がいてこの業界も随分と活気付いているように思える。
作品が増えれば聞き手も選択の幅が増えて良いこと尽くめだ。

この作品はお姉さんの催眠を受けながら好きな女性とエッチする。
女性は明確なイメージが無く彼女でも芸能人でもいいらしい。
捻ったプレイは特にないのだが描写が細かく実際にやってる感覚が味わいやすい。

催眠は深呼吸→分割弛緩→キスや脱衣をしながらの深化と進む。
深呼吸は女性とリズムを整えるように、分割弛緩は女性に触られながらって具合に
初っ端から女性との共同作業をするかのように催眠を進めていた。
ペッティングに催眠を絡めた感じとでも言えばなんとなくわかるだろう。

分割弛緩は右腕→左腕→左足→右足→腰→頭の順に3カウントを数え
その度に軽めの脱力暗示が入る。
やり方は丁寧なんだが暗示が毎回同じ言い回しなのと
後ろで時折犬がほえてるせいで私はどうにもほとんど脱力できなかった。
まあ脱力が必須のプレイをするわけじゃないんでリラックスできてればいいだろう。

深化は手を繋ぎキスをしてからお互いの服を脱がす。
それと同時に体が暖かくなり女性に心を委ねたくなる暗示が入る。
服を脱ぐなんて行為は変態でもなければ女性の前で普通はできまい。
それをすることによりお互いの信頼関係を強めようってことだ。
エッチの準備に完全に徹している面白い催眠であるな。

エッチは抱き合ってお互いの乳首や下半身をまさぐり
性器をいじりながら1回、その後セックスでもう1回ドライ絶頂する。
どっちも行為そのものの快感とそれをしている幸福感を暗示で入れており
エッチな興奮とたまらない心地よさが全身を包んでくれる。
好きな女性に恥部も含めて自分のすべてを見てもらうってのは気持ちいいものだ。

最初の絶頂は最後の最後まで性器の愛撫を遅らせ
そこまでに性器に快感がどんどん溜まっていく暗示を断続的に入れてくる。
ひたすら焦らした後にいじる強烈な快感をドライの起爆剤にしてるわけだ。
最後の5カウント+追い込み暗示で全身に心地よい電流が走り大いに楽しめた。
小細工を弄さず技術だけでドライまで持っていく技術の高さには感服した。

次のセックスもパコパコやりまくるんじゃなくしめやかに行われる。
しっかり抱き合い、キスをし、ゆっくりと挿入し、密着しているすべての部分を感じる。
セックスと言えばマンコの気持ちよさを強調したくなるものなのだが
その他の部分にも目を向けているのは深く愛し愛される気分を味わってもらいたいからだろう。
ピストンが始まりしばらくしたら5カウントダウンと共に絶頂する。

よくあるプレイをとことんまで磨き上げている凝った作品だ。
女性とのセックスという男女なら当たり前の行為を一つ一つ順序だてて描いている。
前戯に十分な時間を取って本番に対する期待感を煽っているのが良い。
セックスに入っても性的快感とそれを与えてくれる相手がいる幸福感を同時に刷り込んでくれる
刹那的ではない充実したひと時を味わいながらイけるだろう。

ってなわけで個人的には結構な当たりであった。
リンク先に書いてあるようにこの催眠音声は無料で聞ける。
テーマも万人向けなんで軽い気持ちで一度聞いてみて欲しい。

出演:山田じぇみ子
時間:71分
属性:ノーマル

催眠:★★★☆☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★★

総合:★★★★☆


体験版はこちらから



saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年11月22日

男の娘になった僕

男の娘になった僕

2015年09月に発売されたサークルKUKURIの作品。

夏コミラッシュが終わり普段の落ち着きを取り戻したあたりに出た作品だ。
夏や冬は皆がこぞって新作を出すから発売時期に悩むサークルは多いだろう。
だが週末に出すことさえしっかり押さえておけばどの時期でも売れると思う。
結局は作品の良し悪しが一番重要ってことだ。

この作品は女装を嗜む男子が友人の兄とエッチをする。
ネットに上げていた画像から身元がばれて脅迫されるって流れだ。
まあ催眠音声なんで怖いと感じる表現はまったくされていない。
年上の男性に色々といじられ新しい扉を開くところにスポットを当てている。

催眠は軽い凝視法→深呼吸→イメージによる深化→女装イメージと続く。
KUKURIと言えば凝視法と言ってもいいくらいに天井を凝視させることが多い。
催眠音声に取り入れやすいのが主な理由だろう。
目を開けている時にしかできないから冒頭にやるのも頷ける。
そこに深呼吸を重ねてリラックスを加速させる流れも順当であるな。

深化は光がお腹→両手→両足→体全体を照らすのに合わせて温かさを感じ
それから海に移って同じく日差しの心地よさを楽しむ。
作品の内容にまったく関係ないのは正直どうかと思うのだがやり方は特に問題ない。
そのまま目の前にある扉を抜けて白い部屋へと移る。

女体化は白い部屋にある鏡の前に立って服を脱ぎ
スカートなどの女物の服を一式着用する。
サークルが可能なら実際に女装して欲しいと言ってるんで勇気のある人はどうぞ。
女体化音声を聞いているのならイメージだけでもまったく問題ない。

エッチはその前に7分程度のドラマパートであらすじを説明してから
明なる男にホテルに連れられあれこれ致す。
乳首を指でいじる、舐める、チンコを手で撫でる、69の体勢で相手のチンコをしゃぶる
バックや正常位でアナルセックスするなどなんでもありだ。
KUKURIの観点から言えば普段のエッチを女体化せずに行っている。

まあ傍から見ればかなり怪しいカップルなわけだが
明の責めっぷりが女性とのエッチに近くガチホモ臭は案外薄い。
見た目が可愛い女装男子っていう設定も影響してるのかもしれないな。
女体化音声と同じ感覚でプレイを楽しむことができた。

そういえばプレイをする中で語り手のお姉さんがオナニーの指示を出してくる。
乳首をいじられるシーンは乳首オナニー、チンコをしゃぶる時はディルドを舐めるって具合だ。
最後のアナルセックスも抱き枕を使って体位を切り替えながらオナニーする。
男の娘プレイとセルフのハイブリッドみたいなエッチだ。
フィニッシュは30カウントダウンの末に射精指示が出る。

どぎついテーマの割には聞きやすい作品である。
催眠とドラマ・エッチを完全に分離し個々を丁寧に行っている。
女体化みたいにマンコを突かれるシーンが無いんでむしろイメージはしやすい。
チンコやアナルのあたりにムズムズした快感や熱が蓄積されていくのを感じた。
射精はシチュ的にM性が高いほうが強い快感を得られるだろう。

ってなわけで私は結構満足できた。
時間の割に価格も安いし興味を持ったのなら試してみても損はないだろう。

出演:西浦のどか
時間:90分
属性:M

催眠:★★★☆☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★☆

同人ダウンロード
体験版はこちらから



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