2016年11月
2016年11月28日
【女体化】臨界ダクダクあま百合えっちローションなぶり!!【催眠】
2013年01月に発売されたサークルエコーズの作品。
エコーズは2012年、13年と作品をコンスタントに出していたのが
それ以降男性向けはとんとご無沙汰になっている。
女性向けのほうでいくつか出しているからそちらに転向したのだろう。
女体化百合作品が得意のサークルなんでそっちのほうがやりやすいわな。
この作品は日頃の性生活に活を入れるべく彼女がローションプレイをしてくれる。
敢えて女体化させてからエッチをするのはサークルなりのこだわりなのだろう。
エッチの一部だけかと思ったら作品全体がとにかくローションまみれになっている。
催眠は頭の中でローションの入った瓶をイメージし
それを彼女が手に取り両手に垂らす様子をじっと見守る。
ローションにはこちらの姿が映っていて、液を移動させるたびに歪むのを利用し
意識や体がとろける暗示を何度も入れていた。
下準備も無くいきなりイメージから入るのはあまりよろしくないのだが
初っ端からローション催眠を仕掛けてくる心意気は大いに買いたい。
しばらくすると今度は液に映っている容姿に目を向け
頬→目→唇→鼻→胸→腰→足→髪の毛ってな具合に一つずつ女体化していく。
碌な深化もさせず女体化に突入しているのは自分の腕を過信しているのだろうか。
物語の至るところでこんな風に強引な進め方をしているのがどうも鼻につく。
女体化サークルらしからぬいい加減な催眠であった。
エッチは体のあらゆる部分を30分近く入念にローションまみれにし
それから手マンで3回、セックスで1回ドライ絶頂する。
セックスはディルドとかじゃなく彼女が生やした生のチンコを挿入していた。
催眠ならなんでも有りと思ってるのかトンデモ展開まで登場してしまう。
ローションプレイは肩、腹、太もも、胸を一通り揉んでから
彼女と胸をくっつけて擦り合ったりキスをする。
陵辱っぽいプレイは最後のセックスくらいで他は結構和やかだ。
そしてローションを塗られたところの力が抜け、とろける快感がすると暗示を入れる。
しかし大抵のプレイはオノマトペを言うばかりで暗示は極めて少ない。
催眠がイメージ主体だったからそれに倣ってこういう風にしたのだろう。
なんつうかあまり見かけないタイプの表現なんで私は受け付けなかった。
どこをどう塗ってどう気持ちいいのかを素直に言ったほうがイメージしやすいと思うんだがな。
絶頂はよくある10カウントを刻むやつだ。
そして0と同時に「ぐっちゃぐっちゃ きゅーっ」ってなセリフを毎回言ってくる。
前がマンコをかき回す音、後がクリトリスを指でつまむ音だそうだ。
それはわかったからそうされるとどう気持ちいいのかきっちり伝えてくれ。
中途半端な状況描写に終始している様子に何度もイライラした。
セックスも「がんがん」を連呼しながらカウントするだけなんで説明は省略する。
久々に聞いてて苦痛を感じた作品だ。
最初から最後まで彼女が自分のペースでずんずん進んでいくばかりで
こちらのことをちっとも省みないしケアもしてくれない。
今の状況をいちいち考えなければならないからちっともトランスに入れなかった。
催眠音声ってやつはもっと頭を空っぽにして聞くものだと思うんだがな。
エッチも体をローションで塗るだけだから大してエロくもないし
暗示も散発的で身を入れて聞くのに努力を要する。
エコーズはもうちっと腕のあるサークルだと思ってたのだが間違いだったようだ。
オノマトペなんぞで誤魔化そうとせずもっと暗示を勉強したほうがいい。
ローションプレイをだらだら進めてから絶頂させようとしても無意味だ。
ってなわけでボロクソに叩かせていただいた。
いくらなんでもこれはないだろってくらいにひどい。
女体化作品は他に山ほどあるんで限りある資金を有効に使うことをお勧めする。
出演:紗藤ましろ
時間:63分
属性:ノーマル~ややM
催眠:★☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆
総合:★☆☆☆☆
体験版はこちらから
2016年11月24日
【安眠】癒し秘め巫女の枕奥儀開帳!【音催眠】
2012年10月に発売されたサークルpure voiceの作品。
このサークルが独自に展開してる催眠総合芸術なるもののうちの一つだ。
どういう意図を持ってこんな名前をつけたのかはよくわからんが
催眠の技術を考慮しない劣悪誘導をするものばかりである。
こいつを紹介するのも以前半額だったからとりあえず聞いてみるかと思っただけだ。
この作品は天津平流神道なるものを継ぐ巫女にエッチの相手をしてもらう。
何でも男性を癒し寝かしつけることに特化した技術らしい。
偶然寝られなかった主人公には奥儀と呼ばれるオナニーまでする。
催眠は深呼吸→湖のイメージ→上半身の愛撫と続く。
湖のイメージは水の揺れる音が背後で流れ巫女の声も左右に分離する。
てっきり双子でもするのかと思いきやセリフも言うタイミングも完全に一致していた。
このサークルなりに真似たのかもしれないな。
上半身の愛撫は頭部と腕をパーツごとに撫で回す。
その時に布の擦れる音も鳴り割と凝ってる。
耳に息を吹きかけ耳かきっぽい音も鳴っていた。
最後に再び水の音が鳴り始め眠りにつく。
まあなんだ、どこが催眠?ってレベルのひどい代物である。
催眠音声の導入にあたることをちょろっとやって催眠らしきことは何もしない。
深呼吸してから水の音や体を撫でる音を聞かせるだけで何が催眠なのだ?
催眠って奴は技術があって初めて成り立つのだ。
暗示がこれっぽっちもなくてトランスに入りたくても入れやしない。
パチモンを作る暇があったらサークルは少しでも勉強してくれ。
エッチは手コキから入り授乳やフェラに移行する。
手コキは主人公の手が巫女のものになったことをイメージするんでつまりオナニーだ。
ソフトな愛撫→皮オナニー→亀頭責め→全体をにぎにぎするプレイの順に行う。
プレイ時間が40分近くあるから時間分くらいは気持ちよくなれるだろう。
だが他の催眠音声で味わう感覚や体験は一切期待しないでくれ。
この音声じゃトランスに入れないしエッチでも格別気持ちよくなれない。
彼女の言う通りにオナニーし射精するだけだ。
授乳は専用の効果音、フェラはちゅぱ音でプレイを表現している。
最後のほうに差しかかるとフリースタイルでしごく許可が出て10カウントダウンで射精する。
「催眠総合芸術第5弾にして決定版!」ねぇ…。
この程度の実力しかないのなら確かに決定版なのかもな。
普通の催眠音声と同じ気持ちで聞いたらきっとがっかりする。
コスパも悪いしオススメしたいと思える材料がまったく見当たらない。
出演:涼貴涼
時間:78分
属性:ノーマル
催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★☆☆☆☆
総合:☆☆☆☆☆
体験版はこちらから
2016年11月20日
乳首快楽催眠
2016年10月に発売されたサークルナシミカンの作品。
またしても新規のサークルであるな。
自身のブログで催眠オナニーについて色々書いてるらしい。
新参者がユーザーの信頼を得るには催眠の知識や技術を誇示するのが一番だ。
チクニー特化らしいんでお布施も兼ねて聞いてみた。
あと私は発売後にあった修正が入る前に聞いてることを了承しておいてほしい。
この作品は催眠をかけるホテルでサービスを受ける。
主人公がチクニー狂いってわけじゃなく新しいエッチに挑戦してみようって寸法だ。
催眠よりもエッチのほうに長い時間を割いている。
私の経験上、一作目はエッチよりも催眠にウェイトを置いた作品のほうが満足しやすい。
催眠は深呼吸&脱力→目の開閉&リラックス→深化と進む。
深呼吸は店員の合図に従い7分近くやる。
吐いたときにだけ脱力暗示をちょこちょこ入れていた。
最初っから暗示を入れまくっても疲れるだけだしこれくらいが丁度良い。
呼吸のペースも速すぎず遅すぎずでやりやすかった。
目の開閉は5カウントダウンに合わせて目を閉じ暗示を聞いた後で開く
これを約7分かけて3度行う。
暗示は意識がぼんやりする、体が軽くなるを交互に入れていた。
深呼吸の時よりも踏み込んだ内容に移ったわけだ。
このあたりから眠気がそれなりに湧いてくる。
深化は「おやすみ」を聞くほど意識が薄れる暗示を最初に入れ
セリフの間に挟みつつ眠くなる暗示を繰り返し入れる。
深化で露骨に眠らせてくる催眠音声も随分珍しいな。
これがエッチで特に機能してないのを見ると作者が睡眠と催眠を混同してるのかもしれない。
深化はよくないがそれ以前のシーンは割りとよくできてる。
エッチは彼女のオナニーをちょっぴり観賞してからチクニーに移る。
なんでオナニーを始めたかは不明だが露出狂なのかもしれない。
暗示っぽいことを若干言う以外は概ね状況説明と喘ぎ声であった。
チクニーは下着を着たまま前半が中に手を入れて後半は下着の上から乳首をいじる。
チクニーをやってる人じゃないとわからんだろうが布越しの方が気持ちよく感じる場合もある。
たぶん作者がチクニーをある程度経験していていじり方で布の有無を選んだのだろう。
40分くらいいじり続けるんでチクニー好きなら満足できると思われる。
暗示は感度強化が多くどれも控えめな表現になっている。
催眠音声だとエッチでオーバーな暗示を入れることが結構あるからそう感じるのかもしれない。
だがよく聞いてみると「乳首をいじると気持ちよくなる」「いじればいじるほど快感が大きくなる」ってな具合に
催眠に入っていようがいまいが発生する快感の説明に終始してる。
「チンコをいじったら気持ちよくなる」なんて暗示を入れる作品はないだろう?
乳首だからわかりにくいがそんな滑稽なことを彼女は平然と言ってくる。
もっともっと気持ちよくなるように暗示を入れて欲しかった。
新規がエッチで失敗するのはよくあることだ。
しこたまいじった後に10カウントダウンでドライ絶頂する。
催眠エッチ共に経験不足が浮き彫りになった作品だ。
催眠は肝心の深化で暗示の選択を間違えてるしエッチはエッチで店員がサポート役を果たしてない。
多少の眠気を感じた状態で普段通りの快感を味わうだけだった。
流れはよくできてるんで作者が催眠を勉強してないとは思わない。
今後の努力次第では二流あたりの実力までいけるかもしれないな。
ってなわけで値段に見合う満足感は得られなかった。
乳首は無料で出してるちちのひシリーズがあるしもうちっと頑張らないと有料は厳しいだろう。
出演:御崎ひより
時間:85分
属性:ノーマル
催眠:★★☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★☆☆☆
体験版はこちらから
2016年11月16日
ヒーリング☆添い寝催眠-夢精誘いボイス-
2011年06月に発売されたサークルカジハラエムの作品。
サークル内で今のところ5番目に売れてる作品だ。
催眠で眠らせた後に感覚支配の暗示を入れて夢精させる。
女体化や乳首好きなカジハラ氏では珍しい正統派の癒し路線だ。
こういうのもたまにはよかろうと思い遅ればせながら聞いてみた。
この作品は謎の女性に眠くなる催眠をかけられ夢精する。
普通の催眠音声とは違い催眠とエッチの間に約20分間のインターバルがある。
この間に眠ってくださいねってことだ。
効率よく眠らせるために催眠も深呼吸や脱力を主軸にしている。
催眠は深呼吸→カウントによる脱力&深化と進む。
深呼吸は彼女の声に合わせて9分くらい行う。
最初は呼吸するだけにして少し経つと吐いたときにのみリラックスする暗示を入れていた。
通常の催眠音声の倍近い長さだな。
これだけやってれば人間なら誰しも多少は眠くなるってもんだ。
そういや音声が始まるのと同時に波の音のBGMが流れる。
ループの割に切れ目や不自然さがなく音もクリアで実に良い。
これを聞きながら深呼吸するのだから余計癒されるに違いない。
脱力&深化は10カウントダウンで軽く深化し
直後にも10カウントダウンを数えて全身を脱力する。
どちらも1カウントごとに短い暗示を入れていた。
ことね様の優しい演技もあって眠くなること請け合いだ。
エッチは海に体を浮かべ海水の暖かさと波の揺れを感じる。
寝てる聞き手とエッチするのは不自然だろうってことでイメージを使っていた。
暖かさは強くすればエッチの時に感じる熱に変わるし、揺れも突き詰めれば快感へと変わる。
催眠で使った素材をできるだけ活用する凝ったプレイだ。
私は途中で寝てしまい気づいたら音声が終わってたんで効果はよくわからない。
催眠パートでもうちっと手加減してくれれば浅い眠りになってたのかもな。
まあ申し訳ないが夢精はできなかった。
狙ってできるもんじゃないしこればかりは仕方あるまい。
感度強化を一通り終えた後にカウントではなく追加の暗示で絶頂する。
エッチが人を選ぶ点を除けばなかなかに良い作品である。
催眠パートのまったりした雰囲気やリラックスだけを追い求めた技法の数々が眠りを誘う。
金曜日の夜なんかに聞いたら効果覿面であるな。
波の音もカジハラ氏がよく使っている素材で扱いが上手い。
エッチはおまけとまでは言わないにせよ催眠に比べると存在感が薄いわな。
悪くはないんだがもう一工夫欲しいってところだ。
夢精を目指すのなら3日以上はオナ禁しないと難しかろう。
ってなわけで私は結構満足できた。
ドM要素は皆無なんで変態じゃない人のほうが楽しめるだろう。
出演:紅月ことね
時間:51分
属性:ノーマル
催眠:★★★★☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★★☆
体験版はこちらから
2016年11月12日
青姦催眠
2016年08月に発売されたサークル俺だけが得する音声工房の作品。
こいつも夏コミ合わせの作品だな。
野外でのセックスを2つのシーンに渡って行う。
ダウンロード数は他の夏コミ作品に比べると伸び悩んでるが品質はなかなかによい。
遅ればせながら紹介させていただく。
この作品は謎の女性と公園や人ごみの中でセックスする。
冒頭の挨拶で過去に会ったことがあるような会話をしてたから知り合いなんだろう。
時間の内訳は催眠が約30分、エッチは約50分だ。
このサークルはエッチに力を入れてる作品が多いわな。
催眠は深呼吸&カウント→分割弛緩&カウント→セックスのイメージの順に進む。
深呼吸は目を開けたまま彼女の声に合わせて呼吸し心を落ち着ける。
とりあえずリラックスさせたかったのか暗示は控えてのんびりやっていた。
カウントは瞼の重さを感じる暗示を入れつつ5カウントダウンを数える。
前後の暗示がしっかりしていて目を閉じたくなること請け合いだ。
そのまま1分程度沈黙して心地よい感覚に浸らせる。
分割弛緩は右腕→左腕→右足→左足→腹や胸の順に10カウントを毎回数える。
さらに1カウントごとに重感暗示を入れる手の込んだ作りだ。
深化にあたるシーンなんでこれだけ入念にやってるんだろうな。
重さはちゃんと感じるしほんのりとした温かさも味わえる。
サークルの実力を考えれば上々の内容である。
セックスのイメージは好きな体位で彼女とイチャイチャする様子を妄想する。
事前に「セックス」をキーワードに設定し、それを聞くほど興奮する暗示を入れていた。
催眠で特定の単語をトリガーに感覚を操作するのはよく見かけるが
淫語そのものをキーワードに定めて興奮させるってのはどうもいただけない。
おっぱいやマンコといった単語は催眠に入っていようがいまいが言い方次第で誰でも興奮する。
催眠特有の感覚を体験させるべきシーンでこれらを連呼しても催眠の効果かわかりにくいってことだ。
「合体」とか多少ぼかした表現を使うべきではなかろうか。
途中までは割とよかったのに最後がどうにも引っ掛かる催眠であった。
エッチは騎乗位でセックスを開始し公園や町に場所を移して続ける。
移動するんじゃなくて場所が一気に切り替わるのを見ると
VRみたいな仮想空間でのエッチを想定してるのかもしれない。
人ごみの中にあっても他人が乱入して輪姦になることはない。
セックスは気持ちよさを感じる暗示を入れながら彼女が喘いだりキスをする。
分量は控えめだが声が艶っぽくて年上好きほど勃起するだろうな。
それが場所を変えると他者からの視線を意識するほど興奮する暗示に切り替わる。
場所に応じた環境音が鳴るのもよい工夫と言える。
人ごみのシーンではカメラのシャッター音も鳴るしセリフ以外の部分も頑張っていた。
青姦は野外でするのだから場合によっては誰かに見つかるリスクが当然発生する。
それを嫌がらせないように言葉を選んで語りかけてくる。
「見られるかもしれない、でもそれが気持ちいい」ってな具合だ。
まあプレイの方は彼女とセックス&中出しするだけなんでスマートである。
どちらも終盤に10カウントダウンを数えて絶頂する。
思ってたよりもずっといい作品であった。
催眠は無理に個性を出さずに手堅くこなしエッチでとことん盛り上げる。
暗示責めじゃなくてイメージを掻き立てたり効果音を鳴らして雰囲気を出している。
催眠の感覚はちと味わいにくいがエッチで気持ちよくなれるのだから問題あるまい。
もし持ってるならエッチ開始と同時にオナホでチンコをしごくとさらにハマれるだろう。
ってなわけで私は大いに満足できた。
これから冬コミまで大作が出るとは思えんし、興味があったら試しに聞いてみてくれ。
出演:岩清水椿
時間:85分
属性:ややM
催眠:★★★☆☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
体験版はこちらから
2016年11月08日
クラゲ娘のいいなり~水の世界・痺れる甘い毒~
2016年11月に発売されたサークルみじんこの作品。
本当に久しぶりの新作であるな。
ナースのいいなりが2015年の11月だから丁度1年になる。
ふぁん氏は現在音声作品の依頼をほぼ受けてないそうだが、自サークルだけは定期的に出している。
音声サークルの中にあくどい連中がいるのは事実なんで敬遠するのも仕方あるまい。
49氏とのタッグならド安定だろうってことで早速聞いてみた。
この作品は海月娘なる女性に海中に連れてかれエッチする。
海月は海中に住む生き物だから普段と違う場所で気持ちよくなろうって寸法だ。
それを象徴するかのように水の音がえらく沢山出てくる。
約1時間ずっと水音を聞いてたら誰でも癒しを感じること請け合いだ。
催眠は脱力1+深呼吸→脱力2+深化と続く。
脱力1は海や彼女がそこで泳ぐ様子を話しつつ脱力系の暗示を入れる。
導入扱いなんで催眠らしさをあまり出したくなかったのだろう、普通の会話にとても近い。
5分くらい経つと場所が浜辺に移り波の音に合わせて呼吸する。
49氏にしては大人しいが効果は抜群なんでよしとしよう。
深化はそのまま波に漂い海へ潜る。
波に漂う時は両肩→指先→腰→お尻や太もも→足先→背中→頭の順に脱力
海へ潜る時は100カウントダウンをじっくり数え合間に深化する暗示を入れる。
癒し系ってことで慌しさがなく落ち着いて聞けるのがありがたい。
期待通りの上々な催眠ってところだ。
エッチは一旦海面から10メートルの地点にまで上がり全身愛撫と手コキをする。
上がるときにはカウントアップと並行し感度が高まる暗示を丁寧に入れていた。
わざわざ沈んだのにまた引き上げるのは違和感を覚えるが技術は理に叶ってる。
全身愛撫と手コキはどちらもビリビリする音をたびたび鳴らし気持ちよくする。
催眠音声ではあんまし聞かないタイプの音だわな。
海月が肌を刺したような電気系の音なんで聞くたびにゾクッとする。
全身愛撫で感度が100倍に達したところで一度絶頂、手コキは10カウントダウン→5カウントダウンで二度絶頂する。
多少季節はずれな気もするが高度な作品である。
海月娘のキャラや舞台の海と催眠の技術を完璧なまでに融合させている。
海に沈むイメージを深化に使う作品はとても多いのに楽しく聞くことができた。
細かな部分に至るまでの作りが非の打ち所がないほど優れてる。
エッチはこの音だと苦手に感じる人がいるかもしれないな。
もうちっとソフトなものにしたほうが万人向けになったと思う。
でも催眠慣れしてる人ならドライは比較的容易だろう。
全身にピリピリした痺れが走りえらく気持ちよかった。
ってなわけで大満足な内容であった。
ヒーリングボイスとしても相当な効果を発揮してくれるに違いない。
出演:誠樹ふぁん
時間:60分
属性:ノーマル~ややM
催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★★
体験版はこちらから
2016年11月04日
すんどめ☆超寸止め催眠
2011年04月に発売されたサークルカジハラエムの作品。
現在までに11本出てるシリーズの元祖だ。
手を使わず暗示によって寸止めさせ射精へと追い込む。
2011年頃はまだ作品も少なかったはずだしノータッチで射精させるエッチは珍しかったろうな。
これの3ヵ月後にことね様のバージョンが出て大ヒットした曰くつきの作品でもある。
この作品は街で逆ナンしてきた女性の家でオナニーを披露する。
何でも彼女は男がオナニーで感じる姿や射精するところを見るのが好きらしい。
それをより華々しく飾るために催眠をかけるって寸法だ。
寸止めは最後のほうにちょろっと出てくるくらいで超をつけるほどでもない。
催眠は深呼吸→カウントによる深化と進む。
深呼吸は掛け声に合わせて呼吸し吐いたときだけ暗示が入る。
声優の経験が浅く演技にちと難があるがセリフはなかなかに良い。
カジハラ氏はどの作品も基本ができてるんで実に聞きやすい。
深化は10カウントダウンを数え1カウントごとに短い暗示が入る。
深呼吸でリラックスさせた背景を踏まえて脱力を入念にやっていた。
催眠パートの時間が10分もないし深いトランスに入るのは難しかろう。
でもこの作品でするエッチはそんなに深く誘導する必要があるとも思えない。
まあ時間を延ばし内容を充実させるのが一番なんだがな。
この時間内にかけるってことならまずもって妥当な催眠と私は考えてる。
エッチは全身の熱をチンコに集めカウントを何度も刻む。
お腹→腰→脚→太もも→ひざ→ふくらはぎ→足→足の指の順に全身をさらりとなぞり
その前後に体が熱くなる暗示を入れる。
彼女が体を近づけたり手で触れてくることはない。
聞いてて全然エロくないんでそれがかえって感覚の変化をわかりやすくしてる。
カウントは0になるたびに感度が高まると暗示を入れてから7セット
次に0で射精すると断りを入れてから4セット数える。
これを8分近くかけてやるから寸止めだよってことだ。
つうても普段のオナニーでする寸止めよりも快感はずっと弱い。
多少気持ちよくなるかな程度の人が多いんじゃなかろうか。
ここでも時間の短さからくる準備不足が足を引っ張ってる。
無理に射精を目指さずセルフなりドライなりにしとけば随分良くなっただろう。
可もなく不可もないサークルの実力相応な作品だ。
30分近くしかない中で催眠音声になるように纏め上げてる。
1時間クラスの作品には及ばないがサクッとリフレッシュするのに役立つ。
だが最後に射精できるとは思わないで欲しい。
催眠音声って奴は最低限やるべきことがあって
エッチも含めてそれらを無難にこなすとどうしても40分くらいはかかってしまう。
一部のサークルが出してる短時間の作品はだいたいが安眠目当ての非エロだ。
エロ有りで短くまとまってるのはすくりぷとかの大手しかいない。
だからカジハラ氏の力量を考えればこれは十分な作品だと思う。
ってなわけでまあまあな作品であった。
昔の作品なんで他に聞くものがなくなった時にでも検討してくれ。
出演:一之瀬りと
時間:30分
属性:ややM
催眠:★★★☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
体験版はこちらから