★4~..

2018年11月09日

CONTRACT~未知との契約~

CONTRACT~未知との契約~

2012年02月に発売されたサークル誰得催眠製作所の作品。

オリジナルが多い催眠音声の中で珍しく元ネタがある作品だ。
作者がこのキャラにシンパシーを覚えたのが発端らしい。
私にはイートミーの良さがいまいちわからんのだが好みは人それぞれなんで何も言うまい。

この作品は獣と人間のハーフっぽい見た目の少女とエッチな契約を結ぶ。
彼女が催眠でこちらを気持ちよくする見返りに美味しくいただこうって寸法だ。
でも終了後はきちんと戻してくれるからこれといったデメリットはない。
彼女も強いて言うなら中毒性があるくらいだと言ってる。

催眠は深呼吸→分割弛緩→ゼリー化と進む。
深呼吸は合図に従い4分程度続ける中にちょろっと温感上昇の暗示を入れる。
分割弛緩は右腕→左腕→右足→左足→意識の順に力が抜けて吸収されると言っていた。
ここではソウルジェムと思しき宝石を体の各所に当てるイメージも絡めてる。

分割弛緩をそのまま深化に繋げる流れだからかえらく入念にやってた。
おかげで脱力感や意識のぼやけが強烈に感じられて心地いい。
最後に丸呑みされるとは思えないまったり具合である。
ゼリー化は温感操作をもう一段階上げて体をとろとろにする。

エッチは軽く舐めてから全身をこねられ口に入れられる。
全身をこねるプレイはゼリーらしく体内を直接いじってた。
まあでも別段ヤバイことを言ってこないんで抵抗を感じるほどではない。
特殊なマッサージをされてる程度でなかなか気持ちよかった。

丸呑みは先ほどの宝石で全身を小さくした後に舐めて消化する。
ネガティブな事はできるだけ避け気持ちよくなる暗示をガンガン入れていた。
こういうことをするって事前に知っておけば十分受け入れられるプレイであるな。
体をいじる時は10カウントダウン、丸呑みは特にカウントを数えずに1回ずつ絶頂する。

エッチが変わってる以外は割かし落ち着いてる作品だ。
作品に合った方法で心身を骨抜きにしてからシチュとイメージで気持ちよくする。
こういう作品はトランスの入り具合が肝になるから催眠重視にするのが自然だわな。
取り立ててエロいことをしてないのにこみ上げてくるのが面白い。

ってなわけでニッチなテーマをなるたけ大衆的にまとめ上げた良いものだった。
誰得催眠製作所は新作を出さなくなって久しいが腕はあるんでいつでも復活して欲しいもんだ。

出演:霜月優
時間:57分
属性:M

催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★☆


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2018年10月30日

魅惑の魔女の降霊術催眠

魅惑の魔女の降霊術催眠

2018年10月に発売されたサークルRubCraftの作品。

降霊術を題材にした作品であるな。
相性がいいのか催眠音声でスピリチュアルなことを取り入れた作品は割とある。
まあこれの場合は好き放題されるM向けなわけだが。
少なくとも駄作ではないだろうと思い早速聞いてみた。

この作品は不思議な場所に住む魔女に降霊術を受ける。
なんでも主人公は彼女の弟子になりたいらしい。
魔女というと胡散臭いところがある一方で能力の高いキャラが多いわな。
降霊に使う相手はドSの元王族ときてる。

催眠はリラックス運動→深呼吸&分割弛緩法→憑依を兼ねた深化と続く。
リラックス運動はいつもやってるやつなんで説明は不要だろう。
深呼吸と脱力は双子スタイルで10分くらいかけて行う。
足の指先、かかと、ふくらはぎと全身を下から上へなぞり脱力と温感の暗示を入れていた。
やり方が上手でみるみるリラックスできる。
さらに3カウントダウンからの追い込み暗示で軽く深化させる。

憑依は夜の野外に場所を移し霊の素性を語る。
容姿端麗、頭脳明晰な女性だったが少年に目がなく所構わず手をつけてた。
その結果両親や使用人に呆れられ食事に毒を盛られたらしい。
お世辞にも幸せな最期じゃなかったから霊のままこの場所に居座ってるってことだ。
憑依対象の情報を把握しておいたほうがエッチもやりやすい。
最後に50カウントダウンを数えてもう一度深化させる。

エッチはメインの語り手を魔女から霊に交代しドライ→ウェットの順にイく。
どちらも乳首をいじり続け後半に入るとチンコも擦り始める。
オナサポっぽいことはやらず感度の上がる暗示をガンガン入れていた。
ドライは2分、ウェットは15分くらい寸止めを繰り返した後に絶頂する。

サークルの過去作と同じく残忍さの薄い作品だ。
魔女に弟子入りする条件として降霊術への協力を了承し
ドSな霊の性癖に合ったプレイで強めに焦らす。
Mな諸君にとってはご褒美の範囲内で満足できるだろう。
ドライよりもウェットを重視してるからやりやすいってのもある。

催眠はいつもどおり音楽を絡めてガンガンリラックスさせる。
双子も終始使い続けていて結構眠くなった。
エッチがきつめだからわざと癒しを強くしたのかもな。

ってなわけで安心、安定のRubCraftであった。
F・A・Sとの差別化もある程度できてるし今後も期待通りの活躍が見込めそうだ。

出演:陽向葵ゅか
時間:105分
属性:M

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


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2018年09月05日

【催眠音声】宝石蜂の寄生生殖

【催眠音声】宝石蜂の寄生生殖

2018年09月に発売されたサークルDot-Spaceの作品。

実在する虫の生態をモチーフにした作品らしい。
気になったんで試しにググってみたらヤバそうなのが出てきた。
耐性のない人は名前と画像をチラ見しただけで吐き気がするかもしれない。
そんなものを催眠にどう落とし込んでるか興味が湧いて早速聞いてみた。

この作品はよい子のいきもの教室なるイベントでお姉さんが宝石蜂にちなんだ催眠をかける。
捕まえた相手の体内に卵を生んで子供の養分にする蜂らしい。
んで我々はその獲物になりきりイキ狂おうって寸法だ。
まぁネタはかなりのゲテモノだわな。

催眠はストレッチ&深呼吸→カウントによる深化→麻酔の注入と進む。
深呼吸は両腕を頭の上に伸ばしてから呼吸に意識を向けてやる。
合図は出さずにリラックスを促進する暗示を入れていた。
その後の深化も3カウントダウンを合計4セットこなして結構な深さまで落とす。

麻酔の注入は覆い被さってきたお姉さんが「ちくっ」を合図に体が痺れる暗示を入れ
さらに頭に指を突っ込んでると思しき描写に気持ちよくなる暗示を交える。
やることはかなーりぼかして暗示を厚めにしてあった。
以前に作ったマインドイーターのノウハウを活かしてさらに蕩かす。

レビューを読むとうへぇって思えることでも音声なら割とまろやかだから面白い。
事前にきちりと深化させて暗示を受け入れやすい体勢を整えたからだろう。
脳内物質がドクドクと溢れてる感覚がして気持ちよかった。

エッチは尻穴から卵を産み落とし、生まれてくる娘に内側から体を食われ、心だけ同化したまま全身を舐められる。
相変わらず表現がマイルドなものばかりでトランス状態を維持しやすい。
体を食われるシーンもキスを連発するだけでグロさは全然なかった。
アナルに意識を集中させながらやるんでチンコよりもそっちが気持ちよくなるだろうな。
卵を入れられたところで1回、食われるところで複数回ドライ絶頂する。

同化は精神だけの存在になった主人公が女王蜂の娘になりきって責められる。
女王の声が左右に分離し似た内容のセリフを若干違う表現で同時に言ってきた。
顔→唇→乳首→腰→マンコ&アナルってな具合に移動させてその都度ちゅぱ音を鳴らす。
娘の視点で実況や感覚支配の暗示を入れるんで女体化音声経験者のほうが向いてるだろう。
産卵や食われるパートのほうが私は気持ちよかった。

多くの人が忌避しそうなことを敢えてやり遂げる作品だ。
通常なら残酷な思いをするはずの獲物になりきって気持ちいい体験をする。
デメリットを快楽で塗りつぶすあたりがちと強引にも思えるのだが
催眠はちゃんとかかれるしエッチもドライできるように作られてる。
気持ちよくなるはずがないシチュでそうなるスリルもそれなりに味わえた。

しっかしこういう無茶なことを自ら進んでやるとは相当なMであるなぁ。
中の人が成長し自信をつけたのだろう。
人を選ぶがモノはいいので気になった諸君は試してみてくれ。

出演:逢坂成美
時間:80分
属性:ドM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


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2018年08月01日

インプの無限湧きバグ催眠

インプの無限湧きバグ催眠

2018年07月に発売されたサークルF・A・Sの作品。

コミケを目前に控えた時期にひょっこり出てきた作品だ。
F・A・Sは確か夏コミでも2作品出す予定だった気がする。
スケジュール管理が上手いのか知らんがよくここまでぽんぽん出せるものだ。
しかもそのすべてが十分以上の品質を持ってるのだから尚更驚く。

この作品はナイトメアクエストなるVRRPGのデバッガーになりインプに襲われる。
軽い戦闘とアイテムの効果確認をするだけだったのがえらいことに巻き込まれるわけだ。
まあ仮想世界での出来事だからこっちは別段被害を受けるわけじゃない。
連続ドライ責めをしてもらえるんだからむしろお得と言っても差し支えあるまい。

催眠はリラックス運動→漸進的弛緩法→冒険しながらの深化→デバッグと続く。
リラックス運動は立ったまま10分くらい腕をぶらつかせるだけなんで説明は不要だろう。
漸進的弛緩法は10カウントアップで全身に力を入れ10カウントダウンで抜くのを三度繰り返す。
カウントを数える役と暗示を入れる役が分かれていて双子っぽくなってる。
体の脱力を二段構えでやるってのが慎重なF・A・Sらしいな。

冒険はRPGのスタート地点から城下町を経由しデバッグルームに移動する。
城下町からデバッグルームに行く方法が独特だが何か元ネタがあるのかもしれない。
BGMも曲の雰囲気を大作RPGに近づけてあって随分と凝ってる。
このシーンで多くのユーザーが中程度以上のトランスに入れるだろう。

デバッグは下級悪魔のインプの攻撃を受け続ける。
つうても相手は歌声に似た声を発するだけで体へのダメージはほぼ0だ。
その代わりフェロモンを放射してエッチな気分にさせてくる。
あとここ以降は案内役のAIが3人に増え暗示の密度が上がる。

エッチはインプの巣に移動してからフェロモン責めや体の愛撫を受ける。
インプは引き続き声を出すだけで実況や絶頂誘導は専らAIが担当する。
20→30→50とカウントを増やし感度強化の暗示を入れる簡素な作りだ。
しかし演出を色々頑張ってるおかげで聞けば聞くほど快感がこみ上げてくる。

特に面白いのが終盤の連続絶頂シーンだ。
カウントを1まで減らし0と往復させる動作を延々繰り返す。
ひとつひとつの快感は弱めでも積み重なれば結構な気持ちよさになるって寸法だ。
F・A・Sにしてはえぐいことをやってるなって思う。

期待通りの優れた作品だ。
催眠は古典系の技法にRPGのイメージを交えて無難にこなしてるし
エッチも基本部分はシンプルにして周りを面白くしてる。

こういう作品はテーマで個性を十分出せてるのだから骨組みまで複雑にする必要はない。
力を入れる部分をきちんと見定めクオリティアップを図る手腕はさすが大手と言える。

ってなわけでMな諸君なら満足できるであろう一品だった。
この調子なら夏コミ作品も大いに期待できそうだ。

出演:そらまめ。
時間:100分
属性:M

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


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2018年05月08日

ディーナのバーチャル催眠

ディーナのバーチャル催眠

2018年05月に発売されたサークルF・A・Sの作品。

催眠音声は名前の通りほぼすべての作品が声と音でできてる。
しかし少し前に画像を見せながらトランス誘導をする作品がちょろっと出てた。
その系譜を継ぐのがこの作品である。
結構楽しみにしてたんで早速聞いてみた。

この作品はディーナなるサキュバスに映像催眠をかけられる。
彼女は普段夢の中にしか現れないのだがこれによってそれ以外の時も相手できるようになったらしい。
我々も座ったまま目を開けて聞くように言われる。
催眠で目を開け続けるのはあまりよくないんだがきちりとカバーしてある。

催眠はリラックス運動→深呼吸&凝視法→カウントによる深化→暗示と続く。
リラックス運動は立ったまま腕をぶらつかせるだけなんで説明は不要だろう。
凝視法は目を開けさせたまま瞼が重くなる暗示を入れ2セット開閉する。
最初から最後までずっと開けたままじゃトランスに入りにくかろうってことで一旦閉じてた。

深化は彼女が2人に分裂し双子形式で暗示やカウントを入れる。
このシーンは目を閉じて聞くから催眠音声とほぼ同じだわな。
相変わらず双子の扱いが上手でするすると入っていける。

暗示は3つのキーワードを設定しそれらを聞くと別の反応を示すようにする。
映像の行為を実体験に感じる、彼女の目を自然と凝視する、声に集中するってな具合に
トランス状態が途中で解けないための保険をかけていた。
これ無しでも別に維持できると思うんだがF・A・Sは慎重な誘導をすることが多い。
イレギュラー要素を武器にできてるなかなかいい催眠であった。

エッチは彼女が1人に戻り乳首責め、手コキ、セックスをする。
乳首責めは通しでやって前半は手コキ、後半はセックスで1回ずつ絶頂する流れだ。
催眠の最後に目を開ける指示が出てこれ以降は映像を見ながら聞く。

乳首責めとセックスをする時に自分の手で乳首とチンコをいじる指示が出る。
映像でいじってるのにイメージで代用したら齟齬が出るからこうしたのだろう。
感度を上げる暗示も小まめに入れてきて気持ちいい。
映像も責める様子をフルアニメーションでやっててえらく凝ってた。

絶頂は手コキが10カウント、セックスは50カウントの後に0を連呼する。
当然追い込み暗示も入れてくるんでドライ経験者ならあっさりイけるだろう。
エッチな音も積極的に鳴らしてて全体のバランスが取れてる。

新しい形式の割によくできてる作品だ。
催眠はサークルが得意としてる運動、音楽、双子でサクッと落とし
エッチは映像と暗示を連携させて両方から興奮させる。
目を開けたまま聞いても集中力の維持が簡単でとても気持ちよくなれた。
M向けのことをあまりしてこないから誰でも聞けるんじゃなかろうか。

ってなわけで期待通りの逸品であった。
こういう作品をコンスタントに作るのは難しいだろうがまたいつか聞いてみたいものだ。

出演:沢野ぽぷら
時間:86分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★★
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★★


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2018年04月28日

ヒプノアドベンチャーII

ヒプノアドベンチャーII

2018年04月に発売されたサークルDot-Spaceの作品。

サークルで2番目に売れてる作品の続編だな。
キャラは引き継いでやることを大幅に変えてる。
続編ってやつは完全新作より構想を練るのは簡単だが前作を超えるクオリティを要求される。
少なくとも駄作ではないだろうってことでとりあえず聞いてみた。

この作品はナビゲーターのお姉さんに案内された世界でサキュバスとエッチする。
本当は彼女と一緒に冒険するはずだったのがサキュバスに邪魔されるって寸法だ。
魅了、時間停止+即死、生命吸収ってな具合にえげつないものが揃ってる。
つうてもやることはかなーりソフトなんで残虐な印象はまったく受けない。

催眠は深呼吸→音による揺さぶり→イメージによる深化→分割弛緩→魅了の魔法と続く。
深呼吸は5回くらいやるだけなんで取り立てて書くことはない。
音による揺さぶりはヘミシンク音を流しながら沈む暗示と浮く暗示を入れる。
音が近づいた時は沈む、遠ざかったら浮くと連動させていた。
この後も音をちょくちょく鳴らすからそれに慣れさせたかったのかもしれない。

深化は白くて丸い光をイメージし「真っ白」と何度も言ったりカウントを数える。
冒険する世界を構築する様子に合わせた深化ってところか。
よくある手法だが作品の世界観に合わせてかけてくる。
分割弛緩は右足→左足→腹→右腕→左腕→頭の順に意識を向ける。
あちらの世界に移動した後だから白い絹糸に包まれるイメージを使ってた。

魅了の魔法はナビゲーターからバトンタッチしたサキュバスがキスをする。
それによって生まれたピンクの魔力に白い体が侵食されるって流れだ。
最後のほうに絶頂指示も出てたが思い切り催眠寄りだしエッチに分類するのは気が引ける。

技術は割とスタンダードなもので揃えて物語の流れを重視してる催眠だな。
異世界に赴き魔法を受ける様子に色んな技法と暗示を絡めてる。
安定感のあるサークルだからトランスに入るのは容易かろう。

エッチはサキュバスに時間停止と即死の魔法をかけられ、ナビゲーターと2人がかりで責められる。
最初がドライ、次はセルフからのウェットでこれらは片方だけでも両方でもいいそうだ。
25分と40分あるから時間を考えれば1つのほうが聞きやすいように思える。

ドライは効果音からストップの合図で感覚を止め、指を鳴らして解除するのを繰り返す。
催眠音声なんで最中の暗示もかなり多い。
対面でならやるそうだが催眠音声だと滅多に出てこない誘導だな。
時が止まったというか意識が軽く飛んだ気分がしてなかなか気持ちよかった。
即死の魔法はそれプラスキスをしてくる。

セルフは最初サキュバスを食い止めようとしてたナビゲーターが魔法で言いなりにされ
それ以降は2人が協力して体をいじってくる。
ナビゲーターは手コキ、サキュバスはおっぱいでの挟み込みを続け
主人公にも暗示で手を支配してオナニーさせる凝ったものだ。
最長構成だと2時間近くしてから初めてチンコに触るからなかなかに気持ちいい。
最後に10カウントダウンを3セット数えてそのたびに射精する。

もうちっと短いほうが聞きやすい気もするが内容は概ね満足できるものだった。
催眠は深化までを割かしスムーズに済ませてその後の暗示を頑張ってる。
エッチはドライとウェット両方を採用してどちらも別のプレイに勤しむ。
最後に死ぬとか言われるが精を使い果たした結果によるものなのでヤバさは感じない。

ってなわけで値段分は楽しめる代物だった。
できることならこの調子でマインドイーターの続編も出して欲しいもんだ。

出演:彩音まりか
時間:134分
属性:M~ドM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★☆


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2018年01月13日

天使と悪魔の相反催眠

天使と悪魔の相反催眠

2018年01月に発売されたサークルF・A・Sの作品。

この前やった冬コミ合わせの作品であるな。
1月と9月は大手が新作をこぞって出す祭りの季節である。
今回は帽子屋が落としたがそれ以外はだいたい間に合ってくれて何よりだ。
このサークルならきっと楽しめるだろうってことで早速聞いてみた。

この作品は天使と悪魔が主人公を取り合いながらエッチな催眠をかける。
彼のことを気に入った悪魔が魂を堕落させようと仕掛けそれを天使が防ぐって寸法だ。
双子系なんだが従来のやつとは大幅に違ってなかなか面白い。
技術面も催眠に心理学のアプローチを加えてあってハイレベルだ。

催眠はリラックス運動→深呼吸→脱力→カウントを使った深化と進む。
リラックス運動は腕をぶらぶらさせるいつものやつなんで説明は不要だろう。
深呼吸は最初だけ彼女たちが合図を出しその後は自由にやりながら話を聞く。
自分の声に興味を引くように呼びかける事が多かった。
私はMなんで野上氏の悪魔が好きだが天使に集中しても問題なくリラックスできる。

脱力は足先→足首→脹脛→太もも→下半身→腰→背中→両手の指先→両腕→肩→首と頭の順に悪魔が脱力する暗示を入れ
そのたびに天使が脱力しないでねと言っていた。
セリフの表現を見るからに天使も真逆の手段で脱力を応援させるのを狙ったのだろう。
案の定体の末端を中心に結構な脱力感があった。

深化は悪魔が30カウントダウンで落ちる暗示を
天使は30カウントアップで浮き上がる暗示をどっちも小まめに入れる。
二重の意味での混乱法ってことでどっちの声を聞いてもがっつり来る。
ベースの技術は無難にして題材との整合性をかなり頑張ってた。

エッチは引き続き真逆のカウントを連続で数える連続ドライと別のやり方のオナニーに取り組む。
連続ドライは1回目が悪魔1人で30カウントダウン、2回目は天使1人で30カウントアップ
3回目と4回目は2人同時に30カウント、5回目は同じく50カウントってな具合にころころ変えていた。
事前に感度を上げるシーンは特にないんだがカウント毎に暗示をちょこちょこ入れてくるんで
回数が増えるたびにどんどん快感が増していくのがわかる。
深化がうまくいったのならさして苦労せずに気持ちよくイけるだろう。

オナニーは腕だけ脱力を解除し悪魔が手を動かす暗示、天使は射精を我慢する暗示を入れる。
連続ドライは共闘っぽいやり方だったからこっちのほうが相反催眠らしいわな。
淫語はおちんちんをちょろっと言うだけで天使の言うことを破り射精する快感に焦点を当ててる。
ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックも取り入れた巧妙な射精誘導であった。

今までの双子とは明らかに一線を画す作品である。
2人の術者が協力してやる方針を崩し天使を悪魔の妨害役に置いてる。
でも悪魔のやることを完全に否定するんじゃなくって協調路線を歩みところどころで進路を変えてくる。
サークルはまだ実験段階とか言ってるが現時点でよくできてると思うぞ。

ってなわけで冬コミの先鋒にふさわしい大満足のものだった。
しっかしこの作者は毎年色んなことをやってくるよな。
今年も独自路線の作品で我々を楽しませてくれるに違いない。

出演:野上菜月/花笠れい
時間:103分
属性:ややM~M

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★★


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2017年11月19日

エルフと深い森

エルフと深い森

2017年10月に発売されたサークル催眠音声研究所の作品。

こいつも夏コミ作品であるな。
調整が難航してたのか、はたまた他サークルと被せないためにわざと遅らせたのかはわからんが
とりあえず全部出揃ったのは何よりだ。
サークルでは珍しくファンタジーを題材にしてる。

この作品は謎の女性に催眠をかけられ森の奥に住むエルフにオナニーを披露する。
主人公の少年は色々知りたい年頃らしく大人達に内緒で森へ出かけたそうだ。
そして本来なら命の危険にされされるところが逆に美味しい思いをする。
大人達もこのことを広めたくなくて森へ行くのを禁じたのかもしれないな。

催眠は森の探索→甘い匂いを嗅ぐ→深化と進む。
探索は森のイメージから入りそこを少年が歩く様子を聞き手の目線で語る。
癒しや脱力の暗示もそこそこ入れてたがイメージのほうが多かった。

甘い匂いは近くから漂ってくる匂いやそれを嗅ぐと気持ちよくなる暗示を入れる。
花や果実の匂いとだけ告げてあとはこちらのイメージに任せてた。
少し経つと深呼吸も始めて体いっぱいに吸い込む。

深化はそこへ現れたエルフにいくつか質問を受ける。
森に入った理由を知りたいのに少年は「何も知らない」と言うばかりだ。
それもそのはず、彼は大人達に何かあったらそう言うように教えられてる。
結局彼女は罰として10カウントダウンを4セット数えて深化させるって寸法だ。
お仕置きといっても快楽責めなんで痛いシーンはまったくない。

エッチは引き続き質問しながら服を脱がせ、体をいじらせ、オナニーする。
サークルがNo Set+混乱法を狙ったそうで「何も知らない」と言うほど快感を覚える暗示を入れる。
復唱の指示は出さずに質問するんで言うかどうかは聞き手任せだ。
しばらく経つとチンコを握り好きなやり方でオナニーする指示が出る。

そこから先は興奮した彼女がおっぱいやマンコを見せつけオナニーに参戦する。
エルフは長命だからエッチしたがる男がおらず悶々としてるそうだ。
尋問するつもりが相互オナニーになるってのも変わってるな。
最後に60カウントを数えて0になったら一緒に絶頂する。

近頃流行ってる物語系の大人しい作品だ。
催眠はイメージ法を中心に会話調の暗示を入れて手堅く落とし
エッチは「何も知らない」を何度も言わせて興奮させる。
感度の上げ方が特殊なんで好みが分かれそうだが悪いとは思わない。
オナニーはほぼフリースタイルなんで途中の暴発さえ注意すれば気楽にできる。

ってなわけでは私はまあまあ満足できた。
活動歴の長いサークルは思考が硬直して似た作品を出すことが往々にしてある。
でも催眠音声研究所は試行錯誤してるのがわかるんで今後も品質を維持してくれるだろう。

出演:紅月ことね
時間:64分
属性:ややM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


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2017年04月05日

催眠迷宮 -Hypnotic Maze-

催眠迷宮 -Hypnotic Maze-

2017年03月に発売されたサークルDot-Spaceの作品。

名義はこのサークルだがF・A・Sとの合作らしい。
ここ数年でコラボ作品をそこそこ見るようになったのは業界が成熟したからかもしれないな。
複数の製作者が参加してひとつにまとめるのはなかなか難しい。
どっちも有力なサークルだし面白そうなんで聞いてみた。

この作品はとある地方にある神殿へ乗り込み神様と出会う。
主人公の目的は明らかにされてないが大方お願いでもするのだろう。
一人で入ると危険だからってことでシスターも同行する。
そのせいで彼女もとばっちりを食うのだから気の毒なことだ。

催眠はリラックス運動→神殿探索と続く。
リラックス運動はF・A・Sでよくやってる腕をぷらぷらさせるやつだ。
音楽も流れるし従来のDot-Space作品と随分違う。
被暗示性の低い人はやっておくと後々入りやすくなるだろう。

神殿探索はシスターがあらすじを説明し天の声が催眠をかける。
中盤から悪魔も登場するから女性は全部で3人だ。
落下する部屋→階段がある部屋→深海の部屋→心の部屋を順に通り抜け最深部へ向かう。
そしてどの部屋も説明と同時に深化させる暗示をこれでもかってくらい入れてくる。

時間が長いし暗示の入れ方も上手くて聞けば聞くほど頭がくらくらしてきた。
扉を開けて部屋に入るのを繰り返すだけなのに内容が多彩で結構面白い。
合作の弱点である作風の違いによる違和感もないしがっつり入れること請け合いだ。

エッチは悪魔のささやきに乗ってその領域へ侵入してしまい
逃げ出そうにもうまくいかず屈服させられる。
主人公とシスターの魂を順に黒く染め上げ最後にオナニーで射精する寸法だ。

悪堕ちするまでの経緯を楽しむエッチだわな。
暗示で感度を上げたりオナニーの動きを制御するところもあるが
神様に会うはずが悪魔にそそのかされて気持ちよくなる状況再現に最も力を入れている。
シスターを同行させたのも清らかな心と体を精液でどろどろにするためだ。
私には合わなくてあんまし気持ちよくなれなかったが好みの人ならはまるのかもしれない。

催眠は上々、エッチはぼちぼちの作品だ。
神殿探索をそのままトレースし暗示を無難に散りばめている。
リラックス運動や音楽も組み合わせて随分と手堅い誘導であった。

エッチはまあ人によるとしか言えない。
寝取られや悪堕ちは作品説明に書いておいたほうがいいと思うんだがな。
流れは良くても嗜好が合わなきゃ催眠も解けちまうわけでどうにも危うい。

ってなわけでそれなりに楽しめた。
サークルが力を合わせれば新しいタイプの名作が生まれるかもしれないな。

出演:柚木朱莉
時間:95分
属性:ややS~M

催眠:★★★★★
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★☆


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2016年10月27日

エイリアンの侵略催眠

エイリアンの侵略催眠

2016年10月に発売されたサークルRubCraftの作品。

久しぶりの新規サークルであるな。
つうても製作者はF・A・Sと同一人物なんでかなりのベテランである。
個人だと企業と提携できないからわざわざ会社を作ったらしい。
最終目的はバーチャル空間でサキュバスを呼び出すことだそうだ。
よく聞いてる人だし内容にも引かれたんで早速聞いてみた。

この作品は遠い宇宙に住む異星人の船に乗り込み条約を結びに行く。
彼らは事故で母星を失ったらしく新たに住める場所を探してるらしい。
水棲の宇宙人ってことで水が豊かな地球に白羽の矢が立ったわけだ。
しかしエロから程遠い行為に主人公は身悶え絶頂してしまうことになる。

催眠はリラックス運動→深呼吸&分割弛緩→イメージ&カウントによる深化→暗示と進む。
リラックス運動は立ったまましばらく腕をぶらぶらさせるだけだ。
例によって催眠開始から解除までの間はBGMがいくつか流れる。

深呼吸と分割弛緩は異星人の船に乗り込み大きく2回呼吸し
20カウントの間全身に力を入れ一気に抜く。
さらに両足→足首→脹脛→膝→腿→腰→背中→両手の指先→手首→二の腕→肩→首→口→頬→目→頭の順に再度脱力する。

リラックス運動も合わせて随分と念入りな準備であるな。
途中から異星人の声が二手に分かれ分担しながら暗示を入れ始める。
暗示の量が多く入れ方もスピーディーでなんとも心地いい。
ありきたりな技法を作品なりにアレンジし面白くする工夫も大したものだ。

深化は母艦へと続くワープゲートをくぐるイメージをする。
宇宙船が加速するにつれてセリフのスピードが速くなり
暗示も「深い」「落ちる」「心地いい」と催眠の仕上げを匂わせるものが多い。
ワープゲートをくぐる時は50カウントを数えつつ絶え間なく暗示を入れ続ける。

暗示は心に隙ができたのをいいことに異星人が脳内へ種を植え付ける。
それには背徳感を快感に摩り替える効果があるそうだ。
客観描写はほとんどぼかし主人公視点で植えられる感覚を暗示として入れる。
感度の強化を軽くやるのもエッチに向けての布石であるな。

エッチは宇宙船内で10個の条約に承認し、母艦でオナニーしながら承認の宣言をする。
条約は異星人の移住を認める、地球人の自由を制限する、地球人が兵器を持つのを禁ずるなど
地球側にとって圧倒的に不利なものが多い。
そのいちいちに「承認しますか?」「はい」のやり取りを行い直後に気持ちよくなる暗示を入れる。

エッチとは無関係なことでイかせようって寸法だ。
種を植えるシーンの暗示がもうちっと欲しいところだが多少は気持ちよくなれる。
10個全部に承認したところで絶頂指示が入りドライオーガズムを迎える。

オナニーは運動支配の暗示から入り自由にしごきながら異星人の射精許可を待つ。
5分も経てば出すシーンになるので寸止め地獄を味わうことはない。
追加の感度強化をしてから50カウントダウン開始、最中も承認による快感をたっぷり刷り込み0で射精する。

エッチが変わってるがどれも理に叶ってる良い作品だ。
宇宙を移動するシーンに技術を埋め込みすんなり深化させる。
エッチはエッチでストーリーを崩さずきちりと絶頂まで追い込んでる。
フェラやセックスといった既存のエッチではなく状況を通じて気持ちよくしてくれる。

だが敢えて文句を言わせてもらうとRubCraftらしさがもっと欲しい。
今のままではF・A・Sとの違いがまったく見られない。
製作者が同じであっても名義が違うのならそれぞれに別の良さを創出すべきだ。
まあ活動を始めたばかりなんでこれから出てくるのかもしれないな。

ってなわけで作品自体は大いに満足できるものだった。
背徳感にまみれながら気持ちよくなりたい諸君は是非聞いてみてくれ。

出演:白雪碧
時間:86分
属性:M~ドM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★★


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saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)