2017年01月07日
ブラッドアイズ~聖女セレナ~
2016年08月に発売されたサークルKUKURIの作品。
巫女のメス化をテーマにした新シリーズだ。
製品の中に次回作の予告がひょっこり入ってたんでしばらく続くのだろう。
KUKURIの作品は名前がまるで違っても世界観を共有してる場合がある。
国や登場人物をいちいち設定し使い捨てるのももったいないからな。
この作品は聖女セレナが性欲に負け堕落する。
彼女は男女との性交はおろかオナニーすらできない禁欲生活を送ってる。
しかし神殿の近くでセックスを覗き見てしまいムラムラするって寸法だ。
これだけいい体を持ってるのにオナニーすら未経験とはけしからん女性であるな。
まあ女体化音声なんで結局は彼女になりきりエッチするわけだが。
そういや言い忘れてた。
この作品は三部構成になってて私はまだ一部しか聞いてない。
というか時間があまりに長くて全部聞いたとしてもまとめられる自信がない。
二部と三部は聞いてのお楽しみってことにさせてくれ。
幸いなことに催眠と女体化は全部一緒だ。
催眠は凝視法→深呼吸→復唱による脱力と深化→女体化と進む。
凝視法は天井を見つめて彼女の瞼が重くなる暗示を聞く。
KUKURIでは必ずと言っていいほど出てくる技法なんで大して書くこともない。
軽く疲れさせたほうが目を閉じた時にリラックスしやすくなるってくらいか。
復唱による脱力と深化は両足→両肩の順に脱力し
直後に腹→両手→両足→体全体の順に光を浴びて暖かさを感じる。
これらをすべて彼女が言ったセリフに続いて口に出す。
めんどくさい場合は心の中で呟くだけでも問題なかろう。
脱力具合が良好だからか意識のぼやけをそれなりに感じた。
女体化は扉の先にある世界に進みセレナと心臓の鼓動を重ねる。
それからいつの間にか抱かれてる赤ん坊を眺めながら
乳房→お尻→ウエスト→喉仏→髪の毛→肌→体全体の順に1回1回カウントを数えイメージする。
普段のKUKURIに比べると強引さが目だってあまりよろしくない。
ここよりも次に入るドラマパートのほうがセレナになりきるのに適した内容だった。
エッチはしばらくオナニーに没頭し、その様子を見ていた見習い巫女のクロエに犯される。
彼女にチンコはついてないんで乳首責めと手マンが主なプレイだ。
プレイの実況と感度上昇の暗示をバランスよく配置し絶頂しやすく進める。
オナニーシーンは乳首を開発してるなら胸くらいはいじるのもいいかもしれない。
30分くらいイチャイチャした後10カウントダウンで絶頂する。
女体化からのレズものとしては普通の作品ってところだ。
エッチよりも催眠に力点を置き女体化できるように誘導する。
第一部のエッチはKUKURIとは思えないほど甘いがハードなものも後々出るらしい。
今後への期待を膨らませるプレイと考えれば満足できる内容である。
催眠は善く言えばオーソドックス、悪く言えば没個性だ。
大手のレベルがこのところまた上がって独創的な誘導が増えてる。
KUKURIほどのキャリアがあるならもうちっと捻った催眠を聞かせてくれてもいいはずだ。
編集ミスが二箇所ほどあり作りの粗さも気になる。
ってなわけで普通の満足度であった。
時代が進んだせいか古いサークルほど時代に取り残されてるように感じる。
漫画家も絵柄が古くなると売れないらしいし、現状に満足せず向上心を持ち続けてほしいものだ。
出演:分倍河原シホ
時間:210分
属性:M
催眠:★★★☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★☆☆
体験版はこちらから
saiminsusume at 20:00│Comments(0)│★3