カウント・ダウン妙媛のサクバス

2013年11月28日

ヒプノタイマー

ヒプノタイマー

2010年9月に発売された、サークルエロトランスの作品。

現在一つのジャンルとして確立されたと言ってもいい
音を使った催眠音声のさきがけ的存在である。
時間を題材としていて、静止した世界を思い描くなど
珍しいイメージに時計の音を上手に絡めている。
どちらかというと効果音のほうが特徴的なので、私は音催眠にカテゴライズした。

「音でイク」とはどういうことなのか。
こういう記事を書いている割には私もよくわかっていない。
音にある程度の力や特徴が必要なのはもちろんとして
その音の持つイメージを頭の中で増大させていくのが重要と考えている。
つまり条件反射という奴だ。
パブロフの犬みたいな。

催眠は深呼吸と軽い脱力の後、砂のお城をイメージする。
それに手を触れ崩れていくのを更なる脱力にリンクさせているのは面白い。
確かフリー作品の積み木遊びに似たような表現があったはずだ。
時計の音は中盤から登場し、全部で6種類くらいある。
中にはいきなり聴くとびっくりするようなものもあるから
音量にはくれぐれも注意してほしい。

エッチは時間の止まった世界でいたずらをしようとした聴き手に
お姉さんが罰としてお仕置きをする。
乳首を興奮させる音、興奮を促す音、股間に快感が走る音など
その音のイメージを軽く説明しながら聴かせる丁寧な作りだ。
後半になるとそれらを同時に流して絶頂を促してくる。
性的興奮とは少し違った熱い感覚が股間に湧いてくるようなら
それはドライへと確実に向かっていることを意味する。

良くも悪くも独特な作品である。
今でこそこういった作品がもてはやされているが
当時は作り手も受け入れてもらえるか結構ひやひやしていたのではないだろうか。
作品としては非常に面白いのだけど、ややとっつきにくさを感じる。
RSGやHDLを既に聴いている方なら割とすんなりイけるだろう。

出演:紅月ことね
時間:40分
属性:ややM~ドM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★☆☆☆

総合:★★★☆☆


体験版はこちらから



saiminsusume at 20:00│Comments(0)TrackBack(0) 

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