2015年05月

2015年05月30日

クレヨン~Orgasmic Color~

2011年1月に公開された、サークルMan's Dreamの作品。

言わずと知れたさらみ氏の作品であるな。
最近はご無沙汰だが独特な切り口の面白い作品を作っておられる。
中の人もなかなかに変態なようだ。
というか催眠音声を作っている連中は大なり小なり変態属性を持っている。
何かをクリエイトする原動力として必要な要素なのかもしれない。

この作品は小さな女の子にクレヨンで色々な色に染められる。
相手が相手だからエッチな事は基本行わずに
スケッチブックに色を塗る様子からそういった感覚を連想するのだ。
さらみ氏の作品はこういったイメージ系が多い。

催眠は事前に描くものの形を見るのではなく色を感じるように言い含められてから
緑の葉っぱ→黄色い花→青い海→真っ暗な世界を描く。
そしてそれぞれの色のイメージに合わせた暗示で感覚を操作するわけだ。

緑は世間的に心が落ち着く色だから深呼吸をしながらリラックス。
黄色は明るい華やいだ色だから幸福になる暗示。
青はこれも落ち着く系統だが波間に漂うイメージを交えて心地よさを感じる。
そして最後は真っ暗な闇に包まれて安らかに眠る、といった寸法だ。

色に対するイメージは人によって若干の違いもあるだろうが
上の表現にそこまで大きく異を唱える者はいないだろう。
色なら誰でもイメージできるしお手軽で有効な素材だと思う。
あっさり催眠に引きずり込まれていくのが実感できるはずだ。

エッチはここまでの延長で今度はピンクのクレヨンを塗りたくる。
ピンクと言えばここに来る人ならエッチなイメージが優先するだろうな。
実際アダルトサイトのデザインに暖色系が多いのはそういう理由がある。
色のイメージによって頭の中をエッチな気分で満たすわけだ。

手のひら→手の甲→手首→腕→肘→二の腕
→足の裏→足の甲→足首→脛→膝→太もも
→お尻→お腹→腰→胸→背中→肩→首→顔、と順に塗っていった後
残った心だけは敢えて塗らずにもどかしさを味わわせている。
この感覚については何とも言えないが、体が熱くなるのは実感できるだろう。

そして心も塗っていくわけだが、どういうわけか主人公の体が真っ白に輝き
すべてを白に染める形でドライ絶頂を迎えていた。
イった時の放心状態を白に例える作品は多いし
なんとなくイメージできるのではなかろうか。
終始色だけに着目した歪みないストーリーである。

タイトル通り本当に色だけで催眠を完成させているレベルの高い作品である。
催眠に入るまでに必要な部分をすべて色だけで表現し
それを聞いていて違和感がないように自然な形で繋げ合わせていた。
出来上がったものを見るとシンプルな事この上ないのだが
おそらく色々と智嚢を絞って苦労しながら作られたのではないだろうか。
私のような凡人には数年かけてもとても作れそうにない。

催眠が優れている反面エッチはぶっちゃけまったくエロくない。
催眠音声にエロを求めていたりそういう作品を多く聞いてきたような人にとっては
この作品の良さを初回で十分に感得するのは難しいように思われる。
ある程度の想像力が要求されるエッチだ。

有料ではまず聞けない無料ならではの作品だ。
本来の催眠音声はこういった間接的な働きかけで
聴き手をイかせるものだと私は思っている。
まあ無料だしとりあえず楽な気持ちで聞いてみてほしい。

出演:東雲沙紗
時間:53分
属性:ノーマル

催眠:■■■■■
エロ:□□□□□

ダウンロードはこちらから
http://mansdream.blog89.fc2.com/blog-date-201101-2.html



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2015年05月26日

purge

2015年05月に公開されたサークルあでぃくしょんの作品。

ftnr氏が運営しているサイトであるな。
最近はkuroko.氏との共同作品が多くなってはいるが
中の人が勉強熱心なのか精力的な活動をされている。
ちなみにこれのシナリオはDot-Spaceに公開されているものだ。
こっちも久しくご無沙汰だしってことで早速聞いてみた。

この作品は癒しのお店でお姉さんに催眠を使ったマッサージをしてもらう。
全年齢だからエッチな描写が無いものの
ほとんどが催眠誘導および暗示に使われていてかなり楽しめる。
本来の催眠の目的に近い内容であるな。

催眠は目を開けて座り、頭が軽く揺れるイメージをする。
寝て目を瞑ったまま聞くのがデフォルトの催眠音声でこうさせるのは
この後自分の足をマッサージするシーンがあるからだ。
精神統一みたいな準備動作と思ってもらえばいい。

それから右脚→左脚の順に両手を使ってマッサージする。
太もも→膝、膝→足首は10カウント、足首→足先は5カウントを数え
その間に脚を手のひらで軽く押さえながら押し出すように擦る。
お姉さんはカウントの直後にしっかり追い込み暗示を入れていた。

運動をしながら催眠に入るってのはちと非合理的なようにも思えるが
この先にきちんと深化させるシーンもあるし問題あるまい。
血行がよくなり足にぴりぴりとした痺れが生まれる。
右脚をやった直後に左脚との違いがよくわかるはずだ。

その次はようやく横になって目を瞑り心のマッサージに入る。
5カウントを何度も刻んで少しずつ深化しながら
先ほどの痺れが徐々に体の上に上がってくると言っていた。
催眠の結果生まれた感覚を流用しているからやりやすい。
催眠に入っていく過程も鮮明に味わえるだろうな。

〆は10カウントで自分の中にあるストレスを一旦浮かび上がらせ
それから3カウントを繰り返し数えながら取り除いていく。
心が浮かび上がる、穏やかになる、とろける、等々
癒しや安眠を促す暗示が心に安らぎを与えてくれた。
聞いてる最中に寝てしまうこと請け合いである。

ちょっとした運動を取り入れたあまり見かけないタイプの作品である。
マッサージ風景をイメージで代用するのかと思いきや
実際にやらせながら適度に催眠が深まる暗示を入れてくる。
心身両面を同時にリラックスさせているわけだな。
そんな結構難しいことを十分満足できるレベルできっちりやり遂げている。

催眠も作者が体の痺れに感覚を絞っているらしく
それに似た感覚を私も含めて様々な人が味わうだろう。
この感覚をテーマにした作品はモルストのヒプノメディカルしか記憶に無い。
エロよりも催眠好きな人ならまずもって聞いて損は無いと言える。

ってなわけで予想以上に当たりな作品であった。
Mとしては変態的なプレイも捨てがたいものなのだが
たまにはこういう作品を聞いて心を浄化するのもいいんじゃなかろうか。

出演:ftnr
時間:51分
属性:ノーマル

催眠:■■■■□
癒し:■■■■■

ダウンロードはこちらから
http://ftnr-hyp.blog.jp/archives/44068508.html



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2015年05月22日

初恋少女

初恋少女


2015年03月に発売されたサークルKUKURIの作品。

DMMだけでこっそり発売されている作品だ。
いつもの女体化とは違い初セックスを描いた純愛モノらしい。
KUKURIなのに全然売れてないのが逆に気になって聞いてみた。

この作品はとある少女とベッドで抱き合いながらあまあまなエッチをする。
催眠をかけるのはナレーションを務めるお姉さんだ。
少女のセリフや喘ぎ声も一部登場するがボリュームはかなり少ない。
催眠状態下でイメージを膨らませながらエッチを楽しむって寸法だ。

催眠は凝視法から入り深呼吸をし
それから自分の心身の感覚を確かめながらお姉さんの暗示を聞く。
KUKURIは凝視法が大好きだからそれを使うのは予想通りなのだが
他のシーンは許容暗示やリンキングといった現代催眠のテクニックをよく使っていた。
調教とかのハードなエッチをするわけじゃないからこういうスタイルにしたのだろう。

そこから先はしばらく彼女の言った言葉を復唱する。
胸・足・手・肩・腹の力が抜け、温かくなると言っていた。
つまり分割弛緩の暗示を自分で入れることになる。
リラックスできていれば温感や重感を十分に感じることができるだろう。

最後に海辺に移動し寛いでから青い扉を通って終了だ。
お姉さんのぼんやりした声がかなりの眠気を誘ってくれて心地よい。
道中もよくまとまっていて結構レベルの高い催眠であるな。

エッチは突然現れた少女にキス・乳揉み・手マン・セックスをする。
説明が遅れたが音声の最初に抱き枕か毛布を用意するように言われ
プレイはそれに対して聴き手が実際に行うことになる。
イメージだけだと厳しいところがあるから勇気のある人はやってみてくれ。

初体験を描いているだけあってどのプレイもストレートには進めず
キスをするのを躊躇ったりおっぱいのいじり方にちと難儀する描写が入る。
このもどかしさがちょっとした焦らしになって気持ちを盛り上げてくれた。
さっさと合体しろって人には向かないがこれはこれで風情があって興奮できる。
処女と童貞のエッチなんて実際体験できる人はそうそういまい。

セックスは手をマンコ代わりにして聴き手が腰を振る。
傍から見れば恥ずかしいことこの上ないが
目をつぶって抱きながらやってみれば十分にそんな気分がしてくる。
お姉さんが適度に暗示を入れて盛り上げてくれているからかもしれない。
5カウントダウンを8回繰り返しチンコの感度を何度も高めてから
30カウントダウンをし、0に合わせて射精する。

KUKURIらしからぬ内容だがこれはこれできちんと楽しめる作品だ。
雰囲気に一切棘がなく優しい言葉を嫌と言うほどかけてくれるから
聞くほどに安らいだり幸せな気分が湧き上がってくる。
そして気持ちを充実を維持しながら初々しいエッチをしている。
ドM心が浄化されてしまいそうになるほど甘く切ない気分が味わえた。
まあ聞くならノーマルな人が一番楽しめるんじゃなかろうか。

ってなわけで私としてはかなりの満足感が得られた。
時間に対する価格も安いし興味を持ったのなら是非聞いてみて欲しい。

出演:東めぐみ
時間:90分
属性:ノーマル

催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★☆

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2015年05月18日

催眠触手 ~侵食快楽~

催眠触手  ~侵食快楽~

2015年05月に発売されたサークル窓際クルセイダーズの作品。

今までお姉さんを相手にノーマルなエッチをしていたのが
一転して触手に脳みそを責められるニッチな作品を出してきた。
6作目ともなるとそろそろサークルの色を出すべき頃になる。
この選択がどう転んだのかが気になり早速聞いてみた。

この作品は森に迷ってたどり着いた館に住む女の子に
触手で耳と頭の中を舐められる。
催眠音声ではこのような空想でしか成し得ないプレイがしばしば登場する。
だがそれらはもっぱら大手の作品で、ここのような中堅クラスは忌避しがちだ。
インパクトはあるが失敗もしやすい博打要素がネックになる。

催眠は深呼吸をしてから森の中をさ迷い歩くイメージをする。
主人公が館に来た経緯をそのまま利用しているわけだ。
そして歩きながら体が疲れて足が重くなると何度も暗示を入れてくる。
今までのありきたりな分割弛緩から脱却したスマートな誘導であるな。
最後に館までの距離をカウントに例えて20数える。

お次の深化は館に入ったことによる安心感を感じさせる。
迷子になった人間がとりあえず休めそうな建物を見つけたら
普通は安心するのが当たり前だ。
さらに女の子があれこれお世話してくれるのなら尚更である。
シチュを使って彼女の印象を操作する手腕がとても良い。
そして狙ったかのように彼女の声に従いたくなる暗示も入れていた。

エッチはまず耳→首筋→鎖骨→乳首→お腹→腰→チンコの順に軽く舐める。
この作品のエッチは触手がメインだからその下ごしらえにあたる。
同時に耳の中に触手を入れていいか尋ねていたのが証拠だ。

触手責めはまず右から1本挿入して主人公が感じるポイントを探す。
彼女によると人間の脳にはいじられると快感が一気に増す場所があるらしい。
ポイントに到達したところで3カウントを刻み、さらに感度を上げていた。
その後は同時に耳を舐め、さらには左耳にも触手を差し入れながら
そのたびに気持ちよくなると繰り返し暗示を入れる。
プレイの客観的な描写があまりなく、何をしているのかがちとわかりにくく思える。
最後に10、5、3、2、0連呼の5回カウントを数えて絶頂する。

そういや触手以外にも1個だけ追加のオナニーパートがついている。
1分30秒くらいの短い音声でプレイ開始の合図を出すだけだった。
これで抜ける人はほとんどいないだろうな。
まあほんとのおまけレベルなんで聞かなくてもさして問題はない。

初挑戦のジャンルとは思えないほど丁寧な作りの作品だ。
催眠はラポールの形成と体の脱力に特化させ、それを忠実にこなしているし
エッチはエッチでハードルの高いプレイをなんとか形にしている。
今までのサークルの実力から空中分解するだろうと予想していたのだが
良い形で裏切ってくれて驚いたし満足もした。
催眠に入るときのずーんとくる心地よい感覚もそれなりに楽しめている。

そういや催眠パートの途中あたりから彼女以外にもう2人の女の子が現れ
3人で交互に暗示を入れるシーンがしばしばある。
双子のいいなりやヒプノマルチボイスからアイデアを得たのだろう。
だがそれらのように3人が別々の暗示を入れることはなく
中央の触手娘の暗示を復唱しているだけの中途半端なものであった。

新しいことに挑戦する意気は否定しない。
だが無闇に別の声を挟むとメインの声に集中できない弊害もある。
双子がああいうスタイルで絶大な支持を得ているのは
ひとつひとつのセリフの内容、タイミング、間が完璧に計算されているからだ。
それに比べるとこの作品のはやっつけ仕事に思えてならない。
むしろ声は一本化したほうがより良い催眠になったんじゃなかろうか。

ってなわけで粗もちと見えるが概ね良好な作品である。
大手も含めてこの手のエッチが楽しめる作品はめっきり減ってるし
アブノーマル志向な諸君なら大いに楽しめると思われる。

出演:誠樹ふぁん
時間:42+18分
属性:ややM~M

催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


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2015年05月14日

サキュバスのお姉さんの奴隷化催眠

サキュバスのお姉さんの奴隷化催眠

2015年02月に発売されたサークル国屋敷の作品。

催眠音声時の天使と同じ日に発売された作品である。
今年の1~2月は新作ラッシュと言えるほど様々な名作が発売された。
そこにひょっこり入ってたんでいささか影が薄くも感じる。
だが国屋敷ならそこまでひどくないだろうってことで一応聞いてみた。

この作品はサキュバスに夢の中で搾精される。
国屋敷が人外キャラを登場させるのは初めてかもしれない。
だが内容のほうはあまり捻らずまっとうなプレイを心がけている。
多少無茶をするシーンを何でもありなサキュバスで濁したってところだ。

催眠はいきなりキスをしてから目を見るように言われる。
彼女によるとキスをした時点で主従の契約を結んだことになってるらしい。
それから深呼吸をしながら体が動かなくなる暗示を聞く。

しばらくすると突然夢の世界に到着したと宣言し
彼女のマゾ奴隷になる旨のセリフを合計7つ復唱する。
この契約はこちらからは破棄できない、だからもう奴隷からは逃げられないとも言っていた。

それから服を脱いでチンコを勃起するよう言われ
今度はエッチな命令に従う旨の復唱を5つ行う。
「私はオナニー大好きな変態です だからエッチな命令をしてください」ってな感じだ。
彼女はそれをこちらの意志ではなく自然に口から出てくると言っていたが
この程度の催眠でそうなる聴き手はさすがにおるまい。

最後に自分の意思や自由を捨て
彼女にすべてを捧げることを宣誓して終了だ。
突っ込みどころ満載なんで批評は後に回すとする。

エッチはいつもの国屋敷スタイルでドライ→セルフの順に行う。
ドライはベッドに仰向けになりチンコを立てた状態で
彼女にフェラで1発、セックスで1発吸い取られる。

フェラはセリフ:ちゅぱ音=4:1くらいでほとんど鳴らさず
その代わりに状況説明を頑張っていた。
だが感度操作の暗示がほとんど入らないからなんとも波に乗れない。
開始から絶頂指示が出るまでの時間が4分しかなく慌ただしいのもある
フィニッシュはカウントを刻まずセリフで行っていた。
前後に暗示がまったく入らない至極淡白なものである。

セックスは騎乗位で抱き合いキスをしながら腰を動かす。
こっちにも動かすように命令していたからそうしたほうがいいかもしれない。
4分30秒ほどあれこれしてからフェラと同じ要領で絶頂する。

セルフはオナニー開始の指示を出されてから好きなように扱き
ある程度いったところで一段階ペースを上げ、最後に射精する。
ここでも手が勝手に動くと言ってたがそうなる人はまずおるまい。
言葉責めもしてくるがドMじゃビクともしないソフトなものであった。
時間は約5分とここもえらく短い。

今まで発売・公開されてきた国屋敷作品の中でダントツの駄作である。
催眠の流れやセリフの表現がどれも高圧的で棘があり
序盤からサキュバスに対して妙な抵抗感や嫌悪感が湧いてくる。
それもそのはず彼女は聴き手のことなどお構いなしに催眠を進めている。
だからちっとも催眠に入れないし入れたとしても確実に維持できない。
彼女自身にその意思が無いのだから当たり前なのだが。

ハードなプレイを扱う催眠音声の中では一部手ひどい事をする場合もある。
だがそれはきちんと準備をしてからするものだ。
例えば催眠を使っていい感じの主従関係を作り
十分に従いたいと思える雰囲気になってからやる感じだ。

しかしこの作品では最初から彼女の奴隷になるものと決めてかかり
さらには至るところで従属するようにと押し付けてくる。
私の知る限り催眠ってやつは聴き手のことを最大限に尊重し
相手を持ち上げ、その気にさせながらするものだ。
催眠の入門書を読めばラポールの重要性が最初のほうに必ず書いてある。
それを完全に無視している時点でこの作品は催眠音声と呼べない。

突然目の前に現れ、強引に契約をし、奴隷と決めつけて変態的な行為をさせる女性をどこの誰が好きになるのだろうか。
まぁそういう展開にそそられる人も中にはいるのだろうが
それをやってる時点で催眠とは別の行為になるってことだ。

催眠も稚拙極まりなく聞いている間は苦痛であった。
「~になる」と言ってすぐさまそうなるなら催眠なんて必要ない。
それを当たり前のようにしてくるのだから滑稽である。

催眠が体を成していないのだからエッチもお察しだ。
調教系のエロボイスみたいにひたすら命令をしてくる。
だが催眠に入ってないからちっとも楽しめやしない。
勃起や興奮とは無縁の状態で聞き終えることとなった。

ってなわけでお世辞にもすすめられる作品とは言えない。
最近は他のサークルがいい作品を沢山出している。
素直にそちらへ投資するのが賢明である。

出演:みる☆くるみ
時間:60分
属性:M

催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★☆☆☆☆

総合:☆☆☆☆☆


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2015年05月10日

上へ参りまーす

上へ参りまーす

2015年02月に発売されたサークル窓際クルセイダーズの作品。

オナクラシリーズが終わった次に出た作品だ。
催眠音声を色々と聞いている人なら
この作品で使われている催眠の手法に予想がつくかもしれない。
高所から降りるイメージはよく使われているからな。

この作品はエレベーターガールに従ってデパートを上へ下へと移動する。
作品説明文の「エレベーターに乗る準備として布団に寝てください」ってくだりにはちと吹いた。
こういうところをうまくごまかせるようになるとワンランク上がるのだがな。

催眠はイメージにあるエレベーターに乗りひとまず50階へと昇る。
そして2階3階と当たり前のようにカウントを数えてくるわけだ。
深呼吸とかをさせないのは作品の趣旨に合わないからだろう。
その代替手段として乗ってる間は特殊な効果音が流れる。
詳しくはわからんがずっと聞いてても嫌にならない心地よい音だった。

50階に到着すると一旦エレベーターを出て廊下を歩き
再び別のエレベーターに乗り込んで1階へと下りる。
どうも主人公は上がっていく途中で自分の目的地を忘れたらしい。
じゃあ仕方ないんでとりあえず元に戻りましょうってことだ。

下りる時も例によってカウントダウンをしながら暗示を入れてくる。
しかし雰囲気重視の昇りシーンに対して
こっちは催眠状態を強める目的のものをバシバシ入れていた。
入れ方が散発的でどうにも心に響きにくいんだが様にはなっている。
聞く前よりもずっとリラックスした気分になること請け合いだ。

エッチは目的地を思い出した主人公が100階にある絶頂のフロアを目指す。
その最中にエレベーターガールが色々とちょっかいを出してくるわけだ。

手のひら→前腕→肘→上腕→肩→腋、肩→首→頬→耳、首→鎖骨→胸→乳首って具合に
部位をある程度分けその都度3カウントを数えて指でなぞり
乳首では優しく焦らすように撫で、尻→股→内腿を通過し最後にチンコを愛撫する。
それと同時に快感が高まり気持ちよくなる暗示を何度も入れていた。
エッチでの暗示の入れ方が以前に比べて上手くなったように思える。

80階に差し掛かったところでチンコいじり+乳首舐めが始まり
90階に来たところで恒例のカウントが始まる。
途中でわざと間違えて仕切り直しているのは焦らしたかったからだろう。
100階に上がったところでようやく声に合わせてドライ絶頂する。

このプレイにはオプションとしてセルフパートもある。
そいつはそこから130階に行くまでオナニーするだけだ。
密室で女性と2人きりだから痴態をモロに見られまくる。
こっちのほうがドM的には盛り上がるシチュだろうな。

サークルの実力相応の催眠と気持ちよさが得られる作品だ。
古典系のよくある誘導法を作品に合わせて多少アレンジしている。
人気が出てくると調子に乗って背伸びや冒険をしたくなるものなのだが
そこいらを自重して手堅く入りやすく仕上げている。
真新しさは薄いがまずもって値段分は楽しめる。

だがわざわざ上がった階を下りてまた昇る展開はいただけない。
深化の決め手に落下感を連想させるイメージを使いたかったのだろうが
無理に組み込んでいるからストーリーがぎくしゃくしている。
作る段階で使用する催眠法を決め打ちし
それに合わせて物語を組み立てているからこうなる。

催眠音声ってやつは大まかなテーマや催眠の目的を最初に定め
それに合わせて技術をカスタマイズし組み込んでいくものだと私は考えている。
だから作品全体に違和感が無くすんなり催眠に入れるわけだ。
しかしこいつはその真逆の発想で作られている。
誘導法の引き出しがまだ少ないから仕方ないところもあるのだが
今後はもうちっと柔軟に作れるようになってほしいものだ。

ってなわけで割と聞ける作品である。
時間相応に値段も安いんで興味が湧いたのなら気軽に聞いてみて欲しい。

出演:かの仔
時間:40分
属性:ややM

催眠:★★★☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★☆☆


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2015年05月06日

アニマの素敵な下ごしらえ

アニマの素敵な下ごしらえ

2014年7月に発売された、サークルふしぎラボ -Mystiska Lab-の作品。

最近活動を始めた新規のサークルである。
主に天然系の素材を使って癒しを与えるのをコンセプトにしているようだ。
こいつも含めて今までの3作はすべてエロ無しで作られている。
声の担当に七凪るとろ氏を迎えている点が気になって聞いてみた。
催眠では無名だがエロボイスの方で頑張っている声優だ。

この作品はアニマなる少女にお菓子の姿に変えられて気持ちよくなる。
聴き手を食べ物に変える系統の作品は催眠音声だとそれほど珍しくない。
チョコレート、アイスクリーム、わらび餅など柔らかいものを対象にすることが多い。
今回もバニラクリームやチョコレートに変化してとろとろ感を楽しむ。

催眠は深呼吸をしてから全身に力を入れ、脱力している部位に意識を向ける。
そしてアニマに砂糖を口から流し込まれて全身を部分ごとにこねくり回される。
このへんからもうお菓子作りっぽい内容になってるわけだ。
背後でバイノーラルビートと風が吹くような環境音が流れていた。
お菓子と無関係なのは置いといてリラックスできる。
展開が非現実的だしイメージ誘導を重視した系統の催眠だな。

十分に柔らかくした後はバニラクリーム→チョコレートの順に混ぜ合わせる。
こねる様子は効果音ではなく擬音語を使用し
グロい表現を避けて普通にお菓子をかき混ぜるように進めていた。

そしてしばらく沈黙してから最後にアニマと合体して溶け合う。
全年齢だしお菓子だからセックスではなく物理的に融合するわけだ。
一体感を味わわせて幸せにしたかったのかもしれない。
最後にその感覚を8分ほどの沈黙で聴き手自身に感得してもらって終わりだ。

催眠っぽい部分はあるが催眠音声とは到底呼べない作品だ。
催眠において最も肝心な暗示を入れずに話を進めている。
「こねこね」と入念にやってくれるのはいいとして
それによって聴き手に何を伝えたかったのかが最後まで不明瞭だった。

催眠において明確な表現を避けて間接的に伝える暗示が存在するのは事実だが
それは主に対面時に行うもので、音声ではある程度明確に意思を伝えるべきだ。
ジェスチャーや顔色といった要素が使えないのだから仕方ない。
やってることは理解できてもそれを通じて催眠者の意思が伝わらなければ
少なくとも催眠音声と呼ぶわけにはいかないだろう。
要は聴き手の資質に頼りすぎているのだ。

もっと暗示の表現に力を入れていたら今よりもずっといい作品になっていただろう。
サークルはもっと他の催眠音声を聞いて勉強する必要があると思われる。

出演:七凪るとろ
時間:50分
属性:ノーマル

催眠:★☆☆☆☆
癒し:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★☆☆☆


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2015年05月02日

ツンデレ催眠

2010年01月に公開されたサークル催眠日記の作品。

ヤンデレ少女が出てくる催眠音声はそこそこ見かけるのに
ツンデレ少女の作品はとんと見かけない。
そんなテーマにスポットを当てているのがこの作品だ。
催眠を開始する前に定番のセリフを言うシーンがある。

催眠は深呼吸→分割弛緩→少しの沈黙→揺さぶりと続く。
分割弛緩はイメージの中で足先→膝→太もも→腰→胸→腕→顔→頭と一通り脱力してから
今度は頭の上から温かいお湯をかぶるイメージをしながら
頭→肩→両腕→お腹→太もも→足って感じに真逆の順で行う。

二重に脱力し、さらに個別の方向性から行っているわけだな。
効果も得られ音声としての面白さもきちんと維持されている。

深化シーンに行う揺さぶりは3カウントで覚醒し
「落ちて」の合図で入眠するのを合計7回程度繰り返す。
1、2回で済ませる作品が多い中、これは随分と手の込んだ深化である。
しさに氏らしい絶妙の暗示が催眠の世界へと一気に引き込んでくれた。

最後に10カウントダウンでとどめの深化を行ってから
鏡に自分の全身が移っているのをイメージし
その中で右腕と左腕が順に持ち上がるのを見つめる。
鏡を使って遠回しに腕浮揚を促すって寸法だ。
催眠状態を自覚させるのにうってつけの手段であろう。

エッチは引き続き鏡に映った自分を見つめ
その右手が竿を扱き、左手が亀頭を撫でまわすのをイメージする。
少女は鏡の主人公がオナニーする様子を実況しているに過ぎないのだが
こちらもつられてチンコを扱きたくなること請け合いだ。
聴き手にそうさせるための綿密な準備を行ってきたのだから当然である。

詳しいオナニーのやり方はあんまり指示してこないんで好きにやればいい
ただし射精だけはしっかりと抑制してくる。
フィニッシュの「イきなさい」の合図までなんとか我慢できるよう調節してほしい。
それができれば極上の快楽が得られるだろう。

毎度ながらしさに氏の実力が如何なく発揮されている名作である。
腕が勝手に動く運動支配にターゲットを絞り込み
そのためにしっかりと催眠を深め、その状態を維持しながらエッチをさせている。
どちらも相当な技術が無ければ簡単にできることではない。
それをいとも易々とやっているように思えるところに氏の恐ろしさがある。
私みたいな凡人には到底作れないレベルの作品だ。

エッチがちと独特なんで初回だとうまくいかないかもしれない。
だが期間を空けて何度か聞いていればそのうち腕が動き始めるだろう。
催眠はあっさり入れるんで注意すべきところはエッチだけだ。
まあ腕が勝手に動かなくても射精で気持ちよくなれるんで
そっち目当てで聞いても問題あるまい。

ってなわけで催眠、エッチどちらも楽しめる大当たりな作品である。
今有料で出したとしてもまったく引けを取らないレベルを持っている。
ましてや無料なら尚更聞かなきゃ損である。

出演:口谷亜夜
時間:47分
属性:ややM

催眠:■■■■■
エロ:■■■□□

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