2013年11月13日

催眠巫女~憑依と浄霊~

催眠巫女~憑依と浄霊~

2013年8月に発売された、サークルエロトランスの作品。

同時に発売されたヒプノマルチボイスが声をテーマにしていたのに対して
こちらは女体化を使ったスピリチュアルな作品だ。
霊と催眠はどちらも曖昧なものとして相性がいいらしい。
それにしても、一気に2作品を持ってくるとは大したサークルである。

先ほど女体化と書いたのだが、厳密に言うと精神の女性化になる。
つまり体は女性になった・ならないを敢えてぼかしてあるのだ。
男女両方聴ける作品を作っているエロトランスだから
性器の表現などを曖昧にするのは仕方ないのかもしれない。

主人公はとあるオナニーが大好きな女性の霊に取り憑かれていて
アンナという巫女の力を使って、一時的にそちらに体を貸してやることになる。

催眠はこの霊を憑依させる部分が描かれている。
事前に長めの説明を行った後、体のツボを押したりしてリラックスする。
基本的にはアンナの声に耳を傾けるだけなのだが
この巫女が霊の経歴などをとにかく詳しく教えてくれる。
私は催眠に多くの言葉は不要と考えているだけに、少々頭が痛くなった。

女体化は憑依だから本当にあっさりとしている。
体のどこが変化する、といった流れではないから
こういう変身系の作品に初めて触れた方はおそらく戸惑うだろう。
適当に好みの女性を頭に浮かべて、その人になった気になればいい。

エッチはアンナの手引きに従ってオナニーをすることになる。
おっぱいを触らせるシーンはあるものの
性器を股間とすることで、チンコとマンコどちらとも取れるようにしている。
こういう曖昧な表現は作り手にとっては都合がいいのかもしれない。
だが聴き手にとってはどっちつかずな感がしてならない。
結局のところ憑依後の姿が男性なのか、それとも女性なのか
いまいちよくわからないまま終わってしまった。

エロトランスにしてはかなり独りよがりな作品に思える。
催眠音声はシステム上、作り手のオナニーになってしまうのは仕方ない。
だがそれでも聴き手に配慮する心遣いは必要だ。
対面での催眠のように臨機応変に振る舞えないからこそ
微に入り細を穿つように作らなければならないと思う。

しかしストーリーは面白い。
神秘的だからある程度都合のいい解釈もできるわけで
こういう方向性の女体化には、もっと増えてほしいと切に願うところである。

出演:卯月杏奈
時間:45分
属性:ノーマル~M

催眠:★★★☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆

総合:★★★☆☆


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2013年11月12日

朝倉催眠診療所 Vol.03

朝倉催眠診療所 Vol.03

2012年8月に発売された、サークルEs_Labの作品。

4話構成の当シリーズにおいて、アブノーマル路線に傾く最初の作品だ。
1話と2話は結構真っ当なタイプの作品なのだが
この作品は乳首、そしてこの次の4話はアナルと一気に属性が吹っ飛ぶ。
作り手がこっち系のジャンルを好きなのかもしれない。

そういえば、術者を催眠療法士に設定している作品はこのシリーズくらいしかない。
実はこの「催眠療法士」という肩書が催眠においては結構な威力を発揮する。
威光暗示というやつで、術者が普通のお姉さんより
「催眠療法士の」お姉さんとしたほうが催眠にかかりやすいそうだ。
だから催眠音声を作る際は、術者の経歴などもしっかり設定したほうがいい。

まあ、とにかく乳首に特化している。
特殊な道具を使うシーンなどもあるから
実際器具を使って乳首オナニーをやっている方には垂涎ものだろう。
もちろん器具無しでも聴けるので安心してほしい。

催眠は腕や足を動かしてある程度体を疲れさせてから暗示をかけていく。
体が疲れると自然に脱力できるから、意識するよりずっと簡単だ。
暗示はカウントを小刻みに挟みながらこまめにやっていく感じ。
ただそれだけだとつまらないと思ったのか
黒板をイメージして数字を消しながらカウントを消していくシーンなどもある。
最初の運動を除けばごくごく真っ当な催眠だ。

エッチはプレイ時間の大半が乳首いじりに費やされている。
木製ピンチとニップルポンプなんていう代物を使うシーンも登場するが
どちらもごくごく短い時間で、メインは指での刺激になっている。
揉んだり、引っ張ったり、こねくり回したりと色々丁寧に指導してくれるから
未開発の方でもおそらく楽しめるだろう。
鍛錬を積んでいけば、くすぐったい感覚から電流が走るような感覚に変わる。

それ以外だと「豚」と散々に罵られるのが目についた。
明らかにこちらを見下して、唾を吐き捨てるような言い方をしてくれる。
朝倉先生は普段の物腰がとても穏やかなだけに、Mならきっとゾクゾクするだろう。

完全に乳首開発を目的とした作品である。
チンコを扱くだけのオナニーライフに物足りなさを感じている方は
乳首を開発するともう一段上の快楽を得ることができるだろう。
でも両方開発するのは結構大変なので
とりあえず普段チンコを扱いている側の乳首を反対側の手で弄んでみてほしい。
1か月後にはそのスタイルがデフォルトになっているはずだ。

ちなみに、この作品で登場する器具は通販で買うこともできる。

出演:早乙女碧
時間:105分
属性:ややM~ドM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★☆


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2013年11月11日

わんこ催眠

わんこ催眠

2011年9月に発売された、サークル催眠日記の作品。

催眠音声において最も大きなジャンルの一つである調教モノだ。
しかし調教と言っても内容は実に千差万別で面白い。
一番メジャーな言葉責めで恥辱にまみれさせるものや
首輪などを使って心身を拘束するもの
過激なものだと鞭で痛めつけられたり、電気ショックを受けるものまである。

そんな調教の中で私が最も手厳しいと思うものが「人として扱われない」ことだ。
人じゃないから人に相対するようなルールは一切通用しない。
人以外の動物は普通服を着ることが無いから、当然チンコ丸出しの裸にされる。
プライバシーなんてもちろん無いから
すべての行動をご主人様に管理・監視されてしまう。
この作品では聴き手は犬として、上記のような扱いを受けることになる。

催眠はカウントダウンを重ねていく非常にわかりやすい作り。
最初は高層ビルの頂上に連れていかれて、そこから少しずつ降りていく。
あの心と体がふわりと浮かぶ感覚は
なかなか味わう機会が無いからか実に不思議だ。
犬になっていく過程もカウントになっているから
カウント系の作品に適性のある方が最も向いていると言えるだろう。

エッチは躾を受けた後にオナニーをさせられることになる。
「犬」と呼び捨てにされ屈辱的な命令の数々を受けることになるのだが
催眠がしっかりしているからか、思いのほか抵抗感が湧いてこない。
さすがに積極的に取り組もうとまではいかないものの
頭を空っぽにしてさえいれば完遂できる、そんな感じだ。
ここでもカウントを上手に絡めて適度に心を縛ってくる。

私個人は国屋敷の「マゾ犬ペット化催眠」よりこちらの方が好きである。
やっていることが非常に単純だから、催眠にかかりやすいしプレイにも集中できる。
プレイ中は人ではなく犬なのだから
心を思いっきり開放してオナニーに没頭すればいい。
敢えて聴き手を犬にすることで、心の変換を容易にしている面白い作品だ。

出演:誠樹ふぁん
時間:43分
属性:M~ドM

催眠:★★★★☆
エロ:★★★★★
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


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2013年11月10日

ふたりがけ催眠 ドライトレーニング編

ふたりがけ催眠 ドライトレーニング編

2013年4月に発売された、サークルフルトラの作品。

フルトラは昨年の「双子 白」そして今作と、双子モノを専門に作っており
いずれも4桁のダウンロード数を叩きだしているとんでもないサークルだ。
「催眠はエロボイスに比べて儲かる」そう考えて参入してくるサークルは多いが
実績を残しているところは非常に少ない。

無料作品が多いせいか、催眠を聴く連中は耳が肥えているから
彼らの心を掴むのはなかなか難しいのもある。
本当に催眠で儲けたいのなら、相当真面目に勉強してからのほうがいいだろう。

話を戻す。
この作品はドライオーガズムを徹底的に追求した作品だ。
ドライオガーズムを目指すのにチンコは不要、そう思ったのか
チンコに一切触れることなく終わる珍しい作品でもある。
というか、チンコの存在自体が作品内で抹消されてしまっている。

催眠は深呼吸と脱力から入るいつものパターン。
脱力はそれぞれに10カウントを費やす丁寧な作りだ。
そして双子の声を聴きながら心を沈めていく。
双子系作品を聴いているほど深く催眠に入れるだろう。

エッチは乳首、PC筋、アナルを開発していくことになる。
乳首オナニーは最近ようやく存在感を見せ始めた程度だが
催眠を聴いているほどの方なら、それなりに開発済みなのではないだろうか。
実際開発した状態で乳首とチンコを同時にいじくると非常に気持ちがいい。
この2つの器官が明らかにつながっていることを感じられるはずだ。
この作品の乳首オナニー講座は結構丁寧だから
騙されたと思ってしばらくいじってみてほしい。

アナルはこの作品に限ってはエネマグラは必要ない。
ただオプションでそういうプレイを選択することもできる。
双子に指やペニスバンドを挿入されるドMなプレイだ。
左右からましろさんの罵声が心と体に響き渡って心地よい。

アブノーマルだが割と誰でも聴ける作品である。
双子効果のおかげか催眠には入りやすい。
催眠に入りやすいからドMなプレイにも抵抗なく没頭できる。
そんな相乗効果が働くことで、この作品を名作に押し上げている。

どちらかというと脳ではなく前立腺でイくタイプだから
その手の経験が無い方だと軽度の絶頂で終わるかもしれない。
そしてチンコに触れないから当然射精はできずじまいだ。
しかし、聴き終えた後のチンコはおそらくカウパーまみれになっているだろう。
そこで改めてチンコを扱いて射精させると…

一粒で二度おいしい思いができる作品である。

出演:紗藤ましろ
時間:80分
属性:ややM~ドM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★☆

総合:★★★★★


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2013年11月09日

ヒプノリラクゼーション

ヒプノリラクゼーション

2013年8月に発売された、サークルAk Voiceの作品。

ことね様の個人サークルとしては初の催眠音声になる。
このサイトでレビューする作品はことね様率が非常に高いのだが
それは私がことね様のファンだから仕方ない。
彼女の声にはリコの時からずっとお世話になりっぱなしだ。
でも評価にそういった部分は加算していないから安心していただきたい。

この作品はことね様のあまあまボイスで聴き手を癒してくれる。
今回のことね様は一切トゲのない天使モードだから、誰でも安心して聴けるだろう。
いつも罵られているM男だけはもどかしく感じるかもしれないが。

催眠は心を落ち着けてゆったりできるようにと、やることは極端に少ない。
深呼吸と脱力、これだけである。
それをかなりの長時間に渡って行うわけだから
途中で寝落ちしてしまう方が続出しているに違いない。

エッチは彼女の声に励まされながらドライを目指すことになる。
彼女にすべてを受け止めてもらいながら
身も心も預けて快楽だけに浸ってみてほしい。
一応終盤になるとエロいイメージも出てくるから
ドライがやや苦手な方でもイけるのではないだろうか。

まったくもって癒しオンリーの非常にわかりやすい作品である。
こういう作品は雰囲気がとても大事なのだが
そのへんはことね様だからほぼ問題ない。
ヒプノスレーブなどでも登場したタイプの声で、実に神々しく感じてしまう。
この作品を聴き終えた時
彼女の愛に包まれてきっと幸せな気持ちになっているだろう。

それにしてもこの挿し絵を見る度に
「太もも長っ!」と思ってしまうのは私だけだろうか。

出演:紅月ことね
時間:71分
属性:S~M

催眠:★★★★☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★☆


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2013年11月08日

苗床 触手使いと少年《催眠音声》

苗床 触手使いと少年《催眠音声》

2013年8月に発売された、サークルHypnotic_Yanhの作品。

主に無料の作品を作り続けてきたYanh氏の数少ない有料作品だ。
元々有料でもまったく問題ないクオリティの作品を作られていただけに
私個人は有料化しても悪いイメージは特に抱いていない。
むしろ有料になった結果創作が安定するのなら、そのほうがいいと思っている。

ジャンルは女体化+異種姦とかなりのキワモノ。
女の子になって触手にめちゃくちゃにされ、卵を産み付けられる。
人によってはこれだけで吐き気を催しそうな内容だが
内臓を食い破るなどのグロテスクな表現は出てこないから安心してほしい。

催眠は心身を落ち着けた後、お姉さんの声に導かれて触手の洞窟に行くことになる。
現代催眠のような対話形式での催眠を得意とするYanh氏にしては
比較的古典的な要素が多く盛り込まれているように感じる。

女体化は変身するようなタイプではなく
触手に全身を覆われて少しずつ女性に変えられることになる。
どういった触手がどのようにして変化させていくかまでを
緻密に描写することで聴き手のイメージをうまく助けているのが良い。

エッチは主だった穴はもちろん、子宮の中まで犯されるハードなプレイ。
特に子宮に卵を産み付けられ、触手の子供を生み落すシーンなどは
催眠音声として前代未聞である。

こういった内容の場合、プレイにイメージが追い付かず
結果うまく絶頂できないケースが多い。
その点この作品は表現が細かすぎるほどに細かいから
少なくとも聴いていて訳が分からなくなることはないだろう。

ファンタジックな体験を比較的味わいやすい作品である。
催眠は深く、そして長く状態を保てるようにと色々な心遣いが感じられる。
今年発売された作品の中で、上位に食い込む一品であることには間違いない。

出演:紅月ことね
時間:110分
属性:M~ドM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★★

総合:★★★★★


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2013年11月07日

双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~

双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~

2009年8月に発売された、サークルみじんこの作品。

催眠音声の世界における伝説的な作品である。
DLsiteのダウンロード数は音声作品部門で堂々の1位。
というか、ダウンロード数1万を超えているのはこれとRSGしかない。

なぜそこまで売れるのか、最大の要因は双子システムにある。
2人の女の子が左右に陣取り、やり取りをするような形で進めていくこのシステムは
なんだかよくわからないが聴いているととても気分が良くなる。

さらにこの手の作品は極端に少ないから、売れるのは当然の結果だろう。
今年に入って他のサークルが若干似たような作品を作ったものの
まだまだ作品数的には数えるほどしかない。

催眠はこの双子の声を聴いていく形で進められる。
双子は年齢的に子供だから、割と好き放題言ってくるのだが
セリフの内容にいちいち耳を傾ける必要性は無い。
声を聴いていると心地よい、そんな気分に浸ることを優先してみてほしい。

途中に催眠と覚醒を繰り返すシーンがあり
そこでふとした瞬間に一気に落とされることになる。
なんというか、高層エレベーターの最上階から一気に下りるときに感じる
あの体がふわっとする感覚だ。
おそらく初めて体験するとタマヒュンものだろう。

エッチは双子に何度も絶頂させられることになる
不意を突いてくるような、無差別な声に頭を狂わされているうちに
股間に何かこみあげてくるものを感じるだろう。

つべこべ言わずにとりあえず聴いてみれ、と言えるほどに色々と安心感のある作品だ。
経験が浅ければ浅いほど、その素晴らしさに感動するに違いない。
私は今でも月に1回は聴いている。
昼飯1回分のお金でここまで楽しめるのは、催眠音声ならではと言えるだろう。

出演:誠樹ふぁん
時間:33分
属性:ややS~ややM

催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆

総合:★★★★★


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2013年11月06日

催眠ゲーム 〜術師の挑戦〜

催眠ゲーム ~術師の挑戦~

2010年7月に発売された、サークルエロトランスの作品。

催眠音声というやつは普通、聴き手は術者の言うことに従うことになるわけだが
これは逆に「従ってはいけない」と言われる面白い作品である。
こういった真逆のコンセプトを持った作品は、おそらく他に無い。

「そんなので催眠にかかれるのか?」普通の方ならそう思うだろう。
かく言う私も聴く前まではそうだった。
でも実際やってみると、いつの間にか催眠にかかっていることに気づくことになる。
まさに魔法をかけられたような感覚だ。

催眠は先に述べた通り、お姉さんの催眠にかからないように気を付けることになる。
彼女は「意識してはいけない」とか「イメージするな」とか
露骨なまでに警告を発してくる。
しかし催眠にかかるまいと思えば思うほど、心は疲れていき
やがて催眠にかかってしまうことだろう。
真逆の発想を持続することは、案外精神的に疲れるものだ。

エッチは催眠とは別の勝負として、エッチな事を想像しないようにする。
ここでも当然のようにお姉さんがエロい言葉や音で注意を引いてくるから
男なら普通勃起してしまうだろう。
お姉さんとの絡みらしいものは一切なく、イメージでイカせるように作られている。

「勝負」と言うと勝ちたくなる方もいるだろうが、負けたほうが楽しめるゲームである。
ただ最初から投げ出すのではなく、ある程度は抵抗してみたほうがいいだろう。
抵抗すればするほど、投げ出した時の解放感はより大きくなるはずだ。

意識と無意識の所在を上手に利用した素晴らしい作品と言えるだろう。

出演:誠樹ふぁん
時間:34分
属性:ややS~M

催眠:★★★★★
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★☆☆☆

総合:★★★★☆


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2013年11月05日

ヒプノマルチボイス

ヒプノマルチボイス

2013年9月に発売された、サークルエロトランスの作品。

催眠音声としては珍しく全編でバイノーラル録音が行われている作品だ。
元々バイノーラルは、昨年あたりから普通のエロボイスで使用されるようになり
耳かきや添い寝などのジャンルにおいて数々の名作を生み出している。
その風がいよいよ催眠にもやってきた。
来年はバイノーラル催眠の年になるのかもしれない。

作品の方はバイノーラルを最大限活用するために
声の動きや距離感にかなり気を使われている。
声が右へ左へスライドしたり、不意に位置を反転させたりとかなり目まぐるしい。
これ以前の催眠でも一応似たようなタイプの作品はあるのだが
バイノーラルの力で臨場感が段違いである。
軽く驚くような面白い感覚が味わえるだろう。

催眠は最初1人のお姉さんの声に耳を傾ける形で始まり
姉妹なのか分身なのかはよくわからないが
徐々に増えていくお姉さんの声の位置に意識を向けていくことになる。
全てのセリフを聴き取ることにはこだわらず、その流れに身を委ねてみてほしい。

エッチはお姉さんたちに組みしだかれ、全身を舐められることになる。
ここでもバイノーラルの効果は抜群で
特に耳舐めは彼女の吐息を間近で感じられるだろう。
複数の舐め音を同時に聴けるのも催眠音声としてはかなり珍しい。

ちなみに絶頂は何度も寸止めされてから迎えることになる。
うまく作品の流れに乗ることができていれば
ダムの水が決壊するような怒涛の快感が押し寄せることだろう。

バイノーラルの力を催眠で見事に見せつけてくれた名作である。
お姉さんの声に体中を包まれる感覚がこれほどまでに気持ちいいとは。
時間も短めで手ごろだし、何度も聴きたくなってしまうこと請け合いだ。

ただ、声の聴かせ方に「とりあえずやってみた」感があるのも否めない。
このあたりは次回作以降でより洗練されていくことを期待している。

出演:紗藤ましろ
時間:46分
属性:ノーマル~M

催眠:★★★★☆
エロ:★★★★★
コスパ:★★☆☆☆

総合:★★★★☆


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2013年11月04日

湖のサキュバスのマゾ犬調教催眠

湖のサキュバスのマゾ犬調教催眠

2013年11月に発売された、サークルMASOINWASHの作品。

「新規サークルの1作目は地雷」
私の中でそんな脳内ルールが定着しつつある昨今だが
サキュバスによる調教でことね様と、色々無難な印象がしたので買ってみた。

独自性を打ち出したところでほぼ成功は見込めないのだから
それならこういう型にはまったジャンルの方が買う側としては安心感がある。
元々エロボイスを作っているサークルだから
さすがにノイズがひどくて聴けないとかは無いだろう、そんな見込みもあった。

内容はサキュバスによる言葉責めと寸止め。
題名にある「マゾ犬」など相手を貶める言葉を投げかけられながら
射精できない苦しみに悶えることになる。

催眠はリラックスからイメージにつなぐ無難なパターン。
イメージは予想通り湖に行くことになる。
そこで霧に包まれて意識を失いながら、サキュバスのいる夢の世界へ行く流れだ。
導入パートの最後の最後、1回のカウントダウンのみで催眠にかけてくる。
そこでトランス状態に入れなかったら基本的にはアウトだ。
その後の深化パートは負け犬根性を植え付けてくるだけだから
特に催眠を深化させるような感覚は受けなかった。

エッチは罵声と寸止めで焦らしに焦らして最後に1回射精することになる。
サキュバスが汚い言葉を使って色々と罵ってくるのだが
よく聞いてみると同じ表現を何度も使いまわしていることに気付く。
特に序盤で「お前は私に射精を管理されて、許可無しではイけない」
みたいな内容を2分以上かけて2回連続で説明されたのには閉口した。

寸止めはお姉さんの声に合わせてチンコを扱くのと
カウントに合わせて扱くので2パターンある。
プレイの時間はそれなりに長いから、暴発しないように気を付けてほしい。
カウントでの寸止めは一定のリズムで数えるだけではなく
色々なタイプがあるのはなかなか面白い。

ことね様の演技は素晴らしかったのだが
それ以上にスクリプトの粗が目立つ作品である。
残念ながら私はトランス状態に入れなかった。

序盤に「人間の男はサキュバスには勝てない」と言っておきながら
エロでは「女に負けるなんて情けない」とサキュバスは言ってくる。
内容に矛盾が発生しているのは、流れを重視する催眠音声には致命的だ。

「催眠なめんな」とまではさすがに言わないが
もっと頑張ってほしいと切に願うところである。

出演:紅月ことね
時間:67分
属性:ややM~ドM

催眠:★★☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆

総合:★★☆☆☆


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