双子
2018年09月20日
deception
2018年09月に発売されたサークルftnr×kuroko.ぷろじぇくとの作品。
こいつもコミケ合わせの作品だな。
中の人が多忙だったのか落とす寸前だったらしい。
冬に比べて時間に余裕があるといっても社会人だと大変だわな。
シチュが好みだったんで聞いてみた。
この作品は婦警さんたちにエッチな尋問を受ける。
彼女たちが色仕掛けで吐かせるんじゃなくて痴漢の被害に遭った少女をおかずに楽しむ。
普段に比べてブランクの時間が長いあたりにサークルのテンパリ具合が見え隠れするな。
催眠はイメージor物理誘導→本誘導の順で行う。
最初の誘導はイメージだと電車に揺られる感覚を音とセリフで伝え
物理はメトロノームの音を鳴らしながら暗示を入れる。
テーマ性を優先するか入りやすさを優先するかってところだな。
自分にとっての向き不向きに合わせて好きに選ぶといい。
本誘導は婦警が用意した18の質問を順に答える。
はい、いいえ、黙秘しますの中から選ぶのだが音声では左の子が選んでた。
聞き手に自由に選ばせると思考力が働くからこうしたんだろう。
イエスセットを狙ってるのもある。
だが全部はいにすると違和感が出まくるってことでところどころに黙秘を挟んでた。
Dot-Spaceが以前無料で公開した[Enquete]って作品に似たアプローチであるな。
エッチは少女の後ろに回り込んで体を密着させたりオナニーする。
痴漢の実況見分を再現したもので直接触れずギリギリの線を楽しむって寸法だ。
イメージが鍵になるプレイなんでそれに関する暗示をぽんぽん入れてくる。
オナニーは少女が汗を拭ったばかりのハンカチをチンコに巻いてしごく変態チックなものだった。
もうちょい時間が欲しい気もするがやってることはなかなか背徳的でエロい。
普段に比べてやや粗が見られるがそれでも十分聞ける作品だ。
婦警たちと直接何かをする展開を避けて性感を煽り射精へ持っていく。
脅しや暴力を使わないから追い込まれていく感覚を純粋に楽しめるのも良い。
ってなわけで属性が合うなら買って損のない一品である。
出演:ftnr/kuroko.
時間:67分
属性:ややM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
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2018年06月17日
サキュバスメアの甘やかし搾精催眠
2018年6月に発売されたサークル中央分離隊の作品。
ホワイトピンクとのコラボであるな。
前作はDot-Spaceだったから次作もまた別のスクリプターに依頼するのかもしれない。
私は自分で書いてなんぼだと思うが価値観は人それぞれだしこれ以上は言うまい。
とりあえずドM向けではないだろうと予想した上で聞いてみた。
この作品はメアと名乗るサキュバスが主人公の精エネルギーを吸い取る。
誰にしようか物色してたら彼の匂いに引きつけられたそうだ。
だがエッチは連続ドライと1回の射精で取り立ててハードと言うほどでもない。
魔法を使う以外は近所の優しいお姉さんなキャラである。
催眠は深呼吸→イメージを交えた分割弛緩→暗示と続く。
深呼吸は初めの2分間だけ合図を出しながら吸う時、吐く時両方で軽く話しかけ
それ以降の4分は合図を止めて暗示を入れるのに専念する。
新鮮な空気を取り込み悪いものを吐き出すおなじみのイメージをさせていた。
分割弛緩はお湯に浸かってるイメージをしながら
右腕→左腕→右脚→左脚→胴体→顔→頭の順に脱力する。
温感少し、重感多めに配分し頭の時は深化っぽい暗示も言っていた。
ここではお湯を通じて余計なものが溶け出た代わりに彼女の愛情が入り込む。
暗示は左側に体を密着させ囁き声で感度や快感が上がる暗示を入れる。
途中からメアが二人に増え双子っぽいことをやっていた。
本家には及ばないが双子のテクニックをそれなりに活用してる。
最後のほうで好きと言ったり頭を撫でてたのは幼児化への布石だろう。
作者の実力相応のなかなか良い催眠であった。
エッチは彼女のおっぱいを吸いながらエナジードレインされ
追加で彼女たちにオナニーと射精を披露する。
セルフの方は必須じゃないから気が向いたらどうぞってことになる。
催眠パートに引き続き二人体勢で授乳や添い寝をしてくれる。
「~でちゅ」とか赤ちゃん向けのセリフが充実していてとろけるように甘かった。
暗示もそれなりに入れてくるが甘やかしのほうが強烈に感じる。
エナジードレインはちと甲高い金切り音っぽい音が流れる。
これまで効果音は一度も鳴らなかったからちとびっくりした。
そのまま1から10、10から100、100から1000、1000から10000とカウントアップする。
どれも終点の10分の1ずつ刻むんで実質10カウントを4セットだ。
音が肌に合わなかったのかいまいち気持ちよくなれなかった。
セルフはチンコを手のひらで軽く揉んで勃起させ
中央のメアが言うシコシコの掛け声に従いしごき続ける。
ここからはもう一人加わるから合計三人だ。
つうても体に直接触れてくることはなく見守られる形になる。
7分くらいやったところで10カウントダウンに合わせて射精する。
中央分離隊としての個性はまったく見られないが品質はいいほうだ。
催眠の時間をかなり長く取って導入深化暗示を手堅くやってる。
エッチはエナジードレインがちとアレだったがセルフもあるんで気持ちよくなれるだろう。
幸福感を膨らませるアプローチが充実してて聞いた後の余韻が長めに続いた。
ってなわけでホワイトピンクの作品が好きな諸君なら値段分は楽しめると思う。
出演:かの仔
時間:90分
属性:ノーマル~ややM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★☆
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2018年04月18日
【バイノーラル/ハイレゾ】天使なお姉ちゃんに癒やされて、悪魔なお姉ちゃんに搾り取られて、61回分絶頂する催眠音声
2018年4月に発売されたサークルe-kimochiの作品。
久しぶりの新サークルであるな。
しかも初っ端から双子催眠に挑戦してる。
他のレビューでも以前書いたが催眠音声の制作経験がない人間が双子にいきなり挑戦すると
90%以上の確率で地雷が生まれる。
例のごとく参入祝いも兼ねてとりあえず聞いてみた。
この作品は天使と悪魔に分裂したお姉ちゃんと世界平和のためエッチする。
彼女によるとこの世界は破滅と再生を繰り返してるらしく
それを打ち破るには主人公がとことん気持ちよくなる必要があるそうだ。
えらくぶっ飛んだ話だがいつも通り催眠とエッチを楽しめばいいってことだな。
催眠は深呼吸→分割弛緩→カウントによる揺さぶりと続く。
深呼吸は10セットばかりを合図に従い行う。
双子催眠っぽさが出るように合図役と暗示役を片方ずつ担当してた。
分割弛緩は左足→右足→尻→腰→背中→腕→頭の順に意識を向ける。
暗示もちょこちょこ入れてたが双子催眠ならではのキレがない。
サークルが演技指導しなかったんだろうな、どのシーンもしゃべり方が同じで催眠になってない。
これだけ多くの名作が出てるのにそれすらわからず制作してるのだから困ったものだ。
揺さぶりは天使が5カウントダウンで半覚醒、悪魔が5カウントアップで深化を3度繰り返す。
例によって暗示が少なく追い込み方もダラッとしてた。
まあなんだ、双子を表面だけ真似たハリボテであるな。
双子催眠でよくやりそうなことをなんとなーくやってる。
素人なら騙せるのかもしれんが催眠音声を色々聞いてる諸君ならすぐわかるはずだ。
演技はまったく催眠になってないし双子の運用もぼろぼろである。
エッチは悪魔のマンコに少しだけ入れ、30カウントを2セット数え、10カウントを6セット数える。
最初のプレイは以前やったことの繰り返しで主人公の記憶を呼び戻すためらしい。
30カウントはこれまで彼らが体験してきた60回のエッチを天使と悪魔で30回ずつ振り返る。
つうてもカウントの合間にちょろっとしゃべるだけだから何をしてたかよくわからなかった。
10カウントは天使がカウントダウン、悪魔はカウントアップを同時にする。
悪魔のほうは後になるほど気持ちよくなるそうで最高60まで増える。
まあ毎度のごとく事前準備を全然やらずに数えるんでちっとも気持ちよくなれない。
1セット毎にドライ絶頂して終了だ。
もう最初から作り直したほうがいいんじゃねってくらい色々まずい作品だ。
肝心の双子催眠が超絶劣化パクリだしエッチもカウントを数えるだけである。
新規サークルに催眠音声のエッチは難しいだろうからとりあえず催眠だけでもなんとかしてほしかった。
古典催眠の技法を双子っぽくアレンジするのだけ頑張ってて暗示が極端に少ない。
双子なのに暗示を碌に入れない時点で1人以下のトランス誘導しかできんよ。
有料だから真新しいことに挑戦しようって気持ちはよくわかる。
だが大手サークルの双子があそこまで人気なのはそれに裏付けられた技術があるからなのだ。
普通以上の双子を作れてる人はみーんな化物レベルの実力者なのよ。
それを理解せずに無茶するからこういう地雷が生まれる。
ってなわけでほぼ予想通りの代物だった。
次回双子に挑戦する時は催眠音声を最低でも100本聞き研究してからのほうがいい。
出演:尾崎花
時間:125分
属性:ややM
催眠:★☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★☆☆☆☆
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2018年01月23日
ふたりがけ催眠メルティオーガズム編
2018年01月に発売されたサークルフルトラの作品。
こいつも冬コミ合わせの作品だな。
前回のカミングとは違った方向からドライへアプローチしてる。
ドライオーガズムの訓練を兼ねた作品は今でも数があまりない。
このサークルなら大丈夫だろうってことで期待しながら聞いてみた。
この作品は双子に催眠をかけられ耳やチンコを責められ続ける。
催眠は手早く済ませてエッチをその4倍近くも長く取ってある。
双子システムなら短時間での深化も可能だからこの作りで問題あるまい。
エッチも結構変わった感度の上げ方をしてくる。
催眠は深呼吸→脱力→深化と進む。
深呼吸は左の声に合わせて呼吸を繰り返し右の声の暗示に耳を傾ける。
みもりあいの氏の声がめちゃめちゃ甘くて脳が早速とろけてきた。
脱力はふにゃふにゃとかのオノマトペを多用してふんわりリラックスさせる。
3カウントダウンを合計6回数えそのたびにちょこちょこ暗示を入れていた。
その後に軽い沈黙も挟んで心地いい感覚を増幅させる。
深化は左の女の子に頭を撫でられてる様子をイメージしながら声を聞き続ける。
要所なのでここだけは声を左右に細かく振り分け間も短く取っていた。
みもり氏の声に合ったスクリプトにするのを頑張ったらしく技術は割と素直なものだな。
日頃の疲れやストレスがいい感じに浄化されてえらく気持ちよかった。
エッチは左右の耳や肩にキスされ、乳首を自分でいじり、チンコを舐められ、また両耳を舐められる。
最初のプレイだけが必須であとの3つは任意だそうだ。
催眠と同じく彼女らが近距離から話しかけたりカウントを小まめに数える。
カウントの直後にリップ音をほんの少し鳴らし、それを聞くと気持ちよくなる暗示を小まめに入れていた。
音催眠の一種とも言えるわな。
3カウントダウンを12セットくらい続けて行い、その中で舐め方を適度に切り替えてくる。
30分くらいずーっとこれを繰り返すあたりちと単調にも思えるが効果は驚くほど実感できる。
全身の熱が上がりチンコのあたりがムズムズしっぱなしであった。
最後に10カウントダウン+追い込み暗示で勢いよくドライを迎える。
残りの3つはプレイこそ違えど最初のものとそこまで大きな差はない。
暗示の内容をそれぞれに合わせてアレンジし感度を徐々に上げて最後にイクだけだ。
でもチンコを舐めるパートは催眠音声の割にエロくて興奮できる。
乳首と両耳舐めは時間が10分未満でドライするにはボリューム不足に思えた。
ドライオーガズムを迎えやすい相当に優れた作品である。
催眠の時点から双子を継続し彼女たちの息遣いを感じながら絶頂を目指す。
催眠は必要最低限の内容に収めてひたすらリラックスさせる目的を見据えたものだし
エッチも最初のプレイとチンコを舐めるプレイは質量いずれも優れててドライしやすい。
ドM向けのプレイは特にないからハードなエッチが好きな諸君には物足りないだろうが
催眠音声で初ドライを味わいたくてうずうずしてる方々にはうってつけである。
リラックス効果も高くてとろける快感を長時間に渡って堪能できた。
ってなわけで安心安定のフルトラであった。
この調子で毎年1本ずつ新作を投入していってほしいものだ。
出演:みもりあいの
時間:102分
属性:ノーマル
催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★★
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2017年12月04日
imitation~男の娘アイドルがバレるまで~
2017年11月に発売されたサークルftnr×kuroko.ぷろじぇくとの作品。
冬コミ制作の佳境を迎えてそうな時期にひょっこり現れた短い作品だ。
女の子アイドルグループに所属する男の娘が正体をばらされるらしい。
現在は大島薫氏などガチで可愛い男もいるんで有りな題材だと思う。
このサークルならとりあえず催眠は大丈夫だろうってことで聞いてみた。
この作品はimitationなるグループの1人になってフェスに参加する。
実力知名度共に十分持ってるようでトリを飾るそうだ。
控え室で出番を待ってる主人公とパートナーの花音、それから2人の先輩にあたる深琴が登場人物だ。
作中歌を歌ってる人物もいるのだが大人の事情でCVは不明となってる。
催眠は手を暖める&冷やす→女のパンツに着替える→深呼吸&後倒法のイメージ→練習&暗示と続く。
最初のやつは花音が左手を握り冷たさを、深琴は右手を握り暖かさを感じさせる。
被暗示性のテストってやつだろうか、かかりやすい人ならそうなるかもしれない。
着替えは男のパンツからローターを内蔵したフリフリの奴に交換する。
まあスカートでステージに上るのにそんなものをはいてたら不釣り合いだわな。
股間に違和感を覚える暗示をちょろっと入れてもくる。
後倒法のイメージは立ったまま好きな方向に倒れるイメージを2回する。
脳に負荷をかけて一気にトランスへ落とす派手な誘導法だ。
対面だと術者が後ろに立ってやるが音声じゃできないんで頭の中で処理する。
双子システムのおかげもあって落ちる感覚がそれなりにあった。
練習&暗示は以前録音した本番用の曲を聞いてイメージトレーニングする。
作品用のオリジナル曲が流れる結構ガチなやつだ。
その中にファンが「頑張って」「言っちゃって」を言うシーンが何度もあって
これらに感度が上がる、絶頂する暗示を丁寧に入れる。
言っちゃっては音声だけだとイっちゃってとも聞こえるんでそれを狙ったのだろう。
特殊だが話の流れに沿ってるし技術レベルも高い催眠であった。
エッチはそのままフェス会場に赴き観客たちの前で歌と演奏をする。
歌がメインになってるから2人のセリフは少なめだ
だが催眠で植え付けておいた2つの暗示を歌の中に仕込んでスムーズにイかせてくれる。
音系のエッチはよく見るが歌をまんま聞かせて絶頂させるってのは初めて聞いた。
それからパンツに入ってるローターもちょこちょこ動く。
全然エロくないけど割かし気持ちよかった。
終盤で声に合わせて1回、直後に追加で同じ曲のサビを流してもう1回絶頂する。
ふたくろクラスのサークルじゃないと作れない代物だ。
フェスに出るアイドルの心持ちで聞けてエッチも音楽に乗って気持ちよくなれる。
催眠音声を数多く聞いてる人ほどその斬新さに驚くだろう。
催眠は催眠であんましやらない技術を取り入れてて良い。
ってなわけで私は値段以上に楽しめた。
催眠音声のネタはとっくに出尽くしたと思ってたのだが
こういう作品が出るとなるとまだまだ多くの可能性が眠ってるのかもしれないな。
出演:ftnr/kuroko.
時間:37分
属性:ややM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★☆
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2017年11月14日
催眠音声「真っ白なナニモナイ場所で」
2017年11月に発売されたサークルRubCraftの作品。
このサークルもはや5作目であるな。
設立が昨年の10月だから2ヶ月半に1本のペースで出してることになる。
これだけの速度で安定した品質を維持してるのが驚きだ。
しかも中の人が他のサークルとシナリオを兼任してるから相当に大変だろう。
この作者ではあまり見かけないテーマだったんで早速聞いてみた。
この作品は夢の中に住む謎の女性に頭の中を真っ白にされる。
催眠音声で定着したフレーズを深く掘り下げてみようって寸法だ。
つうても内容は仮想世界の旅行なんでさほど難しいわけでもない。
普通にやりながらその手の感覚に注力してるってところだな。
催眠はリラックス運動→深呼吸&漸進的弛緩法→イメージ&カウントによる深化と進む。
リラックス運動は立ったまま手をぶらつかせるいつものやつなんで説明は不要だろう。
漸進的弛緩法は10カウントアップで力を入れ10カウントダウンで脱力するのを3度繰り返す。
声を二つに分けカウントと暗示を同時に言う双子に近い構造だ。
この後も双子系のテクニックを使ってがっつり落としてくれる。
深化はトンネルを進むイメージ→白い世界で階段を降りるイメージ→海を眺め水を飲むイメージの順に楽しむ。
サークルお得意のBGMが流れ始め落ち着いた雰囲気が漂ってる。
リラックスは既に終わってるから深化系の暗示がとにかく多い。
真っ白はもちろん言うし深く沈むとかもガンガン言ってくるんでかなり深く入れるだろう。
イメージとの整合性も取れてて相変わらず技術面は安定してる。
エッチは最後に出てきた海に彼女と一緒に飛び込みひとつになる。
彼女はこの世界の創造主で海の中に心身を溶かせば2人が同化したのと一緒になるそうだ。
頭が真っ白になる感覚をさらに突き詰めてイかせるってことだな。
フェラとかセックスは一切やらないんで結構癖のあるエッチとも言える。
だがBGMや双子システムのおかげであっさり気持ちよくなれるのだから面白い。
頭の中がぐるぐるし体のほうもどろどろになった気分が味わえた。
一通り準備を整えてから10~30カウントダウンで1回、100カウントダウンで1回絶頂する。
トランスの海に浸かる感覚をイメージでうまく形にできてる作品だ。
トランス誘導の時間をエッチの倍近く取ってリラックスから深化までじっくり行う。
完全に催眠スキー用の内容なんでエロエロな展開が好きな人には合わないだろうが
これも催眠音声の良さのひとつってことで私は大いに歓迎したい。
というかこの流れでお姉さんと普通にエッチしたらむしろ違和感が出ただろうな。
ってなわけで満足できる一品であった。
これから冬コミも控えてるし体調を崩さないよう気をつけて制作に励んでほしいものだ。
出演:二三 三二一
時間:100分
属性:ややM
催眠:★★★★★
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★☆
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2017年10月10日
二人からのご奉仕 ちゅぱれろ舐め舐め封印されし者の両耳
2017年09月に発売されたサークルたまうらちゃんねるの作品。
夏コミの盛り上がりが終息した頃にひょっこり現れたサークルだ。
一作目で双子催眠に挑戦してる。
ぶっちゃけ双子はものすごく難しいんで新規が手を出すと99%地雷が生まれる。
今のところ例外はフルトラだけだな。
でもせっかく参入してくれたのだからご祝儀を渡そうと思い期待せずに聞いてみた。
この作品はキラとミントなる2人の少女に耳舐め催眠をかけられる。
左右に陣取り掛け合い方式で進める双子ではお馴染みの風景だ。
ドMが喜ぶ類のものは特になく常にまったり責める。
催眠はイメージ→深呼吸&脱力→カウントによる深化と進む。
イメージは彼女達に寄り添われてる状況や耳を舐められてる状況を意識する。
想像してみてとしか言ってこないからイメージしたくてもできないわな。
音声を主観的に楽しませたいなら最低限の材料を用意してほしいもんだ。
深呼吸&脱力は手、足、肩が重くなるイメージをした後2分程度呼吸を続け
右足→左足→右手→左手が温まる暗示を聞く。
リラックス目当てのはずだがどれも時間が短くて呼吸のペースもえらく速い。
暗示も3回程度しか入れないしこれじゃ大した効果は見込めまい。
深化は海に沈むイメージをしてしばらくするとカウントアップが始まる。
5カウントごとに軽い暗示を挟み後になるほど速くなっていった。
左右のセリフがどれも同じで双子にした意味がない。
トランスの感覚がまったくないままエッチを聞く羽目になった。
エッチは両耳を舐められ、彼女たちのおっぱいやマンコをいじり、お返しにチンコを擦られる。
感度強化の暗示はほとんど入れずプレイの実況とその感覚に関する暗示を入れていた。
舐め音が鳴り続けるので耳舐めされてる感じは出てる。
だがトランスに入れないままこの手のプレイをしても耳やチンコにまったく響かんよ。
一通りいじり合った後10カウントダウンで射精する。
まあなんだ、双子の表面を真似ただけの薄っぺらい作品だ。
セリフを交互に話すとか要所で重ねるとか双子っぽいことを確かにやってる。
だが催眠の技術的に不可解な部分が多すぎて作者がフィーリングで作ったとしか思えない。
双子の使い方が滅茶苦茶で非合理極まりなくすべてが裏目に出てる。
私も最初は漠然とした違和感だけを感じてたのだが
全体の演技が全然双子になってない点や深呼吸などの基本的な部分をことごとくミスってるのを見ると
確かな知識や技術に基づき狙ってこうしたと考えるにはやはり無理がある。
催眠音声ってやつはちゃんとしたものならそれぞれの言葉や行為から作者の意図が読み取れる。
しかしこの作品には技術に則って考えても理解できない部分がいくつもある。
「なぜそれをわざわざそこでやる?」とか「いやそんなことやっても無意味っしょ」と視聴中に何度も突っ込んでしまった。
それはそれで面白かったのだが。
で、高度だから読み解けないんじゃなくてそもそも何も考えてないという結論に至った。
それを決定づけたのが解除パートだ。
これまでかけた暗示を解くのかと思いきやなぜか目の開閉やストレッチだけさせる。
どうやら解除の意味と重要性すらわかってないらしい。
催眠を少しでも勉強してる人間ならこんなことは決してやらんよ。
ってなわけで99%の側に入るよくない代物だった。
今後も続けるならとりあえず解除音声のことを理解してから次の製作に取り掛かってくれ。
出演:双葉ゆい
時間:44分
属性:ノーマル
催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★☆☆☆☆
総合:☆☆☆☆☆
体験版なし
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2017年09月15日
Dal Segno-快楽の夢世界-
2017年09月に発売されたサークルftnr×kuroko.ぷろじぇくとの作品。
先月あった夏コミ合わせの作品であるな。
F・A・Sとの合作ってことで色んな部分が今までと随分違う。
催眠音声ってやつは作者の脳内を文字や音声にするから人数が増えると雑味が出てくる。
だが実力者にとってはむしろ腕の見せ所なのかもしれない。
少なくとも催眠は大丈夫だろうってことで期待しながら聞いてみた。
この作品はガイドと夢の設計者に連れられて夢の世界を彷徨う。
彼女たちにはとある目的があって催眠をかけるのだがエッチに入らないとそれはわからない。
つうてもちょっと驚かす程度で基本は快楽堕ちだ。
ふたくろの弱点だったエロをF・A・S路線にアレンジしてる。
催眠は事前運動→車での移動→ビルを降りてプラネタリウムを見る→異星の探索と進む。
事前運動は二つあって片方が腕をぷらぷらさせる運動、もう片方はコマを回すイメージをする。
運動はF・A・Sがいつもやってるやつで体のリラックス重視
イメージは体をまったく動かさず頭を柔軟にする別タイプのリラックスだ。
両方聞いても構わないが最初はどちらかにしておくのがいいだろう。
車での移動は彼女たちの車に乗り込み公園を通ってビルへ行く。
話によるとビルの地下50階に夢の世界への入り口があるらしい。
車に乗ってる感覚や公園で遊ぶ子供を見守る母親の様子を暗示込みで実況しリラックスさせていた。
洗練された双子にBGMまでついてくれば誰でもそうなるだろう。
ビルとプラネタリウムは50カウントダウンを数えながら地下深くへ降り
真っ暗な闇に浮かぶ星たちを眺めてさらにリラックスする。
ビルのイメージは割と見かけるものだが作品なりのアレンジが加えてあってトランスに入りやすい。
プラネタリウムでも落下の暗示をちょこちょこ入れて強化してきた。
異星の探索はオーロラがたなびく夜明けの大地を浮遊しながら観光する。
木、芝、光、洞窟、海と自然物が多くこれはこれで癒される。
海に潜るときのぶくぶくした泡の音もなかなかに心地いい。
技術頼みだったふたくろの過去作とは違い全体で落とそうとするおおらかな催眠であった。
エッチは海底に住む生物の腹の中に入り20分近く触手責めされる。
口に入って粘液をぶちまけ、体を拘束してから乳首とチンコをいじる流れだ。
KUKURIなどに見られるハード系の責めよりもずっと緩くドM向けってほどじゃない。
最初にもらったガラスのコマが黒く染まっていく情景も描いて悪堕ち感も出していた。
終盤に言葉と音楽に合わせて3回ほど絶頂する。
催眠は上々、エッチはもう一歩ってところの作品だ。
双子や音楽といった両サークルの強みがひとつに凝縮されてる。
こういう場合それぞれが主張し合ってバランスが悪くなるものなのだが見事に纏め上げている。
トランスに入る感覚、漂う感覚が嫌と言うほど味わえるだろう。
エッチはまあ時間がもうちっと欲しいわな。
総時間をあまり長くしたくなかったのか催眠に比べてなんとも味気ない。
今までのふたくろよりはいける内容だったんでひとまず前進してると思う。
ってなわけで期待に違わぬ出来であった。
催眠音声でコラボをやるのは大変だろうがこういう作品を聞けるなら大歓迎である。
出演:ftnr/kuroko.
時間:98分
属性:ややM
催眠:★★★★★
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★☆
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saiminsusume at 20:00|Permalink│Comments(2)
2017年08月31日
サウンド・オブ・エクスタシー催眠
2017年08月に発売されたサークルF・A・Sの作品。
夏コミ作品のダウンロード版がいよいよ出始めてきた。
今年は初日と3日目に分かれたが随分盛況だったらしい。
イベントはサークルと直に会える数少ないチャンスだからな。
F・A・Sも数回参加してすっかりお馴染みになってる。
この作品は2人の女性に連続絶頂させられる。
双子催眠をかけるアトラクションに挑戦しマゾの喜びを知るって寸法だ。
そんなわけで普段よりもM度が低めに設定されてる。
それでも満足できるのは連続絶頂がかなーりハードだからだ。
催眠はリラックス運動→深呼吸&脱力→深化と進む。
リラックス運動は腕をぷらぷらさせるいつものやつなんで説明は不要だろう。
深呼吸は1分程度やり、脱力は足→足首→膝→太もも→腰→背中→手→肘→肩→首→顎→口→頬→瞼→額→顔の順にそれぞれ暗示を入れる。
よくある誘導なんだが完全双子仕様で声を左右にバンバン振ってくる。
暗示の量や内容も定まっててみるみる重くなった。
音楽も流れるが催眠誘導はほぼ双子頼りだな。
深化は日常生活にある催眠の感覚をいくつか説明した後
彼女らの声に意識を向けさせトランスが深まる暗示を入れる。
双子は意識の向きをころころ変えて揺さぶるからこうしたのだろうな。
全部追うと疲れるんでほどほどにするのがいいだろう。
ものめずらしいことはあまりせずどっしり構えた安定の催眠であった。
エッチは引き続き音に意識を向けさせ、音で感度を上げ、音で何度も絶頂させる。
催眠とはガラリと変わって今度は音が主役になる。
効果音は電気が流れる時に鳴る感じのぷちぷちしたやつだ。
最初は慣らし運転程度にやって暗示を入れ絶頂に近づくと頻度が上がる。
ぶっちゃけ全然エロくないんだがチンコに意識が集まってなかなか気持ちいい。
トランス誘導の際に意識を向けるとか集中力を高めることを頑張ってたのが実を結んでる。
お姉さんたちも光が体に充填されるイメージでサポートしてた。
連続絶頂は効果音と音楽のダブルパンチで何度も追い込む。
テレビ番組とかでやるクライマックスが近づくと音楽で盛り上げる演出に近い。
そこに双子の暗示を追加すればドライさせるのに十分なパワーとなる。
10分以上かけて休みなしに続けるんで体力を結構消耗するだろう。
とりわけ最後の絶頂は意識が飛びかけるほどに気持ちよかった。
RSGやHDLを視聴済みの諸君なら大満足できる作品だ。
催眠は奇をてらわず双子システムでがっつり落としエッチは音に方向転換してイカせる。
このふたつを一緒にやる作品はほとんどなくレベルも高い。
勃起をほとんどしないままドライオーガズムを迎えることになるだろう。
F・A・Sの中では大人しい気もするんだがあっさり系もたまに聞いとかないと胃がもたれる。
双子や音催眠が好きな人なら楽しめること請け合いだ。
出演:沢野ぽぷら/野上菜月
時間:82分
属性:ややM
催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★★
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2017年07月27日
双子の射精管理
2017年07月に発売されたサークル双子プロジェクトの作品。
久方ぶりの新サークルであるな。
なんでも複数人プレイを題材にした音声を専門に作ってるらしい。
複数人プレイは現実世界じゃソープでもない限りできないんで需要がありそうだ。
毎度のごとくご祝儀も兼ねてとりあえず聞いてみた。
この作品は双子の少女に射精管理される。
主人公にMっ気があるらしくその欲望を彼女たちが満たしてあげるって寸法だ。
罵倒っぽいセリフもちょろっと入ってるがほとんどが暗示なんでM度は低い。
まあ催眠による調教で言葉使いがソフトになるのは宿命だ。
催眠は深呼吸&分割弛緩→カウントによる深化&暗示と続く。
分割弛緩はこちらの自由なペースで呼吸させながら左右交互に脱力の暗示を入れる。
右腕→左腕→右足→左足と続いて全身に浮遊感を与え
さらに左腕と左足だけを個別に重くするちと変わったものだ。
おそらく被暗示性のテストを狙ったのだろう。
暗示が弱くて脱力感がいまいちだったんであんまし実感できないだろうな。
深化と暗示は20カウントを数えた直後に追い込み暗示を入れ
もう一度20カウントを刻み今度は声に従いたくなる暗示を入れる。
調教系の催眠音声では割かし見かけるアプローチだわな。
まあ双子で個性は出せてるし催眠の技術は手堅く使うのがよかろう。
エッチは感度上昇の暗示を入れてからオナニーし続ける。
手がひとりでに動き始め、射精が近づくと動かなくなると言っていた。
トランスの深度が浅かったからだろうが止まるほうは効果が出なかった。
でもチンコをシコってたほうが落ち着いたんで最初の暗示は入ってたんだと思う。
しばらく経つと双子が左右交互に耳を舐め始める。
ひたすらぺろぺろしてたら催眠にならないからって片方を暗示役に置いていた。
新規のサークルでこの配慮ができるなら上々である。
ひとしきりしごき続けてから暗示を解除し射精の許可が出る。
双子作品の中では微妙なんだが一応催眠になってる作品だ。
古典系の技法を基に暗示を振り分けて双子っぽさを出してる。
エッチも運動操作暗示が中心の寸止めプレイになってる。
新規の処女作は地雷と何度も言ってる私でもこれは地雷と思わない。
双子の研究や経験を重ねればさらに良い作品が生まれる可能性を感じる。
まあでも双子ってやつはかなりヤバイから今後苦労するだろうな。
49氏やふたくろクラスに持っていくには相当な技術力とセンスが求められる。
先のことを今話しても詮無きことだが2流の双子を量産するのだけは避けて欲しいもんだ。
ってなわけで処女作にしては割と満足できた。
出演:七海うと
時間:50分
属性:ややM~M
催眠:★★☆☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
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saiminsusume at 20:00|Permalink│Comments(0)