すんどめない -射精管理官の射精管理-サウンド・オブ・エクスタシー催眠

2017年08月26日

女体化催眠! 「あらあら可愛いお嬢ちゃんね♪」

女体化催眠!  「あらあら可愛いお嬢ちゃんね♪」

2017年07月に発売されたサークルボトムズの作品。

問題のサークルが懲りずに新作を出してきた。
しかも今回はフリーの催眠音声を作ってるササジマ氏に台本を依頼してる。
催眠音声にとって台本はまさに命なわけで、それを自作しないのはどうかと思うがな。
まあ以前よりはずっとましになってるだろうことを期待して聞いてみた。

この作品はフタナリ女調教師様を名乗る女性に女体化催眠をかけられる。
何でも彼女は女を堪能し尽くし今は男を犯すことにご執心らしい。
でも女体化催眠をかけるからチンコありのレズとほぼ一緒になるな。
ストーリー性はないので彼女がなぜそうするのかよくわからなかった。

催眠は深呼吸&暗示→揺さぶり→女体化と進む。
深呼吸はすってーはいてーの掛け声に合わせて3分程度続ける。
3セットごとに簡単なコツを教えてくれるのだが呼吸のペースがどうにも慌しい。
心を落ち着けるためにやる行為なんだからもっとゆっくりやるべきだ。

暗示は人間が様々なものに支配されてることを教えた上で
雨粒の落下、深海の泡の様子に暗示を絡めて軽く深化させる。
それからルールに従うのは当たり前、だから彼女の言うことに従うのも当たり前と言う。

主人公を奴隷化するきっかけ作りってところか。
この段階で取り掛かってもさほど効果が見込めるとは思えないが作品の内容には合っている。
彼女が暴力や圧力で彼を隷属させない意思表示をしたかったのかもしれないな。

揺さぶりは5カウントアップで半覚醒→5カウントダウンでトランスを4回繰り返す。
目を開ける指示を出さないんで前後の感覚の違いはさほど実感できなかった。
ササジマ氏は繊細なスクリプターと認識してたんだが今作はどうにも冴えがない。
有料だから、外注だからという気負いが台本に混じってるように思える。

女体化は顔→腕→胸→脚→マンコの順にそれぞれ5カウントダウンを刻んで変化させる。
本当に流すだけで内面にほとんど触れないのはいただけない。
最後に10カウントダウンを3セット数え定着させておしまいだ。

うーむ、ボトムズがある程度口出ししてるからか雑味のある催眠であるな。
大まかな流れは順当なのにところどころ腑に落ちない点が見られる。
演技指導してないのか声優の演技が催眠音声のそれになってないのも気になった。
ブラッシュアップすればもっと良くなったのにもったいない。

エッチはフタナリ女調教師様がマンコを指でいじり、クリトリスを舐め、挿入&中出しをする。
調教師を名乗ってるのだからチンコでも咥えさせるのかと思いきやドM向けのプレイは特にない。
まあササジマ氏がそういうのに慣れてないからってのが一番の理由だな。
不得手な分野に挑戦して爆死するよりも己の持ち味を出したほうがずっと様になる。

流れは実況+感覚支配の暗示をベースに効果音をバックで鳴らす。
効果音は耳を澄ませば聞こえるかってレベルで主役は完全に暗示だった。
言葉責めもなくまったり進むんでドMな諸君には物足りないだろう。
でも暗示の入れ方は上手だからある程度気持ちよくなれる。

マンコをしっかり濡らしたあとで生挿入し直後に10カウントダウンで1回目
次のパートに移り少し休憩を挟んでから連続2回のオーガズムを迎える。
トランスの入りが浅かったんで絶頂感はどれも弱かった。

催眠音声なのは間違いないのだがどうにもスッキリしない作品である。
催眠は以前の丁寧さが失われてるしエッチもMっ気がほとんど見られない。
調教師とのエッチってよりは学校の先輩とイチャイチャするのに近かった。
色んな部分が中途半端でせっかくの個性が輝きを失ってる。

音声のほぼすべてでリバーブっぽい音響効果が入ってるのも鼻についた。
そんなことをわざわざしなくても技術だけで普通に落とせるんだがな。
無料と有料じゃ勝手が違うのはわかってるんだがそれでもここまで質が落ちるかねぇ。

ってなわけでぶっちゃけ微妙だった。
ササジマ氏がどういう心持ちでこの依頼を引き受けたのかは知らんが
自分が大してやりたくないことを台本にしてもあまり良い物はできないぞとだけ言っておく。

出演:柚木つばめ
時間:77分
属性:ややM

催眠:★★☆☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★☆☆


体験版はこちらから

saiminsusume at 20:00│Comments(0)★3 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
すんどめない -射精管理官の射精管理-サウンド・オブ・エクスタシー催眠