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2015年05月06日

アニマの素敵な下ごしらえ

アニマの素敵な下ごしらえ

2014年7月に発売された、サークルふしぎラボ -Mystiska Lab-の作品。

最近活動を始めた新規のサークルである。
主に天然系の素材を使って癒しを与えるのをコンセプトにしているようだ。
こいつも含めて今までの3作はすべてエロ無しで作られている。
声の担当に七凪るとろ氏を迎えている点が気になって聞いてみた。
催眠では無名だがエロボイスの方で頑張っている声優だ。

この作品はアニマなる少女にお菓子の姿に変えられて気持ちよくなる。
聴き手を食べ物に変える系統の作品は催眠音声だとそれほど珍しくない。
チョコレート、アイスクリーム、わらび餅など柔らかいものを対象にすることが多い。
今回もバニラクリームやチョコレートに変化してとろとろ感を楽しむ。

催眠は深呼吸をしてから全身に力を入れ、脱力している部位に意識を向ける。
そしてアニマに砂糖を口から流し込まれて全身を部分ごとにこねくり回される。
このへんからもうお菓子作りっぽい内容になってるわけだ。
背後でバイノーラルビートと風が吹くような環境音が流れていた。
お菓子と無関係なのは置いといてリラックスできる。
展開が非現実的だしイメージ誘導を重視した系統の催眠だな。

十分に柔らかくした後はバニラクリーム→チョコレートの順に混ぜ合わせる。
こねる様子は効果音ではなく擬音語を使用し
グロい表現を避けて普通にお菓子をかき混ぜるように進めていた。

そしてしばらく沈黙してから最後にアニマと合体して溶け合う。
全年齢だしお菓子だからセックスではなく物理的に融合するわけだ。
一体感を味わわせて幸せにしたかったのかもしれない。
最後にその感覚を8分ほどの沈黙で聴き手自身に感得してもらって終わりだ。

催眠っぽい部分はあるが催眠音声とは到底呼べない作品だ。
催眠において最も肝心な暗示を入れずに話を進めている。
「こねこね」と入念にやってくれるのはいいとして
それによって聴き手に何を伝えたかったのかが最後まで不明瞭だった。

催眠において明確な表現を避けて間接的に伝える暗示が存在するのは事実だが
それは主に対面時に行うもので、音声ではある程度明確に意思を伝えるべきだ。
ジェスチャーや顔色といった要素が使えないのだから仕方ない。
やってることは理解できてもそれを通じて催眠者の意思が伝わらなければ
少なくとも催眠音声と呼ぶわけにはいかないだろう。
要は聴き手の資質に頼りすぎているのだ。

もっと暗示の表現に力を入れていたら今よりもずっといい作品になっていただろう。
サークルはもっと他の催眠音声を聞いて勉強する必要があると思われる。

出演:七凪るとろ
時間:50分
属性:ノーマル

催眠:★☆☆☆☆
癒し:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★☆☆☆


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2015年03月22日

お姉ちゃん催眠~お姉ちゃんに甘えよう♪~

お姉ちゃん催眠~お姉ちゃんに甘えよう♪~

2013年10月に発売されたサークルフラワー症候群の作品。

2年前から活動を初めて去年も6本リリースしているフラワー症候群。
今となっては粗製濫造としか言いようのない代物が多いのだが
それ以前は割とオリジナリティも内容もある凝ったものを出していた。
こいつは今の惨状に至る少し前に出た作品である。

内容は弟がお姉ちゃんにエッチをしながら癒してもらう素直なものだ。
68分に渡る総時間の最初の15分を作品と催眠の説明に割いている。
音声版催眠講座ってところか。

催眠とは科学的な知識に基づいた技術である
催眠に入るにはラポールが肝要、拒絶すればどんな暗示も入らない。
催眠の本に書いてあるごくごく初歩的な知識を披露していた。
私は全部わかってるから何とも思わなかったが
素人にとっては参考になるかもしれない。

催眠は首を上げながら目を開き、下げながら閉じる
同じ要領で息を吸いながら目を開け、吐いたら閉じる
これを何度も何度も行うところから始まる。

ちと変則的な目の開閉法と言えばいいのだろうか。
反復作業を行うと指示に従いやすくなるし序盤にやるなら悪くない。
視神経を適度に疲弊させるのも目的だろう。
それから左→右の順に腕を上げ下げするように言われる。

最後に3カウントでお姉ちゃんが弟のベッドに潜り込み
強く抱きしめてから解放し、暗示でエッチな気分にしてからズボンを下ろす。
後のは心身を温めたり冷やすのが目的だから揺さぶり法だな。
そして彼女の体温を感じて更に心を落ち着かせて終わる。

エッチは引き続きベッドの中で2人して抱き合う。
お姉ちゃんは下半身素っ裸な弟のチンコを手で優しく刺激し
弟はおっぱい好きらしく彼女の大きな胸を揉んだり乳首を舐めたりする。
催眠だとあまり見かけない相互に気持ちよくなるプレイだ。
彼女がチンコをいじる一番最初の時に自分でチンコをいじる指示も出る。
疑似プレイによるオナニーをするわけだ。

お姉ちゃんは亀頭や竿を丁寧にしごきながらとことん甘やかしてくれる。
本番は無いのだがおっぱいをある程度好きにいじっていいと言ってくれるし
焦らしや寸止めも無い至って和やかな雰囲気であった。
明らかにノーマル向けのプレイであるな。
最後は10カウントダウンで射精する。

一見するとよさげに見えるのだが実際は無茶苦茶な作品である。
その第一は催眠を行う目的や理由が不明瞭であることだ。
お姉ちゃんは弟を気持ちよくするために催眠をかけるわけだが
聞いている最中こちらにその手の暗示をほとんど入れて来なかった。

じゃあ催眠状態そのものを楽しむのかと思いきや
エッチで彼女は催眠を維持させようとする努力を一切行っていない。
つかエッチは暗示が一切無いからエロボイスとさして変わらない。
大抵の人はエッチの途中で催眠状態が解けるだろう。

何の目的も無く催眠をかけるのならやらない方が無駄な時間を使わなくていい。
60分間まるまるエッチしたほうがずっと満足できるだろう。
催眠音声でのエッチは催眠状態だからこそ気持ちよくなるように行わなければならない。
そんな大前提を考えずになんとなく催眠をかけエッチしている。
催眠音声をよく知らない作者が陥りがちなミスである。

聞いた後に改めて付属のテキストを眺めていたら
シナリオがサークルじゃなくて外注のライターに頼んでいるのがわかった。
ネットで見た限りその人は催眠音声関係のシナリオはほぼ書いたことがない。
催眠をテーマにしたゲームのシナリオは手がけているのだが
催眠エロゲの経験は催眠音声にほとんど役立たない。

そんな人物が書いたところで催眠音声として形になるわけないだろうに。
しかもDLsiteの作品説明にわざと記載していないとは極めて悪質である。

ってなわけでボロクソに叩かせていただいた。
催眠音声は何よりもシナリオライターが重要となる。
詳しくない人はシナリオ担当者で良し悪しを判断するのがいいだろう。

出演:柚木桃香
時間:68分
属性:ノーマル

催眠:★☆☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★☆☆☆☆

総合:★☆☆☆☆


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2015年01月27日

あまっトロ巫女のH催眠お清め

あまっトロ巫女のH催眠お清め

2012年01月に発売されたサークルpure voiceの作品。

うちでやるのは初めてのサークルであるな。
催眠総合芸術なんて大そうな名前をつけているが
そのほとんどは価格に見合わないできそこないばかりである。
タイガーリリーなんかと一緒だな。

そんなサークルの作品を敢えて紹介する理由は
たまたまDLsiteで半額セールの対象になっていたからだ。
時期的にも巫女さんの作品が聞いてみたかったのもある。

この作品は伊弉弥彌霊なる巫女に催眠を使ったお祓いを受ける。
主人公がどういう悪霊に取りつかれているのかはわからんが
どういう理由であれ巫女さんとセックスできる展開は悪くない。
大和撫子らしさを感じるお淑やかな女の子である。

催眠は深呼吸をしてから泉をイメージし
右腕→左腕→右足→左足→胸→頭の順にその水をかけてもらう。
水で清めながら分割弛緩をするわけだな。
祭事っぽさを出したいのか時々鈴の音を鳴らしてもいた。

それから突如泉が大きくなって池へと変わり
少し浮かんでから10カウントアップに合わせて水底へと沈み
さらに10カウントダウンを刻んで地中の底へと体を沈める。
1カウントごとに体が沈んでいく様子を丁寧に教えてくれていたが
暗示の言い回しが客観的だからいまいち催眠に入る感じがしない。
前暗示や追い込み暗示もなくなんとも締まらない深化であった。

エッチはエナジーとやらに体中をまさぐられてからフェラ→セックスと続く。
てっきりエナジーが体を通ったら暖かくなるとか言ってくるのかと思いきや
なぜかエナジーを感じてと言うだけで何ら暗示を入れてこない。
催眠は暗示を使って聴き手の無意識に働きかける行為なのに
どうもこの作者はそんな基本的な事すら理解してないようだ。

その後に行うフェラやセックスも舐めるだけ、喘ぐだけであった。
延々それだけするならまだしも下手に説明的なセリフが入るから
抜き目的にも使えやしない。
絶頂シーンも彼女がイクだけでこっちは完全に放置である。

もう少しましな作品だと思ってたのだが完全に裏切られた気分だ。
催眠の型を真似ただけのなんちゃって作品である。
催眠を通じて作者が聴き手に何をしたかったのかがまったくわからない。

催眠音声を作り始めたばかりの作者は
催眠法をその通りにすることだけを考えて暗示を入れるのをよく忘れる。
しかし催眠ってやつは暗示無しでは根本的に成り立たないのだ。

体が重くなるとか一応言ってくるシーンもあるのだが
一言さらりと言う程度の極めて弱いものばかりだ。
それでみんなが催眠に入れたら誰も困るまい。
催眠音声はやや饒舌と思われるほどに厚く暗示を入れたほうがよい。

エッチは引き続き碌な暗示もなくよくわからないプレイが行われていた。
彼女と一心同体だから声に従えとか強引に頷かせるとか
一方的に考えを押し付けてくるシーンが多くてちっとも催眠になってない。
まあ元々催眠に入れないからうまくやっても無駄なのだが
最初から最後までこうも支離滅裂だと聞くのが辛くなる。

ってな具合に残念なところばかりのいまいちな作品だった。
600円でもおすすめできないな、これは。
他の作品なり趣味なりもっと有意義なことにお金を使うのがいいだろう。

出演:誠樹ふぁん
時間:55分
属性:ノーマル~ややM

催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★☆☆☆☆

総合:☆☆☆☆☆


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2015年01月24日

姉×妹の添い寝W催眠

姉×妹の添い寝W催眠

2011年11月に発売されたサークルカジハラエムの作品。

こいつも現在半額になってる作品だ。
ことね様が姉と妹の二役を演じられている。
全年齢向けなんだが安さにつられて聞いてみた。

この作品は姉妹に左右から挟まれながら眠りにつく。
2人が同時に話しかけてくるところを見ると双子を真似たかったのだろう。
本家には程遠いがごく一部でそれっぽい演出も見られる。
だがこれで催眠効果は到底見込めまい。

催眠は2人の呼吸に合わせて深呼吸をするところから始まる。
お決まりのように息を吐いた時だけリラックスする暗示を入れていた。
およそ6分間にわたって断続的に行う。

それから2人が左右から頭を撫で始める。
最初はカウントをしながら全部で30回なでなでと言い
その後はなでなでと言ってから元気いっぱい、穏やか絶好調とかのセリフをつける。
何故こういうことをしているのかはよくわからないが
囁き声で語り掛けられることによる安眠効果はある程度見込める。
そして最後に10分くらい無音の時間が入って終了だ。

なんというかコメントに困るほど簡素過ぎる作品である。
催眠らしいことを一応やってるが所詮はリラックスさせるに過ぎない。
まあ寝かせる目的は達せられてるし別に悪いってわけでもないんだが
本格的な催眠音声を期待すると残念な結果に終わるだろう。

左右から同時に話しかけるスタイルも有効に機能しているとは思えない。
双子がもてはやされていた頃だからそれを真似ましたってところか。
技巧面も双子に遠く及ばない。

だが安眠効果はある程度見込める。
囁き声で暗示を入れるスタイルがうまく働いてるのだろう。
かく言う私も結構眠くなった。

ってなわけで寝る前に聞くのならそんなに悪くない作品である。
700円だとさすがにきついが300円なら悪い買い物とも思えない。
双子のような作品を期待しなければまずもって楽しめるだろう。

出演:紅月ことね
時間:35分
属性:ノーマル

催眠:★★☆☆☆
癒し:★★★☆☆
コスパ:★★☆☆☆

総合:★★☆☆☆


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2015年01月21日

とろふわ催眠♪お姉さんとHappy Life☆

とろふわ催眠♪お姉さんとHappy Life☆

2012年08月に発売されたサークルフラワー症候群の作品。

サークルの処女作であり現在半額セール中の作品である。
1200円が600円になったんだから買っとけと言いたくなるところだが
とりあえず聞いてみたんでこれを読んでから判断してほしい。
600円あれば昼飯1回分くらいは浮く。

この作品はお姉さんに癒しの催眠をかけられる。
催眠はストーリー性も無く普通に行うよくあるやつなんだが
エッチがドライパートとセルフパートの2種類用意されている。
片方だけだと物足りない欲張りな人にはいいかもしれない。

催眠は深呼吸をした後10カウントに合わせて目を開閉する。
最初に目を閉じ、次に開き、また開くって感じに合計5回カウントを刻んでいた。
目の開閉法+凝視法ってところか、音声ではちと見かけない誘導法だ。
そして目を閉じたタイミングで瞼が重くなる暗示を入れてくる。
理詰めの技術だし結構眠くなるだろうな。

それから肩→腕→手首→手のひら→指、太もも→膝→膝の裏→足首→指先、胸→腰→背中、最後に頭の順に脱力する。
普通に脱力しながら水が体を流れ出るイメージをさせていた。
「力がすーっと抜ける」ってのをわかりやすく伝えたかったのだろう。

頭の脱力だけはそれに加えて真っ白いクリームを口にする。
甘くてふわふわでとろとろなイメージはさながら催眠時の心のようだ。
具体的な比喩を使って催眠に入る気分を伝えているのは悪くない。

エッチは最初のドライがイメージによる絶頂
次のセルフはチンコを扱いて射精する。
時間がどちらも10分くらいしかないんでプレイは1種類ずつだ。

ドライは腕→足→腰→頭の順にお姉さんが指を入れてかき混ぜる。
すくりぷがとある作品で頭の中をぐるぐるとかき混ぜていたように
意識が混濁すると自分の存在が溶けてしまったかのような錯覚を覚える。
それをそのまま利用し、同時に感度が上がる暗示を入れて絶頂させるわけだ。
最後に10カウントを数えて絶頂する。

セルフは彼女に見られながら裸になり
金玉を軽く揉んでからチンコを扱き、少しずつペースを上げていく。
腕が勝手に動くとかチンコが異常に熱くなるみたいな暗示は入れてこない。
その代わり彼女に見られていることを強調し羞恥心を高めてくれる。
露出など見られることに興奮する人が一番楽しめるだろう。
こっちはカウントを数えず「イッて!」の声に合わせて射精する。

ちと面白味に欠けるがそこそこ安定感のある作品である。
比較的成功しやすい催眠法を使っているし
エッチも催眠で使ったイメージを活かしながら行っている。
セルフがちと場違いな気もするのだがスパッと抜くには丁度いい。
何にせよ催眠音声らしくはなっている。

しかしいかんせんお姉さんの演技が壊滅的に酷い。
セリフは棒読みだし声の抑揚もほとんどなく感情もこもっていない。
明らかに催眠を全く知らない素人が読んだとしか思えない演技であった。
カウントの数え方とエッチでの絶頂時のセリフなど聞けたものじゃない。
サークルが碌な演技指導をしていないからすべてが台無しである。

ってなわけで割と惜しい作品である。
リメイクすれば案外化けるんじゃないかってくらいの可能性を感じた。
1200円は問題外だが600円ならまあ聞いてもいいと思う。

出演:松永あづ
時間:57分
属性:ノーマル

催眠:★★★☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆

総合:★★☆☆☆


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2015年01月15日

神楽坂瞳の催眠の部屋 ~癒しボイスで射精管理

神楽坂瞳の催眠の部屋 ~癒しボイスで射精管理

2014年12月に発売されたサークルシャーベットソフトの作品。

エロゲメーカーのグッズで販売された抱き枕のおまけ音声だそうだ。
おまけを単品、しかも1000円で売るのだから相当な自信があるのだろう。
こういう場合だいたい地雷なのが相場なんだが一応聞いてみた。
どのサークルも1作は聞いてみないとどう転ぶかわからない。

この作品は神楽坂瞳なる女性に癒し目的の催眠をかけられる。
元のゲームに関する話題がちらほら出るものの
内容はほぼオリジナルと思ってもらっていい。
一見すると育ちのいい静かなお嬢様ってところだ。
催眠もエッチもイメージ力を重視したプレイが行われている。

催眠は深呼吸をしながら全身を分割弛緩し、その後温かさを感じる。
息を吐くのに合わせて脱力する暗示を入れていた。
しかし深呼吸のペースがどうにも慌ただしくて落ち着けない。
これだけでも製作者が少なくとも催眠音声には詳しくないのが見て取れる。

そういえばこれらをやってる最中彼女がのしかかってくる。
裸かどうかはわからんが肌の温かさと体の重みをイメージさせていた。

それから彼女に手を引かれながら深く暗い場所へ行く。
海の底のような静かで穏やかな場所と言っていた。
そこで落ち着きながらチンコが気持ちよくなる暗示を入れてくる。
イメージ誘導による深化なのだがこれだとそこまで効果は見込めまい。
眠くはなるが催眠状態のような感覚はほとんど湧かなかった。

エッチは100カウントを数えながら上へ上へと浮き上がり
それと同時に彼女がチンコを優しく扱いてくれる。
事前にチンコを自分で握る指示があるし射精もするからセルフなのだろう。
最初は1、30から2、40から90までは4カウント単位に数を刻む。

そして5カウントくらいの間隔で体が浮かび上がりチンコが気持ちよくなる暗示と
彼女に扱かれている状況説明を交互に伝えてくる。
暗示の表現や入れ方はそこまで悪くない。
だが催眠がそこまで深くない状態だと効き目があるのか疑問である。
最後は100カウントと「お逝きなさい」の声に合わせて射精する。

1000円に見合った価値があるとはとても思えないが一応催眠の形になっている。
たぶん催眠を知っている人物が催眠音声を研究せずにシナリオを書いたのだろう。
催眠音声に必要な間、声のペース、重要語句の強調がどうにも欠けている。
だから催眠もエッチも音声として中途半端な感じであった。
担当声優がしっかりしているおかげで声の雰囲気はかなり良い。

そもそもの時間が短いんで催眠を十全に楽しめるとは思わないでほしい。
短時間での催眠音声をまともに作れる人物はほとんどいない。
企画モノというか本気で作ったものとは到底思えないな。
額面通り抱き枕のおまけクラスの内容であった。

500円なら聞いてみようって思えるくらいの作品だ。
後日値引きされるかもしれないしその時にでも検討すればいいだろう。

出演:片倉ひな
時間:38分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★☆☆☆☆

総合:★☆☆☆☆


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2014年12月16日

キミの隣で眠らせて。-バーチャルカノジョの催眠淫語集-

キミの隣で眠らせて。-バーチャルカノジョの催眠淫語集-

2011年07月に発売されたサークルワイルドストロベリーの作品。

最近自分が掲載している作品を見ていると
安定志向に傾いていてどうもチャレンジ精神が欠けている。
大手や評判のいい作品を積極的に紹介するのは当たり前なのだが
遊び心も忘れてはいけないと思うのだ。
そんなわけで新規開拓の一環としてこの作品を聞いてみた。

この作品は恋人のお姉さんとくっつきながら催眠とエッチをする。
安眠や癒しがテーマだから彼女の態度は常に大らかで優しい。
エッチも若干意地悪される程度の極めてソフトなプレイばかりだ。
ドMな私には物足りないんだが敷居の低さは大きな長所である。

催眠は深呼吸→分割弛緩→イメージ誘導と続くよくある展開だ。
深呼吸は吐いた後に時折「力を抜いて」など暗示らしきことを挟んでくる。
だが呼吸のペースがなんとも速くて落ち着くには不向きであるな。
リラックスさせるべきところでできない空気を作るのはまずいだろう。

分割弛緩は腕が肩→肘→手首→手の平→指
足が太もも→膝→すね→くるぶし→足先
最後に腹→腰→胸の順にその都度重さや痺れを感じさせてくる。
いずれも催眠の初期に感じやすい定番の感覚である。

最後のイメージは真っ白な世界にある階段を2人で下りる。
30カウントを1から順に最初は彼女が、次は聴き手が数え上げる。
こちらが数える間に何かしてくるのだろうと思ってたのだが
完全な無音であった。
こういう場合は混乱させるために色々言葉を投げかけるべきだろう。

エッチは胸、腹、太ももの内側を指で軽くなぞり
首筋→胸→腹→二の腕→鎖骨→唇へとキスをするところから入る。
催眠っぽさをあまり出したくなかったのか
「気持ちいいでしょ?」みたいにやや婉曲な言い回しを心がけていた。

彼女はピリピリ、ドキドキした気持ちよさと言っていたが
キスするたびに軽く言うくらいなんで無意識に刻み込まれることはほとんどない。
まあ催眠っぽい言い回しをしているただのエロボイスだわな。

それからチンコに彼女が手を伸ばし、その上からこちらも手を添えて扱く。
一言軽く「手が勝手に動いてしまう」と言ってくるが
それ以外にこれといった暗示は見当たらなかった。
程よく射精を我慢させてから10カウントダウンで射精を迎える。
予想通り後追い暗示も一切無かった。

表面的には催眠音声らしいところもあるのだがなんとも薄っぺらい作品である。
催眠誘導は稚拙極まりないしエッチも催眠と呼ぶには躊躇う要素がいくつもある。
他の催眠音声を聞いたり催眠をちょっぴりかじった輩が作っているとしか思えない。
これを聞いて催眠を楽しめる人はほとんどいないだろう。

催眠は流れは問題ないのだが間やペースといった細かい部分の編集ができてない。
先ほど触れたが忙しく深呼吸をするなどもっての外だ。
分割弛緩も重さや温かさや痺れや軽さを一気に感じさせようとしてくる。
最後のイメージに至ってはカウントを数えるだけで他に何もしてこない。
型どおりに真似ただけで催眠誘導などできるわけないだろうに。

エッチもパッと見そんなに悪くないのだが
プレイをしながらお互いが感覚を共有していることを突発的に言い出し
さらにそうであることをセリフで押し付けてくる。

トンデモ設定の出てくる催眠音声は別段珍しくも無いのだが
それらは聴き手に違和感を抱かせないよう暗示を使ってきっちり誘導する。
催眠は違和感を抱かせないように進めることが大事だからだ。
それをこちらが催眠に入ったと決めつけ、あまつさえ無理難題を押し付ける。
これを果たして催眠と呼べるだろうか。

まあこれくらいにしておこう。
手ひどい言い方をすると唾棄すべき作品である。
このサークルの作品を今後二度と聞くことはあるまい。

出演:椎那天
時間:45分
属性:ノーマル

催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:☆☆☆☆☆


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2014年06月15日

安深催眠 -星南編-

安深催眠 -星南編-

2014年2月に発売された、サークルErypsの作品。

久々の全年齢作品だ。
エロばっかり聞いてると無性にエロくないやつが聞きたくなることがある。
何事もバランスが大事ってことだろうか。
時間が30分程度で聞きやすかったってのもある。

この作品は催眠サロンの店員に安眠系の催眠誘導をしてもらう。
なんだか胡散臭そうな店だがリアルにも存在するようだ。
今回の主人公は仕事のストレスだかで不眠症を患っている。
その改善のためにお店を訪れた。
至って自然な展開であるな。

催眠は事前に短時間のマッサージを受けてから行う。
手→目→腹筋→足の順に力を入れ、5カウントダウン後に脱力する。
それから星南の顔の動きに合わせて目線をなぞる。
彼女が顔を上下左右に動かすのに合わせて視線を動かすのだ。
だが動かしている時の描写が一切無いし時間も1分程度でやる意味を感じない。
たぶんどこかの本に載っていた方法をとりあえずやってみたんだろうな。

お次は深呼吸するのと同時に入る暗示で体が軽くなるのを感じる。
そして春→夏→秋→冬の順に情景をイメージして
その都度季節ごとの雰囲気や空気の暑さと寒さを感じる。
これはイメージを絡めた揺さぶり法だな。
最後に暖炉に移動して温かさを感じさせているところからそう見て取れる。
ここはイメージのチョイスや進め方がとてもよかった。

そしておなじみの階段をイメージしてそこを下りる逆算法で深化する。
カウントは100とえらく長くてそれを7分かけて淡々と数えていた。
前暗示が弱いし後追い暗示も一切無い。
本当に数を数えるだけである。

最後に安心して眠れるようになる暗示を入れて終了だ。
暗示の内容はそこまで悪くないのだが時間が3分とかなり短い。
これだと不眠症を改善させるのではなく単に眠らせるだけになる。
根本的な解決にはなってないように思えるのだが。

なんというかつぎはぎだらけの催眠であった。
それぞれの行為を何のために行っているのかがまったく読み取れない。
流れはそんなに悪くないのだがこの違和感が催眠への入りにくさを作り上げている。
催眠の本に書いてある方法をそのままトレースしただけのようなチープさを感じた。

色々考えた結果声に感情がこもってないのが原因と判断した。
対面催眠の場合ジェスチャー等視覚的な要素を織り交ぜて催眠誘導をするわけだが
催眠音声の場合当然それはできない。
だから声や音に色々と工夫を凝らして催眠者の意図を伝えていくわけだ。

それがこの作品には一切無い。
本当に最後の最後までただ書かれた文字を読み上げるだけであった。
勿論読んでいるのは声優だからキャラになりきって読んではくれている。
でもそれは催眠的な意図を含んだものではない。
おそらくそういった演技指導が一切行われていないのだろう。

その一番の証拠が深化の100カウントダウンだ。
親切にも台本が入っていたので該当する部分を見てみたら
そこには「カウントダウンの間隔は2秒ずつ」とだけ書いてあった。
これで深化できるなら誰も困らない。

ってな感じでそれなりに叩かせていただいた。
安眠はできるが催眠には入れないだろう。
片手落ちな作品と言わざるを得ない。

出演:伊藤あすか
時間:31分
属性:ノーマル

催眠:★☆☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆

総合:★☆☆☆☆


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2014年06月05日

玩具実験室(星野ゆん)

玩具実験室(星野ゆん)

2013年10月に発売された、サークルLovelyTuneの作品。

星野ゆん氏が運営に関わっているサークルであるな。
ゆん氏はロリ系の声でファンの多い声優である。
しかし今回はあまりロリロリせずにやや大人っぽいお姉さんを演じられている。

この作品はエッチなおもちゃの試作品を体験する。
乳首2種、チンコ1種のアイテムが登場してそれを順番にお試しするわけだ。
他の催眠音声だとYanh氏のヴァーチャルSM催眠に似たシチュだが
こっちは痛めつけるのではなく純粋に気持ちよくなるように作られている。
器具を扱う割にはプレイも雰囲気もソフトでとっつきやすい。

お話は今回行う実験の説明から始まって同意を得た後体にローションを塗る。
最中に言ってくる「体が温かくなる」とか「リラックスする」みたいなセリフを受け入れて
作品の雰囲気に浸る心構えを身に着けていくのだ。
導入や深化をしてからエッチを楽しむような催眠音声とは明らかに違う作りである。

エッチは乳首にはめてから指でいじられている感覚を思い浮かべたり
同じく乳首を舐められ、チンコを舐められる気分を器具によって味わう。
器具の形状、材質、作動した時の動き方、受ける感覚をお姉さんが言ってくれるので
その場の様子や快感をイメージしてこちらも気持ちよさを得るわけだ。
器具を動作させてからはリアルなモーター音が鳴るのも臨場感が出ていて良い。
いずれも後半になると刺激の強さが上がったり変化するシーンが登場する。

最後はお姉さんと複数の助手に囲まれて全身をそれらの器具で犯される。
といっても暗示はほとんどなく左右からモーター音が聞こえてくるだけだから
よほどの妄想力がない限りこれを聞いただけで射精はできないだろう。
それよりもモーターがえらく心地よくて私はむしろ眠くなってしまった。

まあ催眠音声ではないな。
お姉さんのセリフの内容が催眠を意識しているのはよくわかるのだが
別段こちらを催眠の世界へと引きずり込もうとはしてこないし
実験によって得られる感覚も植え付けるのではなくこちらに任せている。

だが実験風景に関する描写はどれも細かくわかりやすい。
途中で催眠音声らしく2回ほどカウントを数えたりもしてきた。
暗示の入れ方自体はきちんと考えて行われているし
作り手にある程度のレベルの催眠音声を作れそうな技量を感じる。
この作品では深い催眠状態に持っていく必要がないからそうしなかったってところか。

ちょっと変わった作風を持つエロボイスである。
作品テーマやストーリーは面白かったから
まっとうな催眠音声ではないことを理解したうえで聞く分には楽しめるだろう。

出演:星野ゆん
時間:55分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★☆☆☆


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2014年05月21日

らぶらぶえっちな癒され催眠

らぶらぶえっちな癒され催眠

2011年3月に発売された、サークルサイクロンミントの作品。

サイクロンミントだから女体化するのだろうと思って聞いてたら
最後の最後まで男のままだった。
催眠音声を色々聞いているとサークルごとに個性があって
それを聞く前の段階から思い込んでしまうことが多い。
作品を通じて無意識的に調教されているようだ。

この作品は優しいお姉さんと優しいエッチをする。
一時的に恋人同士の関係になってリア充気分を味わうわけだ。
彼女の属性がノーマルだから何かを強制されることはない。
やや縛りの緩い催眠ってところか。

催眠は深呼吸をして10カウントを5回行う、基本的にはこれだけだ。
もちろん作業をするように淡々とそれらを行うのではなくて
明らかに好意を持っている素振りを見せたり「ふわふわ」といった擬音語を多用して
作品が持っている空気を伝えようとしてくる。
セリフをえらく区切って話してくれて時間がゆっくりと流れていく感じがした。

エッチは最初10分くらい断続的にキスをしたり「好き」と言いながら
徐々に彼女のことが好きになるように仕向けてくる。
恋人になるための準備運動みたいなものだな。
聞いていると頭がとろけそうになるほどに雰囲気が甘い。

その後は全身をキスされたり乳首をいじられたりフェラをされたりしてから
最後はお互いに見せ合うような形でオナニーをする。
お姉さんがオナニーをしているとは明確に言わないのだが
一緒に気持ちよくなろうみたいなセリフがあるからたぶんいじってるのだろう。
適度に見られていることを口に出して興奮させたりもしてきた。

最後は10カウントダウンで射精を迎えてお掃除フェラで終了だ。
メインのプレイはオナニーだから彼女に責められる気分はそれほど味わえないだろう。

目的を明確にしてそれに向かって一直線に進む簡素な作品だ。
催眠音声ではお約束的に登場する脱力パートが無いし
深化も10カウントごとに入る暗示のみで色々と簡略化されている。
催眠の入りがやや浅くなるようにも思えるが、元々そこまで深くする必要もないわけで
これはこれでいいんじゃないかと思っている。

エッチはすべてのプレイを目を瞑ったまま行う。
お姉さんが目の前で素っ裸になるワクワクするシーンなんてのもあるんだが
結局自慢のおっぱいを拝むことも肌に触れることも許されない。
温もりを感じさせてくるのに触れさせないところはちとおかしいんじゃないかと思う。
メインのオナニーも彼女が鑑賞して楽しむような展開になっているし
そんなプレイで果たして聴き手は満たされるのだろうか。

これを書いていて思い出したのが、この作品のエッチのシチュは
現時点での最新作にあたる「お姉ちゃんとひみつのえっち催眠」とほぼ同じだ。
催眠のかけ方はあっちのほうが上手いから、内容に興味を持った人は
こちらよりもあちらをを先に聞いてみることをおすすめする。

出演:紗藤ましろ
時間:65分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★☆☆☆


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