2014年11月13日

[Medication]

[Medication]

2014年10月に発売された、サークルDot-Spaceの作品。

サークル立ち上げからもう3作目を出してきた。
6月、8月、10月と2か月程度の短い間隔で作品を出しているところを見ると
色々と催眠音声のネタを抱えているようだ。
ぼちぼちサークルとしての作風が固まってくる頃だろうと期待しながら聞いてみた。

この作品は入院中の患者を看護師が催眠を使って治療する。
つってもカウンセリングをするんじゃなくて投薬をしながら
暗示を入れて段階的に催眠を深くしていく寸法だ。

そして事あるごとに彼女の匂いを強烈に意識させてくる。
最初はなんてことなかったのが次第に何か匂ってくるかもしれない。
それがどんな香りなのかは人それぞれだろうが
そうなるように何度も何度も喚起していた。

催眠は点滴してから塗り薬、内服薬、吸入薬を個別に投与する。
点滴では点滴薬を注入されると体がじんじん熱くなる
塗り薬は塗られた部分が暖かくなる、内服薬は体の中がとろとろになる
吸入薬は意識が薄れて看護師の言いなりになるって感じに
治療しながら催眠に関連のある暗示をちょこちょこ入れていた。

ちょこちょことわざわざ言ったように暗示の入れ方はあまりよろしくない。
なんというか散発的な暗示だからそこまで操作される感じはしないだろうな。
その代わり投薬の方法やその様子を随分と綿密に描いている。
催眠に入る感覚は得にくいがボイスドラマ的な没頭感はあるかもしれない。

エッチは注射、フェロモンくんくん運動、生体アロマディフューザーを行う。
まあ注射以外は何の事だかさっぱりだろうから順番に説明していこう。

注射はまず聴き手の右手の人差指に意識を向け、それを注射針と思い込ませる。
それからリアルでやるように左腕の内側にぶっ刺すわけだ。
指なんで痛みは感じないだろうが先端恐怖症だとちと辛いかもしれない。
注射器の中には彼女のフェロモンが入っていて、それを吸入すると感度が上がる。

フェロモンくんくん運動はお椀の形にした両手の中にフェロモンが入っているのをイメージ
それをくんくんしてさらに興奮する犬のようなプレイだ。
しばらくすると看護師が尻を顔に乗せてくるからマンコの香りを下着越しに堪能する。
最後に尻穴へ極太の注射器を挿入して大量のフェロモンを注入
くんくんしながら10カウントダウンに合わせてドライ絶頂する。

生体アロマディフューザーは彼女がどいた状態で息を吐き出す。
尻から香りを吸引して口から吐き出すからアロマディフューザーなわけだ。
オプションプレイだから絶頂シーンは無い。

前作に比べると随分よくなったのだが相変わらず気難しさを感じる作品だ。
催眠音声で匂いを感じさせようって目論見自体が難しいのに
それを製作歴わずか4か月の作者が行っているから色々とぼろが出る。
結局私は大して催眠に入れないまま終わりを迎えた。

その理由について考えてみたんだが、やはり暗示が全体的に足りないのだ。
最初の体に熱さを感じさせるシーンは2パート使ってるからまだいけるのだが
その後の頭がとろとろになるとか意識が消えるってのはどうにも感得しにくい。
聴き手をそうするためにはもっと暗示を何度も繰り返し入れる必要がある。

テーマは面白いし何をしているのかまではよくわかるのだ。
だがその結果作者が聴き手にどうなってほしいかの表現がどうにも足りない。
匂いに関しても匂うところまでで匂ったからどうなるかがほとんど表現されていない。
状況説明に徹しているだけのセリフは暗示と呼べないだろうに。

だが前作に比べると問題点がすっきりしている分
この先の頑張り次第によっては名作が生まれそうな予感がした。
今はまだ経験が足りないから思ったことを形にできていないように思える。
現段階でもそのへんの凡サークルよりずっと優れているのは間違いない。

話を元に戻すと、この作品に関して言えばイマイチ感が拭えない。
だがこの値段ならその分くらいは十分に楽しめるってところだ。
今一歩足りないまったくもって惜しい作品である。

出演:三森愛乃
時間:100分
属性:ややM~ドM

催眠:★★☆☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★☆☆


体験版はこちらから



saiminsusume at 20:00│Comments(0)TrackBack(0)★3. 

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