2014年05月24日
催眠性感マッサージ~アラクネ編~
2012年10月に発売された、サークル誰得催眠製作所の作品。
一昨年怒涛の勢いで量産されていった人外催眠の中の一作品だ。
2012年誰得氏は実に9本もの有料作品をリリースしている。
アイデアもさることながらその行動力には驚きを禁じ得ない。
挿し絵がちとリアルに感じたが時間も値段も手ごろなので買ってみた。
この作品はアラクネにマッサージをされる。
まったくもってタイトル通りの内容だ。
一般的な催眠音声は「これから催眠を始めます」と言って心の準備をさせるのだが
こいつは特に言わずにマッサージをしながら催眠にかけているところが面白い。
マッサージの開始=催眠の開始と捉えておいていただければまず問題ない。
催眠は軽く深呼吸をさせてからアラクネが指で手足を揉んでいく。
揉む場所を言いながら温かくなったり気持ちよくなる暗示を入れるのだ。
表現が多少違うだけで分割弛緩をしているのとほぼ変わりない。
お次は抱き合うような体勢で8本の脚を使って背中のツボを押す。
ここはちと説明不足と言うか、表現が私にはわかりにくく感じた。
そして抱き合っていて興奮したのか、アラクネがエッチを提案してくる。
性感マッサージ店だし最初からそういうサービスは込みなのかもしれない。
エッチはまずアラクネの吐き出す糸にくるまれながら快感を高めていく。
ねばねばしてて温かいらしいからベッドで寝ているイメージでもすればいいだろう。
ちなみにその糸には媚薬効果もついている。
準備ができたらいよいよエッチ。
こちらは身動きの取れない状態だからすべて彼女がやってくれる。
キス→乳首責め→フェラ→セックスの流れだ。
射精禁止の暗示を入れて快感を蓄積させていき、最後の最後で爆発させる。
クモの脚で足コキとかはないし普通の人間同士のエッチと大差ない。
リラックスして気持ちよくなる。
そんな実際のマッサージで得る感覚を重視した作品だ。
あまり精神を責めてくるような暗示は無いから
頭がくらくらするような感覚はおそらく得られないだろう。
元々そういう意図で作られた作品にはちと思えない。
だが物語の進め方やアラクネの暗示は実に適切で
彼女の導きたい方向へきっちりと進めてくれている。
一口に催眠音声と言っても色々なタイプがあるわけだし
この作品のような比較的ライトな催眠効果を狙ったものにも十分需要はあるだろう。
少なくとも私は十分に満足できた。
まず値段分は楽しめるに違いない作品である。
出演:誠樹ふぁん
時間:42分
属性:ノーマル~ややM
催眠:★★★☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
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