2014年11月

2014年11月28日

innocent-color~彼女達のフォトグラフ~春の章

innocent-color~彼女達のフォトグラフ~春の章

2011年02月に発売された、サークルKUKURIの作品。

触手や人外に犯される展開が多いKUKURIの中では比較的ノーマルな作品だ。
最近ぶっ飛んだ作品ばかりで口直しに聞いてみた。
女性同士の肉体関係を含めた純愛をテーマにイチャイチャなエッチが繰り広げられる。
どちらかがふたなりになったりもしない正統派のレズであるな。

ちなみに春の章とあるように作中では夏秋冬の章もあることが語られている。
今のところ出ていないがサークルが続編を考えているのかもしれない。

催眠は深呼吸と凝視法をしてから夕暮れの町をイメージする
そこの路地裏で黒猫に出会いついていくと2人のいる学校に着くわけだ。
それから肩→肘→手首→指、尻→膝→足首→指と範囲を広げるように脱力する。
脱力はパーツを言うだけで暗示が弱くあまり力が抜けた気はしないだろう。

お次は夕暮れの学園で学生時代の思い出に浸る。
庭にある桜の木の下で昼食を食べ、音楽室でピアノを弾く少女たちを追いかけながら
自分自身もその一員になったかのように心を塗り替えていくのだ。
ピアノは2分程度だが音楽も流れる。
曲はわからんが雰囲気をぶち壊さないリラックスできるものだった。

そして最後に10カウントを2回刻んで階段を下りていく。
お決まりのパターンだが学校に階段はつきものだし内容的には悪くない。
ごくごく標準的な催眠であるな。

最後の女体化はチンコをマンコに変えるだけだった。
「あなたの股間には、男性ではなく女性の性器がついています。」
こんなことを唐突に言ってくるから色々と台無しである。
女体化音声で女体化パートが4分しかないのもいただけない。

エッチは2つほどドラマパートを挟んでから主人公の七尾里沙としてオナニーをする。
風呂場で湯船に浸かって致しているちと珍しいシーンだな。
彼女の喘ぎ声は一切なくてプレイの様子と気持ちよくなる暗示を入れられる。
無難な進め方だが直前の女体化がイマイチで私はあまりのめり込めなかった。

その後は場所を変えて友達の久瀬明日花とレズプレイをする。
キス→乳揉み→乳首責め→クンニと一連の責めを繰り出した後
貝合わせで2人同時に気持ちよさを高めていく。
プレイは結構ソフト路線だが暗示とカウントで段階的に感度を高めてくれていて
ただ聞いているだけでもある程度のレベルの気持ちよさが湧いてくるだろう。
最後は5カウントに若干セリフを織り交ぜて溜めを作ってから絶頂する。

女体化部分以外は概ね良好な作品である。
テーマがあまあまなレズってことで誰でも聞けるしマイナスの表現も一切出てこない。
催眠導入および深化も基本に忠実で比較的やりやすい部類と言える。
後半の学校イメージのシーンがやや早口&間が短いとも思ったんだが
こういうのは人それぞれだろうし、まったくついていけないほどにひどいわけでもない。
合格点レベルの品質を持ち合わせている。

女体化はさすがにこれは色々と不親切すぎるだろう。
見た目も本当にさらりと変わりましたと言うだけで雑だし
性器の変化についてもサクッと見た目を変えて後は感覚を刷り込んでいる。
このパートを聞く前の段階でおおよその女体化が完了しているような口ぶりだった。

女体化音声でなぜ肝心の女体化をここまでいい加減に作ったのかが理解できない。
むしろ導入よりも時間を長く割いて入念に行うべきだった。
その後のエッチの出来が悪くないだけに残念でならない。

画竜点睛を欠く作品である。
だがテーマもコスパも悪くない。
ある程度自分で女体化を補完できるなら値段以上に楽しめるだろう。

出演:胡桃れみ
時間:80分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★★☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★☆


体験版はこちらから



saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★4~ 

2014年11月25日

ひぷのせっくす。

ひぷのせっくす。

2014年11月に発売されたサークル俺だけが得する音声工房の作品。

去年から製作を始めたサークルはいくつかあったのだが
現時点で生き残っているのはほとんどいない。
その中の一つがこのサークルである。
癒し系音声も作っていてそこそこの支持を得ているようだ。

この作品はお姉さんとSEXをして一緒に気持ちよくなる。
多くの有料作品が捻りを加えるのにえらくストレートな作風だ。
お姉さん役にエロく上品な声の彩音まりか嬢を起用している。

催眠はエッチにより没頭するために深呼吸を長めに行い
赤→青→黄→緑→白→黒の順に色にまつわるものを連想する。
色彩対比法だと思ったのだがこの内容だと単なるイメージ利用だわな。
最後の黒を連想したところで体が重くなる暗示を何度も入れてくる。

それから肉体は沈み、精神は浮き上がるイメージをして更に催眠を深め
一旦沈黙してから声に心地よさを感じる暗示を入れておしまいだ。

よくある流れの催眠だが必要な暗示を要所にまとめて入れている。
このサークルの技術レベルを考えれば上々だろう。
途中の色を連想するところをもう少しスピーディーに進めていれば
もっと深く入れたかもしれない。

エッチは事前に「セックス」を言われると感度が上がる暗示を入れてから
彼女が騎乗位で挿入してくれる。

挿入前にあなたはこれから私とセックスをします、だとか
オマンコに挿入して最後には絶頂します、とか
当たり前すぎることを数分に渡ってもっともらしく言ってくるのが鼻についた。
そんなことに無駄な時間を費やさずとっととセックスすればいい。

セックスは挿入にじっくり時間をかけながら
マンコにチンコが入っていくところを詳細に教えてくれる。
こういう時催眠音声なら暗示を使って気持ちよさを伝えてくれるのだが
そういった内容のセリフはほとんどなかった。
だがイメージ力次第で結構興奮できるだろう。

挿入後しばらく動かさずにマンコの感触を楽しんでから
ディープキスをしてピストンを始める。
ここからはピストンによる喘ぎ声をキスのちゅぱ音が交互に流れる感じだ。
催眠音声らしからぬがまあエロイんで抜けるっちゃ抜ける。

それを何度も繰り返して徐々に興奮が高まってきたら
彼女の後に続いて合計32にも及ぶ復唱を行う。
「私と一緒に、気持ちよくなります」とか
「カウントがゼロになったら、射精します」みたいな内容だった。

でもこのエッチの内容だとおそらく途中で催眠が解けるから
復唱をすること自体が無意味だろう。
復唱する項目も多すぎるし邪魔な要素としか思えない。
そのあと10カウントダウンを刻んでようやくドライ絶頂を迎える。

催眠に入って合体するだけの極めてシンプルな作品だ。
一部で余計なセリフを挟むシーンがある以外は一直線にエッチしてるし
エッチな声をたっぷり聞けるから興奮が得やすい。

でもこれ淫語で興奮させてるわけで暗示じゃないんだよな。
催眠を行う意味があまり感じられない。
最初からエッチしたほうが無駄な時間を使わずに済んだんじゃなかろうか。
催眠音声だから淫語を使うな、と言うつもりはないんだが
どうもそういう要素に頼りすぎている気がしてならない。

エッチの時間がえらく長いのに途中で催眠をかけ直すことも無い。
結局最後の方は素の状態でエロボイスを聞いている気分だった。
まあエロイからいいんだが催眠音声としてこれはまずいわな。

ってなわけでちと癖のある作品である。
エロボイス的な使い道もあるんで需要が無いとは思わない。
まりか氏のファンならまず聞いて損はないだろう。

出演:彩音まりか
時間:130分
属性:ノーマル

催眠:★★☆☆☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★☆☆☆


体験版はこちらから



saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)~★2.... 

2014年11月22日

Halloween Another night

Halloween Another night

2012年01月に発売された、サークル誰得催眠製作所の作品。

少し時期遅れになったがハロウィンネタの作品である。
こういうのはその時期にやらないとどうもおさまりが悪くて困る
来年だとブログが無くなってるかもしれないんでご容赦願いたい。

この作品は中性的な声のボクっ娘に触手責めをされる。
何でも彼女は本物の魔物らしくハロウィンにかこつけて遊びに来たらしい。
それでせっかくだから逆に魔界へ連れて行ってやろうってところだ。
ハロウィンに触手がどう関係あるかわからんが雰囲気は出ていると思う。

催眠は深呼吸、分割弛緩、お風呂のイメージで心身を脱力してから
真っ暗な世界に一人佇むイメージをする。
そこは人間界と魔界の繋ぎ目に当たる世界らしく
飛び回る彼女の声だけを頼りに前へと進んでいくことになる。
左右にひっきりなしに声が移動する演出もされていた。
脳を軽く疲れさせて催眠に入りやすくする効果もある。

しばらく進んでいると最初は甘い匂いが漂っていたのに
エッチな気分を掻き立てる熱い匂いへと変化する。
深化をしながら同時にエッチの準備もしようって魂胆だ。
最後に10カウントダウンをして魔界へと到着する。

エッチは彼女が飼っているのか家に住む触手と戯れる。
彼女自身との接触は残念ながら一切無かった。
最初に手足を絡めとられてぬめぬめとした感触と熱さを感じさせ
同時に分泌する粘液の効果で性欲も高めていく。
それから胸にある2つのスイッチ、股間にある棒状のスイッチ
そのすぐ後ろにある不思議な穴を触手がまさぐる。

一般的なエッチに対して少しばかり表現を曖昧にしていた。
チンコとか乳首と言わない理由はいまいちよくわからんが
やってる事は同じなんでそのように脳内解釈しても問題なかろう。
最後は尻穴に計10本の触手が入り3点責めをしながら声に合わせて絶頂する。

表現のみならず技術的にも催眠っぽさの薄い作品だ。
かといって催眠に入れないわけでもなく普通に楽しめる。
その理由は暗示の入れ方が絶妙だからだろう。
シーンに応じて気持ちいいとか心地よいといった短い内容の暗示を
「ゆらゆら」とか「ふわふわ」などの語句を交えてリズミカルに入れていた。
一気に落ちるんじゃなくてずぶずぶと飲み込まれるように催眠に入る。

エッチは触手責めなんだが凌辱っぽさはあまり無い。
プレイをしながらその都度気持ちよくなる暗示を丁寧に入れていた。
だがエロい単語が極端に少ないから興奮できるかは人次第だろう。
私は体が熱くなったけど結局イけずじまいだった。

良くも悪くもソフトな作品である。
エロさにそれほど期待しなければまずもって値段分は楽しめるだろう。

出演:あ、きのこ
時間:80分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★★☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★★★

総合:★★★☆☆


体験版はこちらから



saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★3.. 

2014年11月19日

bar“HYPNOSE” homme -催眠音声-

bar“HYPNOSE” homme -催眠音声-

2014年11月に発売されたサークルLotophagosの作品。

またしても女性系サークルの男性版であるな。
女性向けを男性向けとして発売するケースを最近ちらほら見かける。
男性向けの方が規模がでかいから宣伝も販売も有利と考えたのだろうか。
何にせよ実力のあるサークルが来るのはありがたいことである。

この作品はとあるバーに行ってそこの店員に催眠をかけられる。
催眠が使えるバーテンダーじゃなく元々そういうサービスの店らしい。
酒は過度に飲むと肝臓あたりに負担がかかるから
代わりに催眠状態になって似たような気分を味わうってコンセプトだ。
リアルで催眠をかけてくれる喫茶店が盛況だったしいいんじゃなかろうか。

催眠は深呼吸の後ハーブやレモン汁の入ったカクテルを飲むイメージをする。
実際に作っている様子を効果音を鳴らしながらお届けする凝ったものだ。
そして酒を飲みながら更にリラックス感覚を広げる。

その次はお腹→腰→お尻→太もも→膝→脹脛→足首→つま先
お腹→胸→肩→二の腕→肘→手首→手のひら
首→顎→頬→耳→瞼→頭のてっぺんって感じに体を細かく分けて
それぞれに脱力感と温かさを感じる。
酒を飲んだら体が熱くなるのは当たり前だし流れ的にも悪くない。
催眠状態になると体が温かくなる点ともリンクしている。

最後に10カウントダウンを使って深化をして完了だ。
よく知らん作者なのだがとんでもなく熟達しているのは間違いない。
催眠が優れてるのに加えて催眠音声としても洗練されている。
催眠の世界にぐいぐいと引きずり込まれていくのがよくわかった。

エッチはキスや乳首舐め→耳舐め→セックスと続く。
プレイをしながらそのたびに粘液質のちゅぱ音を何度も流していた。
お淑やかな声に対する落差が大きく股間が一気に盛り上がってくる。
そしてまめに暗示を入れて体にエッチな熱さを伝えてもくれる。
催眠抜きでも抜けるプレイだから催眠に入っていれば尚楽しめる。

途中でボウタイをチンコに巻き付けて射精を禁止し
手や口やマンコを使いじりじりと責められるシチュもよい。
変態とかマゾとか言われないんでまったくドM向けじゃないんだが
優しい中に意地悪さが見え隠れするプレイはM心を適度にくすぐるな。

最後のセックスもストレートには抜かせてもらえない。
わざとゆっくり腰を動かしてチンコに弱めの快感を与えながら
暗示やカウントを使ってイキたい気分をガンガン煽ってくる。
そして最後に5カウントダウンで絶頂だ。
後追い暗示も見事に入っていい感じのドライオーガズムを迎えられた。

催眠音声の新人賞があるのなら間違いなく受賞するレベルの作品だ。
古典系の技法を使った割とありきたりな催眠なのだが
テーマや表現がうまいから身を入れて楽しく聞くことができる。
そしてするすると自然な形で中程度以上の催眠に入ることができた。
相当な手練れでなければここまでの作品をいきなり作ることなどできない。
裏で催眠音声の研究をかなりしてきたのだろう。

エッチも催眠音声では定番の感覚操作系の暗示以外に
大ボリュームなちゅぱ音を鳴らしているところが心憎い。
エロ要素が強いから股間が勃起しっ放しであった。
声に合わせてチンコがこんなにピクついたのは久しぶりである。
絶頂時の快感も天にのぼる思いであった。

酒を扱っているところにちとハードルの高さを感じるのだが
それを踏まえても大当たりな作品である。
ドライオーガズムを経験したいのなら迷わず聞いてみて欲しい。

出演:柚木桃香
時間:100分
属性:ややM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★★
コスパ:★★★★★

総合:★★★★★


体験版はこちらから



saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★4~.... 

2014年11月16日

~collaring~【首輪】

~collaring~【首輪】

2009年4月に発売された、サークルすくりぷてっどこねくしょんの作品。

すくりぷの処女作であるな。
2009年はすくりぷ、エロトランス、催眠日記といった有名なサークルが
こぞって有料処女作を出した催眠音声にとって記念すべき年だ。
それから5年も経つのに今なお新作を作り続けているエネルギーは驚嘆に値する。
私もこのサイトを1年やって続けることの難しさを骨身にしみるほど痛感した。
これからも年1作で十分なんで続けていってほしいと切に願うところである。

話を戻そう。

この作品はお姉さんに首輪をつけられてから特殊なエッチをする。
今回の首輪はイメージだけの疑似的なもので別に用意する必要は無い。
なぜか持っている人はつけたほうがたぶんやりやすくなるだろう。

催眠は深呼吸→腕と頭の脱力→布団で安らいでるイメージをしてから
一度無言になって心地いい状態を強める。
開始3分で沈黙法を使ってもあまり意味が無いようにも思えてならないのだが。
それから目を閉じたまま眼球を上に向け額にエネルギーが集まるのをイメージする。
やってみると額がむずむずもやもやするだろう。
彼女はそれを幸せな感覚と表現している。

それから頭の中をピンク色で染めてエッチな気分にさせ
最後に首輪を贈呈して終了だ。
首輪は念入りにイメージを植え付けてくるのではなく軽く意識させるに留めている。
プレイに活かすのではなく奴隷らしさを出すための飾りみたいなものだ。
すくりぷらしい精密な暗示が聞いていて実に心地よい。
そしてなぜかここで一旦催眠を解除している。

エッチは再度催眠の世界に引き込むために首輪の話から始まる。
首輪をトリガーアイテムとしても使ってるわけだな。
そして今度は奴隷らしさを出すために声に逆らえなくなるように暗示を入れてくる。
いきなり奴隷宣言をせずにこちらから従いたくなるように仕向ける感じだ
ここまではエッチな表現も出てこないし催眠の延長と言ったほうがいいかもしれない。

その後はバイブプレイ→疑似セックスと続く。
バイブはお姉さんがこちらの気持ちいいところに押し当てたり挿入してくる。
男だから尻穴だろうと思ってたのだがどうもそうではないらしい。
とにかくどこかにバイブを挿入されて気持ちよくなる。
こういう曖昧すぎる表現はあまりいいとは思えない。

疑似セックスは指をチンコに、口をマンコに見立てて行う。
最初に口の性感帯を強めたりくすぐったさを感じさせたりして少しずつ変えていくのだ。
つってもこの手のプレイで本当に感じられるのは相当訓練してないと厳しいから
大抵はただ口の中に指を突っ込んだだけの反応を得るだろう。
持っていく流れが性急すぎてついていけなかった。

すくりぷ作品にしてはえらく独りよがりな印象を受ける作品である。
催眠は現代催眠のテクニックを取り入れた大変興味深いものだったが
いかんせんエッチが進め方もプレイの内容も強引過ぎる。
わざとチンコをいじらせずにそういうプレイに持っていったチャレンジ精神は買うが
どっちもうまくいかずに空中分解している気がしてならない。
もっとシンプルかつわかりやすいプレイを行ったほうがよかっただろう。

まあ時期的にどういった催眠が音声として適しているかを探っている段階だろうし
多少的外れな展開が盛り込まれているのは仕方ないのかもしれない。
何にせよ私くらい聞いている人間でもうまくいかなかったのだから
相当に被暗示性が高い人でもなければ消化不良で終わるんじゃなかろうか。

催眠はしっかりしてるからそっち目当てで聞く分には問題ないだろう。

出演:椎那天
時間:50分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★★★☆
エロ:☆☆☆☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★☆☆


体験版はこちらから



saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★3. 

2014年11月13日

[Medication]

[Medication]

2014年10月に発売された、サークルDot-Spaceの作品。

サークル立ち上げからもう3作目を出してきた。
6月、8月、10月と2か月程度の短い間隔で作品を出しているところを見ると
色々と催眠音声のネタを抱えているようだ。
ぼちぼちサークルとしての作風が固まってくる頃だろうと期待しながら聞いてみた。

この作品は入院中の患者を看護師が催眠を使って治療する。
つってもカウンセリングをするんじゃなくて投薬をしながら
暗示を入れて段階的に催眠を深くしていく寸法だ。

そして事あるごとに彼女の匂いを強烈に意識させてくる。
最初はなんてことなかったのが次第に何か匂ってくるかもしれない。
それがどんな香りなのかは人それぞれだろうが
そうなるように何度も何度も喚起していた。

催眠は点滴してから塗り薬、内服薬、吸入薬を個別に投与する。
点滴では点滴薬を注入されると体がじんじん熱くなる
塗り薬は塗られた部分が暖かくなる、内服薬は体の中がとろとろになる
吸入薬は意識が薄れて看護師の言いなりになるって感じに
治療しながら催眠に関連のある暗示をちょこちょこ入れていた。

ちょこちょことわざわざ言ったように暗示の入れ方はあまりよろしくない。
なんというか散発的な暗示だからそこまで操作される感じはしないだろうな。
その代わり投薬の方法やその様子を随分と綿密に描いている。
催眠に入る感覚は得にくいがボイスドラマ的な没頭感はあるかもしれない。

エッチは注射、フェロモンくんくん運動、生体アロマディフューザーを行う。
まあ注射以外は何の事だかさっぱりだろうから順番に説明していこう。

注射はまず聴き手の右手の人差指に意識を向け、それを注射針と思い込ませる。
それからリアルでやるように左腕の内側にぶっ刺すわけだ。
指なんで痛みは感じないだろうが先端恐怖症だとちと辛いかもしれない。
注射器の中には彼女のフェロモンが入っていて、それを吸入すると感度が上がる。

フェロモンくんくん運動はお椀の形にした両手の中にフェロモンが入っているのをイメージ
それをくんくんしてさらに興奮する犬のようなプレイだ。
しばらくすると看護師が尻を顔に乗せてくるからマンコの香りを下着越しに堪能する。
最後に尻穴へ極太の注射器を挿入して大量のフェロモンを注入
くんくんしながら10カウントダウンに合わせてドライ絶頂する。

生体アロマディフューザーは彼女がどいた状態で息を吐き出す。
尻から香りを吸引して口から吐き出すからアロマディフューザーなわけだ。
オプションプレイだから絶頂シーンは無い。

前作に比べると随分よくなったのだが相変わらず気難しさを感じる作品だ。
催眠音声で匂いを感じさせようって目論見自体が難しいのに
それを製作歴わずか4か月の作者が行っているから色々とぼろが出る。
結局私は大して催眠に入れないまま終わりを迎えた。

その理由について考えてみたんだが、やはり暗示が全体的に足りないのだ。
最初の体に熱さを感じさせるシーンは2パート使ってるからまだいけるのだが
その後の頭がとろとろになるとか意識が消えるってのはどうにも感得しにくい。
聴き手をそうするためにはもっと暗示を何度も繰り返し入れる必要がある。

テーマは面白いし何をしているのかまではよくわかるのだ。
だがその結果作者が聴き手にどうなってほしいかの表現がどうにも足りない。
匂いに関しても匂うところまでで匂ったからどうなるかがほとんど表現されていない。
状況説明に徹しているだけのセリフは暗示と呼べないだろうに。

だが前作に比べると問題点がすっきりしている分
この先の頑張り次第によっては名作が生まれそうな予感がした。
今はまだ経験が足りないから思ったことを形にできていないように思える。
現段階でもそのへんの凡サークルよりずっと優れているのは間違いない。

話を元に戻すと、この作品に関して言えばイマイチ感が拭えない。
だがこの値段ならその分くらいは十分に楽しめるってところだ。
今一歩足りないまったくもって惜しい作品である。

出演:三森愛乃
時間:100分
属性:ややM~ドM

催眠:★★☆☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★☆☆


体験版はこちらから



saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★3. 

2014年11月10日

催眠オナクラM性感 マキ ~らぶらぶぴろーせっくす~

催眠オナクラM性感 マキ ~らぶらぶぴろーせっくす~

2014年11月に発売されたサークル窓際クルセイダーズの作品。

催眠音声のみならず2作目は大事だと私は考えている。
前作が人気だったらその期待にこたえなければならないし
不人気だったら評判を覆す最初のチャンスになるからだ。

このサークルは前作を見る限り成功したとみていい。
そういう場合普通はその路線を維持した作品を作ってくるのだが
今回は敢えてドMを捨ててあまあまな作風に転換してきた。
その判断がどう転んだかを気にしながら聞いてみた。

この作品はオナニークラブでお嬢に催眠をかけられてからオナニーする。
ラブラブピローセックスというのがプレイ名なんだが
つまるところ枕を抱いて腰を動かすわけだ。
キャラものの抱き枕あたりを相手に励むのが妥当なとこだろう。

催眠は深呼吸をしながら右足→左足→右腕→左腕→腹の順に脱力し
その後暗い空間の中を落ちていくようイメージする。
どちらも催眠音声では定番の手法ってところまではいいとして
暗示の言い回しや表現法まで細かく見てもなかなかによくできている。
ふぁん氏の演技がずば抜けて優れているのもあって
初期の段階から催眠に入る諸々の兆候が現れ始めた。

お次は3カウントダウンで覚醒と再催眠を1度行い
改めて全身を脱力してから30カウントを数えて深化する。
二重に脱力をするのは他の作品でも時々見かけるんだが
どの場合も脱力していく気分を実感しやすいのがメリットだ。
この作品も例に漏れず体に重りがついたような脱力感が湧いてくる。

最後に彼女の人形になるべく暗示を入れられて終了だ。
すっかり力の抜けた全身に彼女が特殊な力を注入していく。
そしてもう一度覚醒して体をうつ伏せにし、催眠へと戻す。
これはエッチがその姿勢でやるから下準備みたいなものだ。

エッチはあらかじめ用意した枕の上に跨りキスとセックスをする。
プレイの種類が少ないのは時間が17分しかないから仕方ない。
エロよりも催眠を重視している作品ってことだ。

キスは雰囲気づくりのために彼女がちゅぱ音を鳴らし
さらには感度が上昇する暗示を入れてくる。
つってもあまり催眠催眠してるんじゃなくて普通に語り掛けてくる感じだ。
オナニーを楽しませるのが目的だから雁字搦めにするのもよくあるまい。

セックスは正常位をするように腰をふりふりする。
特に何も言われないから好きなペースで好きなように動いていいのだろう。
最中は適度に気持ちよくなる、幸せになる暗示を入れられ
最後に10カウントダウンをして絶頂を迎える。

催眠とエッチのバランスが悪かった前作に比べると大幅に良くなっている。
催眠は深化の部分がしっかりしているから催眠に入りやすいし
エッチはまだまだ少ないと思うのだが感覚操作の暗示が登場する。
経験不足による粗が散見されるが3歩くらいの前進は見られた。
1年真面目に製作を続けていたら大手に続くくらいのレベルになるかもしれない。

催眠音声の読み手として格別の実力を持つふぁん氏の存在も忘れてはならない。
危うさの残るスクリプトを催眠を理解した演技でうまくカバーしていた。
ここまで良い作品になったのは間違いなく彼女の力あってのものだろう。
中程度以上の催眠状態にあっさり入れること請け合いだ。

エッチはプレイ構成とかは悪くないんだが
最後の最後、カウントの後に入る追い込み暗示がどうも締まらなかった。
ドライじゃなくセルフ目当てでやるエッチだから緩くしたのかもしれない。
追々ドライ系も作るだろうからそれを聞いて判断したい。

いい方向に予想を裏切られた作品であった。
オリジナリティやエッチの精度など一流の作品に比べると数段劣るのだが
基礎ができているから将来に期待が持てる。
この作品も値段分以上の価値があると言えるだろう。

出演:誠樹ふぁん
時間:50分
属性:ややM

催眠:★★★★☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


体験版はこちらから



saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★4~.... 

2014年11月07日

わんわん催眠

2011年07月に公開された、サークル催眠日記の作品。

活動初期の催眠日記はまず無料の作品を公開し
その後同じテーマを扱った有料作品を出すのをパターンとしていた。
これはわんこ催眠の少し前に出たもので平たく言えば犬化する。
つっても肉体面の変化にはそこまで触れずに
犬心を養って命令に従いやすくするようなスタンスだ。

催眠は深呼吸をしながらリラックスする暗示を聞き
その後両脚→腹→両腕→顔→頭の順に脱力する。
前暗示を入れて3カウント、それから後追い暗示を入れるお馴染みのパターンだ。
両脚から顔までが約6分、頭のみで13分と精神面の脱力にかなり偏っている。

頭の脱力は最初に4回立て続けにカウントを入れ
それから温かい水の上に浮かんでいるのをイメージしながら揺れる感覚を味わう。
眠くて仕方ないときに意識が定まらなくなるあの感覚に近いものだ。

そして30カウントを刻んで催眠をさらに深化→10カウントを自分で数える
→とどめに5カウントダウンって感じでカウントを主体に進められる。
個々のカウントにメリハリがあって注意しながら聞くとその違いがわかるだろう。
これがいわゆる催眠を意識したカウントってやつだ。
言うまでもなく平凡手なりに数えるよりもずっと効果がある。

エッチは催眠の延長として犬化から始まる。
自分の心を真っ白な粘土に例え、それをまずは丸くして心を落ち着け
尻尾や耳を作りながら細工をするように犬の形へと変える。
イメージしやすいんだがこれを自分自身に当てはめられるかはちと疑問を感じた。

その後は犬としてまず全裸になって四つん這いになり
お姉さんの指示に従ってチンチンのポーズを取ったりワンと吠える。
それからオナニーを始めて最後に10カウントに合わせて射精しておしまいだ。
犬プレイの時間が6分程度しかなく消化不良気味に終わるかもしれない。
導入がしっかりしていただけにもっとハードなプレイを長時間楽しみたかったところだ。

わんこ催眠のプロトタイプ的な作品である。
催眠はしっかりしているのだが如何せんエッチが抜くには淡白過ぎる。
犬気分を味わうところまでが楽しめる限界点だろう。
その問題点がわんこ催眠である程度改善されている。

だが催眠音声として安定感のある作品とも言える。
色々と細かい部分まで注意しながら聞いていたのだが
これといった問題点は見当たらない。
それこそ催眠音声の教科書に載せても差し支えないほどに緻密で繊細だ。
体及び頭が重くなる感覚を嫌と言うほど味わうだろう。

ってことで催眠は大満足、エッチはイマイチな作品である。
属性的に興味が湧いたのなら聞いてみて欲しい。

出演:誠樹ふぁん
時間:41分
属性:ややM~M

催眠:■■■■■
エロ:■□□□□

ダウンロードはこちらから
http://432hypno.blog15.fc2.com/blog-entry-55.html



saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)無料作品 

2014年11月04日

優しいお姉さんの乳首開発催眠

優しいお姉さんの乳首開発催眠

2014年10月に発売された、サークル国屋敷の作品。

およそ半年ぶりの国屋敷作品であるな。
前作を聞いた段階で既に過去のサークルという認識が強いのだが
今までとは全く違う方向性の作品を出してきたので聞いてみた。

この作品はお姉さんが乳首開発のやり方を
催眠を絡めながら手とり足とり教えてくれる。
乳首オナニーを扱った作品はラビットストラテジーなど数少ない。
興味はあるけど気持ちよさを実感できない人あたりが聞くといいだろう。

催眠は深呼吸をしながら彼女の声に従いやすくなるよう暗示を入れられ
それから乳首に水滴が落ちるのをイメージしながら更なるリラックスする。
同時に効果音を鳴らしているのが国屋敷にしては珍しいな。

最初は乳首がほんのり気持ちよくなるところから始め
それを両肩→両腕→両手、太もも→膝→足首→踵→つま先、首と頭へと広げる。
乳首を中心にした分割弛緩ってところか。
進め方が大雑把なのはいただけないがアプローチ自体は悪くない。

その後は実際に自分で乳首をいじりながら
乳首をいじると気持ちよくなるように何度も暗示を入れられる。
具体的ないじり方はこれといって何も言われないから好きにすればいい。
こねたりつまんだり軽くつねったり色々なやり方で刺激してみてくれ。
エッチの序盤みたいなそこそこエロいシーンであるな。

エッチは乳首オナニーでのドライ→乳首とチンコ同時責めでのセルフと続く。
相変わらず乳首をいじりまくって時間内にできるだけ開発していくわけだ。
これだけいじれば少しくらいは気持ちよくなれるかもしれない。

乳首オナニーは暖かい水滴を乳首、お腹、頭に垂らし
垂らされた部分がエッチな熱に侵されるのを感じる。
この音をトリガーに感度を高めていきたいようで
最初はゆっくりだったのが後になると立て続けに滴るように変化する。
その勢いのまま1回目の絶頂を迎え、その後2分間にもう2回ドライ絶頂する。

展開は悪くないんだが声にスピード感が無くパワー不足に感じる
後追い暗示も弱いしこれだとイクにイケないだろう。
ただでさえ時間が10分程度しかないのにこれでイケとか無理がある。
1回に絞り込んだほうがまだましである。

セルフはストレートに2カ所を同時にいじって射精する。
プレイ開始から射精までが6分しかなく結構慌ただしさを感じた。
適度に変態さんと言って心を煽ってから10カウントでフィニッシュする。

今までの平凡手なりな展開から脱却するチャレンジ精神は買うんだが
どうもいまいち形になりきれていない作品である。
催眠は乳首を取り入れている反面作りがガタガタになってるし
エッチは短い時間内に無理矢理プレイをぶち込んでるからイキにくい。
なんつうかいいところまで来てるんだが下手に前の作風を引きずっていて
それがかえって仇になっているように思われる。

他の乳首系作品が催眠を十分に深めてからプレイを行うのに対して
この作品は催眠をかけながら乳首の開発を行っている。
うまくいけば時間の短縮にもなるし色々とお得なんだが
催眠の要とも言える深化がどうもうまくいっているように思えない。
つまりかかりが悪いってことだな。
ここを失敗すると後にくるエッチも不発に終わるわけで
そんな感じの悪循環が働いている。

エッチはこの内容なら乳首オナニーに専念させるべきだろう。
乳首開発をするのにチンコを扱かせるのはいただけない。
ふたりがけ催眠みたいにチンコという単語を出さないくらいの英断が欲しかった。
まあ乳首の気持ちよさに気づかせるのが目的なら達成している。

少し動きがあったものの相変わらずの国屋敷作品であった。
乳首開発にある程度役立ってくれるとは思うんで
そういうのに興味のある人なら聞いてみる価値はあるだろう。

出演:大山チロル
時間:67分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★★☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆

総合:★★★☆☆


体験版はこちらから



saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★3.... 

2014年11月01日

[Halloween-DinnerParty]



2014年10月に公開された、サークルDot-Spaceの作品。

今年一番勢いがある新規サークルの4作目である。
無料、有料、有料ときて今回無料に戻ったのは季節ネタなのもあるが
今一度自分の作風を見つめ直したかったからかもしれない。
それというのも有料作品に比べて随分と大人しい作りだからだ。

この作品はとある人妻と一緒にハロウィンパーティーの準備をする。
私はあまりハロウィンってやつをよく知らないんだが
仮装したりカボチャのスープを作ってるのがいかにもそれらしい。
ストレートな形で催眠と絡めるのが難しいこの話題を
イメージをふんだんに使った誘導でうまい具合に適合させていた。

催眠は人妻と買い物に出かける前に中をくりぬいたカボチャを装着する。
そして歩きながらカボチャの中に炎が揺らめているのをイメージする。
炎は聴き手の意識であり、弱まると意識も弱まると何度も言っていた。
カボチャをかぶるのは仮装もあるが一体感も植え付けたかったのだろう。

買い物を終えて家に帰ると大きな鍋を用意し
その中に3種の食材を投入する。
ここでも鍋を聴き手の空っぽになった意識に例え
色々と詰め込んで頭が重くなる、意識が押し潰されると暗示を入れていた。
そして火をかけてぐるぐるかき混ぜつづけて意識の力をさらに弱める。
「ぐーる ぐーる」と言ってるシーンはすくりぷの第5弾を彷彿とさせるな。

エッチはカボチャのスープに成り果てた主人公を彼女とその娘が食べる。
まあつまりエロとかけ離れたプレイってわけだ。
彼女たちがくちゃくちゃじゅるじゅるとやや下品に下を鳴らし
それに気持ちよさや幸福感を覚えて欲しいと言ってくる。

催眠音声が盛んに作られ始めた初期の作品に近い
催眠的な感覚を極端なほどに重視した作品だ。
導入に15分、深化に30分近くの時間をとってゆっくりと誘導している。
そして催眠に入った結果を確かめさせるために食べられる。
エロイ感覚を満喫しにくい反面リラックスや幸福感が得やすい。
無料ならこういう作品もいいんじゃなかろうか。

ここ2作有料を聞いてきてアイデアに実力が伴ってないと思ってたのだが
今回はあまり突飛なギミックを使わず大人しい誘導を行っている。
でもハロウィンにきちんと適合させながらやってるから聞いてて面白い。
1作目の基本に忠実な作風に立ち返っていて私は大いに楽しめた。
催眠の深さも中の上くらいまではいけるだろう。

結構安心して聞ける作品である。
このところ催眠音声は有料無料いずれも新作が少ないし
その穴埋めとして十分役立ってくれるに違いない。

出演:ftnr/三森愛乃/綾瀬桂吾/綾坂めろ
時間:63分
属性:ややM

催眠:■■■■□
エロ:■□□□□

ダウンロードはこちらから
http://markusdotspace.blog.fc2.com/blog-entry-11.html



saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)無料作品