2018年09月25日
マゾヒスティック・リラクゼーション ~小悪魔メイドさんのとっても健全な催眠音声~
2018年09月に発売されたサークルキャンドルマンの作品。
前作のSissyが2017年7月だから1年2ヶ月ぶりの新作であるな。
しかも今回はエッチができないR-15を選んでる。
ドM御用達のサークルがわざわざ年齢指定を広げたのには訳があるのだろう。
それが知りたくなったんで早速聞いてみた。
この作品はキャラメリーゼなるメイドにそこそこエッチなご奉仕を受ける。
頭に角が生えてるってことは悪魔の類なのだろう。
でも作品内ではそれらしきことをまったくしない。
催眠は分割弛緩→深化&暗示と続く。
分割弛緩は耳→顔→首→肩→胸→腕→脚の順に一つずつ脱力する。
同時に両手を耳に当てて撫で続けてもいた。
効果音と暗示でリズムを取って入れやすくするのを狙ったのかもしれない。
M向けのことはこれといってしてこずえらく癒された。
深化&暗示は頭の中を脱力するついでに隷属の暗示を入れる。
頭が空っぽになって何も考えられない、考えられないから彼女にすべて任せるってな具合に
暗示の内容をちょこちょこ変えてスムーズに屈服させていた。
キャンドルマンは言葉選びが上手なサークルなんでこの手のアプローチは本当によく効く。
トランスの感覚も強めでなかないい気分に浸ることができた。
エッチは彼女にひざまずき、犬の芸をし、唾液を顔にかけられ、眠りにつく。
脈絡のないラインナップだがちゃんとひとつの流れができてるんで安心して欲しい。
最初のひざまずくシーンは立ったまま→前ががみ→土下座っぽい格好とイメージの中で体勢を変える。
本来ならば傅かれるべきメイドにそうすることでひとまず女性の下につく喜びを覚える。
彼女もそのお礼にキスや耳舐めをしてきてなかなか優しい。
調教よりはどうしようもないご主人様へのご奉仕に近かった。
犬の芸は四つん這いになりちんちんのポーズを取る。
人扱いされない時点でこっちのほうがずっとM向けだわな。
彼女がご褒美に唾を吐きかけるのもそれに拍車をかけてる。
事後に顔を舌で舐めて塗り拡げるほどの念の入れようだ。
そして極めつけは最後の寝かしつけである。
こちらをしきりに挑発してやる気にさせたところへ眠たくなる暗示を入れる無慈悲なプレイだ。
当然これまで溜まった欲求を発散できずに終わるわけで生殺し感が強い。
キャンドルマンは結局のところこれがやりたくてR-15にしたんじゃなかろうか。
生粋のドMじゃないと作れない気合の入った作品だ。
前半部分はじっくり時間をかけて深いトランスまで落とし後半でM向けの悪戯を仕掛ける。
R-18に比べてエロくないのは確かだがむずむず、うずうずするくらいのエロさは持ってる。
穏やかな雰囲気の中で惨めなことをやる点も面白い。
しっかし8年以上活動しててまだ新しいことをやってくるのだから大したもんだ。
今後も強烈な個性と発想力でこの業界をぐいぐい引っ張っていって欲しい。
出演:みもりあいの
時間:120分
属性:M~ドM
催眠:★★★★★
エロ:★★☆☆☆
癒し:★★★★☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★★☆
体験版はこちらから
2018年09月20日
deception
2018年09月に発売されたサークルftnr×kuroko.ぷろじぇくとの作品。
こいつもコミケ合わせの作品だな。
中の人が多忙だったのか落とす寸前だったらしい。
冬に比べて時間に余裕があるといっても社会人だと大変だわな。
シチュが好みだったんで聞いてみた。
この作品は婦警さんたちにエッチな尋問を受ける。
彼女たちが色仕掛けで吐かせるんじゃなくて痴漢の被害に遭った少女をおかずに楽しむ。
普段に比べてブランクの時間が長いあたりにサークルのテンパリ具合が見え隠れするな。
催眠はイメージor物理誘導→本誘導の順で行う。
最初の誘導はイメージだと電車に揺られる感覚を音とセリフで伝え
物理はメトロノームの音を鳴らしながら暗示を入れる。
テーマ性を優先するか入りやすさを優先するかってところだな。
自分にとっての向き不向きに合わせて好きに選ぶといい。
本誘導は婦警が用意した18の質問を順に答える。
はい、いいえ、黙秘しますの中から選ぶのだが音声では左の子が選んでた。
聞き手に自由に選ばせると思考力が働くからこうしたんだろう。
イエスセットを狙ってるのもある。
だが全部はいにすると違和感が出まくるってことでところどころに黙秘を挟んでた。
Dot-Spaceが以前無料で公開した[Enquete]って作品に似たアプローチであるな。
エッチは少女の後ろに回り込んで体を密着させたりオナニーする。
痴漢の実況見分を再現したもので直接触れずギリギリの線を楽しむって寸法だ。
イメージが鍵になるプレイなんでそれに関する暗示をぽんぽん入れてくる。
オナニーは少女が汗を拭ったばかりのハンカチをチンコに巻いてしごく変態チックなものだった。
もうちょい時間が欲しい気もするがやってることはなかなか背徳的でエロい。
普段に比べてやや粗が見られるがそれでも十分聞ける作品だ。
婦警たちと直接何かをする展開を避けて性感を煽り射精へ持っていく。
脅しや暴力を使わないから追い込まれていく感覚を純粋に楽しめるのも良い。
ってなわけで属性が合うなら買って損のない一品である。
出演:ftnr/kuroko.
時間:67分
属性:ややM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
体験版はこちらから
2018年09月15日
琴葉姉妹の体液でめちゃくちゃになる催眠音声
2018年08月に公開されたサークルヒプノンの作品。
ボイスロイドに読ませる催眠音声をいくつか作ってる人物だ。
ヒプノンは厳密に言うとサークル名じゃなくて製作者の名前にあたる。
琴葉姉妹が登場する作品が多いのは単に好きなのだろう。
時間が短かったんで本格的なコミケラシュが来る前にサクッと聞いてみた。
この作品は琴葉姉妹の体液を飲んで興奮や絶頂をする。
唾液や尿じゃなく母乳と汗を選んだのはちと意外であるな。
まあ汚物で揃えると聞き手のハードルが上がるから無難なチョイスとも言える。
催眠は深呼吸&脱力→深化と進む。
深呼吸と脱力は森の中で茜を見つけ村まで連れて行くストーリーに合わせて行う。
茜が「すー はー」を繰り返し葵は実況と暗示を担当していた。
生身の女性と同レベルとまではいかないが読み方の調整も頑張っててリラックスしやすい。
深化は茜を背負って歩く様子に10カウントダウンを数えさらに脱力させる。
その後に村から漂う甘い匂いにつられて幸せになるとも入れていた。
読み聞かせ形式の催眠だから暗示の入れ方もちと独特であるな。
でもやり方は理にかなってるんでトランスに入るのは容易いだろう。
エッチは茜の母乳を飲み、葵の汗を飲む。
体を何かしらの方法でいじることは一切ない。
状況描写、カウント、暗示を組み合わせて感度を上げていく王道のプレイである。
母乳は茜の乳首に口を近づけ加えた後は少しの間そのまま待機し
許可が出たところで5カウントダウンに合わせて吸う。
先程入れた幸福感をさらに膨らませて幸せイキさせようって寸法だ。
相性が悪いのか私はあんまし実感できなかった。
次の汗飲みは葵の足の指の間に唇を滑り込ませて味わう。
リアルでやったら衛生面に問題がある行為も催眠ならノーリスクだ。
母乳と同じくカウントダウンと追い込み暗示のセットでイかせる。
トランス誘導の際に匂いを意識させてたのだからここは汗臭さを暗示で入れてもよかったかもしれない。
一応ドライまで持っていけたが時間の短さ故に絶頂感は弱めであった。
作者のこだわりが見え隠れしてるなかなかよい一品である。
催眠は近頃流行りのストーリー形式にしてエッチで体液まみれにする。
つうても口だけだからそこまでアブノーマルってわけでもない。
主人公がMだからわざわざこういうプレイを選んだってところか。
業界が成熟した影響で無料の新作は数がめっきり減ってる。
今後も自分の好きなものを好きなペースで作り続けて欲しいものだ。
出演:琴葉茜/琴葉葵
時間:46分
属性:M
催眠:■■■■□
エロ:■■■□□
ダウンロードはこちらから
https://ci-en.jp/creator/1893/article/17195
ボイスロイドに読ませる催眠音声をいくつか作ってる人物だ。
ヒプノンは厳密に言うとサークル名じゃなくて製作者の名前にあたる。
琴葉姉妹が登場する作品が多いのは単に好きなのだろう。
時間が短かったんで本格的なコミケラシュが来る前にサクッと聞いてみた。
この作品は琴葉姉妹の体液を飲んで興奮や絶頂をする。
唾液や尿じゃなく母乳と汗を選んだのはちと意外であるな。
まあ汚物で揃えると聞き手のハードルが上がるから無難なチョイスとも言える。
催眠は深呼吸&脱力→深化と進む。
深呼吸と脱力は森の中で茜を見つけ村まで連れて行くストーリーに合わせて行う。
茜が「すー はー」を繰り返し葵は実況と暗示を担当していた。
生身の女性と同レベルとまではいかないが読み方の調整も頑張っててリラックスしやすい。
深化は茜を背負って歩く様子に10カウントダウンを数えさらに脱力させる。
その後に村から漂う甘い匂いにつられて幸せになるとも入れていた。
読み聞かせ形式の催眠だから暗示の入れ方もちと独特であるな。
でもやり方は理にかなってるんでトランスに入るのは容易いだろう。
エッチは茜の母乳を飲み、葵の汗を飲む。
体を何かしらの方法でいじることは一切ない。
状況描写、カウント、暗示を組み合わせて感度を上げていく王道のプレイである。
母乳は茜の乳首に口を近づけ加えた後は少しの間そのまま待機し
許可が出たところで5カウントダウンに合わせて吸う。
先程入れた幸福感をさらに膨らませて幸せイキさせようって寸法だ。
相性が悪いのか私はあんまし実感できなかった。
次の汗飲みは葵の足の指の間に唇を滑り込ませて味わう。
リアルでやったら衛生面に問題がある行為も催眠ならノーリスクだ。
母乳と同じくカウントダウンと追い込み暗示のセットでイかせる。
トランス誘導の際に匂いを意識させてたのだからここは汗臭さを暗示で入れてもよかったかもしれない。
一応ドライまで持っていけたが時間の短さ故に絶頂感は弱めであった。
作者のこだわりが見え隠れしてるなかなかよい一品である。
催眠は近頃流行りのストーリー形式にしてエッチで体液まみれにする。
つうても口だけだからそこまでアブノーマルってわけでもない。
主人公がMだからわざわざこういうプレイを選んだってところか。
業界が成熟した影響で無料の新作は数がめっきり減ってる。
今後も自分の好きなものを好きなペースで作り続けて欲しいものだ。
出演:琴葉茜/琴葉葵
時間:46分
属性:M
催眠:■■■■□
エロ:■■■□□
ダウンロードはこちらから
https://ci-en.jp/creator/1893/article/17195
2018年09月10日
催眠音声-ヤンデレ後輩ちゃんと甘々子作りレイプ
2018年08月に発売されたサークル暗中模索の作品。
年に二度あるコミケ作品ラッシュがいよいよ始まった。
この時期は大手を始め実力のあるサークルが新作をこぞって出すから心躍る。
一番手は暗中模索とみもり氏の定番タッグである。
作風からしてM度は低めだろうと予想したうえで聞いてみた。
この作品は最初から高感度MAXな後輩が先輩と子作りセックスに励む。
学校の仕事を手伝い音楽の好みを話し合ってるのだから仲はそれなりに良いのだろう。
でもそれだけじゃ他の女に取られるかもしれないから既成事実を作ろうって寸法だ。
つうてもヤンデレの王道に比べて随分手ぬるくしてある。
催眠は深呼吸→脱力→暗示と続く。
深呼吸は緑豊かな場所で後輩と共に寝転ぶイメージをしながら呼吸する。
6秒吸い、2秒止め、6秒吐き、1秒止めると言ってたが好きにやってもいいそうだ。
脱力は心と体の両方にバランスよく暗示を入れてくる。
元々実力のあるサークルだからこれだけでも軽いトランスに入れるだろう。
暗示は彼女の声を聞くほど幸福感が増す暗示を入れ
3カウントダウンを3セット数えてそれを膨らませ、最後に彼女が好き好き言ってくる。
ヤンデレによくある強引な愛情の押しつけを避けていた。
そういや催眠中は音質がモノラルに変わる。
彼女が事前に録音した音声を聞かせることになってて生声との違いを出すためだ。
好き好き言うところで音質が一気に上がってちと驚いた。
モノラルとバイノーラルをこういう手段で使い分ける作品はそうそうあるまい。
総合すると安定感のある催眠だな。
エッチは脳と乳首に快感を送って二度イかせてから念願の子作りに進む。
最初のプレイはピンク色の泡が弾けるイメージをし
そこへ口から発する音を立て続けに鳴らして感度を上げる珍しいものだ。
口を閉じてから空気を送り込んで開けると「ぽっ」という軽い破裂音が鳴るだろう?
それに暗示を込めて快感を積み重ねていくことになる。
ヤンデレらしさはあまりないがドライ誘導としてなかなか良い責めである。
ターゲットが上半身に絞られてるから純粋なドライが迎えられるだろう。
子作りセックスの前にこれを持ってきたのは催眠らしさを維持するためだろうな。
セックスはチンコを取り出し、手コキでもうちょっと硬くしてから挿入する。
体を器具で拘束してくるかと思いきやそんなこともなく主人公はずっとなすがままであった。
トランス誘導時に脱力させてるから不要と踏んだのかもしれない。
こっちは喘ぎ声や効果音を鳴らすエロボイスに近いプレイをしてた。
中出しによるスリルや背徳感もくすぐってこず普通に抜かせようってことだな。
もうちっとヤンデレに寄せてほしかった気もするが女性向けにわざと手控えた可能性がある。
私はどっちかというと最初のプレイのほうが満足できた。
コミケに合わせて出すだけのことがある良い作品だ。
後輩の愛の深さを強調する代わりにヤンデレ色を軽くしてある。
ゾクゾク感は薄めだがトランスやドライの感覚は十分満喫できるだろう。
出演:みもりあいの/和水創太
時間:71分
属性:ややM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★☆
体験版はこちらから
2018年09月05日
【催眠音声】宝石蜂の寄生生殖
2018年09月に発売されたサークルDot-Spaceの作品。
実在する虫の生態をモチーフにした作品らしい。
気になったんで試しにググってみたらヤバそうなのが出てきた。
耐性のない人は名前と画像をチラ見しただけで吐き気がするかもしれない。
そんなものを催眠にどう落とし込んでるか興味が湧いて早速聞いてみた。
この作品はよい子のいきもの教室なるイベントでお姉さんが宝石蜂にちなんだ催眠をかける。
捕まえた相手の体内に卵を生んで子供の養分にする蜂らしい。
んで我々はその獲物になりきりイキ狂おうって寸法だ。
まぁネタはかなりのゲテモノだわな。
催眠はストレッチ&深呼吸→カウントによる深化→麻酔の注入と進む。
深呼吸は両腕を頭の上に伸ばしてから呼吸に意識を向けてやる。
合図は出さずにリラックスを促進する暗示を入れていた。
その後の深化も3カウントダウンを合計4セットこなして結構な深さまで落とす。
麻酔の注入は覆い被さってきたお姉さんが「ちくっ」を合図に体が痺れる暗示を入れ
さらに頭に指を突っ込んでると思しき描写に気持ちよくなる暗示を交える。
やることはかなーりぼかして暗示を厚めにしてあった。
以前に作ったマインドイーターのノウハウを活かしてさらに蕩かす。
レビューを読むとうへぇって思えることでも音声なら割とまろやかだから面白い。
事前にきちりと深化させて暗示を受け入れやすい体勢を整えたからだろう。
脳内物質がドクドクと溢れてる感覚がして気持ちよかった。
エッチは尻穴から卵を産み落とし、生まれてくる娘に内側から体を食われ、心だけ同化したまま全身を舐められる。
相変わらず表現がマイルドなものばかりでトランス状態を維持しやすい。
体を食われるシーンもキスを連発するだけでグロさは全然なかった。
アナルに意識を集中させながらやるんでチンコよりもそっちが気持ちよくなるだろうな。
卵を入れられたところで1回、食われるところで複数回ドライ絶頂する。
同化は精神だけの存在になった主人公が女王蜂の娘になりきって責められる。
女王の声が左右に分離し似た内容のセリフを若干違う表現で同時に言ってきた。
顔→唇→乳首→腰→マンコ&アナルってな具合に移動させてその都度ちゅぱ音を鳴らす。
娘の視点で実況や感覚支配の暗示を入れるんで女体化音声経験者のほうが向いてるだろう。
産卵や食われるパートのほうが私は気持ちよかった。
多くの人が忌避しそうなことを敢えてやり遂げる作品だ。
通常なら残酷な思いをするはずの獲物になりきって気持ちいい体験をする。
デメリットを快楽で塗りつぶすあたりがちと強引にも思えるのだが
催眠はちゃんとかかれるしエッチもドライできるように作られてる。
気持ちよくなるはずがないシチュでそうなるスリルもそれなりに味わえた。
しっかしこういう無茶なことを自ら進んでやるとは相当なMであるなぁ。
中の人が成長し自信をつけたのだろう。
人を選ぶがモノはいいので気になった諸君は試してみてくれ。
出演:逢坂成美
時間:80分
属性:ドM
催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★★☆
体験版はこちらから
2018年08月31日
恋人催眠 オナックス feat. 五十嵐ナナコ
2013年12月に発売されたサークルメルティービーンズの作品。
今のところサークル内で2番目に売れてる作品であるな。
作品名、ジャンルタグ、説明文から催眠音声と大々的に謳ってる。
だが催眠を疎かにしてエッチばかりする作品は地雷の可能性も高い。
キャンペーンで丁度半額だったから試しに聞いてみた。
この作品は既に付き合ってる女性と催眠を含んだエッチをする。
主人公が浮気してるわけではなさそうだが彼女としてはもっと好きになってほしいようだ。
本を少し読んだ程度で使いこなせたら誰も困らないんだがね。
催眠は暗示1→脱力→深呼吸→暗示2と続く。
暗示1は「いっぱい」「気持ちよくしてあげる」を左右から交互に何度も言うだけだ。
脱力は肩→腕→両足の順に意識を向けて力が抜けると言ってくる。
催眠音声でよくやる分割弛緩法の表面を真似ただけの薄っぺらいものである。
深呼吸も彼女の息に合せてするだけなんで催眠と呼ぶのはちと厳しいわな。
最後の暗示2も「いっぱい」「気持ちいい」を連呼するだけで技術とは縁遠い。
催眠音声ってやつは約めて言えば技術の集積体だ。
世に名作と呼ばれる作品たちはいずれも高度な技術が使われてる。
技術自体がありきたりだったとしてもテーマとの絡め方や独自性に優れてるものは多い。
だがこの作品はそもそも技術が皆無に等しい。
催眠の技術を使うのが常の催眠音声でそれがなかったら何も始まらんよ。
結局トランスとは無縁の状態でエッチを聞く羽目になった。
エッチは乳首をいじり、チンコをいじり、セックスするだけだ。
どのパートもあんあん喘いでエッチな音を鳴らすだけだからこれっぽっちも催眠じゃない。
彼女がエッチの冒頭で「催眠をかけちゃうよ」と言ってたからようやく始まるのかと思ってたら
最後の最後までそれらしきことをしなくて心底がっかりした。
催眠と無関係なことをやる音声をなぜ催眠音声と言い立てるのか私にはまったく理解できない。
催眠とは何か、催眠音声とは何かを少しでも勉強すれば少なくともこういうものは生まれないはずだ。
まあ作者がろくに理解してないからなんだろうが人を騙して金を巻き上げて何が楽しいのかねぇ。
ってなわけで半額でもおすすめできない代物だった。
このサークルはもう催眠音声を作ってないようだから今後被害に遭う人はほとんどおるまい。
出演:五十嵐ナナコ
時間:108分
属性:ノーマル
催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★☆☆☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:☆☆☆☆☆
体験版はこちらから
2018年08月26日
MSOT.Append.01
2018年08月に発売されたサークルEs_Labの作品。
前回の冬コミで出した作品の続編であるな。
エッチがPC筋トレーニングからアナルセックスへパワーアップしてる。
わざわざ01と銘打ってるつうことは02もゆくゆく出す予定なのだろう。
M度が高そうなんで期待しながら聞いてみた。
この作品は花表 咲らなる店員に男の娘化の催眠をかけられる。
体は男のままにして心を女に近づけようって寸法だ。
女体化ではやりにくかったオナニーを標準搭載できるのがメリットであるな。
さらにメス堕ち気分も味わわせて心を煽ってくる。
催眠は深呼吸→音を使った脱力→揺さぶり→暗示と続く。
深呼吸は最初に1~4で吸い5~8で吐くのを繰り返しペースを掴めた後は脱力終了までやる。
トランス誘導の時間が15分くらいしかないから効率を上げたのだろう。
脱力は前作にも登場した音を鳴らしながら力が抜ける暗示を入れる。
バイノーラルビートを加えてあるのかえらくぶるぶる震える音であった。
揺さぶりは30カウントダウンで深化し3カウントアップで半覚醒するのを2度繰り返す。
1回目は数字を一緒に数えながらやる指示を出してた。
暗示は彼女の言葉にすんなり従える暗示を入れてから男の娘化に移る。
チンコに対して好印象を抱かせようと働きかけてるのはエッチを見据えてのことだろう。
私は前作を聞いてたからするするとトランスに入れた。
エッチはアナルセックスをしながら自分で乳首をいじる。
実況と感度が上がる暗示をバランスよく入れ時々「おちんぽ様」と言わせてた。
アナルに意識を集中させてくるから次第にヒクついてくる。
絶頂時にカウントを数えてくれないのはちと残念だがドライの感覚もなかなかであった。
そういえばこれらをやった後により男の娘化が進む暗示だけを入れるパートがある。
催眠よりも洗脳に近い内容で頭の中を犯される気分が結構味わえた。
あんまり聞きすぎると現実世界でもチンコに対する認識が変わってしまうからほどほどにしたほうがいい。
前作の特徴を踏襲したうえでステップアップしてる作品だ。
催眠は必要なことだけをできるだけ手短に行いエッチで男の娘化を推し進める。
チンコに一切触れないんで体の気持ちよさはほどほどだが心にガッツリくる。
アネロスやエネマグラを挿入して聞けばより楽しめるだろう。
ってなわけで期待通りの良い一品であった。
今後も女体化とは違うサークル独自の路線を歩んで欲しいものだ。
出演:杏子御津
時間:58分
属性:M
催眠:★★★★★
エロ:★★★★☆
コスパ:★★★★☆
総合:★★★★☆
体験版はこちらから
2018年08月21日
ふたなり人妻の逆レイプでメスイキしちゃう~催眠セックス体験コース~
2018年06月に発売されたサークル女の子至上主義の作品。
CG集から催眠音声に転向してきたサークルだ。
女体化させてからふたなり女性に処女を散らされる。
ふたなりでセックスだけやるってのはちともったいない気もするが男を出したくなかったのだろう。
値段が安かったんで偵察を兼ねて聞いてみた。
この作品は研修中の催眠術師が女体化メスイキ逆レイプコースをする。
主人公はロリハーレム希望だったそうだが彼女に押し切られて結局了承した。
セールストーク中に予備催眠でもかけるのかと思いきや普通に話すだけである。
催眠音声で催眠の時間が短いものは1秒たりとも無駄にできないのだがな。
催眠は女体化のイメージだけする。
草原で母親に本を読まれてた少女が小学生→中学生と成長し生理を迎える。
ぼちぼち初セックスしたいところだが同年代の男子は子供っぽくてよろしくない。
そこで友人の母親にあたる女性を相手に選ぶって寸法だ。
まあなんだ、これじゃ催眠になってないわな。
聞き手をトランスに誘導する部分をざっくり端折って女体化っぽいことだけやってる。
これでもしトランスに入れる人がいたら完全に自己暗示のおかげであるよ。
必要最低限のことすらやってない音声を催眠音声と呼ぶのはやめていただきたいものだ。
エッチは友人の母親と二人きりになりセックスだけする。
その前に服を脱がせ合うシーンがあって術師が色々実況してくれるが
そもそもトランスに入れてない時点でそれらすべてが無駄なんだよな。
こっちを頑張る暇があるならまず催眠をかけてくれ。
セックスも前戯一切なしに始めて主人公がまったく痛がらないから困ったものだ。
友人の母親もそれなりにしゃべるし催眠音声から色々とかけ離れてる。
当然ドライはおろかまったく気持ちよくなれずに終わった。
最後のほうに中出しシーンがあってそれに合わせてドライオーガズムを迎える。
何をどう考えればこれを催眠音声と言えるのか本気で訊きたい作品だ。
催眠がボロッボロでエッチもそれを巻き返そうとしてない。
これだけ多くの催眠音声が出回ってるのになぜそれらを手本にしないのか謎である。
応用に取り掛かるのは熟練者になってからで初心者はまず基本を固めたほうがいい。
ってなわけでよろしくない代物だった。
とりあえず次回作は催眠のことをもっと勉強してから手を付けてくれ。
出演:口谷亜夜
時間:37分
属性:ややM
催眠:☆☆☆☆☆
エロ:★★☆☆☆
コスパ:★★★★☆
総合:☆☆☆☆☆
体験版はこちらから
2018年08月16日
イキ戻り!-∞すんどめ催眠-
2018年02月に発売されたサークルカジハラエムの作品。
チクニーと女体化ばかりやってたサークルがようやく方向転換してきた。
セルフなしでの寸止めに挑戦してる。
自分の得意ジャンルを持つのはもちろんいいことなんだが
カジハラ氏の場合はむしろ足枷になってきた気がする。
この作品は謎の女性に催眠をかけられエッチしながら寸止めを繰り返す。
彼女によるとイキ戻りは射精の直前から一瞬で平常時に戻ることを意味するらしい。
男は射精直前に刺激を控えれば普通は収まるからそれを催眠でやってみようって寸法だ。
普通にオナニーしたら効果がわからないんでいじらずに行う。
催眠は深呼吸→分割弛緩→カウントによる深化と続く。
深呼吸は4分くらい続けながら彼女が暗示をちょこちょこ入れる。
分割弛緩も右腕→左腕→右脚→左脚→頭→心の順に深呼吸と同時にやっていた。
いかんせん時間が短いからこうでもしないとトランス誘導が難しくなる。
深化は3カウントダウンを3セット数えてから落ちる暗示を何度も言う。
同じセリフを使い回すんじゃなく表現を色々変えていた。
ことね様の演技も相変わらず安定していて心地いい。
オリジナリティに乏しいが入りやすい催眠であった。
エッチは彼女が体を撫でフェラやセックスをする。
その間に10カウントアップをちょくちょく挟み、9まで数えたら0に戻すのを繰り返してた。
カウントを連呼するだけだとつまらんし興奮しないだろうってことで効果音をガンガン鳴らし喘ぎまくる。
エロボイスと催眠を半々くらいにしたエッチであるな。
感度を上げたりプレイを主観的に楽しませる暗示がほとんどないので
催眠の効果でイクのとはちと違うかもしれない。
でも催眠音声ってエロくないよなーと思ってる人にはこれくらいがよさそうだ。
良し悪しってよりは好みの問題じゃないかねぇ。
一通り続けた後10カウントアップで射精する。
エッチが催眠からちと離れてる点を除けば概ね良好な作品だ。
催眠は時間とやることをできるだけ削ってエッチを長くしてある。
イキ戻りが目的の作品でエッチがしょぼかったら話にならんし良い判断だと思う。
だがチンコに手を一切触れずに射精するってのはハードルが高いわな。
ってなわけでまずまずの満足感が得られた。
カジハラ氏は妙なこだわりがあるせいで品質が落ちてることが割とあるから
それを見直せば少なくとも今よりはいい作品ができると思うぞ。
出演:紅月ことね
時間:50分
属性:ややM
催眠:★★★★☆
エロ:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
体験版はこちらから
2018年08月11日
第9弾
2010年04月に公開されたサークルすくりぷてっどこねくしょんの作品。
他の作者が書いた台本にAtA氏が手を加えて生まれた作品だ。
大本の作者が別人なんでいつものすくりぷとは作風がえらく違う。
主人公が女子校の生徒なのがその最たるところだな。
正式名称はSexual Harassment Councelorだそうだ。
この作品は恋煩いをしてる女子が保健の先生に相談する。
好きな相手は同じ学校に通ってる女の先輩らしく告白すべきか迷ってるそうだ。
リアル世界でこういうことがあるのかはよく知らんが百合百合した展開であるな。
その気持ちを汲み取りつつ、つまみ食いする先生もそっちの世界の住人なのだろう。
催眠は深呼吸&脱力→マッサージのイメージと進む。
脱力は深呼吸を自分の好きなペースでしながら肩→首→下半身→膝→顔の順にやる。
暗示はそこそこで実際に体を動かすストレッチ形式だ。
先生のセリフが普通の会話に近く無名の作者にしてはよくできてる。
マッサージは意中の相手をイメージしてから背中と腰を先生に揉まれる。
腰と言ってるのにちゃっかり尻をいじるあたりがセクハラっぽいな。
トランスの深度はそれなりでリラックスをとにかく頑張ってた。
エッチは告白の練習をし、意中の女性とエッチしてる様子を妄想し、先生におもちゃで責められる。
プレイの客観実況を中心にところどころで感度を上げる暗示を入れ
十分に高まったところでカウント+追い込み暗示でイかせる割かしシンプルなものだ。
まあシチュが変わってるから問題なかろう。
最初は20カウント、その後は5カウントで小刻みに絶頂する。
女同士のエッチを除けば無難にまとまってる作品だ。
女子の悩みを解決するカウンセリングの中に催眠を溶け込ませてる。
深化がちと弱い気もするが導入やエッチは内容に沿っててなかなかに良い。
女体化を挟んでないのは結局のところそうする必要がないと判断したのだろう。
百合系つうてもイメージが中心だから男のままでもやることはさして変わらない。
男子生徒をわざわざ女体化させてエッチするとなると今度はストーリーの整合が難しくなる。
カウンセリングっぽさを最優先したらこうなりましたってことだろうな。
ってなわけでそれなりに楽しめるものだった。
催眠音声はこのところ有料が優勢で無料の新作はなかなか出ない。
新作を追うのも結構だがたまには旧作も味わってみてはいかがだろうか。
出演:星野ゆん
時間:54分
属性:ノーマル
催眠:■■■■□
エロ:■■■□□
ダウンロードはこちらから
http://107baknyuata.blog110.fc2.com/blog-date-200712.html
他の作者が書いた台本にAtA氏が手を加えて生まれた作品だ。
大本の作者が別人なんでいつものすくりぷとは作風がえらく違う。
主人公が女子校の生徒なのがその最たるところだな。
正式名称はSexual Harassment Councelorだそうだ。
この作品は恋煩いをしてる女子が保健の先生に相談する。
好きな相手は同じ学校に通ってる女の先輩らしく告白すべきか迷ってるそうだ。
リアル世界でこういうことがあるのかはよく知らんが百合百合した展開であるな。
その気持ちを汲み取りつつ、つまみ食いする先生もそっちの世界の住人なのだろう。
催眠は深呼吸&脱力→マッサージのイメージと進む。
脱力は深呼吸を自分の好きなペースでしながら肩→首→下半身→膝→顔の順にやる。
暗示はそこそこで実際に体を動かすストレッチ形式だ。
先生のセリフが普通の会話に近く無名の作者にしてはよくできてる。
マッサージは意中の相手をイメージしてから背中と腰を先生に揉まれる。
腰と言ってるのにちゃっかり尻をいじるあたりがセクハラっぽいな。
トランスの深度はそれなりでリラックスをとにかく頑張ってた。
エッチは告白の練習をし、意中の女性とエッチしてる様子を妄想し、先生におもちゃで責められる。
プレイの客観実況を中心にところどころで感度を上げる暗示を入れ
十分に高まったところでカウント+追い込み暗示でイかせる割かしシンプルなものだ。
まあシチュが変わってるから問題なかろう。
最初は20カウント、その後は5カウントで小刻みに絶頂する。
女同士のエッチを除けば無難にまとまってる作品だ。
女子の悩みを解決するカウンセリングの中に催眠を溶け込ませてる。
深化がちと弱い気もするが導入やエッチは内容に沿っててなかなかに良い。
女体化を挟んでないのは結局のところそうする必要がないと判断したのだろう。
百合系つうてもイメージが中心だから男のままでもやることはさして変わらない。
男子生徒をわざわざ女体化させてエッチするとなると今度はストーリーの整合が難しくなる。
カウンセリングっぽさを最優先したらこうなりましたってことだろうな。
ってなわけでそれなりに楽しめるものだった。
催眠音声はこのところ有料が優勢で無料の新作はなかなか出ない。
新作を追うのも結構だがたまには旧作も味わってみてはいかがだろうか。
出演:星野ゆん
時間:54分
属性:ノーマル
催眠:■■■■□
エロ:■■■□□
ダウンロードはこちらから
http://107baknyuata.blog110.fc2.com/blog-date-200712.html