2017年02月

2017年02月28日

アルラウネの芳香催眠

アルラウネの芳香催眠

2017年02月に発売されたサークルRubCraftの作品。

F・A・Sと同じ作者が早くも3本目を出してきた。
サークルを掛け持ちしてる人物がまったくいないってわけでもないんだが
ここまで安定したクオリティの作品をコンスタントに出せる人物は他に見たことない。
リアルで相当頑張ってるんだろうな。
人外モノは好物なんでハードなエッチを期待しながら聞いてみた。

この作品は研究員の男性になりきりアルラウネに弄ばれる。
彼女の巣に行くまでに催眠をかけてそれからエッチするって寸法だ。
例のごとくほとんどのシーンでヒーリングBGMが流れる。
初心者向けにしたかったのか今作も催眠パートがえらく凝ってた。

催眠はラポール構築→リラックス運動→分割弛緩→深化と進む。
ラポール構築は謎の女性がテレビあたりの影響で催眠を勘違いしてる人に催眠とは何かを教える。
このレビューを読んでる諸君ならたぶん知ってるだろうことばかりだ。
まあ催眠に対して正しい知識を得るのはよいことだわな。

リラックス運動は立ったまま腕を前後に動かすのを10分程度続ける。
この作者が毎回やってることなんで今さら書くことは特にない。
分割弛緩も足先→かかと→足首→脹脛→膝→太もも→両脚→腰→背中→両手の指先→両手→肘→二の腕→両肩→首→顔の順に意識を向けて暗示を聞くだけだ。
これだけ入念にリラックスすれば誰でも暗示を受け入れやすくなるだろう。

深化は語り手が研究員に代わりアマゾンのジャングルを探索する。
何でもネットで珍しい花の情報を掴んだそうで実際に手に入れる気らしい。
それが何かはわざわざ言う必要もあるまい。

そういやこの作品は催眠話者を研究員自身が担当する。
自分で催眠暗示を入れてかかるあまり見かけないシステムだ。
暗示ってやつは他人に入れられるより自分で入れたほうがずっとかかりやすい。
かく言う私も音声を聞いてたらあまりにサックリ入れてちと驚いた。

霧のかかった暗いジャングルをかきわけて進むうちに甘い匂いを感知し
それに吸い寄せられるようについていくイメージに暗示を忍び込ませて深化を進める。
会話調だからあんまし催眠って感じはしないだろうな。
でもエッチが始まる頃には入れてるんでそのへんは安心してほしい。
途中にある落とし穴に落ちるシーンでズーンと来るはずだ。
アルラウネの目の前に到着したところでエッチに移る。

エッチは甘い匂いを放つ琥珀色の液体に全身を浸し植物の蔦に体を撫でられる。
乳首とチンコを重点的にやってたんで触手責めに近いプレイと思ってもらえばいいだろう。
画像の女性は直接手をくださずに全裸で彼の感じる姿を嗜虐的な表情で眺める。
ドMどころかMにも物足りなく感じるレベルのあっさりしたエッチだった。

流れは状況説明と並行して感度強化の暗示を入れしばらくしたら絶頂開始の合図が出る。
それから4分ほどかけて絶頂を何度か繰り返す。
催眠はともかくエッチで自分自身に気持ちよくなる暗示を入れるってのはちと厳しいわな。
せめてセルフだったら自家発電スタイルになって変態プレイが楽しめたかもしれない。
この作者にしては珍しくドライオーガズムもかなり弱かった。

催眠は上々、エッチは消化不良な作品だ。
本編に入るまでの準備がえらく充実していて本編も入りやすさを重視してる。
これだけやってくれたら被暗示性の低い人でも少しくらいは心や体に何らかの変化があるはずだ。
一番最初に催眠の説明をしてるのも初心者を見据えてのことなのだろう。

エッチは試みは大いに買うんだが結果に結びついてないかなって思う。
催眠ボイスドラマみたいにエッチでだけアルラウネにちょろっと話させてもよかったんじゃなかろうか。
あるいはアルラウネの視線を利用した視姦プレイもよかろう。
研究員の声は確かに女性だがプレイに女っ気が乏しく暗示を入れても興奮に直結しにくい。

ってなわけでいいところと悪いところの差が目立つ内容だった。
F・A・Sと違うことをやろうって意気込みは感じるんでそれが身を結ぶ時を楽しみに待つとしよう。

出演:五行なずな
時間:102分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★★★★
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★☆


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2017年02月24日

マゾ犬ペット化催眠2

マゾ犬ペット化催眠2

2011年10月に発売されたサークル国屋敷の作品。

言わずと知れた国屋敷の代表作であるな。
私も随分昔に聞いてたんだがレビューは書いてなかったらしい。
今のサークルの凋落ッぷりを見て以前はどうだったのか気になったのもある。
ってなわけで今さらながら紹介する。

この作品は謎のお姉さんに犬化の調教を施される。
彼女が意味ありげなセリフをいってたところを見ると二人は以前に会ってるのだろう。
定型化された技法をあまり使わず暗示のコンビネーションで落とす。
2011年の時点でこれやってるサークルはほとんどいなかったはずだ。

催眠はリラックス&暗示1→深化&犬化と進む。
リラックスは深呼吸しながら彼女が声を聞くと気持ちよくなる、命令に従いたくなる暗示を入れる。
ことね様も普段以上に大らかな声で語りかけていた。
マゾ犬ペット化が嘘に思えるほど甘い雰囲気で脳内が気持ちいい。

深化は犬のように吠えたり犬の芸をさせ、それらに快感を覚える暗示を入れる。
犬の真似をしたくなるってよりはやった後のご褒美を大きくする仕組みだ。
えらく変則的な深化だが彼女の命令に抗いにくく感じるのだから面白い。
目的を見定め順に手を打つ流れるような催眠であった。

エッチは手を使わずに射精→オナニーで射精を順に行う。
サークルは逆でもいいって言ってるが射精すると性欲が失せるしこのままがいいだろう。
どちらも勃起したチンコを見せつけるところから始まって
セルフなしは一旦深呼吸でチンコを萎えさせてからカウントで、セルフありはそのまましごき0カウントで絶頂する。

難易度は明らかにオナニーのほうが低いわな。
指示をもうちっと出してくれればより盛り上がったのだろうが各10分じゃ仕方ない。
彼女の犬になった事実を認識させるプレイってところか。

むかーし聞いたときに感じた印象と同じく良い作品である。
どっちかというと催眠にウェイトを置いて犬化の過程を楽しませてくれる。
命令はワンと吠えるくらいでさほど無茶させないし上機嫌で従い射精できるだろう。
もしサークルにその気があるならエッチを強化した続編を出して欲しいくらいだ。

しっかしこの当時はできたことを今の国屋敷はなぜできないのだろうな。
最近の作品との大きな違いは催眠の基本がなってるかどうかだ。
どんなに変態度の強いプレイをしても根っこはちゃんとしてなきゃいけない。
それをおろそかにしてるから評判が悪くダウンロード数も伸びないってわけだ。
基本に立ち返る大切さに気づけば復活するに違いない。

ってなわけでMなら抜群に楽しめる一品だ。
ハードなエッチも特にしないし調教の入門にも役立ってくれるだろう。

出演:紅月ことね
時間:62分
属性:ややM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


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saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)★4~. 

2017年02月20日

心の奥に咲く薔薇を語るとき

心の奥に咲く薔薇を語るとき

2016年02月に発売されたサークルユリイカの作品。

2015年の10月から活動しているサークルの2作目だ。
双子の姉妹が同時に話しかける双子型の催眠をしている。
これが発売した翌日に別の作品も出しているのだが
誘導スタイルがこっちは古典、あっちは現代と書いてあった。
古典の方がサークルの実力を把握しやすいんでとりあえずこっちから聞いてみた。

この作品は双子が主人公の心を励ます催眠をかける。
全部で6人の女の子に中出ししまくって優越感に浸ってもらおうって寸法だ。
まあ中出しは妊娠の可能性さえなければ男の夢だからな。
それと同時に応援するセリフもちょこちょこ言ってくる。

催眠は姉が額に手を当てて3カウントするところから始まる。
彼女によると瞬間催眠をかけてくれるらしい。
直後にトランスが深まるとか体が重くなる暗示を入れていた。
しかしラポール形成抜きで瞬間催眠などかけられるのだろうか?
私は催眠らしき感覚がちっともしなかった。

それから後はやることが多いんで大まかな流れだけ説明する。
3カウントアップで半覚醒し、3カウントダウン催眠に戻し、両腕・両足・瞼に重さを感じさせ
両腕・両足に暖かさを感じさせ、心臓の鼓動を緩やかにし、深呼吸し、額に涼しさを感じさせる。

このあたりは自律訓練法ってやつだな。
双子でわざわざやる意味は皆無だしなぜここで持ち出したのかもわからない。
サークルはとりあえず色々やっとけば勝手に催眠に入るだろうとでも思ってるのだろうか。
技術自体がルールに則っていても関連性がなければ大して効果はあるまい。

その後の深化は再び3カウント→3カウントで半覚醒と催眠を往復し
少し黙ってからもう一度3カウント→3カウント
最後に右腕→左腕→右足→左足の順に脱力させる。
ここまで書いたことを開始から僅か9分で行う。
まあなんだ、統一感の欠片もない催眠だわな。

そこから先は手足の浮揚、声が出なくなる、笑いが止まらなくなる
視界が赤くなる、視界がピンクになる暗示を順に入れる。
被暗示性のチェックだと思うのだがどのシーンもやり方がいい加減極まりない。
催眠にある程度入っていれば聞き手は何でも言うことを聞くと勘違いしている。

催眠って奴は導入深化よりもその後の方がずっと大事だ。
催眠誘導なんざ所詮準備に過ぎない。
だから誘導後はそれ以前よりも言葉使いや暗示の入れ方に注意するのが望ましい。
それを理解してないからこういうことをするのだろう。

表面だけ真似るんじゃなく内実を理解し活用してこその技術じゃなかろうか。
おかげさまで催眠なんざさっぱり入れなかった。
突っ込みどころが満載でそれどころじゃなかったのもある。

エッチは双子以外の女の子を4人召喚し一人ずつ相手をする。
最初の子はフェラ、後の3人はセックスだ。
それぞれのプレイ開始前に主人公と彼女たちの会話が入る。
「彼氏はいるか?」「はい」「なら別れて俺の使い捨てオナホになれ」「はい喜んで」
仮想世界とはいえ彼氏持ちの女がこうもあっさり股を開くのはどうも萎える。

プレイの様子も「制服まんこに ずぼずぼ」と双子が言うくらいだし臨場感がまったくない。
暗示と呼べるセリフもないからボイスドラマを聞いているようだった。
4人と致した後は双子も参戦し、一通りずぼずぼした後60カウントダウンで射精する。

かいつまんで言えばごった煮な作品だ。
催眠をかけた目的はなんとなくわかるのだが、これらの技術をなぜ行使したのかがわからない。
大手の催眠音声なんかはすべての行為や言葉に意味があり
催眠をある程度勉強していればそれらを読み解くことができる。

だがこの作品はどう知恵を絞っても答えが出てこない。
瞬間催眠はともかくいきなり自律訓練法が登場する意味がわからないし
揺さぶりや分割弛緩を複合的に行う理由もわからない。

なんつうか非効率なことを結構平気でやってるんだよな。
自律訓練法だけでも催眠誘導はできるのに、敢えてそれ以外の技術を組み込み
しかもそれぞれの時間を最低限度まで減らして薄っぺらい内容にしている。
アプローチの方向性が目まぐるしく変わるから聞いてる側もえらく疲れる。
もっとどっしり構えてやったほうがずっと催眠に入れるんだがな。
設立したばかりだし色々試したい盛りなのかもしれない。

エッチはエッチで催眠からかけ離れたプレイばかりをしている。
主人公と女の子が突然会話を始めるトンデモ展開とか
双子とエッチをする時に10カウントを無意味に乱射するシーンがいい例だ。

せっかく聞き手を催眠状態にしたのになぜ暗示で操作しない?
フィニッシュもカウントを数えるだけで後追い暗示も無く、それ以前に準備もないから射精できやしない。
サークルは大手の作品をもっと聞いて催眠音声のエッチを勉強すべきだ。

ふぅ、えらく長いレビューになってしまったな。
つまり何が言いたいかというと催眠に入れないしエッチも気持ちよくなれない。
えらく不満の残る内容であった。
今年は他にもいい作品がいっぱい出てるんで限りある資金をそちらに回すことを勧める。

出演:秋川ひなた
時間:56分
属性:ややS

催眠:★☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★☆☆☆☆

総合:★☆☆☆☆


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2017年02月16日

あなたをMにしちゃう催眠音声2

あなたをMにしちゃう催眠音声2

2017年02月に発売されたサークル催眠日記の作品。

久しぶりのしさに氏であるな。
彼は作風こそ地味だが堅実で大衆性のある音声をよく作ってる。
突飛な方向の作品が多い昨今では珍しい古風なサークルだ。
このレベルの製作者ならエロ無しでも存分に気持ちよくできるんだよな。
ドM向けじゃないってことだけは承知しつつとりあえず聞いてみた。

この作品は再会した謎のお姉さんと奴隷エッチを楽しむ。
前作はことね様だったんだが別の声優に代わり流れだけは一緒にしてる。
とことん催眠を満喫してからMっぽいエッチをするノーマル志向の展開だ。

催眠は深呼吸→分割弛緩→カウントによる深化→暗示と続く。
深呼吸は自分の好きなペースで3分ほどやり彼女が軽めの暗示を入れる。
時間に余裕があるからか話す速度がえらく緩くこちらもつられてのんびりした気分になる。
とりあえず雰囲気作りからってところか。

分割弛緩は足先→足首→太もも→腹→手の指先→首や顔→頭の順に意識する。
テンプレ型の脱力とはやや違い範囲を広げるのに合わせてそれ以前の部位も再度意識させる。
足から始めるんで当然そこに最も重さを感じるだろう。
頭の脱力をするシーンでは3カウントを数え少し深化する。

深化は10カウントダウンを合計7セット数え小まめに暗示を入れる。
「真っ白」「すとーん」をよく言ってて割かし落ちる感覚が強く味わえた。
それと並行して彼女の声を聞くと幸せを感じる暗示もちょこちょこ入れてくる。
本題の奴隷化に向けてようやく動き出すわけだ。
ここまで来るのに45分もかけてるのがしさに氏らしい。

エッチは奴隷の宣誓をし、服を脱いでチンコをしごき、色々復唱しつつ合図が出るまで我慢する。
オナニーは開始、停止、射精の合図を出すくらいで後は大まかなペースを指示するだけだ。
そして空いた時間をさらなる奴隷化に費やしている。

命令を出すたびに「はいご主人様」と答える指示、オナニーを始めると「私はチンポ奴隷です」と言い続ける指示
もう少し経つと「おちんちん気持ちいい」と言う指示、終盤は「命令は絶対です」と言う指示ってな具合に
何かを宣言するシーンがえらく多い。
彼女は命令を出さないといけないからこうして自己暗示を入れさせてるのだろうな。
調教っぽいのにちゃんと催眠になってるのはさすがである。
ひとしきり扱いた後10カウントダウンに合わせて射精する。

かなーりソフトな調教作品ってところだ。
ドM向けの要素はほとんどなく命令に従うことの楽しさをじっくり教える。
元々ドMな諸君ではビクともしないだろうがあんましMじゃない方々になら効くのかもしれない。
まあエロがソフトでも催眠がこれ以上ないくらい充実してるんで文句を言う気は特にない。

ってなわけでなかなかに満足できる作品であった。
今後も人々の手本になる美しい作品を作り続けてほしいもんだ。

出演:口谷亜夜
時間:80分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★★★★
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


体験版なし

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2017年02月12日

後輩少女のお耳ふーふー催眠

後輩少女のお耳ふーふー催眠

2016年2月に発売されたサークルWhite*Mousseの作品。

昨年から参入したサークルであるな。
エッチはともかく催眠音声なのに耳かきをするとは珍しい。
ファイル構成から十中八九地雷だろうと踏んでたのだが
このところ新規開拓を疎かにしているのもよくないと思い突入してみた。

この作品は後輩に退行催眠をかけられる。
恋人同士でもない主人公と擬似的に親子プレイを楽しもうって寸法だ。
バブみなんて言葉があるように赤ちゃんプレイは催眠音声でもしばしば見られる。
男は大人になるほど女に甘えにくくなるからな。

催眠は鈴の音を鳴らすと催眠に入ると後輩が突然言い出しチリンと鳴らす。
そして子供の頃の自分をイメージし彼女が若くなると暗示を入れる。
直後に赤ちゃんになったと決めつけ彼女の指を舐め、さらに左右の耳も舐められる。
最後に1分ほど深呼吸して終了だ。

まあなんだ、聞いてて頭が痛くなる思いであった。
近頃ようやくなくなった支離滅裂な催眠を再び味わうことになるとは。
ぶっちゃけ催眠の体を成していない。
その理由を少し説明しよう。

まず〆に深呼吸をしているのが意味不明だ。
催眠はどの作品もまずは聞き手をリラックスさせるところから始める。
怒っている時に他人の言われたことを覚えてる人は少ないだろう。
人間は落ち着いてるときの方が相手の言葉をずっと受け入れやすい。
その具体的な手段として普通は一番最初もしくは序盤に深呼吸をする。

だがこいつは先に暗示を入れ、後に深呼吸をしている。
順序が正反対だから非効率極まりなく催眠に入れるわけがない。
しかも呼吸のペースが恐ろしく速くて普通の呼吸と変わりない。
呼気と吸気の時間を同一にしてるのもいただけない。
サークルはそんなことも知らずにやってるのだろうな。

肝心の退行も同じセリフを繰り返すばかりでちっとも有効じゃない。
若くなると言われてすぐさまそうなったら催眠など必要ない。
様々な技術を組み合わせて聞き手にそう思い込ませる努力をするべきだ。

断言しよう。
この作品を聞いてトランスに入れる人は1人もいない。
1000人に1人くらいはいるかもしれんが、それは当人の被暗示性が高かったからだ。
自己催眠の結果であって音声の効果ではない。
後輩は主人公に催眠をかけてないのだから当たり前だ。

催眠音声じゃないのだからこれ以上のレビューは必要あるまい。
ここから先はさらっと流す感じで説明する。

催眠パートの後は耳かき→フェラ→授乳手コキ&フェラ→オナサポと続く。
耳かきは効果音を鳴らすだけ、エッチはちゅぱ音を鳴らすだけの催眠とは無関係のものだった。
暗示と呼べるセリフが一度も登場しなかったのを見るに、サークルはやはり催眠を知らないのだろう。
催眠に入っていようがいまいが得られる快感は同じってことだ。

ってなわけで核地雷作品である。
催眠音声を真面目に作っている方々を少しは見習って欲しいものだ。

出演:沢野ぽぷら
時間:53分
属性:ノーマル

催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆

総合:☆☆☆☆☆


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2017年02月08日

ふたりがけ催眠カミングオーガズム編

ふたりがけ催眠カミングオーガズム編

2017年02月に発売されたサークルフルトラの作品。

冬コミ作品もいよいよ後半戦に突入だ。
1月はF・A・S、すくりぷ、エロトランスなどM寄りのサークルが多かったが
2月はキャンドルマンを除けばノーマル系の作品が多い。
しかもこいつは実に3年8ヶ月ぶりの新作ときてる。
性癖は合わないかもしれんがこのサークルなら楽しめるだろうってことで聞いてみた。

この作品は双子の少女に催眠をかけられドライオーガズムを目指す。
作品名がカミングオーガズムとなってるのは従来のドライとはその方法がちと違うからだ。
暗示や声で押し込むってよりは視聴者の無意識に任せる。
まあよくわからんだろうが相当に癒されるのだけは確かだ。

催眠は深呼吸&深化→暗示と続く。
深呼吸は片方が音頭を取ってもう片方が暗示を入れるのを4分くらい続ける。
相手が二人なんでセリフの戸切れがほぼなく声に包まれてる気分がしてくる。
経験者ならこれだけでも中程度くらいまで入れるかもしれないな。

暗示はふたつの優しい光に近づき抱きしめるイメージをする。
それは双子を象った存在で同時に心地よくなる暗示を丁寧に入れていた。
声が重要になるエッチってことで随分と力を入れている。
最後に両腕と両足を軽く脱力して終了だ。

エッチは二人が手分けして両足に息を吹きかけ、首筋を舐め、腹を舐める。
舐める系のプレイが多いが音を鳴らす時間はあまりなく引き続き暗示主体だ。
感度を敏感にするものがえらく多くて股間が無性に熱くなる。
焦らすこともなく本当にのんびりやっていた。

そこから後は最初のドライ、連続ドライ、淫紋を刻まれてのドライ、亀頭舐めドライと絶頂が続く。
ここも快感が高まる暗示を左右から沢山入れてこちらが勝手にドライするのを待っていた。
カウントを数えるのは淫紋パートだけなんでちとタイミングがとりずらいかもしれない。
そういう時は好きなタイミングで達すればよかろう。

通常のドライを100メートル走に例えるならこれはウォーキングと呼べる作品だ。
ドライできる土台の構築をとにかく頑張って強制を極力避けている。
エッチで指示や命令を出すことが少なくM性は低いが自分のペースでドライを目指せるのは良い。
精液がとぷとぷーと漏れ出る時に近い穏やかなドライを迎えることができた。

しっかし随分ご無沙汰なのにフルトラはちっとも腕が衰えてないな。
双子システムの扱いは以前よりむしろ磨きがかかってる。
これくらいの作品を作るとなると年月が相当にかかるだろうし無理なく続けていって欲しいもんだ。
ドライオーガズムの新しい可能性を開拓せんとする意気込みが感じられた。

ってなわけでドM向けじゃないことを了承できるなら大いに満足できるだろう。
ドライをまだ味わったことのない諸君は是非試してみてくれ。

出演:みもりあいの
時間:69分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


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2017年02月04日

寝取られ催眠 彼女とっておきの告白は衝撃の内容?

寝取られ催眠 彼女とっておきの告白は衝撃の内容?

2016年04月に発売されたサークル風花雪月の作品。

今年2月から催眠音声を作ってるサークルであるな。
自律訓練法に基づいた催眠誘導をするらしい。
今年に入って自律訓練法を使った有料催眠音声が俄かに増えている。
用意された手順のとおりにやりゃいい楽さが理由かもしれない。
でも裏を返すとこれで碌に誘導できなかったらダメな製作者と証明することになる。
そのあたりに注目しながらとりあえず聞いてみた。

この作品は恋人の女の子と家でイチャイチャする。
でも主人公が家に行く時点で彼女は先輩に寝取られていて
フェラやセックスをする動画を見せながら嫌味を言ってくるって設定だ。
まあなんだ、浮気相手ができたのなら普通に振ればいいのにな。
主人公をわざわざ呼び出し貶めるところに彼女と先輩の性質の悪さが出てる。

催眠は1と2があり間にエッチの前半が入る。
ストーリーに沿って説明したほうがわかりやすかろう。
催眠1は深呼吸→自律訓練法の第二公式まで→追加の暗示と進む。

深呼吸は1セット3秒程度でせっせこ合図を出していた。
深呼吸をする意味を考えたら普通はこんなにいそいそやらない。
サークルは自分が実際にやってみてこれで落ち着けると思ったんだろうか?
最初の時点でダメ製作者っぷりがモロに出ている。

自律訓練法は気持ちが落ち着く、右手と左手が重くなる、右手と左手が温かくなると暗示を入れる。
ここも暗示の意味を碌に考えない棒読みでばかりあった。
自己催眠ならそれでもいいが他者がかけるのならきっちり演技してほしい。
意味も無く話すのをやめるシーンが2箇所あるのも編集してないからだろう。
お世辞にもいい催眠とは呼べない。

暗示はチンコが熱くなる、女の子のおっぱいが柔らかい、マンコが広がってると言ってくる。
これの次にあるエッチと特に関連性の無い暗示を入れてくるのがよくわからない。
深化にもなってないしサークルがこの催眠で聞き手をどうしたいのかが不明瞭である。
トランスとはほど遠い精神状態でエッチを聞くことになった。

エッチの前半は先輩とのプレイ動画や彼女のオナニーを観賞する。
恋人なのに他の男のエッチを見るのだから辛いシチュだわな。
彼女も動画内では嬉しそうにしてるのにリアルではとことんつれない。
裸を見せつけてるのに触っちゃダメとか拷問もいいところだ。

しかもこれらをするにあたって催眠らしきことをこれっぽっちもしないのだから困る。
エッチに催眠を絡めてこないなら催眠にわざわざ時間を割く必要などあるまい。
催眠とエッチの分離が起きてる時点で催眠音声じゃあない。
大手の催眠音声を聞いた上で製作すればこんな作りには絶対にならない。

極めつけにひどいのが催眠の後半だ。
深呼吸→自律訓練法の第二公式まで→追加の暗示をしてくる。
最後の暗示まではほとんど同じ内容なんで説明は省略する。

サークルはトランスの維持を目的にこれをやらせてるんだろうが
こんな中途半端で出来損ないの催眠じゃ誰もトランスになど入れんよ。
そうさせるために最低限やるべきことすらできてないのだから当たり前だ。
自律訓練法の最初のほうだけだらだらやってて入れたら誰も困らん。
有料で出すなら催眠の勉強をもっとしてからにしてほしいもんだ。

最後の暗示はチンコが温かくなる、マンコがピクピクしている
チンコがマンコに当たって温かい、チンコが気持ちよくなるけど射精できないと順に言う。
同じ文章をひたすら棒読みされるのだから聞くのが辛くなってきた。
自律訓練法に基づいてると言ってもそれ以外の暗示まで合わせる理由はない。
考えるのがめんどくさくて手抜きしてるとしか思えない。

エッチの後半は先輩とのフェラとセックス動画を見てイメージする。
彼女から主人公に接近することはあっても決して肌は触れないし触れさせない。
それらの実況を一通り聞いてようやくオナニーが始まる。
10カウントダウンを数回数え途中で停止して焦らし最後に0で射精する。

今年出た作品の中でぶっちぎりの問題作である。
催眠を碌に知らない人間が本に書いてあることを都合のいいように真似ただけだ。
こいつの催眠が自律訓練法に基づいてるのは間違いない。
だが自律訓練法の一部をてきとーに抜粋し使っただけでは催眠にはならない。
そんな当たり前のことすら知らないのだからほとほと呆れる。
おまけにエッチは催眠から完全に離れてる。

これら以前にダメなのがラポール構築がまったくなってないことだ。
彼女は主人公に愛想を尽かしてるから最初から最後まで本当に冷たい。
こんな態度を取る人間の言うことなど誰が聞くのだ?
催眠の技術をどれだけ使ってようが前提が間違ってるのだからこれは催眠音声じゃない。
催眠とは何か、何のために催眠をかけるのか、そのためにどうすればいいのか。
サークルはこれらを1から勉強しなおすべきだ。

ってなわけで超絶核地雷作品であった。
ここまでひどい作品にはそうそう巡り合うことなどできまい。
諸君は私と同じ思いをしないようくれぐれも注意してくれ。

出演:咲守翼
時間:115分
属性:ドM

催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★☆☆☆☆

総合:☆☆☆☆☆


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