ヒプノレインバニーガール催眠

2014年02月12日

ヒプノふぉれすと ~妖精の棲む森~

ヒプノふぉれすと ~妖精の棲む森~

2010年7月に発売された、サークルキャンドルマンの作品。

RSGやHDLがとかく注目されがちなキャンドルマンの隠れた名作である。
催眠法や流れがオーソドックスで作りが一般的な催眠音声にとても近い。
そのおかげで催眠音声製作者としての力量がストレートに表れている。
おそらく催眠を知る者ほどこいつを聞いた際の衝撃は大きくなるだろう。
催眠音声としての完成度が恐ろしく高いからだ。

大まかな流れは誘導役のお姉さんに催眠に持って行ってもらい
その後イメージに登場する森の中で妖精と合流。
妖精の巣穴に移動してからエッチで気持ちよくなる。
ややストーリー性があるのが催眠音声としては珍しいかもしれない。

催眠はこちらの好きなペースで深呼吸をしてから妖精のいる世界をイメージする。
カウントを使って数回覚醒と催眠を往復させて催眠を強化するのと同時に
「私はあなたの言葉を受け入れます。」
などの言葉を復唱させてお姉さんの指示により従いやすくしている。
これらの準備だけに15分ほどかけているのだから催眠に入れないわけがない。

その後ようやく森の入り口で妖精と出会う。
暗い森の中でぽつんとピンク色の光を放つ妖精の後を追いながら
それから匂う甘い香りでさらに催眠状態を深めていく。
暗示を連続させながら性的感度を高めたり、声への服従心をさらに強めたりと
本当にこれでもかというくらいに念を押してくる姿勢に脱帽した。
すくりぷとは違った方向でのきめ細かさを感じる暗示である。

エッチはここからさらに2人の妖精が加わって合計3人から同時に責めを受ける。
最初にチクニー+オナニー、一旦停止してお次は左右から別々に乳首を舐められて
絶頂を求めるもやもやとした心を徹底的に植え付けてくる。
「うおおチンコいじりてぇ。射精してぇ。」と悶える人がきっといるに違いない。
が、ここから先チンコをしごくことは一切ない。
その代わりに面白い感覚が味わえるだろう。

ここで前代未聞のとっておきのプレイが登場する。
なんと妖精の尻尾をチンコの形にしてそれをこちらの尿道に挿入するのだ。
作中でも言っているのだが男体のまま女のように犯される感覚を味わうことになる。
リアルでは絶対にできないプレイであることを考えて
お姉さんと妖精がセリフでしっかり状況やイメージする感覚を伝えてくれる。
だから思っていたよりずっと主人公が味わっている感覚を実感できた。
催眠のおかげできちんと言葉を受け入れる体勢ができあがっていたからだろう。

そして妖精が尿道に中出し、若干暗示を入れて準備を整えてから
カウントに合わせて3回ほどドライ絶頂を行う。
射精はしないのだがおそらく射精に近いような感覚が得られると思われる。

ここまで没頭できたのは初めてじゃないかってくらい深い深い催眠を楽しめた作品だ。
聞いた後色々考えてみたんだが、すべての行動に隙が無いのだ。
元々のイメージが平易で想像しやすいのに加えて
こちらが戸惑う可能性のあるシーンで必ず的確なセリフを入れてフォローしてくる。
まるで盲導犬でも連れているかのように安心してお姉さんに体を預けることができた。
聴き手の導き方、暗示の内容、体に生まれる感覚の表現方法
これらすべてが恐ろしいほどにまでハイレベルなのだ。

エッチも暗示に対して否定的な考えさえ持たなければ
割とあっさり体に感覚が湧いてくるのがわかるだろう。
あちらが全部やってくれるから我々に必要なのは信じる心だけだ。
ドライも3回全部とは言わなくても1回くらいは
股間の奥の方からこみ上げてくるものを感じられるだろう。
射精しなくても十分に気持ちよくなれる。

催眠音声としての一つの完成形を持っている作品である。

出演:紅月ことね/椎那天
時間:80分
属性:M~ドM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★★

総合:★★★★★


体験版はこちらから



saiminsusume at 20:00│Comments(0)TrackBack(0)★4~.. 

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