2016年09月09日

アクメノイド・イリア《催眠音声》

アクメノイド・イリア《催眠音声》

2016年09月に発売されたサークルHypnotic_Yanhの作品。

先日のコミケに出展された作品であるな。
スク水氏は参加せずkuroko.氏に委託したらしい。
しかも今までとえらく違う本格派ドラマ系ときたもんだ。
催眠ボイスドラマは風呂井戸ソフトやKUKURIくらいしかやってないんで大いに気になる。
この作者なら大丈夫だろうってことで期待しながら聞いてみた。

この作品は2050年の時代にいるイリアなる少女になってエッチする。
ナレーターの女性によるとこの世界は異星人に脅かされ危機的状況にあるらしい。
イリアは普通の女の子なんだがアクメノイドの適正があり
姉のアヤが既に戦ってることもあって加勢するって寸法だ。
ストーリーを話すだけレビューが終わるくらいに専門用語や独自の設定が多く面白い。

催眠は脱力&深呼吸→水晶のイメージ→深化&女体化と進む。
脱力は横になったまま手足をぶらぶらさせ深呼吸は大きく一回だけする。
そして直後にさっき話した時代背景に関するお話が始まる。

数分話して催眠に戻りまた物語するのを繰り返す感じだ。
えらく変則的だが聞いてるとトランスにガッツリ入れるのだから不思議である。
45分くらいかけてじっくり催眠を掛けるのも難しいテーマだからだろう。

水晶のイメージは目を開けてじっと見つめ5カウントダウンで閉じる。
凝視法っぽい内容だがこの水晶はアクメノイドの重要なパーツとなる。
これを通じてイリアの容姿を映し出し女体化へ進めるのだ。
催眠の技法にもストーリー性を組み込むなんて普通のサークルじゃまずできない。

深化&女体化は事前に「イリア」と呼ばれたら頷く暗示を入れ
アヤがイリアをアクメノイドにすべく説得する風景にちょくちょくそれを行う。
この催眠の最終目的はイリアになることだから、この時点で同調させようとしたんだろう。
5カウントダウンで深化し9分程度回想パートを聞いておしまいだ。

この回想には水晶が登場し子宮にセットする様子が語られる。
エッチの起点になる装置だからイキやすくする下準備とも言えるな。
まあ何から何まで独特でうまく説明するのが難しい。

エッチはアヤと亜空間迎撃機に乗り込み異星人と戦う。
この戦闘機に積まれてる武器は人間のオーガズムをエネルギーとし
機内で2人が絶頂を迎えることで初めて攻撃できる。
現実世界ではありえない設定だが異星人相手なら常識は通用すまい。
全パート合わせて30回もイクんだから驚きだ。

最初は慣らし運転と雑魚、次は母艦、その次は帰還後に戦闘機が暴走
最後はイリアを悪堕ちさせるべく機械を使って乳首、マンコ、クリトリスを激しく責め立てる。
その際に背後で様々な効果音が鳴り場を盛り上げてくれる。
セリフだけだと色々伝わりにくいプレイがあるからこうしたのだろう。
サークルが以前フリーで公開した機械は無慈悲な夜の女王に似たプレイである。

絶頂回数の多さを見て期待してたらそれ以上の快感であった。
連続絶頂するシーンは腰がビクビクしっぱなしで射精よりずっと気持ちいい。
あまりに激しいんで途中に無理矢理休憩を挟んだほどだ。
トランスもきっちり維持できるように作られてて心憎い。
完璧にドM向けなんで人を選ぶところもあるがハマればとことん満足できる。

ドMなら迷うことなく聞けって言えるくらいに良い作品だ。
ストーリーの中に技術を溶け込ませてトランスを強化し
エッチはそれを維持しながら言葉と音で何度もイかせてくれる。

ここ最近のスク水氏の作品に比べると技術はシンプルかもしれない。
だが複雑な技術を用いながらドラマ性も併せ持つってのが土台無理なわけで
今回はドラマ部分をちゃんとやってイリアにすることを大事にしたのだろう。
ボリュームが多くイキ場も多いのだから文句のつけようがない。

ってなわけで私は大満足であった。
しっかし今年の催眠音声はレベルの高いものばかりで嬉しい限りだ。
この調子で自分の作りたいものをそのまま形にしていって欲しいものである。

出演:井上果林/鷺沢萩
時間:170分
属性:ドM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★★
コスパ:★★★★★

総合:★★★★★


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saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)★4~ 

2016年09月05日

催眠射精執行官 ~これより射精執行官No.634による催眠強制執行を開始する~

催眠射精執行官 ~これより射精執行官No.634による催眠強制執行を開始する~

2016年04月に発売されたサークルしゃがみパンチの作品。

サークル初の催眠音声であるな。
何度も言うように新規サークルの処女作は地雷率がとんでもなく高い。
まあ地雷の中にも格があるんでそれを見極めるのは結構楽しかったりする。
エッチがドM向けっぽいんでそっちに期待しながら聞いてみた。

この作品は射精執行官No.634なる女性にしこたま責められる。
彼女は男どもから精液を奪うのが仕事で主人公にも目をつけたらしい。
準備にあたる催眠導入と深化に30分くらいの時間を割いている。

催眠は深呼吸→分割弛緩→カウントによる深化→揺さぶりと続く。
深呼吸はゆっくり吸って吐くのを2分続けるだけだ。
分割弛緩は足先→足首→脹脛→太もも→尻の順に意識を向けてから3カウントダウン
さらに指先→手のひら→両腕→肩→背中→胸→腹と流してもう一度3カウントダウンする。

力が抜けるとか重くなると散発的に言ってくる程度でなんともいただけない。
しかも力を抜けと命令までしてくるから困ったものである。
区切りのカウントも数えるだけで追い込み暗示をちっとも入れてこない。
催眠の表面だけを真似たハリボテである。

深化と揺さぶりも3~30カウントをだらだらと数え続ける。
数字を刻むとリラックスするにはするんだがそれだけじゃトランスには誘導できない。
今回使ってるのは沼に沈むイメージなんで「沈む」をセリフに多く組み込むのが望ましい。
鈍い口調で語りかけると尚いいだろう。

カウントを数えるだけでトランスに入れたら苦労しないわな。
サークルが催眠の基本的なことすら理解してないんじゃないかと疑ってしまう。
まあ当然のようにトランスにはちっとも入れなかった。
根本的にダメとは言わないが有料で出すには技術レベルが低すぎる。

エッチは専用のペニスプラグを尿道に指し込み動かす。
現実世界でやったら危ないプレイなんで発想は面白い。
だがここも尿道責めがどう気持ちいいかを伝えてこないし
そもそも性的快感を上昇させる暗示すら入れてこない。

催眠音声のエッチは暗示で快感を操作しイかせるから成り立つのだ。
それをやらないのなら最初から催眠などかける必要はあるまい。
最初の30分を別のプレイに回せばエッチが今よりも充実する。
エッチに催眠をこれっぽっちも活かしてないことにサークルは疑問を感じないのだろうか?

その後は彼女が手コキや玉揉みを同時にやって連続射精させる。
射精のたびに5カウントダウンを刻み、毎度のように暗示をまったく入れずに次に進む。
せっかくの面白プレイも臨場感0で聞いたら全然楽しめない。
ドライで4回、セルフで1回絶頂して終了だ。

まあなんだ、サークルが完全に勉強不足だわな。
テンプレ式の誘導をとりあえずやってみた感が強い。
催眠音声は催眠の勉強をそれなりにしないと作るのは絶対不可能だ。
だがサークルは最低限度の学習すらしてないように思える。

まず全体的に暗示が少なすぎる。
体が重くなる感覚、沼に沈んでいく感覚、催眠に落ちる感覚、尿道にプラグを挿入される感覚。
それらを射精執行官No.634が聞き手に伝えようとしない。
しかもエッチでは暗示じゃなく命令をどんどんしてくる。

彼女が何のために催眠をかけたのかが私にはまったくわからない。
リスクの伴うプレイをイメージで補うためにかけたのならもっと色々やるべきだ。
催眠とエッチの噛み合わせが絶望的に悪くのめり込めない。

カウントを無意味に数えまくっているのもよろしくない。
催眠において何故カウントを数えるのかを考えてするべきだ。
カウントを数えりゃ聞き手が勝手にトランスに入ってイクと思ったら大間違いだ。
セルフパートで何もしてないのに「精神拘束をかけておいた」とか言い出すのも呆れる。

このくらいにしておこう。
催眠音声がこれだけ数多く世に出てるのに何故それに学ばないのだろうか。
そうするだけでもこの作品より数倍優れたものが作れる。
諸君も粗悪品に騙されないよう気をつけてくれ。

出演:佐倉あり
時間:105分
属性:ドM

催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★☆☆☆

総合:☆☆☆☆☆


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saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)~★2. 

2016年09月01日

東方入眠抄11 わかさぎ姫に堕ちていく水中催眠

東方入眠抄11 わかさぎ姫に堕ちていく水中催眠

2016年08月に発売されたサークルRe:Volteの作品。

2年以上に渡り催眠音声を作り続けてるサークルだ。
そのことごとくが東方キャラが安眠させるシチュになっている。
全年齢向けだし催眠音声はオリジナルが圧倒的に強いんでずっと敬遠してたのだが
食わず嫌いもよくないだろうと思い試しに聞いてみた。

この作品はわかさぎ姫なる人魚が湖で催眠をかける。
彼女はゲームでも大人しい性格だそうで音声でも物腰は至って柔らかい。
人見知りがちで男と接するのに慣れてなさそうだ。
だが彼女の固さを水流の環境音がうまく解きほぐしている。

催眠は深呼吸→カウント→湖に潜るイメージ→安眠と進む。
深呼吸は彼女が音頭を取り、吐く時にだけ脱力する暗示を入れる。
最初のやり取りも鑑みるに催眠を多少は勉強してる製作者のようだ。
奇抜なところは特に無いが基本に沿っていてリラックスしやすい。

カウントは10カウントダウンを刻み直後に軽い暗示を入れるのを5回繰り返す。
深呼吸の時は体だったのに対しこちらは心の力を抜く暗示が多い。
カウントの数え方が棒読みでよろしくないが流れに問題は見られない。
直後に音楽が流れ少しの間それだけを楽しむ。

湖に潜るイメージは同じく10カウントダウンを数え、追い込みで深化の暗示を入れる。
環境音が水中のものに変化しちょっとした浮遊感が味わえる。
全部で3回数え、その後は別の音楽が流れる中8分近く彼女と会話して終了だ。

思ってたよりもずっと聞ける作品である。
わかさぎ姫の住処特有の環境音を流しシンプルな催眠を掛けてくれる。
細かい部分を見れば粗があるものの致命的と言うほどには至ってない。
むしろキャラとの協調性を考慮した統一感のある展開に多少驚いた。
原作を知ってるかどうかで癒し効果にそこまで差が出ることもあるまい。

ってなわけでそれなりの満足感が得られた。
おまけで耳かき音声も入ってるしお得感の強い作品なのは間違いない。

出演:冬岸るい
時間:60分
属性:ノーマル

催眠:★★★☆☆
癒し:★★★★☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★☆


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saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)★4~... 

2016年08月28日

スパイの快楽尋問催眠

スパイの快楽尋問催眠

2016年08月に発売されたサークルF・A・Sの作品。

こいつも夏コミ合わせの作品だ。
今年のF・A・Sはエロボイスも含めると既に4本出しててえらく勢いがある。
中の人の向上心が強いのか後に出る作品ほど目に見えて品質が良くなっている。
お姉さんに誘惑されるシチュは好物なんで期待しながら聞いてみた。

この作品は謎の組織に所属する女スパイにエッチな尋問をされる。
主人公はひょんなことから国家の重要機密を握ることになり
パスワードを知ることが叶えば彼女に大きなメリットがもたらされるって寸法だ。
大事なのは秘密をばらすことなんで事後のことは語られてない。

催眠は運動→深呼吸→漸進的弛緩法→イメージによる深化と進む。
運動は音楽を聞きながら10分近く腕をぶらぶらさせる。
サークルが以前の作品にも導入してるやつでリラックスに効果的らしい。
寝たまま体を意識する脱力より実際に動かしたほうが誰にでも通用する。
以降のシーンもずっと何らかの音楽が流れ続ける。

深呼吸はいつも通りちょろっとやる程度なんで飛ばすとして
漸進的弛緩法は10カウントの間全身に力を入れ次の10カウントでゆっくり脱力する。
最初の運動と似通ってるがこれらの間に会話がそれなりに入るんでマンネリ感は特にない。
並行して軽い深化の暗示を入れてくるのも次のステップに入ったのを物語っている。

深化は夜の暗い森に迷いこんだ自分が狭い洞窟を発見し
奥にある光に向かって進む様子をイメージする。
洞窟に入る前と後で暗示の内容を大きく切り替え揺さぶりをかけていた。
湧き出たお湯に浸かり寛ぐ最後のシーンで暖かさがじんわり湧いてくる。
リラックス系の催眠としては上々の内容であるな。

エッチは彼女にパスワードに関する尋問を受けながらオナニーする。
主人公が自分の暗示を受け入れやすくなってる状況を利用し
いきなり吐かせようとせず射精の快感と秘密を吐く快感を連動させる。
快感を囮に情報を得ようって魂胆なんだが意図が巧妙に隠されててなかなかに面白い。

その後はごくごくソフトなオナニーをさせて射精感を適度にくすぐり
一旦停止して7つの質問を投げかける。
この質問はどれもパスワードに関するものでYES、NOのどちらかを選ばせる。
ズバリ答えさせないのは強引さを回避するためだろうし催眠らしさを持たせるためでもある。
深化後に思考力を必要とするセリフを投げかけるのはあまりよろしくないのでな。
最後に100カウントを数え0で射精しパスワードを連呼する。

うーむ、まったくもって素晴らしい作品である。
秘密を吐くことをここまで盛り上げ気持ちよくしてくれた手腕に脱帽する。
世間に出回ってる催眠音声とはエッチの方向性が随分違うんで文字だと説明しにくい。
だが全体の流れや細かいところを見ていくとちゃんと高度な催眠になってる。

とりわけエッチ序盤の秘密をばらす感覚を射精に近いものへと昇華させるシーンと
終盤で少しずつ吐かせながらイかせるシーンが噛み合っててえらく気持ちいい。
射精の快感も強く普段以上の精液が飛び出てビックリした。
やってはいけないことをやらかした背徳感がそうさせてくれたのだろう。

とりあえず聞いとけレベルの大満足な内容であった。
前作のレビュー時に作者にダメ出しするよう頼まれたんだが指摘する部分は特に見当たらない。
ドMも含めて多少なりともMっ気を持つ諸君は是非聞いてみて欲しい。

出演:野上菜月
時間:80分
属性:ややM~ドM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★★
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★★


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saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(4)★4~.... 

2016年08月24日

あなたも催眠にかかれる!-催眠音声-

あなたも催眠にかかれる!-催眠音声-

2016年08月に発売されたサークル極東催眠の作品。

今年から参入した新規のサークルであるな。
無料作品を以前に出してるんだがそっちは全年齢向けで自律訓練法をやってた。
まああれと同じことをしても売れないだろうって踏んだのか別の技術を使ってる。
コミケ直前の暇な時期だったんで挨拶代わりに聞いてみた。

この作品はお姉さんに軽い催眠とエッチのサービスを受ける。
作品名をこうしたのは被暗示性の低い人をターゲットにしたからだ。
より多くの人にかけたいならぶっちゃけ古典より現代を選んだほうがいいと思うのだがな。
コテコテの古典スタイルにちょっとだけアレンジを加えてある。

催眠はリラックス→凝視法→深呼吸→イメージによるカウントと続く。
リラックスは部屋の中の環境や外から聞こえる音に意識を向けた後
呼吸音、心臓の音、衣服や布団の感触へと対象を切り替える。
催眠中に周りのものが気になり入りにくくなるのを嫌ったのかもな。

凝視法は天井を見つめながら瞼が重くなる暗示を聞き10カウントダウンに合わせて1回ずつ開閉させる。
瞼の開閉と組み合わせたのは閉眼時のリラックス感を際立たせたかったからかもしれない。
何にせよ視神経を多少疲労させた後に閉じるんだが当然気持ちよくなる。
取っ掛かりとしては上々の内容であるな。

深呼吸は分割弛緩も兼ねていて頭のてっぺんから足の先へ徐々に意識を移動させる。
頭→額→顔→首→肩→両腕→両手→胸→腹→腰→太もも→脹脛→両脚の順に自分のペースでやり
少し後にお姉さんが沈黙してリラックス気分に浸らせる。
リラックスに力を入れてるのは被暗示性の低い人を見据えてのことだろう。

イメージによるカウントはベッドごとエレベーターに乗ってる様子を想像し
20カウントダウンを数え1になったら追加の暗示が入る。
催眠音声ではお決まりの手法だが準備が入念なんでストンと来る。
軽い沈黙を加えてダメ押しするのも心憎い。
ササジマ氏には劣るが今年の新規では上位の実力者だと私は踏んでる。

エッチは腕の脱力を解いてから乳首やチンコをいじる。
時間が10分弱なんでそんなに込み入ったことはやらない。
指示通りに手を動かしちょくちょく暗示で感度を強化するだけだ。
ドM要素がまったくないし時間内に射精するのはきつかろう。
これなら無理にやらなくてもよかったんじゃなかろうか。
終盤に10カウントダウンで射精する。

催眠はそれなり、エッチはぼちぼちな作品だ。
作品名で掲げた目標をそれなりの水準で達成している。
催眠音声はトランスに入らないと何も始まらないわけだからこういう作品も必要だと思う。
エッチは大手が面白いプレイをいっぱいやってるんでそっちを聞けってことかもしれない。
とりあえず催眠の実力は十分アピールできてる。

ってなわけで値段分くらいの満足感は得られた。
今後はテーマ性を持たせたりエッチに凝るとより良い作品が生まれるだろう。

出演:分倍河原シホ
時間:36分
属性:ノーマル

催眠:★★★☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★☆☆


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2016年08月20日

淫らな蜜の黒魔術

淫らな蜜の黒魔術

2016年08月に発売されたサークル暗中模索の作品。

この前あったコミケ向けに製作された作品だ。
今年は音声島ができるほど盛況だったらしい。
ちょっと昔はエロトランスやes_labあたりが出る程度だったのだがな。
製作者にはユーザーと直接会ってエネルギーをもらえるのがいいのだろう。
ド安定のサークルなんで期待しながら聞いてみた。

この作品は黒魔術師を名乗る女性に催眠をかけられる。
彼女によると主人公を使ってエッチな実験がしたいらしい。
媚薬代わりの蜜を除けばおどろおどろしい描写は特に見られない。
催眠をかける時点で聞き手が嫌がる手段は使えないし妥当なとこだろう。

催眠は深呼吸&暗示→凝視法→深化と続く。
深呼吸はペースや回数の指定をせず自由にやらせ並行して暗示を入れる。
暗示は「頭の中が黒に覆われる」とか黒魔術っぽいものが多かった。
暗黒面に落ちるってよりは黒い霧に包まれ安心するって具合だ。
この作品固有の暗示文が多くどうにも説明が難しい。

凝視法は瞬きや目の開閉をしながら閉じた時にのみ気持ちよくなる暗示を入れる。
天井の一点を見つめるんじゃなく瞬きをトリガーにしていた。
目を閉じたら視界が暗くなるのを利用し暗闇に安心感を与える。
催眠音声でよく使われる「頭の中が真っ白」に近いニュアンスの誘導だな。

深化は冒頭で彼女と結んだ契約の内容を確認した直後に命令口調で深化の暗示をいくつか言ってくる。
「深く落ちなさい」ってストレートに言ってくるのにはちと驚いた。
だが催眠慣れしてるMならむしろこうしてくれたほうが入りやすく思える。
すとーんと落ちるのに近い良い気分が味わえた。

エッチは耳の感度が上がる暗示を最初に軽く入れてから耳をしこたまいじる。
彼女が極秘に手に入れたサキュバスの蜜なるものをまぶした指で両耳を撫で
にちゃにちゃした音を鳴らしつつ耳から脳にエッチな熱が流れ込む暗示を入れる。

イメージ的には脳姦に近いわな。
プレイが進むほど耳をいじる効果音が激しくなり気持ちいい。
淫語をほとんど言わないんであんましエロくないんだがこの音が結構効いてくる。
少し経った後に出る脳イキの指示でピリッとした痺れが頭のあたりに走った。

その後は脳の快感を下半身に移動させチンコでドライする。
こっちのほうが色んな作品に出てくるスタンダードなプレイでやりやすい。
絶頂指示を出してから2分近く連続絶頂させておしまいだ。

黒魔術から来る先入観よりもずっとソフトな作品だ。
ありきたりの技術を使うテンプレ型の誘導を捨てこの作品独自の催眠をかけてくる。
こういう催眠ができるのは技術が優れてる証拠だ。
トランスに入りやすくすべてにおいて文句を言いたい部分が思い当たらない。
ドMには物足りないがそれ以外の人なら問題なく楽しめるだろう。

エッチは前半が耳いじりに特化してて独創的であるな。
それだけやるのは自信がないのか後半は王道のドライプレイに転換する。
後半の方が完成度が高いが前半あってのプレイだとも思う。
オーガズムの時間が長めに取られてるのもありがたい。

ってなわけで結構な満足感が得られた。
どぎついプレイにさえ期待しなければ催眠もエッチも大いに楽しめるだろう。

出演:みもりあいの/想
時間:45分
属性:ややM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


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saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)★4~. 

2016年08月16日

えっちな百合になっちゃう女体化催眠音声 ~二人だけの閉じた永遠のセカイ~ZERO (男女兼用)

えっちな百合になっちゃう女体化催眠音声 ~二人だけの閉じた永遠のセカイ~ZERO (男女兼用)

2016年07月に発売されたサークルしりあるヒプノの作品。

またしても新規のサークルであるな。
これの少し前に別の作品を予告しててあっちは別のスクリプターを立てている。
催眠音声はスクリプトが命だからできるだけ同じ人が書き続けるのがよい。
まあそっちは発売したときに改めてレビューするとしてとりあえず聞いてみた。

この作品は謎の女性に女体化催眠をかけられレズプレイする。
出合った直後は正体不明なのが後になるとだんだんわかってくる仕組みだ。
つうてもホラーじみた展開にはならず終始優しいキャラのままである。

催眠は準備運動→深呼吸→眼球運動→イメージを使った深化→同化と進む。
準備運動は肩をすくめて下ろす動作を三回繰り返す。
一回目は3カウント、二回目は5カウント、三回目は8カウント数えてた。
肩凝りに悩んでる現代人は多いからそれをちと解消し楽にしてやろうってことだろう。

深呼吸は柱時計の音らしき効果音に合わせて吸ったり吐いたりする。
右で鳴った時は吸い、左から鳴ったら吐くのを5分くらい続ける。
各動作の間を長く取りセリフを小まめに入れてきた。
催眠の取っ掛かりとして結構よくできてると思う。
眼球運動は深呼吸と同じ要領で音に合わせて目を左右に動かす。

深化は真っ暗な通路の先にある別世界へ彼女と共に繰り出す。
途中に立てかけてある蝋燭の数を数え暗示を入れていた。
蝋燭は催眠だとメジャーなアイテムだが音声だとあまり使われない。
ドアをくぐった先にも湖があり沈むイメージと暗示を組み合わせてある。
これまで聞いてきた新規の中ではまずまずの立ち回りであった。

同化は移動先になぜかある主人公の家で彼女と同じ姿になる。
前半の5分は容姿のおおまかな構築、残りの5分は感覚のシンクロと感度強化をしていた。
作者が他の女体化作品を聞いてるのか容姿に関する直接的な描写を避けている。
イメージ力重視の催眠だしこうしたほうがいいと判断したのだろう。

エッチは彼女と抱き合い乳首を擦り合わせ愛液を受け取る。
下着と上半身を脱ぎスカートだけの格好でやっていた。
取り立ててハードなプレイは無いが感度を段階的に上げてくれてそれなりに気持ちよくなれる。
でもやっぱりドMにはパンチが足りないわな。
15分くらいイチャイチャして最後に10カウントダウンでドライ絶頂する。

催眠はそれなり、エッチはげんなりな作品である。
新規がよく陥るベタな技法をできるだけ使わないように心がけ
さらには作品らしさを感じさせるイメージも取り込んでる。
ふくぱん氏の演技も安定してて中程度くらいのトランスにすんなり入れた。

片やエッチは催眠音声でよく見かけるレズとも随分違う。
付き合い始めたばかりの百合カップルがより親睦を深める第一歩の瞬間ってところだ。
だがフィニッシュ時に女性の愛液がこっちのマンコに垂れ落ちる描写は淫靡で良い。
その後にもうひとつくらいハードなプレイが続けばより面白くなっただろう。
まあこの作品には追加パートもあったりするんでそっちを聞けってことかもな。

ってなわけで催眠スキーならそれなりに満足できる内容である。
新規の有料処女作=地雷のイメージをほんの少し払拭してくれたのも嬉しく思う。
これからも催眠を大事にしながら作者らしいエッチを聞かせてほしいものだ。

出演:ふくぱん
時間:124分
属性:ノーマル~ややM

催眠:★★★☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★☆☆


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2016年08月12日

百鬼撩乱~怪の章~

百鬼撩乱~怪の章~

2012年01月に発売されたサークルKUKURIの作品。

お札を使って戦う退魔少女になる作品だ。
つうても派手なバトルは特にせずほのぼのした雰囲気を持っている。
命を懸けて戦うのは端から見るもので自分じゃやりたくないものだ。
エッチで襲ってくる妖怪も敢えて小物にしている。

この作品は天津ミツハなる女の子になり垢舐めに全身を舐められる。
彼女が所属する学園で最近妖怪による事件が多発してるらしく
神社の家系を継ぐ彼女が封印を手伝うって寸法だ。
妖怪は昔の書物で出てくるものの所詮は空想の産物に過ぎない。
イメージ力を高める催眠には打ってつけのテーマであるな。

催眠は全身に力を入れてから抜く運動を3回繰り返し
案内役のお姉さんが語る神社の祭りに参加するイメージをする。
時間が夜だから提灯に明かりが灯りしばらくすると花火まで打ちあがる。
なんてことない風景だがリラックスさせる暗示をちょこちょこ忍び込ませている。

その後は奥にある大きな行灯の前に行き火車なる妖怪と戦う。
ミツハになる前の準備運動ってところか。
つうてもうちらがやるのは2回頭を下げ、2回手を叩き、最後に1回頭を下げる動作と
お札を投げつけて封印するイメージくらいのもんだ。
最後に10カウントダウンを数え行灯の火を消すと共に深化の暗示を入れる。

本作の催眠はストーリー形式になっていて中に結構多い種類の技術が込められている。
いちいち説明すると字数が無駄に増えるんで流れだけを説明した。
この内容なら中程度くらいのトランスには無理なく入れるだろう。
KUKURIの他作品よりも物語の舞台を強くイメージさせている。

深化後の女体化はミツハと心身を融合させ階段を下りる。
10カウントダウンの1つごとに体のパーツが女性になっていることや
膣とクリトリスが敏感になる暗示を入れていた。
ちと強引にも思えるがイメージ力がある程度高まってるのを見越してこうしたのかもしれない。

エッチは垢舐めに風呂場で襲われ全身を舐められる。
唇、口の中、両脇の下、乳房と乳首、腹と臍、足の指の間、尻穴と内部、膣とクリトリスの順だ。
ミツハを気持ちよくするっていうより垢を舐め取るプレイだわな。
お姉さんがプレイを実況し何度か感度強化の暗示を入れてくる。
実際に舐める音はまったく鳴らなかった。

汚い部分も積極的に舐めてくるんでちと人を選びそうな内容である。
だがイメージはしやすくだんだんと気恥ずかしくなってくる。
シチュに悶える部分も持ったエッチとでも言えばいいのだろうか。
性的快感はそこそこなんだが舐められた部分がピリピリしてくすぐったく感じた。
純粋な気持ちよさとは何かが違う。

絶頂は乳首舐め、臍舐め、クンニで1回ずつある。
最後の1回が直前の感度強化もしっかりしていて最もイキやすかろう。

KUKURIらしい独自の世界観を持つ結構優れた作品だ。
神社や妖怪退治をちゃんと催眠にも反映させている。
まったく関係ない技法で誘導するとキャラになりきらせる部分を他に用意する必要が生まれるし
両方同時にできるのならそうしたほうが聞き手にとってもありがたい。

エッチはエッチで舌に犯されるプレイに終始している。
レズプレイの中でも一際ソフトなんでドMには物足りないだろう。
女性が舐められたら恥ずかしがる部分を徹底的に責めてるのが良い。
催眠もエッチもイメージ力を引き出すアプローチを心がけていた。

ってなわけで私は満足できた。
触手とかのハードな女体化作品が苦手な人はこのへんから聞いてみるといいだろう。

出演:葉市憂
時間:97分
属性:ややM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


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2016年08月08日

大人の耳かき催眠専門店・青葉

大人の耳かき催眠専門店・青葉

2015年06月に発売されたサークルカジハラエムの作品。

同人音声で相変わらず猛威を振るっている耳かきとのコラボ作品だ。
催眠は専門に作っているサークルが多く違う畑の要素を取り入れた作品が少ない。
両方作ってるカジハラエムらしいテーマであるな。
自作と思しき数多くの効果音を使って耳かきをリアルに作り上げている、

この作品は青葉なる店員に耳のマッサージと耳かきをされる。
耳マッサージを軽く済ませた後に催眠をやってそれから耳かきに進む流れだ。
そして耳かきから耳舐めやオナニーへと徐々にシフトさせている。
癒しが充実している一方エッチはなんとも物足りない。

催眠は耳マッサージの音を聞きながら約3分間深呼吸し
軽い分割弛緩をしてから10カウントで深化、最後にもう一度深呼吸をする。
カジハラ氏がよく使っている古典的な催眠技法を簡略化したタイプだな。

強いて違うところを挙げるとするなら効果音が鳴るところなのだが
効果音と暗示に関連性が無く催眠においてプラスに働いてるとは思えない。
ごくごく軽い催眠に入った気分になる程度で終わるだろう。

エッチは35分くらいの時間をかけて耳かきや耳舐めをしてからオナニーに進む。
私は耳かき音声をほとんど聞いたことがないのであまり強くは言えないのだが
効果音が結構リアルで耳に軽くくすぐられるようなこそばゆさがあった。
耳舐めはエロを意識した結構下品な音を鳴らしてくれる。

しかしそれらを一生懸命頑張ってるからなのか催眠に必要な暗示がえらく少ない。
サークルが催眠・耳かきいずれを重視しているのかはよくわからないが
この内容では催眠に入ったとしても途中で解けてしまうだろう。
催眠状態を維持しようとする動きが特に無いから仕方ない。
終盤で固めて入れてくるシーンがあるものの、その前の時点で解けていたら意味が無い。
せっかく催眠と耳かきを掛け合わせたのに催眠の影がほとんどなくなっている。

オナニーは3分間竿や亀頭を刺激し10カウントで射精する、これだけだ。
おちんちんを数回言う程度で舐めたり喘いでくれたりもしない。
ただでさえ耳かきをやりまくった直後でエロい気分になりにくいというのに
これでは短時間で射精するのは難しかろう。
極端にエロく下品にしたほうがメリハリがあって良かっただろうな。

非催眠の部分に力を入れすぎてほとんど催眠になっていない作品である。
耳マッサージや耳かきの部分はよくできていると思う。
だがそれと催眠を絡めるところがうまくいってないからほとんど催眠に入れない。
これならわざわざ催眠誘導などせず普通に耳かきしたほうがいいだろう。
催眠誘導後も引き続き耳かき重視で催眠暗示が意味を成していない。
実力以上のことに挑戦し、その結果空中分解しているように思えてならない。

エロトランスみたいに催眠をかけながら耳かきしろとは言わない。
だが催眠に一定以上の力点を置き、それを維持しながら耳かきしなければ
そもそも催眠をかけたこと自体が無駄になってしまう。

これならいっそ耳かきまでは素の状態でやって
エッチの直前に催眠をかけてもよかったんじゃなかろうか。
耳かきという求心力のあるテーマを持て余している感がある。
さらにエッチはオナニーだけだからやっぱり消化不良になっている。

ってなわけで気になる部分が多々ある作品であった。
だが問題を見つめなおし改善できれば良作に化ける可能性も十分にある。
サークルにはもう一作くらい挑戦してみて欲しいものである。

出演:紅月ことね
時間:77分
属性:ノーマル

催眠:★☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
癒し:★★★★☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★☆☆☆


体験版はこちらから



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2016年08月04日

メタモル美少女-女体化催眠オナニー-

メタモル美少女-女体化催眠オナニー-

2011年01月に発売されたサークル300y'sの作品。

全部の作品を300円で売ってるサークルだ。
カジハラエム氏の別名義サークルでもある。
彼は癖の強いエッチをする一方で催眠誘導はレベルが高い。
そのせいもあって全年齢向けの作品は軒並みよい実績を残してる。
まあこいつはエロありだがな。
丁度半額キャンペーンの対象になってたんで今更ながら聞いてみた。

この作品は謎の女性が女体化催眠とドライ系のエッチをしてくれる。
総時間17分は女体化音声の中でおそらく最も短いんじゃなかろうか。
効果はちとアレなんだがちゃんと催眠音声になってる。

催眠はマネキンのイメージ→深呼吸→カウントによる深化と同化と進む。
マネキンのイメージは自分がなりたいと思う美少女を隅から隅まで思い描く。
こういうのは普通リラックスさせた後にするものなんだが
この作品は深化と女体化を同時に行うんで最初にやるしかないと判断したのだろう。

深化&同化は1カウントごとに体が蕩ける、心が蕩けると暗示を入れながら10数える。
暗示を入れるタイミングがここしかないってことで丁寧にやっていた。
トランスにどっぷり浸かるとこまではいかなくとも意識のぼやけは感じるだろう。
美少女のイメージを先にさせたのは正解だと思う。

エッチは寝たまま彼女の暗示を聞き4分後に10カウントダウンでドライ絶頂する。
暗示はマンコや乳首の感度上昇を小まめに入れていた。
雰囲気はちっともエロくないが暗示の効果をそれなりに感じる。
ちょっとしたオーガズムくらいは感じる人もいるだろう。

予想してたよりもずっとよい作品であった。
余計な要素をすべてそぎ落としひたすら女体化を行う。
準備不足やエッチの淡白さは否めんが、この時間内に収めろと言われたら私もこうするかもしれない。
何にせよ手抜き感はまったくない。
むしろ2011年にこんな作品を作ってたことに多少驚いた。

ってなわけで相応の満足感が得られた。
150円ならペットボトルのジュース1本と変わらんし気軽に聞いてみてくれ。
催眠音声の相場を考えれば通常価格の300円でもお得だわな。

出演:野中みかん
時間:17分
属性:ノーマル

催眠:★★★☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★☆☆


体験版無し

saiminsusume at 20:00|PermalinkComments(0)★3