催眠風激甘ボイスドラマ SweetDoubleBed.洗脳催眠2-堕としてあげる-

2014年04月23日

あいすくりーむになっちゃう催眠音声。

あいすくりーむになっちゃう催眠音声。

2010年8月に発売された、サークル誰得催眠製作所の作品。

誰得氏初期の作品である。
あらかじめ言っておくがまったくもってエロくない。
しかし作品のテーマがなかなか面白そうに感じたので聞いてみた。

この作品はアイスクリームになってパティシエのお姉さんに食われる。
真っ白でとろとろなアイスのイメージを催眠の気持ちよさに重ね合わせて
食べられることで意識がとろける心地よさを味わわせようって流れだ。
ちなみに最初は食われるのではなくアイスを食べる行為から始める。

催眠は深呼吸、分割弛緩の後3カウントを何度も数えて催眠を深める。
そして本題であるアイスクリームを目の前にイメージして
改めて深呼吸をしながら甘い匂いを体に満たしていく。

一旦アイスを取り下げた後、よりアイスを美味しくいただくために
室温と湿度を上げて熱い思いをさせ、すぐさま涼しい風を送って爽快感を味わう。
これはまったく逆のイメージだから軽い揺さぶり法だろうか。
こうやってアイスを食べる行為を続けながら催眠を少しずつ強化していくのだ。

で、ようやくアイスにありついて美味しいだとか幸せな感覚を味わわせてから
体が凍ってカチカチになり、それが熱によって溶けて白い液体へと変化する。
十分な催眠状態に入っていれば脳がとろけるような気持ちよさが楽しめるだろう。
かなり古典寄りだがイメージのおかげでそれっぽさが取り払われている催眠であるな。

エッチは最初に言ったようにお姉さんに食べられて気持ちよくなる。
本当にアイスになって食われるというよりは
催眠の世界の中でそれに似た感覚を得させるみたいなスタンスだ。
だから食べられたところで心と体が消えるような表現は出てこない。

最初は氷が解けて液体になった状態で二口
その後アイスメーカーのような金属の筒に入れられて固まってから
六口食べられてそのたびに気持ちよくなる暗示を入れてくる。
体全体がお姉さんの舌で包まれて撫でられるみたいな表現だから
エッチなら全身舐めが一番近いプレイだろう。
ちなみにこれといった絶頂シーンはない。

エロくない点を除けばまずもって妥当な作品である。
アイスを催眠にうまく絡めて感覚を呼び起こさせようとしているし
暗示の入れ方も概ね基本に忠実でそつがない。
序盤の分割弛緩のシーンでいちいち3カウントを刻むのが少々気になったが
それ以降は暗示中心に切り替わって声と言葉のイメージで気持ちよくさせてくれる。

エッチは元々期待してなかったしこんなもんだろう。
作者が事前にきちんとその旨を伝えてくれているし
気に入った人だけ聞いてみてね、で問題ないと思う。
改めて言うがまったくエロくない。

一時意識をぼんやりとさせてリフレッシュするための作品である。
イメージ力の鍛錬をするのに向いてるかもしれない。

出演:誠樹ふぁん
時間:60分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★★☆☆
エロ:☆☆☆☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★☆☆


体験版はこちらから



saiminsusume at 20:00│Comments(0)TrackBack(0)★3.... 

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