2016年05月16日
乳首道 -Chi-Qo-Bi-Do-
2016年03月に発売されたサークルカジハラエムの作品。
サークルがよく作っている乳首がテーマの作品だ。
ことね様が上品な声であれこれリードしてくれる。
そういやこのサークルはことね様とふぁん氏をずっと起用してきたのだが
ふぁん氏が音声活動をやめたこれからはどうするのだろうな。
この作品はお姉さんにエッチな催眠をかけられ乳首道を習得する。
彼女によると乳首だけでイける体になれば男の格がぐっと上がるらしい。
エッチでも隅から隅まで乳首だけを責め続ける完全ドライ仕様だ。
催眠は深呼吸→分割弛緩*2→乳首の感度強化と続く。
深呼吸は自分のペースで行い彼女の言葉を聞くよくあるやつだ。
分割弛緩は1回目が肩、上腕、肘、手首、手の指先、頭、目、耳、鼻、口、顎、首、胸、お腹、腰、太もも、膝、ふくらはぎ、足首、足の指先の順に軽く流す感じで意識を向け
同時にそれらが軽くなったり心地よく感じる暗示が入る。
2回目は右腕→左腕→肩→背中→胸→腹→腰→太もも→ふくらはぎ→足首と部位を少し減らし
今度は言われた部分が重くなる暗示を入れている。
たぶんサークルは分割弛緩に揺さぶりを加えて深化を狙ったのだろう。
暗示の重ね方が上手く、ことね様の演技も良好で結構な重さを感じた。
独創性には欠けるが堅実な誘導を心がけていて良い。
乳首の感度強化は彼女に乳首を見られる、触られる様子をイメージし
勃起したりドキドキすると言ってくる。
以前のサークルならここで淫語をじゃんじゃん言ってたのに今回はまったくなかった。
暗示を入れる順番が勃起→興奮じゃなく逆の方が効果的だったかもしれない。
この段階では言われたとおりの変化は特に現れなかった。
エッチは乳首だけを指で擦られ、つままれ、舐められる。
前の2つは専用の効果音と暗示を交互に使い、舐めはちゅぱ音を固めて鳴らす。
彼女のテクで乳首の快感に目覚めさせようって寸法だ。
彼女の責め具合に関する描写が多い反面
催眠音声のエッチに必要な感度操作の暗示がどうにも少ない。
イメージができても気持ちよくなりにくいプレイだわな、これは。
乳首をとことん敏感にしてからじっくり責めたほうが催眠を有効活用できただろう。
催眠が結構良かったんでかなりもったいないことをしている。
乳首を舐め始めてから約6分後に10カウントアップで1回目の絶頂を迎え
そこから先は軽く責めてイク動作を4、5回繰り返す。
最後に和太鼓の音に合わせて再度絶頂して終了だ。
よくできてるんだがもうちょい改善して欲しくもある作品だ。
催眠パートはカジハラ氏の実力が発揮されていて入りやすい。
エッチも乳首まみれでテーマ性があるんだが如何せん気持ちよくする暗示に欠ける。
せっかく催眠誘導したのにこれでは片手落ちである。
焦らずじっくりエッチを進めてくれていたらと思えてならない。
だが催眠の醍醐味や多少なりとも乳首の快感を味わえるのも事実だ。
なんで催眠音声としてダメだとはこれっぽっちも思わない。
チンコに一切触れずイメージもさせない潔さも好感が持てる。
もし機会があれば改良された次回作を聞いてみたいものだ。
ってなわけで割といい作品だと思ってる。
ドライオーガズムに興味のある人は安めなんで検討してみてくれ。
出演:紅月ことね
時間:68分
属性:ノーマル~ややM
催眠:★★★★☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★☆☆
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