2013年11月
2013年11月30日
アニマ2~女体化体験~
2010年1月に発売された、サークルKUKURIの作品。
催眠風ボイスドラマを制作しているKUKURIの中で特に人気の高い作品だ。
この当時は女体化作品自体がそこまで多くなかったし
そのへんのニーズを掴んだのもあるが、作品自体の質が良いのが一番の理由だ。
私も買ってから10回近くは聴いている。
女体化作品を聴く際、どういったところに気をつければ良いのか
自分なりに考えていた時期がある。
結局催眠というのは、無意識を意識として顕在化させることだから
術者がもたらす女性像をイメージするより
自分の心の底にある情報を釣り上げたほうがずっと成功しやすい。
つまり、自分が潜在的に抱いている「女性」を頭の中に描くのが良い。
今はそんな結論に至っている。
私が貧乳好きだから、作中で術者が描かせる女性像と合わないのもある。
貧乳っ娘に変化させてくれる女体化作品があったら是非教えていただきたい。
催眠はやや長めの時間をかけて、細かく脱力を行った後
とある女性の姿を思い浮かべながら意識を沈めていく。
軽いストーリー仕立てになっており
その中で催眠の感覚を得ていく感じだ。
女体化は20分以上もの時間をかけて、長い長い螺旋階段を降りていく。
先の女性と追いかけっこをしながら
部分ごとに少しずつ女性に変化していく流れだ。
ゴールに到着したら女性になっていた、そんなスタイルがなかなか面白い。
エッチは2つのルートに分岐しており
Sっ気の強いお姉さんにチンコをぶち込まれるか
あまあまなお姉さんとのレズプレイ、好きな方を選択できる。
前者は体をまさぐられながらやや屈辱的なセリフを言わされるなど
かなりM寄りのプレイと言っていいだろう。
挿入されて中出しされる展開もゾクゾクするものがある。
一方後者は幻想的な音楽が流れたり、甘いキスを交わしたりと
ノーマルな方向けのプレイになっている。
カウントダウンを長めにとりながら絶頂することになるから
比較的長時間に渡って心が満たされるような感覚を味わえるだろう。
女体化していく過程をじっくりと楽しめる作品である。
ただ手順を踏んでいくようなタイプではなく
物語を聴きながらそれをイメージして女性になっていく。
話に流れがあるおかげで聴き手が夢中になれるから、成功しやすいとも言える。
エッチは別に聴かなくてもいいと思っている。
女体化できた達成感を噛みしめたほうが、エッチで絶頂するより心地よく感じるのだ。
それくらいに女体化部分がよくできているから
興味を持っている方は、このあたりから手をつけてみることをおすすめめする。
出演:森野めぐむ
時間:72分
属性:ノーマル~M
催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★☆
体験版はこちらから
2013年11月29日
妙媛のサクバス
2013年8月に発売された、サークルLast remote islandの作品。
以前に無料作品をいくつか公開しているサークルだ。
世間的な認知度はおそらく低いだろうが、作風は独特で面白い。
詩的というか、割と文章にこだわっているように思える。
この作品は主人公がとある少女と出会い交わることになる。
その少女が何者なのかは上の挿し絵を見ればなんとなく察しが付くだろう。
彼女は常に男にとって理想の女性の姿で現れるらしい。
ということは、主人公は少女趣味なのだろう。
元々の時間が短いこともあって、催眠は非常に短時間で行われている。
深呼吸をして彼女の指を舐めているのをイメージするだけだ。
過去の作品もおおむね時間が短い感じだから
このサークルらしいと言えばその通りではある。
エッチはお互いの全身を舐め合い、フェラをしてSEXに至る。
描写は客観的に徹しているが、少女の膣内にチンコが侵入し
子宮口とチンコの尿道口がキスをしている様子を描くなど、なかなか視点が珍しい。
射精時もマンコがチンコから貪欲に精液を吸い出す様子が描かれている。
まっとうな催眠音声かと言われるとさすがにそうは思わない。
しかし物語の進め方や表現方法が催眠をかなり意識している作品だ。
一時的に現実世界を忘れて物語に没頭することも
立派な催眠の一種と言われている。
とにかく、カッチリした催眠音声とは違うことだけはご理解いただきたい。
出演:みる☆くるみ
時間:22分
属性:ややS~ノーマル
催眠:★☆☆☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★☆☆☆
総合:★★☆☆☆
体験版はこちらから
2013年11月28日
ヒプノタイマー
2010年9月に発売された、サークルエロトランスの作品。
現在一つのジャンルとして確立されたと言ってもいい
音を使った催眠音声のさきがけ的存在である。
時間を題材としていて、静止した世界を思い描くなど
珍しいイメージに時計の音を上手に絡めている。
どちらかというと効果音のほうが特徴的なので、私は音催眠にカテゴライズした。
「音でイク」とはどういうことなのか。
こういう記事を書いている割には私もよくわかっていない。
音にある程度の力や特徴が必要なのはもちろんとして
その音の持つイメージを頭の中で増大させていくのが重要と考えている。
つまり条件反射という奴だ。
パブロフの犬みたいな。
催眠は深呼吸と軽い脱力の後、砂のお城をイメージする。
それに手を触れ崩れていくのを更なる脱力にリンクさせているのは面白い。
確かフリー作品の積み木遊びに似たような表現があったはずだ。
時計の音は中盤から登場し、全部で6種類くらいある。
中にはいきなり聴くとびっくりするようなものもあるから
音量にはくれぐれも注意してほしい。
エッチは時間の止まった世界でいたずらをしようとした聴き手に
お姉さんが罰としてお仕置きをする。
乳首を興奮させる音、興奮を促す音、股間に快感が走る音など
その音のイメージを軽く説明しながら聴かせる丁寧な作りだ。
後半になるとそれらを同時に流して絶頂を促してくる。
性的興奮とは少し違った熱い感覚が股間に湧いてくるようなら
それはドライへと確実に向かっていることを意味する。
良くも悪くも独特な作品である。
今でこそこういった作品がもてはやされているが
当時は作り手も受け入れてもらえるか結構ひやひやしていたのではないだろうか。
作品としては非常に面白いのだけど、ややとっつきにくさを感じる。
RSGやHDLを既に聴いている方なら割とすんなりイけるだろう。
出演:紅月ことね
時間:40分
属性:ややM~ドM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★☆☆☆
総合:★★★☆☆
体験版はこちらから
2013年11月27日
カウント・ダウン
2010年7月に発売された、サークル催眠日記の作品。
催眠音声では暗示をかける際に術者がカウントをすることが多い。
これは暗示に引き続き行うことで、聴き手に心の準備をさせたりするためだ。
だいたいの催眠はその後に続けて暗示をかけることによって威力を高める。
そういえば、人間は数字を数えると心が落ち着いてくるらしい。
風呂で数字を数えたり、寝る際に羊の数を数えるのはそのためなのだろう。
この作品はそのカウントに焦点を当てていて、お姉さんが数を数えまくってくる。
類似作品だとエロトランスのカンストくらいしかないはずだ。
3カウント、10カウント、100カウントを適度に織り交ぜながら
聴き手の心を誘導していく。
だいたいカウントは術者が行うから、こちらは聴くだけで済むのが楽でいい。
催眠は長めの深呼吸で心を落ち着けたら早速カウントを行っていく。
合間の暗示で頭の中を霧のようなものでぼんやりとさせたり
10カウントの後半だけペースを速めることでリズムを狂わせたりと
序盤は平衡感覚を失わせることに力を入れているように思われる。
そして10カウントを11回連続で行い心を沈めていく。
とにかくカウント尽くしの構成だ。
エッチは自分で500カウントを刻みながらオナニーをする。
合間に入る暗示で人によってはチンコから手を離せなくなるかもしれない。
途中にお姉さんからの中断が入ったりしてやきもきするだろう。
最後は10カウントダウンを刻んでようやくイかせてくれる。
終始一貫してカウントな作品である。
本当にカウントばかりでレビューを書く側としてはネタに困ってしまった。
最初に書いたように本来カウントは暗示の添え物的存在である。
つまり脇役なのだが、それをメインに据えて作品として完成させているのは面白い。
長いカウントを聴いていると本当にリラックスできる。
カウントそのものはただの数字で意味がないから
何も考えない時間が続くのも催眠的にはプラスに働いているのかもしれない。
ともかく、本当に数字を数えるのに特化した作品だ。
ベタな作品に飽きている方は是非一度聞いてみていただきたい。
出演:分倍河原シホ
時間:70分
属性:ノーマル~M
催眠:★★★★☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★★☆
体験版はこちらから
搾精催眠 -快楽の地獄-
2010年10月に発売された、サークルモルモットストリップの作品。
数々の変態作品を作り上げてきたモルスト最初の作品である。
1作目はどのサークルも割と落ち着いたものを作っているのに
ここは最初から飛び抜けた変態性を発揮している。
リアルでわいせつ物陳列罪などで捕まってないか心配してしまうほどだ。
この作品は精液を色々と活用させるように作られている。
以前紹介した「ザーメンミルク催眠」もそうだが
射精後も陶酔し続けることを求めてくるのを考えると
これを完遂するには強靭な精神力が必要になるだろう。
男は射精してしまうと人が変わったようにエロくなくなってしまうのだから。
催眠はカウントに合わせて目を閉じてから、ただただリラックスをする。
好きにすればいいと言われるし、その通りあまり深く考えずにぼーっとすればいい。
その後はお姉さんが軽く暗示をかけてくれる。
彼女の命令に従う、ただそれだけだ。
エッチは彼女の命令に従って色々と変態行為をすることになる。
ティッシュを部屋の外に放り出して、パンツも豪快に投げさせられる。
最初に聴いたときはさすがに少し笑ってしまった。
準備が整ったらいよいよ本番のオナニーだ。
1回のプレイで3回連続での射精を要求されるハードっぷりである。
先ほど後処理用のティッシュを投げ捨てさせたのは
精液をそのまま腹にぶちまけて、それを次のオナニーの潤滑剤にするためだ。
精液を放ったチンコに精液を塗りたくるとかどう考えても変態である。
プレイが色々とアレな作品である。
完遂できる方はなかなかいないだろう。
だが完遂できたらゲームで実績を解除できた時のような快感がある。
聴いた人の8割くらいは挫折してるだろうから、是非頑張ってみてほしい。
出演:みる☆くるみ
時間:50分
属性:M~ドM
催眠:★★★☆☆
エロ:★★★★★
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
体験版はこちらから
2013年11月26日
ヒプノポリネシアン~BlueHeaven~
2013年11月に発売された、サークルHypnoLifeforMENの作品。
さて、また新規サークルである。
だが今回は今までのような完全新規ではなく
女性向けでしっかりとした実績を上げているサークルだ。
「少なくとも催眠音声として成り立たないような作品ではないだろう」
そんな期待を込めて早速買ってみた。
この時期に夏の海と水着の挿し絵なのは
元々女性向けだった作品を男性向けに改変したからだ。
夏に発売してそれから取り掛かるとなるとこの時期になるだろう。
来年の発売では旬を過ぎてしまっているし。
この作品は恋人同士がポリネシアンセックスをしていく様子を
催眠を交えた形で描いている。
実際のポリネシアンセックスに催眠をかけるなんて話は聞いたことがないので
おそらくは絡めやすい素材と作り手が判断して取り上げたのだろう。
最初に催眠をかけてその後の5日間でじっくりと愛し合っていく。
催眠は波の打ち寄せる音を聞きながら彼女の話を聞いていく。
彼女が子供の頃に見た夏の海の情景を思い浮かべながら
こちらはその爽やかな雰囲気に浸って心をほぐすわけだ。
先日のWAVEもそうだったように、波の音はやはり落ち着く。
お次はゆらゆらと海の波間に漂い
自分の体から意識が離れて海底に沈んでいく様子をイメージする。
「とろーん」「ゆらゆら」「すーっと」このような擬態語を使って
少しずつ催眠に落ちていく様子を彼女が刷り込んでいく。
本格的な暗示はエッチにまわしてこちらはリラックスを重視した作りだ。
エッチはプログラム通りに5日間をかけて行っていく。
といってもこちらまで5日かけるわけではないから安心してほしい。
1日目はキス、2日目耳舐め、3日乳首舐め
4日目は乳首&耳舐めとソフトなプレイが続き
最後の5日目でガツンとセックスで決める流れだ。
まあ、つまり焦らされるわけでこちらとしては股間を中心に辛い思いをする。
しかも彼女はこちらが射精できないのを知ってて激しく責めてくるものだから
エロさで割と真面目にチンコがカウパーまみれになってしまった。
そしてプレイと並行して彼女から暗示をかけられることで心も溶かされていく。
5日目も体を舐めたりチンコとマンコを外でこすりあわせたりと
なかなかに意地悪なことをされてしまう。
そしてようやくSEXにたどり着くわけだが
お互いに色々たまっていたのか割と短時間で達してしまう。
ただリアルのポリネシアンセックスがそうであるように
絶頂の時間を長く取ることで十分に発散させてくれるように作られている。
残念ながらSEXなので聴き手は射精せずにドライオーガズムになるのだが
ドライでも射精に近いくらいの強烈な快感が味わえるだろう。
評判通り質の高い作品である。
催眠は無理に導入部分だけで行おうとはせずにエッチでも続けてくれるおかげで
長い時間の割にはトランス状態を維持しやすいだろう。
エッチは色々とやきもきさせられるものの、1日当たりの時間が10分程度と短めで
割とサクサク進むからプレイに飽きずについていくことができる。
最後の絶頂シーンは個人的にもうちょっとパワーが欲しかったが
大げさすぎると演技っぽくなってしまうし、まずもって無難なテンションとも思う。
ドライオーガズムを目指すにあたって十分合格点の作品だ。
引き続き男性向けもコンスタントに供給していってほしいものである。
出演:分倍河原シホ
時間:95分
属性:ノーマル~ややM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★★★
コスパ:★★★★☆
総合:★★★★☆
体験版はこちらから
2013年11月25日
腕輪~bracelet~
2010年4月に発売された、サークルすくりぷてっどこねくしょんの作品。
すくりぷの作品の中ではかなり極端なマゾ向けの作品である。
元々癒しも調教もそつなくこなせるサークルなのだが
ここまでえげつないことをさせる作品は、他サークルでもあまりない。
まあ催眠が結構しっかりしていると何でもできるの事実だし
催眠からエッチへの繋ぎがうまいからあまり抵抗は感じないだろう。
えげつない、と言った理由はプレイの内容にある。
イメージをするのではなく、実際に恥ずかしい運動をさせられるからだ。
人間はイメージだけなら割と変態なこともできるものだが
それを実際に行えと言われると普通は気が引けるだろう。
だがそれを見事やり終えた時、脳内物質の分泌をきっと感じるはずだ。
催眠は好きなペースで呼吸をしてからイメージすることになる。
途中で流れてくる川のせせらぎのような音が実に心地よい。
暗示を重ねて念を押していくことで催眠にかけていく印象の強いすくりぷにしては
その要素はやや少なく感じられる。
エッチは奴隷としてお姉さんにご奉仕するよくあるタイプだ。
だが犬のように四つん這いになったり
犬が自分の尻尾を追いかけるように回り続けたりとかなり体を動かすことになる。
他には正座をさせたりと結構めまぐるしい。
きちんと彼女の声に従い、無心になっていれば催眠は解けにくいはずだ。
最後は乳首をいじりながらお姉さんに精液を捧げることになる。
催眠がしっかりしているだけに普通にのめりこめる作品である。
プレイ内容を見ればわかるように、普通の神経ではまず完遂できない。
その不可能を可能にしてしまうのが催眠の力なのだ。
大げさに感じるかもしれないが、心の楔を取り除く力はなかなかに侮れない。
それによって嫌いな食べ物をむしゃむしゃ食べられるようになったりすることもある。
とりあえず聴く場合はあまり障害物の無い場所がいいだろう。
催眠状態になってると割とあっさりぶつけてしまうことが多い。
痛みで状態が解けることもあるし、色々ともったいないことになる。
自分の心を一度開放してみたい方には是非聴いてみていただきたい。
出演:誠樹ふぁん
時間:65分
属性:ややM~ドM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★★☆
体験版はこちらから
2013年11月24日
Parasite ~寄生概念~
2010年9月に発売された、サークルキャンドルマンの作品。
キャンドルマンの作品紹介は早くも4作目になる。
キャンドルマン、エロトランス、すくりぷてっどこねくしょん
これが現在私の中で御三家として崇めているサークルだ。
色々と作風は違う部分があるが、内容はどれも安定している。
初心者はこの3サークルの作品から選べばまず間違いないだろう。
この作品はお姉さんに徐々に心を追い詰められていく。
「危なくなったら引き返せばいい」そんな甘い言葉をちらつかせながら
少しずつ前進させ、気づいた時には後戻りできない場所にいる。
そんな人生の失敗談のようなものを催眠を使って味わわせてくれる。
催眠は最初に体を疲れさせるために首の運動をする。
これは催眠ではよくやることなのだが、催眠音声ではあまり見かけない。
運動系と全体的に相性が悪いのは仕方ないだろう。
目をつぶったまま歩くとかさせる作品は見たことがない。
その後は催眠と覚醒を繰り返しながら暗示をかけていく。
エッチはまずチンコと金玉を少しずついじくらせていく。
男は強めの刺激を与えたほうが気持ちよくなることを逆手にとって
わざともどかしい感覚を与えたいのだろう。
そうして心の鎖を徐々に解いていき、最終的には自分でマゾになる決断をする。
その後は手ひどく豚扱いされながらのオナニーだ。
時折チンコをビンタするように言われるため
誤って金玉を叩かないように注意していただきたい。
催眠の力をうまく使って心を誘導している作品である。
お姉さんは色々と心得ているようで、聴き手の心理を読んだ手を打ってくる。
人間は普通の状態だと理性が感情を上回る可能性は低いのだが
催眠は無意識、つまり感情が優先する精神状態だから
どうしても「気持ちよくなりたい」などの欲求を抑えにくくなってしまう。
そこに付け込まれ、落ちていく。
実に催眠に即したテーマが選択されていると言えるだろう。
出演:誠樹ふぁん
時間:69分
属性:ノーマル~ドM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★★☆
体験版はこちらから
2013年11月23日
魔女っ子催眠
2011年11月に発売された、サークルeverestpeak.netの作品。
個人的に結構好きなサークルだったりする。
一番最初に聴いたヒプノレストを始め、催眠が特徴的に感じるからだ。
全体的に時間が短めでまとまっているのもありがたい。
この作品は魔女の助手になろうとしていた主人公が
最終的には彼女のペットにされてしまう。
世界がファンタジー設定であるため「催眠」という単語はほぼ出てこない。
でもやっていることは思いっきり催眠である。
催眠はカウントに合わせて呼吸をしたり、目を閉じて眼球を動かしたりとやや忙しい。
合間に魔女が適度な説明で色々とフォローしてくれている。
そして最後はおなじみの階段を降りるイメージだ。
そこそこ疲労感を伴う催眠だからか、結構深く入れると思われる。
エッチは彼女の犬として主従の契約を結ぶことになる。
魔法の杖で体をいじくられたり、オナニーをしてその杖に精液を放ったりと
恥ずかしい思いをするプレイが繰り広げられる。
魔女は本当の犬に接するかのようにとても優しく
調教よりは甘やかされているような感覚を受けるだろう。
短時間の割に完成度の高い作品である。
物語として大切な背景がしっかりと形作られているし
催眠もエッチもそれを崩さないように進められている。
催眠の手法が他ではあまり登場しないものだったりと
きちんと唯一性を持ち合わせている点も注目したい。
私はもっと評価されていい作品だと考えている。
出演:ゆづきひな。
時間:38分
属性:ノーマル~M
催眠:★★★★★
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★☆
体験版はこちらから
2013年11月22日
WAVE
2010年7月に発売された、サークル催眠音声研究所の作品。
催眠音声では様々なタイプの音が使われている。
今回はその中の一つ環境音が登場する作品だ。
小川のせせらぎ、風の鳴る音、木々が揺れる音、そして今回の波の打ち寄せる音。
それらはすべて聴き手をリラックスさせてくれる。
この作品は聴き手に夏の海をイメージさせ、そこでお姉さんと戯れる。
季節的にまったく場違いな点についてはご容赦願いたい。
戯れると言っても当然エッチな事をするわけだが
ストレートに致すわけではなく、紙風船やアイスクリームに変化させられる。
いわゆる変身モノってやつだ。
ややマニアックなプレイなのは間違いない。
催眠はお姉さんの言う夏の海を頭の中でイメージしていく。
今年海に行った方はそれを想像すればいいし、テレビで観た景色でもいい。
その中にちゃっかり後で変身するアイテムを忍ばせてあるのが心憎い。
後半はお姉さんに膝枕をされながら浜辺でくつろぐ。
このあたりになると波の音がずっと聞こえてくるようになり
不思議と聴き手の心を癒してくれるだろう。
カウントや暗示をそこまで置かずに効果音で頭をぼんやりさせていく流れだ。
エッチは紙風船→アイスクリーム→チンコの順に全身を変身させられ
お姉さんからそれぞれに適した形で刺激を与えられていく。
紙風船は息を吹きかけてくるくる回すし、アイスクリームは当然舐める。
その際臨場感を出すために声の位置取りを適度に変えているのが面白い。
最後はチンコのように全身を敏感にさせられての絶頂だ。
自分で触ったりはしないからドライオーガズムをすることになる。
波の音によるリラックス、この基本路線を維持しながら
エッチで変身させるなど真新しさも追求した作品である。
環境音によるリラックス効果は絶大で、途中で何度も眠くなってしまった。
海はすべての生き物が生まれた場所と言うし
陸に上がった人間の遺伝子にも、まだその手の情報が残っているのかもしれない。
何にせよとても落ち着ける作品だ。
紙風船やアイスクリームに変身させるシーンはイマイチよくわかっていない。
アイスクリームはエロ漫画などでも疑似フェラとして登場することがあるが
紙風船になって回転してイクのは私にはできなかった。
まだまだ修行が足りないらしい。
アイスクリームやチンコのシーンでは舐め音が結構多い。
そういうのが好きな方は楽にイケるだろう。
出演:紗藤ましろ
時間:70分
属性:ノーマル~ややM
催眠:★★★☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
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